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第七十話:銀流都市への道、隊商の警告
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翠(みどり)の隠れ里の、あの温かい記憶を胸に、私は、ローワン様が示してくれた西への道を、一人、歩き続けていた。
彼女がくれた鹿革の外套(マント)は、朝晩の冷え込みや、時折、吹き抜ける風から、私の身をしっかりと守ってくれる。
革袋の中の食料も、少しずつ、大切に消費しながら、数日が過ぎた。
道は、以前の山越えや、森の奥深くの獣道とは違い、比較的、整備されている。
もっとも、それは、「比較的」というだけで、石畳などあるはずもなく、雨が降れば、すぐにぬかるみになるような、土の道だったけれど。
それでも、人の往来が、わずかながらでもあることを示していた。
私は、アレンさんの本で得た知識と、これまでの経験を活かし、夜は、できるだけ人目につかない場所を選んで野営し、昼間は、警戒を怠らずに進んだ。
『聖なる力』の練習も、欠かさなかった。
特に、あの、癒やしの光。
疲れた足に、その光を当てると、不思議と、痛みが和らぎ、また、次の一歩を踏み出す力が湧いてくる。
この力は、私の、大きな支えになっていた。
そんな旅が、三日ほど続いた頃だろうか。
道の向こうから、ゆっくりと、こちらへ近づいてくる、複数の人影と、荷馬車の列が見えた。
隊商(キャラバン)だ。
私は、咄嗟に、道の脇の草むらに身を隠し、彼らの様子をうかがった。
荷馬車は二台。
それを引くのは、疲れ切った様子の馬。
荷台には、様々な商品らしきものが、うず高く積まれている。
そして、その周りを、数人の、屈強そうな、しかし、やはり疲れた顔をした傭兵たちが、武器を手に、護衛していた。
先頭には、商人風の、恰幅(かっぷく)の良い中年の男が、心配そうに、周囲を見回しながら歩いている。
彼らは、私と同じ、銀流都市を目指しているのかもしれない。
私は、しばらく迷った。
彼らに、声をかけるべきか、どうか。
一人旅は、危険が多すぎる。
でも、見ず知らずの隊商に、同行を許してもらえるだろうか?
私が、そう思い悩んでいると、運悪く、隊商の一番近くを歩いていた傭兵が、草むらに潜む私に気づいた。
「……ん?
誰だ、そこにいるのは!」
鋭い声と共に、傭兵が、剣の柄に手をかける。
まずい……!
私は、慌てて草むらから姿を現し、両手を上げて、敵意がないことを示した。
「……すみません!
驚かせるつもりは……。
ただの、旅の者です」
私の姿を見て、傭兵たちは、あからさまに、警戒の色を浮かべた。
商人風の男――マーカスと名乗った彼は、馬を止め、厳しい目で、私を値踏みするように見つめる。
「……小娘が、一人で、こんな道をか?
どこへ行くつもりだ?」
「……銀流都市へ、向かっています」
「銀流都市……?
ほう。
我々と同じだな。
……しかし、この道は、最近、物騒でな。
一人旅は、あまりにも危険すぎるぞ」
マーカスは、そう言うと、何か、思案するような顔をした。
そして、私に、意外な言葉をかけてきたのだ。
「……もし、あんたさえ良ければ、我々の隊商と、一緒に行かないか?
もちろん、ただ働きさせるつもりはない。
だが、人数は、多いに越したことはないからな。
お互い、助け合いだ。
どうだろう?」
彼の申し出は、渡りに船だった。
でも、同時に、警戒心も捨てきれない。
彼の目に、何か、裏があるのではないか……?
「……ありがとうございます。
でも、私に、何か、お手伝いできることがあるでしょうか?」
「ははは、謙虚なことだ。
まあ、見張り役が一人増えるだけでも、助かるのさ。
それに、万が一の時は、あんたも、自分の身くらいは、自分で守ってもらわんとな」
マーカスは、豪快に笑った。
その笑顔には、サイラスのような、底知れない不気味さは、感じられない。
ただ、商売人特有の、抜け目のなさと、そして、旅の厳しさを知る者の、現実的な顔があるだけだ。
私は、彼の申し出を受けることにした。
一人で進むよりは、ずっと、安全なはずだ。
こうして、私は、マーカスと名乗る商人の、小さな隊商に、同行させてもらうことになった。
彼らは、数日前に、近くの村で商品を仕入れ、それを、銀流都市で売りさばくために、旅をしているのだという。
道中は、決して、楽なものではなかった。
私は、荷馬車の横を歩き、他の傭兵たちと共に、周囲の警戒にあたった(もちろん、私の警戒など、気休めにしかならないだろうけれど)。
夜は、彼らと一緒に、焚火を囲み、粗末な食事を共にした。
傭兵たちは、最初は、私を、物珍しそうに見ていたが、私が、黙々と自分の役割を果たし、余計な口出しをしないとわかると、次第に、当たり障りのない会話を交わすようになってきた。
彼らとの会話や、マーカス自身の話から、私は、この辺りの状況について、いくつかの、重要な情報を得ることができた。
ローワン様の言っていた通り、この街道筋も、最近、特に、物騒になっているらしい。
『赤牙(せきが)』と呼ばれる、残忍な盗賊団が、頻繁に出没し、小さな隊商や、一人旅の者を襲っているのだという。
そして、彼らは、ただ金品を奪うだけでなく、抵抗する者は、容赦なく殺害し、若い女は、どこかへ連れ去ってしまう、という、恐ろしい噂もあった。
その話を聞いた時、私は、背筋が凍る思いだった。
もし、私が、一人でこの道を進んでいたら……。
そんなある日、隊商が、森の中の、少し開けた場所を通りかかった時のこと。
道の脇に、無惨に壊された荷馬車の残骸と、そして、新しく土が盛られた、いくつかの小さな塚があるのを見つけた。
「……やられたんだな」
マーカスが、苦々しげに呟いた。
「おそらく、数日前のことだろう。
……赤牙の仕業に違いねえ」
傭兵たちも、険しい顔で、周囲を警戒している。
荷馬車の残骸は、まだ新しく、あたりには、血の匂いさえ、微かに残っているような気がした。
これが、この世界の、現実。
力のない者は、こうして、簡単に、命を奪われていく。
私は、改めて、自分の力のなさと、そして、この世界の厳しさを、思い知らされた。
その夜、野営地で、マーカスは、私に、声をかけてきた。
「ミキ。
銀流都市は、もう、目と鼻の先だ。
おそらく、明日の昼過ぎには、着くだろう。
……町に着いたら、我々とは、ここでお別れだ」
「……はい。
短い間でしたが、本当に、ありがとうございました」
「礼には及ばんよ。
……ただ、一つだけ、忠告しておく。
銀流都市は、大きな町だ。
様々な人間が出入りし、仕事も、機会も、たくさんあるだろう。
だが、その分、危険も多い。
お前さんのような、若い娘が一人で生きていくのは、容易なことじゃない。
十分に、気をつけるんだぞ」
マーカスの言葉には、商売人としての計算高さだけではない、どこか、父親のような、温かい響きがあった。
私は、彼の言葉を、胸に刻んだ。
翌日。
マーカスの言った通り、昼過ぎに、私たちは、ついに、銀流都市の、巨大な城壁を、目にすることができた。
水車の町よりも、さらに、大きく、活気に満ちた、本物の「都市」。
私は、そこで、何を見つけ、何を得て、そして、どんな運命に出会うのだろうか。
期待と、不安が、入り混じる。
マーカスと、傭兵たちに別れを告げ、私は、一人、銀流都市の、大きな門へと、足を踏み入れた。
サイラスの影、アレンさんの謎、そして、私の、この『聖なる力』……。
解決しなければならない問題は、山積みだ。
私は、都市の喧騒の中に、一歩、また一歩と、進んでいく。
新たな希望と、そして、より大きな危険が待ち受ける、この、銀流都市で。
彼女がくれた鹿革の外套(マント)は、朝晩の冷え込みや、時折、吹き抜ける風から、私の身をしっかりと守ってくれる。
革袋の中の食料も、少しずつ、大切に消費しながら、数日が過ぎた。
道は、以前の山越えや、森の奥深くの獣道とは違い、比較的、整備されている。
もっとも、それは、「比較的」というだけで、石畳などあるはずもなく、雨が降れば、すぐにぬかるみになるような、土の道だったけれど。
それでも、人の往来が、わずかながらでもあることを示していた。
私は、アレンさんの本で得た知識と、これまでの経験を活かし、夜は、できるだけ人目につかない場所を選んで野営し、昼間は、警戒を怠らずに進んだ。
『聖なる力』の練習も、欠かさなかった。
特に、あの、癒やしの光。
疲れた足に、その光を当てると、不思議と、痛みが和らぎ、また、次の一歩を踏み出す力が湧いてくる。
この力は、私の、大きな支えになっていた。
そんな旅が、三日ほど続いた頃だろうか。
道の向こうから、ゆっくりと、こちらへ近づいてくる、複数の人影と、荷馬車の列が見えた。
隊商(キャラバン)だ。
私は、咄嗟に、道の脇の草むらに身を隠し、彼らの様子をうかがった。
荷馬車は二台。
それを引くのは、疲れ切った様子の馬。
荷台には、様々な商品らしきものが、うず高く積まれている。
そして、その周りを、数人の、屈強そうな、しかし、やはり疲れた顔をした傭兵たちが、武器を手に、護衛していた。
先頭には、商人風の、恰幅(かっぷく)の良い中年の男が、心配そうに、周囲を見回しながら歩いている。
彼らは、私と同じ、銀流都市を目指しているのかもしれない。
私は、しばらく迷った。
彼らに、声をかけるべきか、どうか。
一人旅は、危険が多すぎる。
でも、見ず知らずの隊商に、同行を許してもらえるだろうか?
私が、そう思い悩んでいると、運悪く、隊商の一番近くを歩いていた傭兵が、草むらに潜む私に気づいた。
「……ん?
誰だ、そこにいるのは!」
鋭い声と共に、傭兵が、剣の柄に手をかける。
まずい……!
私は、慌てて草むらから姿を現し、両手を上げて、敵意がないことを示した。
「……すみません!
驚かせるつもりは……。
ただの、旅の者です」
私の姿を見て、傭兵たちは、あからさまに、警戒の色を浮かべた。
商人風の男――マーカスと名乗った彼は、馬を止め、厳しい目で、私を値踏みするように見つめる。
「……小娘が、一人で、こんな道をか?
どこへ行くつもりだ?」
「……銀流都市へ、向かっています」
「銀流都市……?
ほう。
我々と同じだな。
……しかし、この道は、最近、物騒でな。
一人旅は、あまりにも危険すぎるぞ」
マーカスは、そう言うと、何か、思案するような顔をした。
そして、私に、意外な言葉をかけてきたのだ。
「……もし、あんたさえ良ければ、我々の隊商と、一緒に行かないか?
もちろん、ただ働きさせるつもりはない。
だが、人数は、多いに越したことはないからな。
お互い、助け合いだ。
どうだろう?」
彼の申し出は、渡りに船だった。
でも、同時に、警戒心も捨てきれない。
彼の目に、何か、裏があるのではないか……?
「……ありがとうございます。
でも、私に、何か、お手伝いできることがあるでしょうか?」
「ははは、謙虚なことだ。
まあ、見張り役が一人増えるだけでも、助かるのさ。
それに、万が一の時は、あんたも、自分の身くらいは、自分で守ってもらわんとな」
マーカスは、豪快に笑った。
その笑顔には、サイラスのような、底知れない不気味さは、感じられない。
ただ、商売人特有の、抜け目のなさと、そして、旅の厳しさを知る者の、現実的な顔があるだけだ。
私は、彼の申し出を受けることにした。
一人で進むよりは、ずっと、安全なはずだ。
こうして、私は、マーカスと名乗る商人の、小さな隊商に、同行させてもらうことになった。
彼らは、数日前に、近くの村で商品を仕入れ、それを、銀流都市で売りさばくために、旅をしているのだという。
道中は、決して、楽なものではなかった。
私は、荷馬車の横を歩き、他の傭兵たちと共に、周囲の警戒にあたった(もちろん、私の警戒など、気休めにしかならないだろうけれど)。
夜は、彼らと一緒に、焚火を囲み、粗末な食事を共にした。
傭兵たちは、最初は、私を、物珍しそうに見ていたが、私が、黙々と自分の役割を果たし、余計な口出しをしないとわかると、次第に、当たり障りのない会話を交わすようになってきた。
彼らとの会話や、マーカス自身の話から、私は、この辺りの状況について、いくつかの、重要な情報を得ることができた。
ローワン様の言っていた通り、この街道筋も、最近、特に、物騒になっているらしい。
『赤牙(せきが)』と呼ばれる、残忍な盗賊団が、頻繁に出没し、小さな隊商や、一人旅の者を襲っているのだという。
そして、彼らは、ただ金品を奪うだけでなく、抵抗する者は、容赦なく殺害し、若い女は、どこかへ連れ去ってしまう、という、恐ろしい噂もあった。
その話を聞いた時、私は、背筋が凍る思いだった。
もし、私が、一人でこの道を進んでいたら……。
そんなある日、隊商が、森の中の、少し開けた場所を通りかかった時のこと。
道の脇に、無惨に壊された荷馬車の残骸と、そして、新しく土が盛られた、いくつかの小さな塚があるのを見つけた。
「……やられたんだな」
マーカスが、苦々しげに呟いた。
「おそらく、数日前のことだろう。
……赤牙の仕業に違いねえ」
傭兵たちも、険しい顔で、周囲を警戒している。
荷馬車の残骸は、まだ新しく、あたりには、血の匂いさえ、微かに残っているような気がした。
これが、この世界の、現実。
力のない者は、こうして、簡単に、命を奪われていく。
私は、改めて、自分の力のなさと、そして、この世界の厳しさを、思い知らされた。
その夜、野営地で、マーカスは、私に、声をかけてきた。
「ミキ。
銀流都市は、もう、目と鼻の先だ。
おそらく、明日の昼過ぎには、着くだろう。
……町に着いたら、我々とは、ここでお別れだ」
「……はい。
短い間でしたが、本当に、ありがとうございました」
「礼には及ばんよ。
……ただ、一つだけ、忠告しておく。
銀流都市は、大きな町だ。
様々な人間が出入りし、仕事も、機会も、たくさんあるだろう。
だが、その分、危険も多い。
お前さんのような、若い娘が一人で生きていくのは、容易なことじゃない。
十分に、気をつけるんだぞ」
マーカスの言葉には、商売人としての計算高さだけではない、どこか、父親のような、温かい響きがあった。
私は、彼の言葉を、胸に刻んだ。
翌日。
マーカスの言った通り、昼過ぎに、私たちは、ついに、銀流都市の、巨大な城壁を、目にすることができた。
水車の町よりも、さらに、大きく、活気に満ちた、本物の「都市」。
私は、そこで、何を見つけ、何を得て、そして、どんな運命に出会うのだろうか。
期待と、不安が、入り混じる。
マーカスと、傭兵たちに別れを告げ、私は、一人、銀流都市の、大きな門へと、足を踏み入れた。
サイラスの影、アレンさんの謎、そして、私の、この『聖なる力』……。
解決しなければならない問題は、山積みだ。
私は、都市の喧騒の中に、一歩、また一歩と、進んでいく。
新たな希望と、そして、より大きな危険が待ち受ける、この、銀流都市で。
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