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第9話:発光コートと夜の灯り
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冷たい風が作業場の窓を叩く朝。
誠也は寝床から這い出し、
暖房マットを抱きしめて目をこする。
二つの太陽が昇っても、
リムドの町は冬の気配に包まれていた。
外を見ると、
市場へ向かう人々が厚着で肩をすぼめている。
「寒いし暗いな…
夜道を明るくする何かがあったら便利かも」
昨夜のアイデアが頭をよぎる。
光る服。
それなら暖かさも兼ねられそうだ。
市場の雑貨屋へ向かう前に、
作業場の棚を漁ってみる。
布はあるが、
コートに使うには薄すぎる。
「やっぱり買うか」
銅貨をポケットに詰め、
町へ繰り出した。
雑貨屋の屋台では、
おばさんが鼻をすすりながら立っていた。
「おばさん、風邪でも引いた?」
誠也が声をかけると、
おばさんが笑う。
「寒くてねえ。
お前、また何か企んでる顔だな。
何が欲しいんだい?」
「厚い布と魔石。
コートを作りたいんだ」
「ほお、コートか。
いい時期だよ。
これでどうだい?」
おばさんが毛織りの布と
丸い魔石を差し出す。
「布は銅貨20枚、魔石は5枚。
暖かいのが売れるよ、頑張れ」
「ありがとう。
これならバッチリだ」
銅貨25枚を渡し、材料を抱える。
作業場に戻ると、
机の上に布を広げた。
毛織りの手触りは柔らかく、
冬にぴったり。
「おお、これ気持ちよさそう!」
触りながら呟く。
ナイフで布を長方形に切り、
端を折り返し、
糸と針で縫い合わせる。
「マットより大きい分、
時間かかるな…」
肩が凝りつつも、
コートの形が少しずつ見えてくる。
袖を作るため、
布の両端を丸く切り、
内側に折って縫う。
「袖口、ちょっと緩めにしよう。
動きやすい方がいいし」
次に、魔石を加工。
丸い形を活かし、
コートの襟元に埋め込む。
ノミで魔石の表面を軽く削り、
滑らかに整える。
「割れたら終わりだから…
慎重にいこう」
細かい動きで調整し、
布に縫い付ける溝を作る。
魔石を嵌め込み、
糸でしっかり固定。
「見た目は普通のコートだ。
これなら怪しまれないな」
ここで能力の出番。
目を閉じ、
「光れ」と意識を集中。
魔石に力を込めると、
コート全体が淡く輝いた。
触ると光が強まり、
数分間持続する仕様に。
試しに羽織ってみる。
暖かさと共に、
柔らかな光が周囲を照らす。
「おお!夜道で目立つし、
暖かい!最高じゃん!」
完成したのは「発光コート」。
触れると光と暖かさを放つ魔道具だ。
「『魔石の発光魔法』ってことにしよう。
自然に見えるはず」
市場へ向かうと、
空はすでに夕暮れ。
冷たい風が強まり、
人々が急ぎ足だ。
「光るコートですよ~
夜道と寒さにどうですか?」
コートを羽織って呼び込む。
光が目立ち、
冒険者が近づいてきた。
「おい、それ光るのか?
何だその便利なもんは?」
「触ってみてください。
暖かいですよ」
誠也が差し出すと、
冒険者が羽織る。
「おお、確かに光るし暖かい!
いくらだ?」
「銅貨40枚でお願いします」
「高いが…まあいい。1つくれ」
銅貨を渡してきた。
その後も売れ行きは上々。
暗くなるにつれ、
光が注目を集める。
すると、
市場の端で騒ぎが起きた。
「おい、あのコート偽物だぞ!
すぐ壊れるって噂だ!」
大声で叫ぶ男がいた。
レザックだ。
誠也が「え?」と振り返ると、
レザックがニヤリと笑う。
「こいつの道具、
見た目だけだ!
俺の客が騙されて
文句言ってたぜ!」
周囲がざわつき始め、
客が誠也の机から離れていく。
「待ってください、
そんなことないですよ!」
誠也が慌てて弁明するが、
レザックがさらに煽る。
「信用できねえな!
お前ら、こいつから買うなよ!」
「どうしよう…」
誠也が焦っていると、
見慣れた声が響いた。
「おい、レザック。
何勝手に騒いでんだ?」
グラントが傭兵仲間と現れる。
「俺、こいつのコート買ったけど、
壊れてねえぞ。
お前、嘘ついてんじゃねえか?」
バロンも鍛冶場から駆けつけ、
「そうだ。
俺も使ってるが、
なんの問題もねえ!」
レザックが舌打ちし、
「ちっ、お前らまでか。
まあいい、
どうせ客は減るさ」
意味深に笑い、
去っていく。
誠也が「二人とも、ありがとう…」と
息をつくと、
グラントが肩を叩く。
「気にするな。
あいつ、最近お前の客を
自分の屋台に引っ張ろうとしてるらしいぜ」
バロンが頷き、
「噂を流して邪魔する気だな。
お前、目立つの嫌いでも
こうなっちまうんだよ」
「確かに…
でも、のんびりしたいだけなのに」
誠也が苦笑いすると、
「まあ、お前の道具がいいからだ。
今夜酒場で愚痴でも聞くぜ?」
グラントが誘う。
「昨日断ったし、
今日は行こうかな」
誠也が頷く。
市場が終わり、
結局5個で銅貨200枚を稼いだ。
酒場では、
グラントとバロンが待っていた。
「おお、誠也!
遅かったな!」
グラントが酒を差し出す。
「市場でちょっと揉めててさ。
レザック、ほんと厄介だよ」
バロンが「そうだな。
あいつ、裏で何か企んでるぜ。
気をつけろよ」と警告。
「何かって何だよ?」
誠也が聞くと、
「分からねえが、
お前を潰そうとしてるのは確かだ。
俺らがついてるから安心しろ」
グラントが笑う。
「頼もしいな。
ありがとう、二人とも」
楽しい夜が更け、
作業場に戻る途中、
指輪がブブッと震えた。
「え、また!?」
暗闇を見回すと、
路地で何かが動く。
レザックではない。
黒い影が近づき、
獣のような唸り声。
「魔獣!?」
指輪が激しく震え、
誠也が後ずさると、
影が飛びかかってきた。
「おい、そっちだ!」
グラントの声が響き、
傭兵たちが駆けつける。
バロンがハンマーを振り、
「下がれ、誠也!」
魔獣は小型の狼のようで、
傭兵の剣に怯えて逃げた。
指輪の震えが止まり、
誠也は息をつく。
「何だ今の…
レザックじゃなくて魔獣?」
「町の近くに出たのかもな。
最近、噂があったぜ」
バロンが言う。
グラントが肩を叩き、
「お前、運いいな。
俺らが近くにいて良かったぜ」
「ほんとだよ…
助かった、ありがとう」
作業場に戻り、
暖房マットにくるまりながら
「レザックの噂に魔獣か…
忙しいな」
「次は何にしよう…
動きやすい靴、いいかも」
星空を見上げ、
誠也は次のアイデアを考えるのだった。
誠也は寝床から這い出し、
暖房マットを抱きしめて目をこする。
二つの太陽が昇っても、
リムドの町は冬の気配に包まれていた。
外を見ると、
市場へ向かう人々が厚着で肩をすぼめている。
「寒いし暗いな…
夜道を明るくする何かがあったら便利かも」
昨夜のアイデアが頭をよぎる。
光る服。
それなら暖かさも兼ねられそうだ。
市場の雑貨屋へ向かう前に、
作業場の棚を漁ってみる。
布はあるが、
コートに使うには薄すぎる。
「やっぱり買うか」
銅貨をポケットに詰め、
町へ繰り出した。
雑貨屋の屋台では、
おばさんが鼻をすすりながら立っていた。
「おばさん、風邪でも引いた?」
誠也が声をかけると、
おばさんが笑う。
「寒くてねえ。
お前、また何か企んでる顔だな。
何が欲しいんだい?」
「厚い布と魔石。
コートを作りたいんだ」
「ほお、コートか。
いい時期だよ。
これでどうだい?」
おばさんが毛織りの布と
丸い魔石を差し出す。
「布は銅貨20枚、魔石は5枚。
暖かいのが売れるよ、頑張れ」
「ありがとう。
これならバッチリだ」
銅貨25枚を渡し、材料を抱える。
作業場に戻ると、
机の上に布を広げた。
毛織りの手触りは柔らかく、
冬にぴったり。
「おお、これ気持ちよさそう!」
触りながら呟く。
ナイフで布を長方形に切り、
端を折り返し、
糸と針で縫い合わせる。
「マットより大きい分、
時間かかるな…」
肩が凝りつつも、
コートの形が少しずつ見えてくる。
袖を作るため、
布の両端を丸く切り、
内側に折って縫う。
「袖口、ちょっと緩めにしよう。
動きやすい方がいいし」
次に、魔石を加工。
丸い形を活かし、
コートの襟元に埋め込む。
ノミで魔石の表面を軽く削り、
滑らかに整える。
「割れたら終わりだから…
慎重にいこう」
細かい動きで調整し、
布に縫い付ける溝を作る。
魔石を嵌め込み、
糸でしっかり固定。
「見た目は普通のコートだ。
これなら怪しまれないな」
ここで能力の出番。
目を閉じ、
「光れ」と意識を集中。
魔石に力を込めると、
コート全体が淡く輝いた。
触ると光が強まり、
数分間持続する仕様に。
試しに羽織ってみる。
暖かさと共に、
柔らかな光が周囲を照らす。
「おお!夜道で目立つし、
暖かい!最高じゃん!」
完成したのは「発光コート」。
触れると光と暖かさを放つ魔道具だ。
「『魔石の発光魔法』ってことにしよう。
自然に見えるはず」
市場へ向かうと、
空はすでに夕暮れ。
冷たい風が強まり、
人々が急ぎ足だ。
「光るコートですよ~
夜道と寒さにどうですか?」
コートを羽織って呼び込む。
光が目立ち、
冒険者が近づいてきた。
「おい、それ光るのか?
何だその便利なもんは?」
「触ってみてください。
暖かいですよ」
誠也が差し出すと、
冒険者が羽織る。
「おお、確かに光るし暖かい!
いくらだ?」
「銅貨40枚でお願いします」
「高いが…まあいい。1つくれ」
銅貨を渡してきた。
その後も売れ行きは上々。
暗くなるにつれ、
光が注目を集める。
すると、
市場の端で騒ぎが起きた。
「おい、あのコート偽物だぞ!
すぐ壊れるって噂だ!」
大声で叫ぶ男がいた。
レザックだ。
誠也が「え?」と振り返ると、
レザックがニヤリと笑う。
「こいつの道具、
見た目だけだ!
俺の客が騙されて
文句言ってたぜ!」
周囲がざわつき始め、
客が誠也の机から離れていく。
「待ってください、
そんなことないですよ!」
誠也が慌てて弁明するが、
レザックがさらに煽る。
「信用できねえな!
お前ら、こいつから買うなよ!」
「どうしよう…」
誠也が焦っていると、
見慣れた声が響いた。
「おい、レザック。
何勝手に騒いでんだ?」
グラントが傭兵仲間と現れる。
「俺、こいつのコート買ったけど、
壊れてねえぞ。
お前、嘘ついてんじゃねえか?」
バロンも鍛冶場から駆けつけ、
「そうだ。
俺も使ってるが、
なんの問題もねえ!」
レザックが舌打ちし、
「ちっ、お前らまでか。
まあいい、
どうせ客は減るさ」
意味深に笑い、
去っていく。
誠也が「二人とも、ありがとう…」と
息をつくと、
グラントが肩を叩く。
「気にするな。
あいつ、最近お前の客を
自分の屋台に引っ張ろうとしてるらしいぜ」
バロンが頷き、
「噂を流して邪魔する気だな。
お前、目立つの嫌いでも
こうなっちまうんだよ」
「確かに…
でも、のんびりしたいだけなのに」
誠也が苦笑いすると、
「まあ、お前の道具がいいからだ。
今夜酒場で愚痴でも聞くぜ?」
グラントが誘う。
「昨日断ったし、
今日は行こうかな」
誠也が頷く。
市場が終わり、
結局5個で銅貨200枚を稼いだ。
酒場では、
グラントとバロンが待っていた。
「おお、誠也!
遅かったな!」
グラントが酒を差し出す。
「市場でちょっと揉めててさ。
レザック、ほんと厄介だよ」
バロンが「そうだな。
あいつ、裏で何か企んでるぜ。
気をつけろよ」と警告。
「何かって何だよ?」
誠也が聞くと、
「分からねえが、
お前を潰そうとしてるのは確かだ。
俺らがついてるから安心しろ」
グラントが笑う。
「頼もしいな。
ありがとう、二人とも」
楽しい夜が更け、
作業場に戻る途中、
指輪がブブッと震えた。
「え、また!?」
暗闇を見回すと、
路地で何かが動く。
レザックではない。
黒い影が近づき、
獣のような唸り声。
「魔獣!?」
指輪が激しく震え、
誠也が後ずさると、
影が飛びかかってきた。
「おい、そっちだ!」
グラントの声が響き、
傭兵たちが駆けつける。
バロンがハンマーを振り、
「下がれ、誠也!」
魔獣は小型の狼のようで、
傭兵の剣に怯えて逃げた。
指輪の震えが止まり、
誠也は息をつく。
「何だ今の…
レザックじゃなくて魔獣?」
「町の近くに出たのかもな。
最近、噂があったぜ」
バロンが言う。
グラントが肩を叩き、
「お前、運いいな。
俺らが近くにいて良かったぜ」
「ほんとだよ…
助かった、ありがとう」
作業場に戻り、
暖房マットにくるまりながら
「レザックの噂に魔獣か…
忙しいな」
「次は何にしよう…
動きやすい靴、いいかも」
星空を見上げ、
誠也は次のアイデアを考えるのだった。
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