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帰りの電車で
帰りの電車でクール系美人と
しおりを挟む買い物の帰りに各駅停車の車輌に乗り込む。夕焼けで赤っぽい車内を見渡すと席は埋まって何人かの人が立っていた。
吊り革を持って片手でスマホを弄っているスーツ姿の女性がいた。ガラスに反射する顔はクール系の美人。
電車が発車した。
クール系美人さんに近付いて背中越しにスマホの画面を見るとニュースを読んでいた。〈痴漢冤罪で女性を逮捕〉痴漢冤罪は怖い。嘘か本当か分からないが、触れてなくても女性側が触られたと感じたら痴漢成立なんて話も聞いた。男性は電車内では女性から離れて吊り革を持つのが安全なのかもしれない。彼女の尻を撫でる。
彼女はチラッとこちらを見るが何も言わない。電車に揺られながらジーンズに包まれた尻を撫でる。カバンを足元に置いて両手でお尻を撫で回していると彼女は堪らず振り返った。
「あの、急に触らないでもらえますか。」
キッと睨んでくるが美人なので返って興奮する。
「すみません。触らせてもらいますね。」
「いいですけど。」
許可を頂いたので痴漢を続行する。尻を撫で、太ももを撫で、股間を弄る。硬いジーンズ素材の下にある柔らかい肌を妄想しながら触り続ける。
電車が途中の駅で止まって乗客が増えてきた。隣の人と当たるほどではないがスペースに余裕はない。
「ちょっと混んできたので抱きつきますね。」
「あっうん。」
後ろから手を回して抱きつくと甘い香りがした。
髪で溺れるように左右に顔を振ると、甘い香りの中に少し汗の匂いもした。陰茎がパンツの中で硬くなってきたのを感じる。
電車が発車した。
「上も触りますね。」
「…うん。」
許可が出たのでシャツのボタンを外していく。前が開いたところで肌着の上から両手で胸を揉む。柔らかくて気持ちいいが、ブラジャーと肌着を隔てたおっぱいでは少し物足りなく感じてしまう。
窓ガラスを見ると口と目を閉じて耐えている彼女の顔が見えた。眉を顰めている表情がなんともいえないエロさを醸し出している。
胸から手を離し、肌着の裾から両手を入れ込む。窓ガラスには肌着がずり上がって露になった彼女のお腹が見えた。
ブラジャーごと胸を鷲掴みにして柔らかさを手の平で感じる。蒸れているのか少し湿っている感じが余計僕の興奮を煽る。
「直接?」
「あっすみません。直接触りますね。ブラジャーもズラすので。」
「えっ?うん。」
ブラジャーの下に指を入れ込んで生おっぱいを揉む。おっぱいに貴賤はないがやはり何か越しに触るのと、直接触るのは天と地ほどの差がある。
彼女の胸は小ぶりだが触り心地はいい。乳首も柔らかいままだがこれはこれでいいものだ。
ムニュムニュ 揉んでいる内に手の平に硬い感触。乳首が勃ってきた。窓ガラスに映る彼女が歯を食いしばる表情で興奮が加速する。指で弾くと彼女は身を捩って快感に耐えている。逃げるように身を捩ると尻が僕の陰茎を押して、誘っているように感じてしまう。
キーーーッ 電車が減速して車内が揺れる。僕が掴まれる物は目の前のお姉さんしかないので、掴まりながら乳首を摘み上げる。
「ああっ!」
密着した背中から彼女の体温が上がっていることが分かった。
外には停車駅のホームが見えた。
「あっ、この駅で。」
「この駅で降りるんですか?」
「ええ。」
「じゃあしょうがないですね。僕も降ります。」
シャツから手を出して彼女を解放する。乱れたシャツを整えている内に電車のドアが開いた。
「これから予定はありますか?」
「いえ?今日はもう家に帰ります。」
彼女は足早に電車を降りていき、僕も後を追う。
「お姉さん、少し付き合ってください。」
「…いいけど。」
乗り気には見えないお姉さんの手を引いて多目的トイレに向かう。
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