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番外編5 仕事終わりのマイケルと風呂
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俺の名前はマイケル。
魔王軍第3斥候部隊の隊員の一人だ。
誇り高きハウンドウルフ種の生まれであり、決して「猫ちゃん」なんかではない。
「僕は第3部隊で一番弱いから手加減ができないんだ!」
俺はビッケと闘う人間の騎士のほうに目をやる。
あいつは魔王妃様のお付きの者らしいが、人間にしてはなかなかやるようであった。
俺が昔聞いた話では、人間という生き物は「非常に弱い」って話だったはず。
だが、今ビッケと組手をしているあいつはそんな風には見えない。
「へえ、最初の打ち合いの時よりも動きが良くなってやがるな」
ガウェインとかいう騎士様はビッケと打ち合いながら、少しずつ成長しているようだった。
流石に魔王妃様を守る立場の人間だから、それなりに才能はあるらしい。
だが、第3部隊最弱のビッケにも後れを取っているようではまだまだである。
俺は戦う二人から目を外し、再び訓練を再開するのであった。
----
街の巡回を終えたらしいアドラメレク様と魔王妃様が練兵所へときた。
傍らには、魔王妃様の専属メイドらしい美人の姉ちゃんも一緒にいる。
あれは魔族にもなかなかいない別嬪さんだ。
「魔王妃様方人間も、湯に浸かる文化はありますか?」
廊下を歩くアドラメレク様が魔王妃様たちに声をかける。
それに対して魔王妃様は喜んでいた。
どうやら、人間も風呂に入るらしいな。
ということは、今日はガウェインも一緒に風呂に入るってことか。
「へへ、お前のあそこが立派かどうか見てやるよ!」
俺はそう言いながらガウェインの背中をバシッと叩いた。
後ろからどつかれたガウェインは「いったい何の話だ!」と驚く。
俺たちの会話は、前を歩く魔王妃様たちにも聞こえていたらしく「ガウェインも第3部隊のみんなと仲良くなれたみたいね」と喜んでいた。
美人の姉ちゃんは「人間は同胞を茹でたりはしませんわ」となにやら恐ろしいことを言っている。
大浴場の入り口で男と女で別れた俺たちは脱衣所についた。
速く風呂に入りたい俺たちは即行で服を脱いで風呂に向かって駆けだす。
少し遅れてついてくるガウェインが「ま、待てって!」と叫ぶ。
ひゃっほー!仕事終わりの風呂がはじまるぜ!!
急いで体を洗った俺は、同じくスピーディーに体を流すビッケと一緒に浴槽へ向かう。
ビッケも「お風呂!お風呂!」と今日一番のやる気を見せていた。
そして、俺たちは助走をつけて勢いよく「主浴槽」へと飛び込む。
「いやっほー!!」
訓練から解放された喜びと、温かいお湯の気持ちよさに思わず叫ぶ俺。
その様子を見てる他の隊員たちも「ああ~、たまらねえぜ」とお風呂を満喫してるようだった。
体をようやく洗い終えて、少し遅れてやってきたガウェインは「これに入るのか……?」と困惑している。
そんな彼に「うん、気持ちいいよ!」と満面の笑みで答えるビッケ。
「ええ……」と声をあげるガウェインはなかなか入ってこない。
さっき美人の姉ちゃんが「茹でられる」とか言っていたことが気になっているのだろうか。
「ええい!グダグダ言ってないで入れっつーの!」
俺は煮え切らない様子のガウェインの腕を掴み、こちらへと引きずり込む。
ザパンという着水音と共に、あたりに水しぶきがあがる。
最初は驚いた様子だったガウェインも、だんだんとお湯に慣れてきたのか「ああ~」と気持ちよさそうな声をあげていた。
----
お風呂も堪能したので、俺たちはサウナに入ることにした。
サウナ好きなビッケも「行こう行こう!」と騒いでいる。
その様子を見たガウェインはアドラメレク様に「サウナって何?」と聞く。
アドラメレク様から説明を受けるも、またしても「ええ……」と微妙な表情のガウェイン。
「まあ、入ってみたらわかるだろ」といった感じで俺たちはサウナへと向かった。
サウナに入るや否や「茹でられる……」とつぶやくガウェイン。
それに対して、アドラメレク様が「いやいや、大丈夫ですよ」と答えていた。
俺はいつもの席に座って、ビッケと我慢対決をする。
サウナの中でも最も高温になる場所だ。
「今日は負けねえぜ!」
俺たちがサウナ対決をしてる間に、ガウェインは他の隊員たちと話していた。
対決中は体力温存のために黙っている俺たちだが、連中の会話は聞こえてくる。
その内容は「ガウェインのあそこがデカい!」というなんとも興味深い話であった。
「おいおい!それ本当か!!」
俺は話の内容が気になって、ビッケとの勝負を放り投げて連中の会話に混ざりに行く。
後ろからは「待ってよー!」と言うビッケの声が聞こえてきた。
そして、これから始まる会話の内容は意外な展開へと向かうのであった。
魔王軍第3斥候部隊の隊員の一人だ。
誇り高きハウンドウルフ種の生まれであり、決して「猫ちゃん」なんかではない。
「僕は第3部隊で一番弱いから手加減ができないんだ!」
俺はビッケと闘う人間の騎士のほうに目をやる。
あいつは魔王妃様のお付きの者らしいが、人間にしてはなかなかやるようであった。
俺が昔聞いた話では、人間という生き物は「非常に弱い」って話だったはず。
だが、今ビッケと組手をしているあいつはそんな風には見えない。
「へえ、最初の打ち合いの時よりも動きが良くなってやがるな」
ガウェインとかいう騎士様はビッケと打ち合いながら、少しずつ成長しているようだった。
流石に魔王妃様を守る立場の人間だから、それなりに才能はあるらしい。
だが、第3部隊最弱のビッケにも後れを取っているようではまだまだである。
俺は戦う二人から目を外し、再び訓練を再開するのであった。
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街の巡回を終えたらしいアドラメレク様と魔王妃様が練兵所へときた。
傍らには、魔王妃様の専属メイドらしい美人の姉ちゃんも一緒にいる。
あれは魔族にもなかなかいない別嬪さんだ。
「魔王妃様方人間も、湯に浸かる文化はありますか?」
廊下を歩くアドラメレク様が魔王妃様たちに声をかける。
それに対して魔王妃様は喜んでいた。
どうやら、人間も風呂に入るらしいな。
ということは、今日はガウェインも一緒に風呂に入るってことか。
「へへ、お前のあそこが立派かどうか見てやるよ!」
俺はそう言いながらガウェインの背中をバシッと叩いた。
後ろからどつかれたガウェインは「いったい何の話だ!」と驚く。
俺たちの会話は、前を歩く魔王妃様たちにも聞こえていたらしく「ガウェインも第3部隊のみんなと仲良くなれたみたいね」と喜んでいた。
美人の姉ちゃんは「人間は同胞を茹でたりはしませんわ」となにやら恐ろしいことを言っている。
大浴場の入り口で男と女で別れた俺たちは脱衣所についた。
速く風呂に入りたい俺たちは即行で服を脱いで風呂に向かって駆けだす。
少し遅れてついてくるガウェインが「ま、待てって!」と叫ぶ。
ひゃっほー!仕事終わりの風呂がはじまるぜ!!
急いで体を洗った俺は、同じくスピーディーに体を流すビッケと一緒に浴槽へ向かう。
ビッケも「お風呂!お風呂!」と今日一番のやる気を見せていた。
そして、俺たちは助走をつけて勢いよく「主浴槽」へと飛び込む。
「いやっほー!!」
訓練から解放された喜びと、温かいお湯の気持ちよさに思わず叫ぶ俺。
その様子を見てる他の隊員たちも「ああ~、たまらねえぜ」とお風呂を満喫してるようだった。
体をようやく洗い終えて、少し遅れてやってきたガウェインは「これに入るのか……?」と困惑している。
そんな彼に「うん、気持ちいいよ!」と満面の笑みで答えるビッケ。
「ええ……」と声をあげるガウェインはなかなか入ってこない。
さっき美人の姉ちゃんが「茹でられる」とか言っていたことが気になっているのだろうか。
「ええい!グダグダ言ってないで入れっつーの!」
俺は煮え切らない様子のガウェインの腕を掴み、こちらへと引きずり込む。
ザパンという着水音と共に、あたりに水しぶきがあがる。
最初は驚いた様子だったガウェインも、だんだんとお湯に慣れてきたのか「ああ~」と気持ちよさそうな声をあげていた。
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お風呂も堪能したので、俺たちはサウナに入ることにした。
サウナ好きなビッケも「行こう行こう!」と騒いでいる。
その様子を見たガウェインはアドラメレク様に「サウナって何?」と聞く。
アドラメレク様から説明を受けるも、またしても「ええ……」と微妙な表情のガウェイン。
「まあ、入ってみたらわかるだろ」といった感じで俺たちはサウナへと向かった。
サウナに入るや否や「茹でられる……」とつぶやくガウェイン。
それに対して、アドラメレク様が「いやいや、大丈夫ですよ」と答えていた。
俺はいつもの席に座って、ビッケと我慢対決をする。
サウナの中でも最も高温になる場所だ。
「今日は負けねえぜ!」
俺たちがサウナ対決をしてる間に、ガウェインは他の隊員たちと話していた。
対決中は体力温存のために黙っている俺たちだが、連中の会話は聞こえてくる。
その内容は「ガウェインのあそこがデカい!」というなんとも興味深い話であった。
「おいおい!それ本当か!!」
俺は話の内容が気になって、ビッケとの勝負を放り投げて連中の会話に混ざりに行く。
後ろからは「待ってよー!」と言うビッケの声が聞こえてきた。
そして、これから始まる会話の内容は意外な展開へと向かうのであった。
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