アスタッテの尻拭い ~割と乗り気な悪役転生~

物太郎

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一章 10歳になって

15、怪しいお薬 3(彼は国一番の魔術研究家)

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「ところで、最近ルミアを見かけてないんだけど」

 エリーと紅茶を飲みながら、ふとアルベラはもう一人の側付きの事が気になった。 

「えぇ、居ましたね」

 エリーはニコニコと頷く。

「この一週間は全く見てないような気がするんだけど、貴女何か知ってる?」

「ええ。彼女なら今お屋敷に居ません」

「え?」

「私とお嬢様の間で邪魔だったので始末……いい男を紹介してあげました」

「は?」

 アルベラはどう反応したらいいのか分からず目の前のオカマを見つめ返す。

 何とも言えない空気が立ち込める。

 アルベラの顔がみるみる青くなっていった。

 先に口を開いたのはエリーだ。

 彼女は「ぷっ」と吹き出すと笑いながらネタばらしした。

「も~う、冗談ですよ冗談! 彼女なら今親戚のお家にいるそうです。安心してください」

 口調的に本当にただのおふざけらしい。

 「親戚?」とアルベラは呟き、カチャリとカップをテーブルに置いて天井を仰いだ。

 それは傍目から見れば静かな反応だったが、アルベラは脳内で「よぉーかぁーあーたぁーーー!!!!」と大声を上げて叫んでいた。

 とんでもないキチガイを使用人にしてしまったと、一瞬死ぬほど後悔したのだ。

 アルベラは脱力し、テーブルの上腕を組み突っ伏す。

「エリーが何かしたわけじゃないのね……。はぁ……何考えてるか分からないのはお母様だけにして。安心して寝られなくなっちゃう……」

「いやだわお嬢様ったら。眠れない夜は言ってくれればご一緒するのに」

「ごめんよ。で、なんで彼女は親戚の家へ?」

「そうですねぇ。二か月前にお休みの日に一回行ってからは、その後も休みの度に頻繁に行くようになって……。今週は身の回りの生活用品や着替えを持ってがっつり出かけていらっしゃいましたねぇ。なんででかしら?」

 すっとぼけた物言いに、アルベラは目を据わらせた。

「あいつ私達から逃げる気ね」

 アルベラの良いようにエリーはクスクス笑う。

「ええ、そうでしょうね」

「前に『親戚が宿をやってて、そこで働くのも考えた』みたいな話をしてたの。ルミア、本当にそうする気かしら」

「いやーん、お嬢様ご存知だったのね。そうなの。実は私が雇われた日から考えてたらしくて。『後任もできたし、いざという時の責任が重すぎる』とかで、親戚の方のお店に行くことを決めたみたいですよ」

「事が起きた当日から考えてたとは……何て行動の速い」

 それほどあの日の出来事は精神に響いていたのだろう。

 雇い主 ――しかも公爵――のお嬢様と街で逸れるは、かと思えば人攫いに攫われていて、命からがら逃れてきたお嬢様と合流できたのは良いが、パフェを食べてくつろいでる所を目撃されるは……。

 更にはあの日以降、お嬢様とぽっと出で使用人になった怪しい女は、何かあれば「パフェの件」を持ち出し脅したり揶揄ったりしてくるのだ。

 本人からしたら相当なストレスだったのだろう。

(私とエリーのパワハラもあるけど、パフェの件は擁護しようもないし……――けどルミアも運が悪かっただけだよな。うん。最後はちゃんとお礼して今までの諸々はチャラにしてもらおう)





「そういえば薬の売人の方はどうなの? あれから調査進んだ?」

 「ええ」とエリーは頷く。

 だが彼女はじっとアルベラを見つめ先を続ける様子が無い。

「何?」

「お嬢様、あの薬の首謀者を探ってどうする気ですか?」

「どうって……、あの薬をもっと安全で便利にしてくれたらいいなって思ってるだけなんだけど」

「ん?」

「今のままじゃ危ないでしょ? 依存性やら興奮したりやら。理性を持ったまま、魔力だけを上げられる安全な形に改良してもらわないと使えないじゃない」

「あらぁ……あらあらあらぁ……」

 エリーは考えるように片手の人差し指を頬に当てる。

「まるで自分が使うつもりのように聞こえるわねぇ」

「うん、使いたいと思ってるわよ。安全なら」

 エリーは笑顔のまま困ったように眉をひそめた。力んでいるのか、頬に当てた人差し指は先ほどよりも頬に突き刺さっている。

「最近思うんだけど、お嬢様、やけに戦力の備えを欲しがりますね。魔法やら魔術やらの件もそうですけど、いつだったかは魔獣を使役する方法も聞いてきましたし」

 まぁそこら辺は貴族平民関係なくいつかは誰もが興味を持つことだ。

 魔法や魔術についてはアルベラ自身がまだ魔力に目覚めていないので、エリーは教える事を断っていた。魔獣の使役も使役する側が魔力を扱ないのでは話にならないので同じくだ。

「世の中何があるか分からないじゃない」と当然にアルベラが答える。

「まあ……そうねぇ……」

 何となく納得がいかない。

 そんなエリーの視線に、今度はアルベラはじっとエリーを見つめた。

(どこまで話して良いかな)

 アルベラはエリーの屋敷での様子を思い返す。

 父と母はエリーが他の貴族や良くない輩からの刺客ではないかと、実は警戒し色々と調べていたらしい。

 だが、エリーは本当に今まで単体で、自身の気の赴くままにしか動いていなかったようで、別の貴族との繋がりは見得てこなかったそうだ。今までの足取りを辿っても、出てくるのは何の規則性もない移動の履歴のみ。

(今もまだ調べ続けてるみたいだって、当の本人からそんな報告を受けたけど……、どうなんだろう。できれば『悪役令嬢業』の時までいて協力してほしいけど。けどそれは甘いのかな……)

(あらあら、またこの顔。……何考えてるのかしら)

 エリーは自分を見上げたまま考え込むお嬢様をニコニコと楽しそうに観察する。





「エリーはさ、魂とか神様とかどう思う?」

「はい?」

「神様って本当にいるのかしら?」

「突然何の話ですか?」

「……いいえ。別に」

(私が高等学園で苛めをしないと死ぬなんて……話されても意味わかんないよな。失敗した時の代償が『死』だなんて、聞かされた側は重すぎるだろうし……)

 エリーは魔術道具であるポットに魔力を注ぎ、中のお茶を温め自身のカップにつぎ直していた。お茶の劣化を防ぐ魔術も施されているお陰で、紅茶は出来立てのおいしさを保っている。

 カップに注がれ揺れる黄金色の水面を見ながらアルベラは言葉を紡ぐ。

「人を探してるんだけど」

(エリーはいつまで居るか分からない。なら、彼女が居なくなる前に、私の力になってくれるかもしれないっていう例の『先輩』とやらを押さえておいた方が良い……)

「人ですか?」

(神様の話から急に人探し?)

 エリーは話の飛びように首をかしげる。

「そう。だから今度町に出た時はその人探せたらなって思う」

「はい……。けどそれとお嬢様が戦力を欲しがる話しと何の関係が?」

「最悪その人が居れば薬は良いかなって。いざという時の頼もしいボディーガードになってくれるかもしれないから」

「お嬢様、誰かから命でも狙われてるんです?」

「いや、そうじゃないけど……――ほら、小さい頃からお父様もお母様も良く言ってたから。いつどこで誰が命を狙ってるか分からない、貴族とはそういうものだって」

「あぁ……なるほど」

(納得した)

 やけにあっさり納得してくれたなとアルベラは力んだ肩を下す。

「それで、その人はどんな方なんですか?」

「どんな方……」

「見た目の特徴とかあれば、街に出た時探しておきますが」

(うーん……)

「――……日本、が分かる人」

「二本?」

「そう。言っておくけど一本二本三本とかの二本じゃないわよ? ニ ホ ン。別のニホン。……それか地球かな」

「チキュウ? どこの国の言葉でしょう」

「……さ、さあ」

 アルベラは目を逸らした。

 エリーはお嬢様の様子と知らない言葉に数秒思考する。

「お嬢様……まさか魔族じゃないわよね?」

「魔族?」

「はい。魔族のゲームです」

 「魔族」と「ゲーム」という言葉に、アルベラは心当たりがあった。

 この世界のおとぎ話だ。

 魔族にゲームを振られて賭けをした商人が、最初は勝ち続けてぼろ儲けをしたものの、最後の最後に魔族に陥おとしいれられて負け、心の臓を抜き取られてしまう、というものだ。

 まさかエリーがそんなおとぎ話を持ち出してくるとは、とアルベラは意外に感じた。

(ある意味あの子にとってはゲームみたいなもんなのかな。楽しませてとか言ってたし。けどあの子が魔族かどうかって言うと……)

「違う、かな……多分」

 多分。あの少年は魔族ではないだろう。

 というより、この世界の住人でもなさそうだ。だとすればこの国の種族に当てはまるとは思えない。

 アルベラは「魔族……魔族かぁ……」と何度か呟く。

「ねぇ。魔族って、絵でしか見た事ないけど、黒い角が生えてるんだよね?」

「ええ。角と……虫や鳥、竜の翼のような物が二枚から六枚、体のどこかしらに生えてるのが多いですね。本来は獣のような形をしてますが人の姿にも化けれます。その精度は実力によって差があるようですが」

「ふーん。人の姿か。……そうなったら目の前にいる人が、本物の人間か変身した魔族か分からなくない?」

「そうですねぇ。大体の魔族は襲う隙を作るために化けるので、すぐに本性を現すんですが」

「それ、本性現された時には既に手遅れになってそうね……———けどそういうことなら、私は今のとこ魔族にはあった事はないかも」

 大体、魔族というのは人の魂を転生させたりできるのだろうか。

 そんな事までできてしまうとなると、人から神だ何だと拝み奉られててもおかしくない気がする。

「ねえ、エリー」

「はい」

「魔族ってどんなことが出来るの? 頭いい?」

「人に近い知能はありますが、あいつらは獣と変わらないですよ。生きるために生き物を狩るならまだしも、彼等は無駄な殺生も楽しみます。神を嫌い、信仰心の厚い人間を疎みます。あえて聖職者を狙い、いたぶって楽しむ輩もいるほどです」

(へえ。神を嫌う人間みたいな獣みたいな生き物か)

「気になる……」

「お嬢様?」

「エリー、魔族ってどうやったら懐柔できる? 魔獣と同じくやっぱ魔力って必要?」

「――……」

 エリーは笑んだ表情のままは静止した。そして少しの間の後、彼女は「はぁー……」と深くため息をついた。

(もう……この子。この変な収集癖……将来戦争でも起こす気なのかしら……)

「……私は魔族を飼うのは反対ですよ。あいつらは人と似てても根本的な価値観が人と違いますから」

「飼い方があるって事」

「はい。けど反対です。お嬢様が魔族をお買いになった時には私が即刻処分いたします」

「エリー、もしかして魔族嫌い?」

「はい。今まで散々襲われてきましたらか」

「散々……」

(けどこうして目の前でぴんぴんしてるって事は……)

「その度に返り討ちにしてきたんだ」

「ええ。ですからまた同じことをするまでです」

 アルベラは「ちぇ」と零し「じゃあエリーがいる間は魔族は我慢ね」と呟く。

 エリーはため息をついた。

「お嬢様、お願いですからあまり危ないことはしないでくださいね」

 アルベラは「はーい」と素直な返事を返す。

(この子、本当に私が居なくなったらすぐ魔族を買いに行くんじゃないかしら……)

 そう考えると少し不安だった。

 まだ数ヶ月とはいえそれなりに関わり情も湧いてる。

 自分が旅立ち知らぬ間に息絶えていたとなると後味が悪い。

(公爵家のお嬢様の訃報なんて、この国に居る限りは風の噂で簡単に流れてきそうだものね……)

 黙りこむエリーにアルベラは首を傾げる。

「大丈夫よ。エリーの事はそれなりに信用してるわ」

「……?」

「貴女がそんなに危険視してるなら私も無理に魔族を飼ったりしないわよ。私、引き際とかそういうのよく分からないし、あなたみたいに経験豊富な人が傍で判断して止めてくれると凄い助かるの。だからね、ええと……」

 アルベラは改めるように姿勢を正しエリーを見上げる。

 だがやはり気恥ずかしくなったのか、軽く頬を赤らめて視線逸らした。

「……頼りにしてるわ。これからもよろしくね」

 アルベラは誤魔化すように足をぶらつかせ窓の外を眺める。

 エリーは恥ずかし気に唇を尖らせているお嬢様を意地らしく思い目を細めた。

 そして深く吸った息を長く吐く。

「お嬢様、………………………………ずるいわ…………ズルい……本当にずるい……――」

 エリーの肩が、衝動に堪えるように小さく震えだす。

(エリーの様子が……これはまさか……)

 この様子に覚えのあるアルベラは身構えた。

「………………けど、けど――もぉぉぉぉぉぉ! なんて小癪なのかしらぁぁぁぁ!!!」

 抱き着かれそうになり、アルベラは慌てて椅子から降りる。が、リーチの長い腕にやすやすと捕まってしまう。

 そしてぎゅっ抱きしめられ、、白桃のようでありながら実は紙やすりなりにざらついている頬に頬ずれされるのだった。

「任せて~ん! 引き際だろうと筋トレだろうと護身術だろうと、隅から隅までしっかりお世話してあげちゃ~う!」と、その声は興奮の程を表しているのか程々に野太い男性の物へとなっていた。





 「い、いやぁ゛ーーー!! 痛い痛い!!」という悲痛な少女の声が、自室で窓を開けお茶をしていた母の自室にまで届く。

「あらあら、仲がいいこと」

 母は実に楽しそうに美しい笑みを浮かべる。

 この日のお嬢様の叫びを聞いた使用人と、レミリアスに仕えて彼女の楽しそうな笑みを見ていた使用人達の間では、レミリアス公認でエリーにアルベラへの体罰が許されたのではと言う噂が流れた。



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