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第2章 金の成る魚編
老人の店主と転移装置
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昼食を済ませた私たちは、お土産を買うことにした。
ニナが両親に何か買っていきたいと言ったのだ。
ついでに私も、あれこれ見てまわる。
「この服かわいいです!」
柔らかな緑色のワンピースを見て、ニナがぱっと笑顔になった。
確かにかわいい。
それにサイズ的にも、フェンリアに合いそうだ。
「あーでも、これだと予算オーバーですね……」
値札を見たニナの顔がしょんぼりとする。
ちょっと高かったようだ。
「お金、貸してあげようか?」
「いえ、大丈夫です。やっぱり自分のお金でプレゼントがしたいので。予算に合うものを探します」
「そっか。見つかるといいね」
「はい!」
私も服を買おうかな。
今は転生時に着ていたものと、村の女性陣の古着で回している。
でも懸賞金のおかげで懐が暖かいし、竜血茸が売れればえぐい額のお金が入ってくるはずだ。
せっかくだし必要なものをそろえちゃおう。
私はいくつか服を手に取って、試着室に持っていく。
極端に派手じゃなければ、基本デザインはどうでもいい。
大事なのは着心地だ。
道中の鳥人族みたいに、とっさに襲われても対応できる動きやすさ。
これが大切。
「これとこれはありかな」
私は試着した中からいくつか服を選ぶと、ギルドの会員カードで会計を済ませた。
これがあれば、基本的に現金を持ち歩かなくて済む。
もちろんカードが使えない店もあるし、そもそもアイテムボックスに入れてしまえば重さもへったくれもないので、私からしたらどっちでもいいんだけどね。
「ネロ~」
「どうした?」
「ニナのこと任せてもいい? 私、他の店も見てみたくて」
「いいぞ」
「じゃあよろしく」
ニナはネロに任せて、私は服屋を出た。
彼は何度も王都に来てるんだから、場合によっては私より信頼できる。
戦闘能力は高くないけど、こんな都の中で戦う機会なんてそうそうない。
というかほぼゼロだ。
「えーっと、現在地がここだから……」
都の地図を広げる。
かといって、特にあてがあるわけでもない。
私はすぐに地図をしまうと、適当に歩き始めた。
食料品、服や装飾品、生活雑貨、さらには何だかよく分からないものまで、売られている商品は多種多様だ。
店舗の形態も様々。
ちゃんと建物を持っている店や、屋台形式の店、さらには地面に布を広げてその上に店主と商品が鎮座する店などなど。
「嬢ちゃんやい」
ぷらぷら歩いていると、横から声を掛けられた。
紫色の布の上に、商品と並んでミョン爺と同じくらい老齢の店主が座っている。
売られているのはどれも、何がなんだか分からな……
あれ? これって……
「お嬢さんや、北の漁村から来たんだろ?」
「何で分かるの?」
「見りゃ分かる。さっきまで一緒にいたのは……歳からしてニナか。大きくなったもんだ」
ニナのことも知ってるんだ。
そしてこの老人が並べている訳の分からないガラクタの中に一つ、ゲームのワープポイントに置かれていたオブジェにそっくりなものがある。
私はがぜん、目の前に座る店主に興味がわいてきた。
「どうだ、何か1つ買っていかないか?」
「それって」
私はワープポイントのオブジェを指さす。
「瞬間移動できたりしない?」
普通に考えたら、頭のおかしい質問だ。
でもそれを聞いた店主は、待っていましたと言わんばかりにニヤリと笑った。
「これは転移装置『TM-0』だ。お嬢さんの言う通り、瞬間移動ができる。ここにひし形の穴が開いてるだろ?」
言われてみれば、オブジェの中心にひし形の穴が開いている。
すると老人は、手元の布袋からきれいな石を取り出した。
これまたひし形に成形されている。
青やオレンジなど色のついたものから、ガラスのように透明なものまで何個かあった。
「こいつは『地力石』っていう特殊な鉱石でな。その土地独特の地力に影響を受けると、こうやって色が変わる。ちなみにオレンジは王都、青はお嬢さんたちの漁村のものだ」
「きれいだね」
「だろ? この石自体はそんなに珍しいものじゃない。ちょっとした店に行けば、これを使ったアクセサリーが売ってる。でも俺は、この地力に影響されるという仕組みを利用した」
老人は青い地力石、漁村のものを転移装置にはめた。
そしてオレンジの地力石を手に取ると、静かに呟いた。
「【転移】」
その瞬間、老人と転移装置が消え去る。
さっきまで目の前にあったものが、一瞬で影も形もなくなり、私は目を見開いた。
そして数秒後、今度はオレンジの地力石がはめられた転移装置と一緒に老人が戻ってくる。
「どうだ? 驚いたか?」
「びっくりだよ……。これ、売り物なの?」
「売り物だから並べてる。買うか?」
「いくら?」
「地力石もセットで150,000G。どうだ?」
「安っ!」
いや、値段としては150,000Gっていうのは大金だ。
それでも、転移装置としては破格すぎる。
騙されてないかと心配になるけど、実際に目の前で使えるところを見たしな……。
「そんなに安くていいの?」
「材料代的にはそんなもんだからな」
「いやでも技術料とか」
「作りたいと思ったものを作っただけ。作る過程で、労力は楽しさとして還元されてる」
「150,000なら文句なく買うよ」
「決まりだな」
私は代金を支払い、転移装置と地力石の入った布袋を受け取った。
すると老人は、そそくさと敷いていた布に商品をくるんで片づけを始める。
「もう店じまい?」
「1日に売る商品は1つまでと決めてるんだ」
「なるほど。次にまた王都に来たら、何か買いに来てもいい?」
「さあな。旅商人だもんで、王都にとどまっているとは限らない。でもまあ、お嬢さんとはまた会う気がするがな」
そう言うと、老人は小さな体で大きな荷物を背負って去っていく。
私は買ったものを収納すると、ネロたちを探して歩き始めた。
ニナが両親に何か買っていきたいと言ったのだ。
ついでに私も、あれこれ見てまわる。
「この服かわいいです!」
柔らかな緑色のワンピースを見て、ニナがぱっと笑顔になった。
確かにかわいい。
それにサイズ的にも、フェンリアに合いそうだ。
「あーでも、これだと予算オーバーですね……」
値札を見たニナの顔がしょんぼりとする。
ちょっと高かったようだ。
「お金、貸してあげようか?」
「いえ、大丈夫です。やっぱり自分のお金でプレゼントがしたいので。予算に合うものを探します」
「そっか。見つかるといいね」
「はい!」
私も服を買おうかな。
今は転生時に着ていたものと、村の女性陣の古着で回している。
でも懸賞金のおかげで懐が暖かいし、竜血茸が売れればえぐい額のお金が入ってくるはずだ。
せっかくだし必要なものをそろえちゃおう。
私はいくつか服を手に取って、試着室に持っていく。
極端に派手じゃなければ、基本デザインはどうでもいい。
大事なのは着心地だ。
道中の鳥人族みたいに、とっさに襲われても対応できる動きやすさ。
これが大切。
「これとこれはありかな」
私は試着した中からいくつか服を選ぶと、ギルドの会員カードで会計を済ませた。
これがあれば、基本的に現金を持ち歩かなくて済む。
もちろんカードが使えない店もあるし、そもそもアイテムボックスに入れてしまえば重さもへったくれもないので、私からしたらどっちでもいいんだけどね。
「ネロ~」
「どうした?」
「ニナのこと任せてもいい? 私、他の店も見てみたくて」
「いいぞ」
「じゃあよろしく」
ニナはネロに任せて、私は服屋を出た。
彼は何度も王都に来てるんだから、場合によっては私より信頼できる。
戦闘能力は高くないけど、こんな都の中で戦う機会なんてそうそうない。
というかほぼゼロだ。
「えーっと、現在地がここだから……」
都の地図を広げる。
かといって、特にあてがあるわけでもない。
私はすぐに地図をしまうと、適当に歩き始めた。
食料品、服や装飾品、生活雑貨、さらには何だかよく分からないものまで、売られている商品は多種多様だ。
店舗の形態も様々。
ちゃんと建物を持っている店や、屋台形式の店、さらには地面に布を広げてその上に店主と商品が鎮座する店などなど。
「嬢ちゃんやい」
ぷらぷら歩いていると、横から声を掛けられた。
紫色の布の上に、商品と並んでミョン爺と同じくらい老齢の店主が座っている。
売られているのはどれも、何がなんだか分からな……
あれ? これって……
「お嬢さんや、北の漁村から来たんだろ?」
「何で分かるの?」
「見りゃ分かる。さっきまで一緒にいたのは……歳からしてニナか。大きくなったもんだ」
ニナのことも知ってるんだ。
そしてこの老人が並べている訳の分からないガラクタの中に一つ、ゲームのワープポイントに置かれていたオブジェにそっくりなものがある。
私はがぜん、目の前に座る店主に興味がわいてきた。
「どうだ、何か1つ買っていかないか?」
「それって」
私はワープポイントのオブジェを指さす。
「瞬間移動できたりしない?」
普通に考えたら、頭のおかしい質問だ。
でもそれを聞いた店主は、待っていましたと言わんばかりにニヤリと笑った。
「これは転移装置『TM-0』だ。お嬢さんの言う通り、瞬間移動ができる。ここにひし形の穴が開いてるだろ?」
言われてみれば、オブジェの中心にひし形の穴が開いている。
すると老人は、手元の布袋からきれいな石を取り出した。
これまたひし形に成形されている。
青やオレンジなど色のついたものから、ガラスのように透明なものまで何個かあった。
「こいつは『地力石』っていう特殊な鉱石でな。その土地独特の地力に影響を受けると、こうやって色が変わる。ちなみにオレンジは王都、青はお嬢さんたちの漁村のものだ」
「きれいだね」
「だろ? この石自体はそんなに珍しいものじゃない。ちょっとした店に行けば、これを使ったアクセサリーが売ってる。でも俺は、この地力に影響されるという仕組みを利用した」
老人は青い地力石、漁村のものを転移装置にはめた。
そしてオレンジの地力石を手に取ると、静かに呟いた。
「【転移】」
その瞬間、老人と転移装置が消え去る。
さっきまで目の前にあったものが、一瞬で影も形もなくなり、私は目を見開いた。
そして数秒後、今度はオレンジの地力石がはめられた転移装置と一緒に老人が戻ってくる。
「どうだ? 驚いたか?」
「びっくりだよ……。これ、売り物なの?」
「売り物だから並べてる。買うか?」
「いくら?」
「地力石もセットで150,000G。どうだ?」
「安っ!」
いや、値段としては150,000Gっていうのは大金だ。
それでも、転移装置としては破格すぎる。
騙されてないかと心配になるけど、実際に目の前で使えるところを見たしな……。
「そんなに安くていいの?」
「材料代的にはそんなもんだからな」
「いやでも技術料とか」
「作りたいと思ったものを作っただけ。作る過程で、労力は楽しさとして還元されてる」
「150,000なら文句なく買うよ」
「決まりだな」
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すると老人は、そそくさと敷いていた布に商品をくるんで片づけを始める。
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「なるほど。次にまた王都に来たら、何か買いに来てもいい?」
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