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第15話 勇敢なクマと名馬たちと心配のし過ぎ
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「はぁ……はぁ……!」
俺たちは何とか、奇跡的に洞窟の入口へとたどり着いた。
でも後ろからは、モンスターたちが追ってきている。
「みんな! 戻ってきま……」
入口には別部隊のエルフのハンターたちがいる。
そこと合流できるからには、もう大丈夫だ。
そう思っていたのだが……
「嘘でしょぉぉぉ!?」
入口の部隊も同様に、苦しそうにあえいでいた。
シェグさんたちと同じような症状。
“エルフ殺し”の被害に遭っているようだ。
「エルフは……繊細な匂いも……かぎ分けるからな……。彼らもずっとここにいるうちに……毒されて……しまったんだろう……」
「そんなぁ!」
それでもまだ、より花に近づいたシェグさんたちよりは軽症のようだ。
走って逃げるくらいはできるかもしれない。
「退避ぃ!」
俺たちは必死に、洞窟から離れようと走っていく。
その洞窟からはモンスターたちが飛び出してきて、すごい勢いで差を詰めてくる。
洞窟の狭い道から解放されたからな。
向こうのスピードも段違いだ。
「ぜえ……はあ……。横からも……来たぞ……!」
シェグさんの声に左右を見れば、俺たちと並走するようにモンスターたちが駆けている。
まるで、一斉に攻撃するタイミングをうかがっているかのようだ。
全部で合わせて10体ほど。
「がお~」
突然、クマゴローがモンスターたちの方に向きを変えた。
少しでも俺たちが逃げる時間を作ろうとしてくれているかのように、堂々と立ちはだかる。
「ガウウウウ……!」
「がお~」
1体のモンスターが、勢いよくクマゴローに飛び掛かった。
それをクマゴローは、大きな予備動作から弾き飛ばす。
「がお~」
「ギャウッ!」
さすがの熊手ビンタ。
破壊力は満点だ。
でも予備動作が大きい分、多く連発は出来ない。
左右の手で2連打してしまえば、どうしても隙が生まれる。
それを見逃さず、モンスターのうち1体がクマゴローの肩にかぶりついた。
「クマゴロー!」
「がお……」
クマゴローが痛そうな声を上げる。
血とかが出ない分、見るに耐えないというレベルにはなってないけど、だからといってこのままでいいわけじゃない。
冷静になれ、俺。
このままじゃ、みんな体力の限界を迎えて逃げ切れない。
クマゴローが囮になってくれてるけど、この数的不利な状況じゃ、こちらも限界が近い。
こうなったら……
「【ぬいぐるみテイム・ウマ】×10!」
もっと早くこうするべきだった。
もうエサがどうとか言ってる場合じゃない……!
「みんな! これに乗ってください! クマゴローもありがとう! 撤退しよう!」
「がお~!」
ぽんぽんぽんっと現れたウマたちが、エルフたちを乗せて疾走し始める。
武田の騎馬隊みたいな勇猛な走りだ。
やってることは逃亡なんだけども。
「がお~」
俺はといえば、クマゴローに担ぎ上げられ背中に乗せれて走っていく。
肩の部分の布には穴が開き、わずかに綿が飛び出していた。
やっぱり綿が入ってたんだな。
「怪我、大丈夫か?」
「がお~」
「本当にありがとうな。村に戻ったら、縫ってもらおう」
「がお~」
さすがにウマ、それもポニーとかじゃなくサラブレッドは速い。
モンスターたちを突き放して、村へと一目散に駆けていく。
こいつらには、あとで名馬にふさわしい名前を付けてやらなくちゃな。
あとニンジンだ。
ある程度の距離差がついたところで、モンスターたちは諦めたようだった。
後ろを振り返っても、もう追ってくる気配はない。
「助かったぁ……」
俺たちは速度を落とし、ほっと一息つく。
ハンターたちはまだ具合が悪そうだが、洞窟にいた時よりはましになったようだった。
「本当に感謝するよ……。僕たちだけでは、いったいどうなっていたことか……」
「お礼なら彼らに」
「ああ。ありがとうな、君たち」
「がお~」
「「「「「ひひ~ん」」」」」
それにしてもウマ10頭……。
咄嗟だっただけに、やり過ぎたか?
でもこれくらい必要だったしな。
何よりも命を守ってあの場を離れることが、最優先だったのだから。
「どうしたおぬしら!?」
村に戻ると、村長は目を見開いて駆け寄ってきた。
他のみんなも、こちらを心配そうに見ている。
「申し訳ありません、村長。洞窟の中で調査はしたのですが、そこにフィエンデルカンミラが……」
「何と!? まさか“エルフ殺し”が……。事情は分かった。まずは治療じゃ。みんな、協力してハンターたちを治療するんじゃ!」
村長の一声で、みんなが一斉にハンターたちを介抱し始める。
その様子を見届けてから、村長は俺の背後を見て言った。
「して、後ろのそやつらはどうした?」
「状況が状況なだけにやむなく。すいません。またエサが大量に必要に……」
「ふぁっふぁっふぁ。気にすることはない。ハンターたちが無事だったのが何よりじゃ。それにおぬし、うちの村をなめておらぬか?」
「え?」
「うちの村は、おぬしが思っているほど貧しくないわい。これしきの動物たち、余裕で養えるわ」
にやりと笑って胸を張る村長。
どうやらちょっとばかし、俺は心配し過ぎていたようだ。
「感謝するぞ、ケント。エルフだけではどうにもならんかった」
「いえいえ。ぬいぐるみたちのおかげです。そうだ、クマゴローが怪我をしたので、縫ってあげたいんですが……俺、あんまり裁縫とか上手じゃなくて」
「おお、それなら適任がおるぞ。ミル! ちょっとこっちへ来るんじゃ」
村長に呼び寄せられ、ミルがとてとて走ってくる。
「そんちょー、なにかごようですか?」
「ミル、お前の恩人……というか恩クマのクマゴローが、怪我をしてしまったようじゃ。縫ってあげなさい。縫物は得意じゃろ?」
「はい! クマゴローだいじょーぶ?」
「がお~」
「あららら……いたそう。すぐになおしてあげる」
「がお~」
クマゴローは、ゆっくりとミルに連れられて歩いていく。
続いて村長も、治療の手伝いをするために去っていった。
もう少し、あの“エルフ殺し”について聞きたかったんだけど……。
仕方ない。あいつに聞くか。
標本も持ってたし、何かしらは知ってるんだろう。
俺はウマたちをモー子とコケ子の元に連れて行ってから、ひとりリルの研究所に向かって歩き始めた。
俺たちは何とか、奇跡的に洞窟の入口へとたどり着いた。
でも後ろからは、モンスターたちが追ってきている。
「みんな! 戻ってきま……」
入口には別部隊のエルフのハンターたちがいる。
そこと合流できるからには、もう大丈夫だ。
そう思っていたのだが……
「嘘でしょぉぉぉ!?」
入口の部隊も同様に、苦しそうにあえいでいた。
シェグさんたちと同じような症状。
“エルフ殺し”の被害に遭っているようだ。
「エルフは……繊細な匂いも……かぎ分けるからな……。彼らもずっとここにいるうちに……毒されて……しまったんだろう……」
「そんなぁ!」
それでもまだ、より花に近づいたシェグさんたちよりは軽症のようだ。
走って逃げるくらいはできるかもしれない。
「退避ぃ!」
俺たちは必死に、洞窟から離れようと走っていく。
その洞窟からはモンスターたちが飛び出してきて、すごい勢いで差を詰めてくる。
洞窟の狭い道から解放されたからな。
向こうのスピードも段違いだ。
「ぜえ……はあ……。横からも……来たぞ……!」
シェグさんの声に左右を見れば、俺たちと並走するようにモンスターたちが駆けている。
まるで、一斉に攻撃するタイミングをうかがっているかのようだ。
全部で合わせて10体ほど。
「がお~」
突然、クマゴローがモンスターたちの方に向きを変えた。
少しでも俺たちが逃げる時間を作ろうとしてくれているかのように、堂々と立ちはだかる。
「ガウウウウ……!」
「がお~」
1体のモンスターが、勢いよくクマゴローに飛び掛かった。
それをクマゴローは、大きな予備動作から弾き飛ばす。
「がお~」
「ギャウッ!」
さすがの熊手ビンタ。
破壊力は満点だ。
でも予備動作が大きい分、多く連発は出来ない。
左右の手で2連打してしまえば、どうしても隙が生まれる。
それを見逃さず、モンスターのうち1体がクマゴローの肩にかぶりついた。
「クマゴロー!」
「がお……」
クマゴローが痛そうな声を上げる。
血とかが出ない分、見るに耐えないというレベルにはなってないけど、だからといってこのままでいいわけじゃない。
冷静になれ、俺。
このままじゃ、みんな体力の限界を迎えて逃げ切れない。
クマゴローが囮になってくれてるけど、この数的不利な状況じゃ、こちらも限界が近い。
こうなったら……
「【ぬいぐるみテイム・ウマ】×10!」
もっと早くこうするべきだった。
もうエサがどうとか言ってる場合じゃない……!
「みんな! これに乗ってください! クマゴローもありがとう! 撤退しよう!」
「がお~!」
ぽんぽんぽんっと現れたウマたちが、エルフたちを乗せて疾走し始める。
武田の騎馬隊みたいな勇猛な走りだ。
やってることは逃亡なんだけども。
「がお~」
俺はといえば、クマゴローに担ぎ上げられ背中に乗せれて走っていく。
肩の部分の布には穴が開き、わずかに綿が飛び出していた。
やっぱり綿が入ってたんだな。
「怪我、大丈夫か?」
「がお~」
「本当にありがとうな。村に戻ったら、縫ってもらおう」
「がお~」
さすがにウマ、それもポニーとかじゃなくサラブレッドは速い。
モンスターたちを突き放して、村へと一目散に駆けていく。
こいつらには、あとで名馬にふさわしい名前を付けてやらなくちゃな。
あとニンジンだ。
ある程度の距離差がついたところで、モンスターたちは諦めたようだった。
後ろを振り返っても、もう追ってくる気配はない。
「助かったぁ……」
俺たちは速度を落とし、ほっと一息つく。
ハンターたちはまだ具合が悪そうだが、洞窟にいた時よりはましになったようだった。
「本当に感謝するよ……。僕たちだけでは、いったいどうなっていたことか……」
「お礼なら彼らに」
「ああ。ありがとうな、君たち」
「がお~」
「「「「「ひひ~ん」」」」」
それにしてもウマ10頭……。
咄嗟だっただけに、やり過ぎたか?
でもこれくらい必要だったしな。
何よりも命を守ってあの場を離れることが、最優先だったのだから。
「どうしたおぬしら!?」
村に戻ると、村長は目を見開いて駆け寄ってきた。
他のみんなも、こちらを心配そうに見ている。
「申し訳ありません、村長。洞窟の中で調査はしたのですが、そこにフィエンデルカンミラが……」
「何と!? まさか“エルフ殺し”が……。事情は分かった。まずは治療じゃ。みんな、協力してハンターたちを治療するんじゃ!」
村長の一声で、みんなが一斉にハンターたちを介抱し始める。
その様子を見届けてから、村長は俺の背後を見て言った。
「して、後ろのそやつらはどうした?」
「状況が状況なだけにやむなく。すいません。またエサが大量に必要に……」
「ふぁっふぁっふぁ。気にすることはない。ハンターたちが無事だったのが何よりじゃ。それにおぬし、うちの村をなめておらぬか?」
「え?」
「うちの村は、おぬしが思っているほど貧しくないわい。これしきの動物たち、余裕で養えるわ」
にやりと笑って胸を張る村長。
どうやらちょっとばかし、俺は心配し過ぎていたようだ。
「感謝するぞ、ケント。エルフだけではどうにもならんかった」
「いえいえ。ぬいぐるみたちのおかげです。そうだ、クマゴローが怪我をしたので、縫ってあげたいんですが……俺、あんまり裁縫とか上手じゃなくて」
「おお、それなら適任がおるぞ。ミル! ちょっとこっちへ来るんじゃ」
村長に呼び寄せられ、ミルがとてとて走ってくる。
「そんちょー、なにかごようですか?」
「ミル、お前の恩人……というか恩クマのクマゴローが、怪我をしてしまったようじゃ。縫ってあげなさい。縫物は得意じゃろ?」
「はい! クマゴローだいじょーぶ?」
「がお~」
「あららら……いたそう。すぐになおしてあげる」
「がお~」
クマゴローは、ゆっくりとミルに連れられて歩いていく。
続いて村長も、治療の手伝いをするために去っていった。
もう少し、あの“エルフ殺し”について聞きたかったんだけど……。
仕方ない。あいつに聞くか。
標本も持ってたし、何かしらは知ってるんだろう。
俺はウマたちをモー子とコケ子の元に連れて行ってから、ひとりリルの研究所に向かって歩き始めた。
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