16 / 35
第16話 白い花の怖さと名馬の名前と嬉しくない情報
しおりを挟む
「うーす」
雑な挨拶と共に研究所に入ると、リルは珍しく起きていた。
目の前には、あの白い花が入った瓶が置かれている。
机の上のそれと、リルは真剣な顔でにらめっこしていた。
「あ、ケント」
「珍しいな。起きてたのか」
「むむっ。まるで、わたしがずーっとねてるみたい」
「ずーっと寝てるだろ。でもちょうど良かった。その花について聞きたいんだ」
俺はリルの目の前にある瓶を指差す。
そういえば、シェグさんのような鍛えられたハンターでさえ、あれだけ体調が悪くなったのに、こんな至近距離でリルは平気なんだろうか。
「調子、悪くならないのか?」
「このびん、ハイエルフのじゅつでふーいんされてる。だから、へいき」
「なるほど。エリサが封印したってわけだ」
「そう」
「その花を見てることからすると、今日あったことは聞いたみたいだな」
「うん。パパをまもってくれてありがと、ケント」
安堵したような微笑みを浮かべるリル。
やっぱり家族が無事って、すごい嬉しいことなんだな。
「でも、昨日話したほど上手くは行かなかったわ」
「いきていくのって、そーいうもん。うまくいってばっかじゃない」
「お前、本当に5歳児だよな? 実は1500歳のロリババアだったりしないよな?」
「ろりばばー?」
「いや、何でもない」
リルは完全にきょとんとしてしまう。
俺は一つ咳払いすると、話題を変えた。
「その花、エルフにとっては毒なんだよな?」
「そう。このはな、すごくこわい。はきけ、めまい、からだのふるえ、ずつう、ふくつう、げんかく、げんちょうなどのしょうじょうがでる」
「恐ろしいな」
「でも、もっとこわいのは、きんだんしょうじょう」
「あんな苦しくなるのに、禁断症状?」
「うん」
リルは一つ頷くと、瓶の横にあった薄い本を広げる。
ぱらぱらとめくると、とあるページを見せてきた。
「えーとなになに? 『短い期間で何度もこの花の香りをかぐと、中毒になり、定期的にこの花の香りをかがなくては気が済まなくなります。もちろん、体には悪影響です。中毒を克服しないと、最悪の場合、死に至ります』。めちゃくちゃ怖いじゃん、なにこれ」
言ってみれば、危ない薬みたいなものなんだな。
だから、村長も急いで手当てするように言っていたわけだ。
「こわい。しかも、ちゅうどくをこくふくするの、かんたんじゃない。エリサは、こうかてきなくすり、つくろうとがんばってた」
「なるほど……。きれいな花に見えて、こんなに怖いものだったとは」
昨日、何気なく手に取って、ましてや瓶を開けようとしていたことを考えると震える。
エリサの封印が無かったら、リルの健康を害してしまっていたかもしれない。
「これでもう、エルフはどうくつにちかづけない」
「確かにそうなるな」
「モンスターのきょてん、ケントひとりでつぶさなきゃいけない」
「……いや、うすうすそんな気はしてたんだけどさ。そりゃ、俺以外にあの洞窟に入れる人いないし。でもひとりってのは……」
「だいじょーぶ。ぬいぐるみがいる」
「うーん……」
村長からは、じゃんじゃんぬいぐるみを出していいみたいな雰囲気を感じた。
でもさすがに限度ってもんがあるしな。
かなり強いクマゴローであの感じだと、猛獣があと4、5体はほしい。
ただ問題は、猛獣はめちゃくちゃ食うってことだ。
改めて、村長に相談しなくちゃいけないな。
「ハンターたちの治療が一段落したら、村長のところに言って改めて作戦を立てるよ。まさか、モンスターを野放しってわけにはいかないし」
「うん。それがいい」
「さてと……リル、ちょっと手伝ってくれるか?」
「ぬぬっ。まさか、ろうどう?」
「少しは働け。ほら、行くぞ」
「ぬあ~」
情けない声を上げるリルを連れ出し、ニンジンを取りに村の倉庫へ向かう。
まあ確かに、相当な数の食料が備蓄されてるよな。
豊かな村であることは間違いない。
「ニンジンを運ぶぞ」
「ニンジン? クマゴローのエサ?」
「そう。あとは新入りがな」
「またふえたの」
「仕方なかったんだ」
ニンジンを大きな袋に詰めて、2人で協力して運ぶ。
結構な量だけど、今日の功労者への報酬だ。
大きい目で見てほしい。
「おーい」
少し離れた場所から呼びかけると、ウマたちは一斉に走ってきた。
普通はパッカパッカと蹄の音がするもんだけど、クマゴローと同じように全くの無音。
さすが、ぬいぐるみ。
「ふえてる。すごいふえてる」
「このウマたちが、すごいスピードで走って、シェグさんたちを連れ帰ってきてくれたんだ」
「おおっ。ありがとう、きみたち」
「「「「「ひひ~ん」」」」」
俺たちは、袋の中のニンジンを地面へと出す。
お腹が減っていたようで、ウマたちは一斉に食べ始めた。
ニンジンがひゅんひゅん無くなっていく。
そりゃ、登場していきなりあれだけ全力疾走させられたら、お腹も空くよな。
「このウマたちにも、名前を付けるの?」
「まあ、付けてあげないとかわいそうだしな。さすがに最初のうちは、名札が無いと分からなくなりそうだけど」
大活躍の名馬たちだ。
ふさわしい名前を付けてあげたい。
俺は食事を取るウマたちを、一頭一頭じっくり観察した。
「よし、決まった」
「どんなのにしたの?」
「右の白いやつから順にオクリギャップ、ウマートファルコン、ハニーブライアン、デーブインパクト、ジャスダウェーイ、プエナピスタ、エアークルーヴ、トウトイテイオー、メグロマックイーン、クリーンクラス」
「ふーん。へんなの」
まあ、そりゃ分からんよなぁ。
このネタ、競馬とか某ウ●娘とかやってない人には伝わらないって。
ましてや異世界エルフに分かるわけがない。
「おぼえづらい。なふだ、ひつよう」
「ああ。付けてあげよう。それにしても、ウマにウシにニワトリ……。牧場みたいだな」
「ぼくじょー?」
「ああ、牧場ってのは、こういうウマとかウシとかいっぱいいるところなんだ。ウマに乗って遊んだり、牛乳しぼり体験ができたりするところもあれば、それこそ牛乳とか卵とかを作って売ってるところもあるんだぞ」
「ぼくじょー、すごい! ぼくじょー、つくりたい!」
「まあこれも、要はエサの問題だな。卵とか牛乳とか、食料として還元される部分はあるわけだし。量産すれば、それこそ卵の殻も肥料に使える」
「ぼくじょー、そんちょーにていあんする。ニワトリだけじゃなく、いろんなどうぶつふえたら、たのしいし」
ぬいぐるみの牧場か。
なかなかにメルヘンだな。
でもどうせやるなら、思い切って大規模に展開した方がいいのかもしれない。
村の全体の牛乳や卵を賄うくらいの勢いでやれば、意外と副産物も含めて採算は合ってくるかも。
そういえば、牛糞も肥料として使えるんだよなぁ。
ぬいぐるみたちは排泄しないから、この副産物はゲットできないけど。
「まあ、とりあえずモンスター問題を解決しないとな。そうしないと、牧場を作っても動物たちが安心できない」
「うん。ケント、がんばれ」
「丸投げなんだよなぁ……」
でも、丸投げになって仕方ない状況なんだよな。
早いところモンスターを倒して、平和な暮らしを取り戻したいところだ。
狂暴な奴らと戦うよりも、リルにツッコミを入れたりミルと働いたりしながら、のんびりまったり暮らす方が性に合っている。
「おっ、ケントくん。それにリルとおウマさんたちも」
「パパ! もうだいじょーぶなの?」
通りがかったのは、シェグさんだった。
まだ顔色はそんなに良くないが、足取りは段違いにしっかりしている。
さすが、日ごろ鍛えてるだけあるな。
回復力が違う。
「まだ少しふらっとするけど、大丈夫だ。心配かけたな」
シェグさんは優しく愛娘の頭を撫でると、こちらに向き直った。
「僕たちは、あの洞窟に近づけない。だからケントくんに何とかしてもらうしかなんだ。すまない」
「仕方ないです。プランを立てて、やってみます」
「よろしく頼むよ。それと、ひとつだけ情報を。あんまり明るい話じゃないんだけどね」
「何です?」
「おそらく、モンスターはあの10体が全てじゃない。洞窟のあの空間にあった足跡などから推察して、おそらく20~30はいると思う」
「……それは、明るい話じゃないですね」
でもあれだけ調子が悪いなかで、瞬時にそんな観察をしていたのか。
この人……じゃなくてエルフ、すごいな。
聴覚にしても嗅覚にしても、エルフは段違いに感覚が優れているようだ。
「でも、必要な情報です。ありがとうございます」
「お礼を言うのはこっちの方さ。僕にできることがあれば、何でもするから言ってほしい」
「はい。力が必要な時は、遠慮なく頼らせてもらいます」
「ああ、そうしてくれ」
さーてと。
何とも嬉しくない情報が出たところで、モンスターたちへのリベンジに向けて計画を練りますかね。
雑な挨拶と共に研究所に入ると、リルは珍しく起きていた。
目の前には、あの白い花が入った瓶が置かれている。
机の上のそれと、リルは真剣な顔でにらめっこしていた。
「あ、ケント」
「珍しいな。起きてたのか」
「むむっ。まるで、わたしがずーっとねてるみたい」
「ずーっと寝てるだろ。でもちょうど良かった。その花について聞きたいんだ」
俺はリルの目の前にある瓶を指差す。
そういえば、シェグさんのような鍛えられたハンターでさえ、あれだけ体調が悪くなったのに、こんな至近距離でリルは平気なんだろうか。
「調子、悪くならないのか?」
「このびん、ハイエルフのじゅつでふーいんされてる。だから、へいき」
「なるほど。エリサが封印したってわけだ」
「そう」
「その花を見てることからすると、今日あったことは聞いたみたいだな」
「うん。パパをまもってくれてありがと、ケント」
安堵したような微笑みを浮かべるリル。
やっぱり家族が無事って、すごい嬉しいことなんだな。
「でも、昨日話したほど上手くは行かなかったわ」
「いきていくのって、そーいうもん。うまくいってばっかじゃない」
「お前、本当に5歳児だよな? 実は1500歳のロリババアだったりしないよな?」
「ろりばばー?」
「いや、何でもない」
リルは完全にきょとんとしてしまう。
俺は一つ咳払いすると、話題を変えた。
「その花、エルフにとっては毒なんだよな?」
「そう。このはな、すごくこわい。はきけ、めまい、からだのふるえ、ずつう、ふくつう、げんかく、げんちょうなどのしょうじょうがでる」
「恐ろしいな」
「でも、もっとこわいのは、きんだんしょうじょう」
「あんな苦しくなるのに、禁断症状?」
「うん」
リルは一つ頷くと、瓶の横にあった薄い本を広げる。
ぱらぱらとめくると、とあるページを見せてきた。
「えーとなになに? 『短い期間で何度もこの花の香りをかぐと、中毒になり、定期的にこの花の香りをかがなくては気が済まなくなります。もちろん、体には悪影響です。中毒を克服しないと、最悪の場合、死に至ります』。めちゃくちゃ怖いじゃん、なにこれ」
言ってみれば、危ない薬みたいなものなんだな。
だから、村長も急いで手当てするように言っていたわけだ。
「こわい。しかも、ちゅうどくをこくふくするの、かんたんじゃない。エリサは、こうかてきなくすり、つくろうとがんばってた」
「なるほど……。きれいな花に見えて、こんなに怖いものだったとは」
昨日、何気なく手に取って、ましてや瓶を開けようとしていたことを考えると震える。
エリサの封印が無かったら、リルの健康を害してしまっていたかもしれない。
「これでもう、エルフはどうくつにちかづけない」
「確かにそうなるな」
「モンスターのきょてん、ケントひとりでつぶさなきゃいけない」
「……いや、うすうすそんな気はしてたんだけどさ。そりゃ、俺以外にあの洞窟に入れる人いないし。でもひとりってのは……」
「だいじょーぶ。ぬいぐるみがいる」
「うーん……」
村長からは、じゃんじゃんぬいぐるみを出していいみたいな雰囲気を感じた。
でもさすがに限度ってもんがあるしな。
かなり強いクマゴローであの感じだと、猛獣があと4、5体はほしい。
ただ問題は、猛獣はめちゃくちゃ食うってことだ。
改めて、村長に相談しなくちゃいけないな。
「ハンターたちの治療が一段落したら、村長のところに言って改めて作戦を立てるよ。まさか、モンスターを野放しってわけにはいかないし」
「うん。それがいい」
「さてと……リル、ちょっと手伝ってくれるか?」
「ぬぬっ。まさか、ろうどう?」
「少しは働け。ほら、行くぞ」
「ぬあ~」
情けない声を上げるリルを連れ出し、ニンジンを取りに村の倉庫へ向かう。
まあ確かに、相当な数の食料が備蓄されてるよな。
豊かな村であることは間違いない。
「ニンジンを運ぶぞ」
「ニンジン? クマゴローのエサ?」
「そう。あとは新入りがな」
「またふえたの」
「仕方なかったんだ」
ニンジンを大きな袋に詰めて、2人で協力して運ぶ。
結構な量だけど、今日の功労者への報酬だ。
大きい目で見てほしい。
「おーい」
少し離れた場所から呼びかけると、ウマたちは一斉に走ってきた。
普通はパッカパッカと蹄の音がするもんだけど、クマゴローと同じように全くの無音。
さすが、ぬいぐるみ。
「ふえてる。すごいふえてる」
「このウマたちが、すごいスピードで走って、シェグさんたちを連れ帰ってきてくれたんだ」
「おおっ。ありがとう、きみたち」
「「「「「ひひ~ん」」」」」
俺たちは、袋の中のニンジンを地面へと出す。
お腹が減っていたようで、ウマたちは一斉に食べ始めた。
ニンジンがひゅんひゅん無くなっていく。
そりゃ、登場していきなりあれだけ全力疾走させられたら、お腹も空くよな。
「このウマたちにも、名前を付けるの?」
「まあ、付けてあげないとかわいそうだしな。さすがに最初のうちは、名札が無いと分からなくなりそうだけど」
大活躍の名馬たちだ。
ふさわしい名前を付けてあげたい。
俺は食事を取るウマたちを、一頭一頭じっくり観察した。
「よし、決まった」
「どんなのにしたの?」
「右の白いやつから順にオクリギャップ、ウマートファルコン、ハニーブライアン、デーブインパクト、ジャスダウェーイ、プエナピスタ、エアークルーヴ、トウトイテイオー、メグロマックイーン、クリーンクラス」
「ふーん。へんなの」
まあ、そりゃ分からんよなぁ。
このネタ、競馬とか某ウ●娘とかやってない人には伝わらないって。
ましてや異世界エルフに分かるわけがない。
「おぼえづらい。なふだ、ひつよう」
「ああ。付けてあげよう。それにしても、ウマにウシにニワトリ……。牧場みたいだな」
「ぼくじょー?」
「ああ、牧場ってのは、こういうウマとかウシとかいっぱいいるところなんだ。ウマに乗って遊んだり、牛乳しぼり体験ができたりするところもあれば、それこそ牛乳とか卵とかを作って売ってるところもあるんだぞ」
「ぼくじょー、すごい! ぼくじょー、つくりたい!」
「まあこれも、要はエサの問題だな。卵とか牛乳とか、食料として還元される部分はあるわけだし。量産すれば、それこそ卵の殻も肥料に使える」
「ぼくじょー、そんちょーにていあんする。ニワトリだけじゃなく、いろんなどうぶつふえたら、たのしいし」
ぬいぐるみの牧場か。
なかなかにメルヘンだな。
でもどうせやるなら、思い切って大規模に展開した方がいいのかもしれない。
村の全体の牛乳や卵を賄うくらいの勢いでやれば、意外と副産物も含めて採算は合ってくるかも。
そういえば、牛糞も肥料として使えるんだよなぁ。
ぬいぐるみたちは排泄しないから、この副産物はゲットできないけど。
「まあ、とりあえずモンスター問題を解決しないとな。そうしないと、牧場を作っても動物たちが安心できない」
「うん。ケント、がんばれ」
「丸投げなんだよなぁ……」
でも、丸投げになって仕方ない状況なんだよな。
早いところモンスターを倒して、平和な暮らしを取り戻したいところだ。
狂暴な奴らと戦うよりも、リルにツッコミを入れたりミルと働いたりしながら、のんびりまったり暮らす方が性に合っている。
「おっ、ケントくん。それにリルとおウマさんたちも」
「パパ! もうだいじょーぶなの?」
通りがかったのは、シェグさんだった。
まだ顔色はそんなに良くないが、足取りは段違いにしっかりしている。
さすが、日ごろ鍛えてるだけあるな。
回復力が違う。
「まだ少しふらっとするけど、大丈夫だ。心配かけたな」
シェグさんは優しく愛娘の頭を撫でると、こちらに向き直った。
「僕たちは、あの洞窟に近づけない。だからケントくんに何とかしてもらうしかなんだ。すまない」
「仕方ないです。プランを立てて、やってみます」
「よろしく頼むよ。それと、ひとつだけ情報を。あんまり明るい話じゃないんだけどね」
「何です?」
「おそらく、モンスターはあの10体が全てじゃない。洞窟のあの空間にあった足跡などから推察して、おそらく20~30はいると思う」
「……それは、明るい話じゃないですね」
でもあれだけ調子が悪いなかで、瞬時にそんな観察をしていたのか。
この人……じゃなくてエルフ、すごいな。
聴覚にしても嗅覚にしても、エルフは段違いに感覚が優れているようだ。
「でも、必要な情報です。ありがとうございます」
「お礼を言うのはこっちの方さ。僕にできることがあれば、何でもするから言ってほしい」
「はい。力が必要な時は、遠慮なく頼らせてもらいます」
「ああ、そうしてくれ」
さーてと。
何とも嬉しくない情報が出たところで、モンスターたちへのリベンジに向けて計画を練りますかね。
0
あなたにおすすめの小説
異世界カフェ食堂で皿洗いをしますと思ったら日本料理を創造する力が与えられていた!(もふもふ聖獣猫のモフにゃーと楽しく日本料理を創造します)
なかじまあゆこ
ファンタジー
可愛いもふもふ達とアリナは異世界でスローライフをします。
異世界召喚された安莉奈は幼女の姿になっていた。神様に与えられた能力を使い眷属聖獣猫モフにゃーや魔獣のライオン魔獣鳥に魔獣の日焼けとお料理を創造します!
熊元安莉奈(くまもとありな)は黄色のバスに乗せられ異世界召喚された。 そして、なぜだか幼女の姿になっていた。しかも、日本の地球人だったことを忘れていたのだ。 優しいモリーナ夫妻に養子として引き取れた安莉奈はアリナになった。 モリーナ夫妻はカフェ食堂を経営していたが繁盛しておらず貧乏だった。料理が出来ないアリナはお皿洗いなどのお手伝いを小さな体ながらしていたのだけど。 神様から日本料理を創造する力が与えられていた! その力を使うと。
地球では辛い生活を送っていた安莉奈が異世界ではアリナとしてお父さんに激愛され幸せに生きている。
エブリスタ、小説家になろうにも掲載しています。
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
二月から週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。
スマホアプリで衣食住確保の異世界スローライフ 〜面倒なことは避けたいのに怖いものなしのスライムと弱気なドラゴンと一緒だとそうもいかず〜
もーりんもも
ファンタジー
命より大事なスマホを拾おうとして命を落とした俺、武田義経。
ああ死んだと思った瞬間、俺はスマホの神様に祈った。スマホのために命を落としたんだから、お慈悲を!
目を開けると、俺は異世界に救世主として召喚されていた。それなのに俺のステータスは平均よりやや上といった程度。
スキル欄には見覚えのある虫眼鏡アイコンが。だが異世界人にはただの丸印に見えたらしい。
何やら漂う失望感。結局、救世主ではなく、ただの用無しと認定され、宮殿の使用人という身分に。
やれやれ。スキル欄の虫眼鏡をタップすると検索バーが出た。
「ご飯」と検索すると、見慣れたアプリがずらずらと! アプリがダウンロードできるんだ!
ヤバくない? 不便な異世界だけど、楽してダラダラ生きていこう――そう思っていた矢先、命を狙われ国を出ることに。
ひょんなことから知り合った老婆のお陰でなんとか逃げ出したけど、気がつけば、いつの間にかスライムやらドラゴンやらに囲まれて、どんどん不本意な方向へ……。
2025/04/04-06 HOTランキング1位をいただきました! 応援ありがとうございます!
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
転生能無し少女のゆるっとチートな異世界交流
犬社護
ファンタジー
10歳の祝福の儀で、イリア・ランスロット伯爵令嬢は、神様からギフトを貰えなかった。その日以降、家族から【能無し・役立たず】と罵られる日々が続くも、彼女はめげることなく、3年間懸命に努力し続ける。
しかし、13歳の誕生日を迎えても、取得魔法は1個、スキルに至ってはゼロという始末。
遂に我慢の限界を超えた家族から、王都追放処分を受けてしまう。
彼女は悲しみに暮れるも一念発起し、家族から最後の餞別として貰ったお金を使い、隣国行きの列車に乗るも、今度は山間部での落雷による脱線事故が起きてしまい、その衝撃で車外へ放り出され、列車もろとも崖下へと転落していく。
転落中、彼女は前世日本人-七瀬彩奈で、12歳で水難事故に巻き込まれ死んでしまったことを思い出し、現世13歳までの記憶が走馬灯として駆け巡りながら、絶望の淵に達したところで気絶してしまう。
そんな窮地のところをランクS冒険者ベイツに助けられると、神様からギフト《異世界交流》とスキル《アニマルセラピー》を貰っていることに気づかされ、そこから神鳥ルウリと知り合い、日本の家族とも交流できたことで、人生の転機を迎えることとなる。
人は、娯楽で癒されます。
動物や従魔たちには、何もありません。
私が異世界にいる家族と交流して、動物や従魔たちに癒しを与えましょう!
神による異世界転生〜転生した私の異世界ライフ〜
シュガーコクーン
ファンタジー
女神のうっかりで死んでしまったOLが一人。そのOLは、女神によって幼女に戻って異世界転生させてもらうことに。
その幼女の新たな名前はリティア。リティアの繰り広げる異世界ファンタジーが今始まる!
「こんな話をいれて欲しい!」そんな要望も是非下さい!出来る限り書きたいと思います。
素人のつたない作品ですが、よければリティアの異世界ライフをお楽しみ下さい╰(*´︶`*)╯
旧題「神による異世界転生〜転生幼女の異世界ライフ〜」
現在、小説家になろうでこの作品のリメイクを連載しています!そちらも是非覗いてみてください。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる