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プロローグ
魔界転生!悪魔になりました!
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動かなくなった少女を囲むように、河から溢れた黒い水が、獲物を狙う白い糸の狩人が、喰らい切り裂き奪う簒奪者が彼女の傷ついた体を取り囲む。
「あ、が・・・けっ、けっ・・・」
足元の傷口から黒い水が、欠損した腕に狩人が、喪った双眸と耳に簒奪者がまるで液体か、粘土のような形となって潜り込んでいく。肉体が悍ましい音を立てて徐々に膨らみ『それ』が形を成していく。
『深き深淵より、現れたり!』
門の外でルルイエが喜色を満面に表して天を仰いだ。頬を赤らめて、目を潤ませ、幸福の絶頂を示すように。
『深きところより這い出たり!ああ、偉大なる悪魔たちよ!新たな存在の誕生を!祝福せよ!』
ルルイエの体は時折不可思議に捩れる影を伴って天に向かって叫ぶ。赤い月に真っ赤な瞳が開き、嬉しそうに目を細めた。
『偉大なるもの!大悪魔(グレーターデーモン)の誕生だ!!!!』
雲の形が、山に映る影が不吉に歪み、悪魔の姿を取った。王の位階を戴く悪魔がルルイエに祝いの品を届ける。
鍵を模した剣と門を模した盾、そして宝玉を削って作った月の形のペンダント。ルルイエはそれを押し頂いて祭壇に並べ、この宴の主賓の到着を待った。
「てに、いれましたぁぁぁぁ・・・・」
「おお、やっぱり・・・美しいっ!」
門を開く四対の腕、暗闇から覗く赤い瞳。そして地を揺るがす巨大な甲殻を持つムカデの下半身。ルルイエは教え子の晴れ姿に感涙し、門から覗いたルナの顔に接吻した。
「せんせい、わたしは・・・あくま、に、なれましたぁ?」
「もちろん!ああ、美しい!こんなに立派になって・・・」
首と上半身の胴体こそ人の面影を残しているが四対、八本の腕は蜘蛛のようにいくつもの関節を有しており、それを蝙蝠の羽根を思わせる被膜が包んでいる。巨体故に飛べるのかはわからないがおそらく三種の生物の特徴の強弱を操ることができるのだろう。巨大なムカデの足がするすると縮んで蝙蝠を思わせる足に変化した。
「わたしは・・・ええっと」
「落ち着いて、言葉を思い出してごらん。悪魔になったらちょっと言葉の使い方に困るだろう?君は今三種類の生き物の言葉が入っているからね」
もごもごと時折聞き取れない言葉を零しながら話すルナに諭すようにルルイエは言う。
それでも嬉しさが溢れているのかルナを撫でる手が止まらない。
「今の貴女は名前が無い悪魔、『ネームレス』だ。不安定で、危険な状態だからこれで自分をコントロールするといい」
ルルイエはルナの首にペンダントをかけた。本来ならば悪魔たちと対を成す太陽を象った意匠が凝らされている。
「こ・・・れは?」
そう言いかけて、ルナは自分の体がするすると小さくなっていくのを感じる。そして人間の姿へ。
「???・・・戻った?」
「人間の姿が今のキミにとってもっとも低コストな形態ってことだ。悪魔としての研鑽を積めばどのような状態でも自分の好きな姿を維持できるようになるさ」
「そうなんですか・・・」
ふわふわとした状態から元に戻ってみて、冷静になってみるととんでもない目に遭ったことに気付いてルナは自身の体を確認した。手もある、足もある。耳も鼻も・・・ある。音も匂いも、声も出る。
「・・・ほっ」
「その様子だと捧げられるものは全て捧げて悪魔になったって感じだね。うーん、最高の出来栄えだ」
「ルルイエ先生?」
「あ」
「わたし・・・怖かったんですよ!」
すっごく!すっごく!とルナはルルイエに縋りつくと怒り顔だったが徐々に瞳が潤むと、ぼたぼたと涙を流し始めた。
「こわかった・・・いたくて、くるしくて・・・ほんとうに・・・こわかった・・・」
「・・・、ごめんね、ルナちゃん。ごめんね、大丈夫だから、もう終わったからね」
ルルイエもさすがに申し訳なくなったのか、ルナを抱きしめて彼女が泣き止むまで頭を撫でてあげることにした。
魔法使いの中で悪魔になろうという連中は老人が多かった。彼らは代償をよく理解していたし、捧げるものもたかがしれていたのでルルイエにこのように抗議する人はすくなかった。
ルルイエは彼女の才能に見惚れるあまりルナが年若い子ということを失念していたのであった。
「・・・ぐずっ」
「落ち着いた?」
ルルイエの言葉にルナは鼻をすすりながら頷いた。そして、ルルイエは彼女にこれからの事を告げる。
「ルナちゃん、これから貴女がすべきことを伝えておくわね」
「すべきこと・・・」
「まず、そのペンダントを手放してはいけない。あっという間に正体を現してしまう。そうなると人里で生きていくのは難しくなるから」
「そうなんですか・・・?」
ルナが不安そうに尋ねるのにルルイエは理由を述べる。
「まず、体のサイズの問題ね。貴女が正体を現すととにかくおっきいから」
「おっきい・・・?」
「家には入れないサイズだし、ムカデの下半身なんか全部表したら山を一周しちゃうかもしれないわ」
「えっ!」
ルナはそれを聞いて仰天した。自分の体がそんなに大きくなっていたなんて思わなかったのである。
「次に貴女の名前の問題」
「名前?私の?」
「人としての名前はもうあるから良いとして、悪魔としての真名が無いのよ。生まれ変わったばかりだからね」
だから命名式をして名前をもらわないといけない。とルルイエは言う。
「命名式が無いと貴女の体はどうとでもなる不確かな存在として、いろんなものの影響を受けすぎてしまう」
「影響を受けるとどうなるんです?」
「体が変形したり、自己が曖昧になったり・・・怪物になる」
「ええっ・・・!」
さらにショックな出来事である。ならすぐにでも!と言いかけたルナを制してさらに続ける。
「貴女の力が強すぎるから命名式は大がかりにならざるを得ないの。まあ若い子が悪魔になったなんて知ったらどの大悪魔(グレーターデーモン)もほっとかないだろうけど・・・」
「ほっとかない・・・?」
「普通は命名式はお金積んで、頭下げて頼んで名前をつけてもらうんだけどルナちゃんみたいな可愛くて若い子は皆欲しがるわ。普段は可愛げのない老人の相手ばかりだし・・・、自分の末弟や末子、末孫として名前を連ねてもいいんじゃないか?って言われるかもしれない」
だからこそ、とルルイエは言う。
「喧嘩にならないように大悪魔にかけられるだけ声を掛けて、命名式に参加してもらって・・・」
「なんだかすごいことになったような・・・」
悪魔になる、それだけで凄いはずなのに頭に大なんて字までついてしまったらもうルナの想像の範疇を越えてしまっていた。その中でとりあえず気になったことを尋ねてみることにした。
「命名式ってそんなに条件が厳しいんです?」
「なんていうかね、一生ものってのもあるんだけど悪魔の格が低い相手が自分より格の高い相手に名前を付けるのは難しいのよ」
真名は相手を縛る力がある。その魂を縛る制約にもなり得るその儀式は必然的に相手の魂の力を抑え込めるだけの力を持つ必要があるということである。
「たとえが上手く見つからないんだけど・・・例えば・・・名前を書いた首輪を巻くために動物の首根っこつかんで大人しくさせるとするじゃない?」
「動物が魂、首輪が名前ってことですよね?」
「そう、大人しくさせるだけの力か技量が必要になるんだけど、相手によってはそれが虎になったり、竜になったりするとおもって頂戴。だから猛獣を手懐ける技量か、無理やり抑え込むだけの技量が必要になるの」
普通は無理なんだけど、とルルイエはさらに説明を加えた。
「無理矢理服従させて名前を付けるなんて方法があるの。これは全くオススメできないんだけどね」
「その、力で抑え込むのとどう違うんです?」
「名前を無理やり付けられた悪魔はとんでもなく弱体化するわ、小型の動物の首輪を大型の動物につけるようなものだから」
「弱体化・・・」
「悪魔になる前のルナちゃんと同じことよ。魂の大きさと魔力量が釣り合わなくなるの。命名者より強くは慣れないことがほとんどだし、下手をすれば弱った状態で体が固定されちゃうかもしれない」
だからこそ悪魔になった人は頼んででも格の高い悪魔に命名者になってもらうのよ。とルルイエは言った。
「だからこのペンダントを肌身離さず持って、悪魔であることを隠してちょうだい。まずはいざとなったら貴女を保護してくれる教会の人間を紹介するからそっちを頼ってね」
「あの、魔法はどうなりますか?」
「それはもう大丈夫よ、人間が使う魔法・・・ましてや学生レベルの魔法なら全く問題ないわ」
試しにやってみて、と言われてルナは恐る恐る魔力を籠めてみた。
「あ、が・・・けっ、けっ・・・」
足元の傷口から黒い水が、欠損した腕に狩人が、喪った双眸と耳に簒奪者がまるで液体か、粘土のような形となって潜り込んでいく。肉体が悍ましい音を立てて徐々に膨らみ『それ』が形を成していく。
『深き深淵より、現れたり!』
門の外でルルイエが喜色を満面に表して天を仰いだ。頬を赤らめて、目を潤ませ、幸福の絶頂を示すように。
『深きところより這い出たり!ああ、偉大なる悪魔たちよ!新たな存在の誕生を!祝福せよ!』
ルルイエの体は時折不可思議に捩れる影を伴って天に向かって叫ぶ。赤い月に真っ赤な瞳が開き、嬉しそうに目を細めた。
『偉大なるもの!大悪魔(グレーターデーモン)の誕生だ!!!!』
雲の形が、山に映る影が不吉に歪み、悪魔の姿を取った。王の位階を戴く悪魔がルルイエに祝いの品を届ける。
鍵を模した剣と門を模した盾、そして宝玉を削って作った月の形のペンダント。ルルイエはそれを押し頂いて祭壇に並べ、この宴の主賓の到着を待った。
「てに、いれましたぁぁぁぁ・・・・」
「おお、やっぱり・・・美しいっ!」
門を開く四対の腕、暗闇から覗く赤い瞳。そして地を揺るがす巨大な甲殻を持つムカデの下半身。ルルイエは教え子の晴れ姿に感涙し、門から覗いたルナの顔に接吻した。
「せんせい、わたしは・・・あくま、に、なれましたぁ?」
「もちろん!ああ、美しい!こんなに立派になって・・・」
首と上半身の胴体こそ人の面影を残しているが四対、八本の腕は蜘蛛のようにいくつもの関節を有しており、それを蝙蝠の羽根を思わせる被膜が包んでいる。巨体故に飛べるのかはわからないがおそらく三種の生物の特徴の強弱を操ることができるのだろう。巨大なムカデの足がするすると縮んで蝙蝠を思わせる足に変化した。
「わたしは・・・ええっと」
「落ち着いて、言葉を思い出してごらん。悪魔になったらちょっと言葉の使い方に困るだろう?君は今三種類の生き物の言葉が入っているからね」
もごもごと時折聞き取れない言葉を零しながら話すルナに諭すようにルルイエは言う。
それでも嬉しさが溢れているのかルナを撫でる手が止まらない。
「今の貴女は名前が無い悪魔、『ネームレス』だ。不安定で、危険な状態だからこれで自分をコントロールするといい」
ルルイエはルナの首にペンダントをかけた。本来ならば悪魔たちと対を成す太陽を象った意匠が凝らされている。
「こ・・・れは?」
そう言いかけて、ルナは自分の体がするすると小さくなっていくのを感じる。そして人間の姿へ。
「???・・・戻った?」
「人間の姿が今のキミにとってもっとも低コストな形態ってことだ。悪魔としての研鑽を積めばどのような状態でも自分の好きな姿を維持できるようになるさ」
「そうなんですか・・・」
ふわふわとした状態から元に戻ってみて、冷静になってみるととんでもない目に遭ったことに気付いてルナは自身の体を確認した。手もある、足もある。耳も鼻も・・・ある。音も匂いも、声も出る。
「・・・ほっ」
「その様子だと捧げられるものは全て捧げて悪魔になったって感じだね。うーん、最高の出来栄えだ」
「ルルイエ先生?」
「あ」
「わたし・・・怖かったんですよ!」
すっごく!すっごく!とルナはルルイエに縋りつくと怒り顔だったが徐々に瞳が潤むと、ぼたぼたと涙を流し始めた。
「こわかった・・・いたくて、くるしくて・・・ほんとうに・・・こわかった・・・」
「・・・、ごめんね、ルナちゃん。ごめんね、大丈夫だから、もう終わったからね」
ルルイエもさすがに申し訳なくなったのか、ルナを抱きしめて彼女が泣き止むまで頭を撫でてあげることにした。
魔法使いの中で悪魔になろうという連中は老人が多かった。彼らは代償をよく理解していたし、捧げるものもたかがしれていたのでルルイエにこのように抗議する人はすくなかった。
ルルイエは彼女の才能に見惚れるあまりルナが年若い子ということを失念していたのであった。
「・・・ぐずっ」
「落ち着いた?」
ルルイエの言葉にルナは鼻をすすりながら頷いた。そして、ルルイエは彼女にこれからの事を告げる。
「ルナちゃん、これから貴女がすべきことを伝えておくわね」
「すべきこと・・・」
「まず、そのペンダントを手放してはいけない。あっという間に正体を現してしまう。そうなると人里で生きていくのは難しくなるから」
「そうなんですか・・・?」
ルナが不安そうに尋ねるのにルルイエは理由を述べる。
「まず、体のサイズの問題ね。貴女が正体を現すととにかくおっきいから」
「おっきい・・・?」
「家には入れないサイズだし、ムカデの下半身なんか全部表したら山を一周しちゃうかもしれないわ」
「えっ!」
ルナはそれを聞いて仰天した。自分の体がそんなに大きくなっていたなんて思わなかったのである。
「次に貴女の名前の問題」
「名前?私の?」
「人としての名前はもうあるから良いとして、悪魔としての真名が無いのよ。生まれ変わったばかりだからね」
だから命名式をして名前をもらわないといけない。とルルイエは言う。
「命名式が無いと貴女の体はどうとでもなる不確かな存在として、いろんなものの影響を受けすぎてしまう」
「影響を受けるとどうなるんです?」
「体が変形したり、自己が曖昧になったり・・・怪物になる」
「ええっ・・・!」
さらにショックな出来事である。ならすぐにでも!と言いかけたルナを制してさらに続ける。
「貴女の力が強すぎるから命名式は大がかりにならざるを得ないの。まあ若い子が悪魔になったなんて知ったらどの大悪魔(グレーターデーモン)もほっとかないだろうけど・・・」
「ほっとかない・・・?」
「普通は命名式はお金積んで、頭下げて頼んで名前をつけてもらうんだけどルナちゃんみたいな可愛くて若い子は皆欲しがるわ。普段は可愛げのない老人の相手ばかりだし・・・、自分の末弟や末子、末孫として名前を連ねてもいいんじゃないか?って言われるかもしれない」
だからこそ、とルルイエは言う。
「喧嘩にならないように大悪魔にかけられるだけ声を掛けて、命名式に参加してもらって・・・」
「なんだかすごいことになったような・・・」
悪魔になる、それだけで凄いはずなのに頭に大なんて字までついてしまったらもうルナの想像の範疇を越えてしまっていた。その中でとりあえず気になったことを尋ねてみることにした。
「命名式ってそんなに条件が厳しいんです?」
「なんていうかね、一生ものってのもあるんだけど悪魔の格が低い相手が自分より格の高い相手に名前を付けるのは難しいのよ」
真名は相手を縛る力がある。その魂を縛る制約にもなり得るその儀式は必然的に相手の魂の力を抑え込めるだけの力を持つ必要があるということである。
「たとえが上手く見つからないんだけど・・・例えば・・・名前を書いた首輪を巻くために動物の首根っこつかんで大人しくさせるとするじゃない?」
「動物が魂、首輪が名前ってことですよね?」
「そう、大人しくさせるだけの力か技量が必要になるんだけど、相手によってはそれが虎になったり、竜になったりするとおもって頂戴。だから猛獣を手懐ける技量か、無理やり抑え込むだけの技量が必要になるの」
普通は無理なんだけど、とルルイエはさらに説明を加えた。
「無理矢理服従させて名前を付けるなんて方法があるの。これは全くオススメできないんだけどね」
「その、力で抑え込むのとどう違うんです?」
「名前を無理やり付けられた悪魔はとんでもなく弱体化するわ、小型の動物の首輪を大型の動物につけるようなものだから」
「弱体化・・・」
「悪魔になる前のルナちゃんと同じことよ。魂の大きさと魔力量が釣り合わなくなるの。命名者より強くは慣れないことがほとんどだし、下手をすれば弱った状態で体が固定されちゃうかもしれない」
だからこそ悪魔になった人は頼んででも格の高い悪魔に命名者になってもらうのよ。とルルイエは言った。
「だからこのペンダントを肌身離さず持って、悪魔であることを隠してちょうだい。まずはいざとなったら貴女を保護してくれる教会の人間を紹介するからそっちを頼ってね」
「あの、魔法はどうなりますか?」
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