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ガルデンヘイム王国王都で
嫌な奴は・・・あれっ?
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完全にグロッキー状態の青い奴らを無視して私はサラマンデルを説得を続ける。
「私が常に身につけるアクセサリーじゃダメ?」
『ウーン・・・』
「手につけるアクセサリーにするけど」
『ソレナラ・・・イイヨ』
謎の拘りを見せるサラマンデルをようやく説得して私は彼を宝石に宿らせる方針で納得させる。
「えっと、なにか良いのあったかな」
アイテム袋の中をごそごそと探る。宝石は沢山あったが中には『ガルデンヘイム王家所縁』という大量の地雷が埋まっているので困る。しかし腕につけるアクセサリーとなると精霊獣と相性のいい宝石か鉱石類、もしくは呪文を刻んだ道具類が好ましい。
「アクセサリー・・・自作するか」
大地の鎧、その加護を利用して無垢なガラス玉を生成する。土に含まれてるガラス、石英?っぽいものを球体に丸め、其処に穴を開けて紐を通すと思いのほか綺麗な水晶のブレスレットが出来た。
「綺麗にできたよ」
『アリガトウ、オレ、ウレシイ』
そう言うと彼は私が作ったガラス玉の中へ。紐は冒険者ギルドで貰った採取クエスト用の袋の口を縛る為の紐なので後でいいものに変えとこう。
「ありがとうね」
そういいながらブレスレットを右手につけると緋色に染まったガラス玉が嬉しそうに震える。
「さて、これで一段落・・・」
「とは行きませんぞ、これは一体どういうことですかな?」
「うっ!」
後は青い奴らをどうしてやろうかと考えていた矢先、不意にオジさんの声が。恐る恐る顔を向けると怖い顔をしたオジさんが此方を見ていた。訓練に参加するはずだった近衛騎士さんもいるみたい。
「えっと、これはあの青い奴らが」
「クロンスタットの騎士なんぞどうでもいいのですよ」
「えっ」
ズンズンと大股で歩くとオジさんがこっちにやってくる。てっきり喧嘩した事を怒られると思ったけど。あ、オジさん、青い奴踏んでる踏んでる。
「今精霊獣を召喚していませんでしたかな?」
「ん!?」
「とぼけても無駄ですぞ」
ずいっとオジさんの顔が近付いてくる。怖いんだけど。目が、目がマジに怖い。ゴゴゴって感じの効果音がつきそうだよ。
「うー・・・そうです、精霊獣を召喚しました・・・」
「そしてそのブレスレットに封じたと?」
恐る恐る頷くとオジさんはまたため息をついた。態度からは呆れた様子がありありと浮かんでおり、私がした行動がまたこの世界の非常識に乗っかっている事を現しているようだ。
「貴女の非常識さにはほとほと呆れますな。精霊石を作れるお方がいらっしゃるとは・・・」
「いないの?」
「少なくなかったら驚くと思いますか?」
「思いません・・・」
「とりあえず濫りに精霊石なんぞをつくらんでくださいよ」
「善処します・・・」
まるで先生と生徒のような感じで怒られてしまう。なんかオジさんには逆らえないオーラがあるんだよね。なんていうか、怖い先生的な雰囲気があって。
「とりあえず、スカサハ殿は今日は王宮に戻っていてくだされ」
「え、なんで?」
「騒ぎの後始末があるので、それにクロンスタットがこうして嫌がらせまでしてきた以上我等も引き下がれますか」
そう言うとオジさんは憤慨した様子で散らかった修練場を見る。確かに私も少しは暴れたが道具類が手ひどく壊され、剣や槍を直していた棚や籠などもひっくり返っている。とてもじゃないがこれから訓練ができるような状態ではないね。
「でも後片付けなら私も手伝うけど・・・」
「何をおっしゃる、あれだけの技量を見せ付けては翌日から貴女を味方に引き入れたい貴族共の応対で忙しくなるのですからそれどころではありませんぞ」
「えっ、なんで」
「なんでではありませんよ、其処も含めて今一度ご自重くだされ」
途中でめんどくさくなったのかオジさんは踵を返して騎士さん達に指示を飛ばし始める。騎士さん達もそれに従い滅茶苦茶になった道具類や修練場の清掃を始めた。私も仕方ないので今日は大人しく王宮に帰ることにしよっと。それにしてもこれだけの嫌がらせを受けても動じないなんて近衛騎士隊の騎士さんは大人なんだね。すごいかも。
「スカサハ様は帰ったか」
「はい、騎士隊長」
うむ、とフルンが頷くと騎士達は先ほどの穏やかな仮面を剥ぎ取り、憤怒の形相を浮かべる。
そして一所に集めたクロンスタット騎士団の面々に冷や水をぶっ掛けると全員をたたき起こす。
「クロンスタットのクソ共、俺達のみならず龍巫女様や殿下まで侮辱した罪は重いぞ」
「き、貴様等・・・こんな事をしてタダで済むと!」
「黙れ!貴様等こそ今日という今日は勘弁ならん!」
フルンがそう叫ぶが早いか近衛騎士隊のメンバーが一斉に飛び掛った。
「いい加減な噂流しやがってこのヤロー!」
「うわー!やめてー・・・ひでぶっ!」
「道具まで壊しやがって!殴れ殴れ!」
「ひいっ!やめー・・・うわらばっ!」
数の劣勢ももちろん、もとより腕力では全騎士団最高峰と称される近衛騎士隊に彼らが敵うわけも無く全員がめでたくボコボコにされることになった。
「私が常に身につけるアクセサリーじゃダメ?」
『ウーン・・・』
「手につけるアクセサリーにするけど」
『ソレナラ・・・イイヨ』
謎の拘りを見せるサラマンデルをようやく説得して私は彼を宝石に宿らせる方針で納得させる。
「えっと、なにか良いのあったかな」
アイテム袋の中をごそごそと探る。宝石は沢山あったが中には『ガルデンヘイム王家所縁』という大量の地雷が埋まっているので困る。しかし腕につけるアクセサリーとなると精霊獣と相性のいい宝石か鉱石類、もしくは呪文を刻んだ道具類が好ましい。
「アクセサリー・・・自作するか」
大地の鎧、その加護を利用して無垢なガラス玉を生成する。土に含まれてるガラス、石英?っぽいものを球体に丸め、其処に穴を開けて紐を通すと思いのほか綺麗な水晶のブレスレットが出来た。
「綺麗にできたよ」
『アリガトウ、オレ、ウレシイ』
そう言うと彼は私が作ったガラス玉の中へ。紐は冒険者ギルドで貰った採取クエスト用の袋の口を縛る為の紐なので後でいいものに変えとこう。
「ありがとうね」
そういいながらブレスレットを右手につけると緋色に染まったガラス玉が嬉しそうに震える。
「さて、これで一段落・・・」
「とは行きませんぞ、これは一体どういうことですかな?」
「うっ!」
後は青い奴らをどうしてやろうかと考えていた矢先、不意にオジさんの声が。恐る恐る顔を向けると怖い顔をしたオジさんが此方を見ていた。訓練に参加するはずだった近衛騎士さんもいるみたい。
「えっと、これはあの青い奴らが」
「クロンスタットの騎士なんぞどうでもいいのですよ」
「えっ」
ズンズンと大股で歩くとオジさんがこっちにやってくる。てっきり喧嘩した事を怒られると思ったけど。あ、オジさん、青い奴踏んでる踏んでる。
「今精霊獣を召喚していませんでしたかな?」
「ん!?」
「とぼけても無駄ですぞ」
ずいっとオジさんの顔が近付いてくる。怖いんだけど。目が、目がマジに怖い。ゴゴゴって感じの効果音がつきそうだよ。
「うー・・・そうです、精霊獣を召喚しました・・・」
「そしてそのブレスレットに封じたと?」
恐る恐る頷くとオジさんはまたため息をついた。態度からは呆れた様子がありありと浮かんでおり、私がした行動がまたこの世界の非常識に乗っかっている事を現しているようだ。
「貴女の非常識さにはほとほと呆れますな。精霊石を作れるお方がいらっしゃるとは・・・」
「いないの?」
「少なくなかったら驚くと思いますか?」
「思いません・・・」
「とりあえず濫りに精霊石なんぞをつくらんでくださいよ」
「善処します・・・」
まるで先生と生徒のような感じで怒られてしまう。なんかオジさんには逆らえないオーラがあるんだよね。なんていうか、怖い先生的な雰囲気があって。
「とりあえず、スカサハ殿は今日は王宮に戻っていてくだされ」
「え、なんで?」
「騒ぎの後始末があるので、それにクロンスタットがこうして嫌がらせまでしてきた以上我等も引き下がれますか」
そう言うとオジさんは憤慨した様子で散らかった修練場を見る。確かに私も少しは暴れたが道具類が手ひどく壊され、剣や槍を直していた棚や籠などもひっくり返っている。とてもじゃないがこれから訓練ができるような状態ではないね。
「でも後片付けなら私も手伝うけど・・・」
「何をおっしゃる、あれだけの技量を見せ付けては翌日から貴女を味方に引き入れたい貴族共の応対で忙しくなるのですからそれどころではありませんぞ」
「えっ、なんで」
「なんでではありませんよ、其処も含めて今一度ご自重くだされ」
途中でめんどくさくなったのかオジさんは踵を返して騎士さん達に指示を飛ばし始める。騎士さん達もそれに従い滅茶苦茶になった道具類や修練場の清掃を始めた。私も仕方ないので今日は大人しく王宮に帰ることにしよっと。それにしてもこれだけの嫌がらせを受けても動じないなんて近衛騎士隊の騎士さんは大人なんだね。すごいかも。
「スカサハ様は帰ったか」
「はい、騎士隊長」
うむ、とフルンが頷くと騎士達は先ほどの穏やかな仮面を剥ぎ取り、憤怒の形相を浮かべる。
そして一所に集めたクロンスタット騎士団の面々に冷や水をぶっ掛けると全員をたたき起こす。
「クロンスタットのクソ共、俺達のみならず龍巫女様や殿下まで侮辱した罪は重いぞ」
「き、貴様等・・・こんな事をしてタダで済むと!」
「黙れ!貴様等こそ今日という今日は勘弁ならん!」
フルンがそう叫ぶが早いか近衛騎士隊のメンバーが一斉に飛び掛った。
「いい加減な噂流しやがってこのヤロー!」
「うわー!やめてー・・・ひでぶっ!」
「道具まで壊しやがって!殴れ殴れ!」
「ひいっ!やめー・・・うわらばっ!」
数の劣勢ももちろん、もとより腕力では全騎士団最高峰と称される近衛騎士隊に彼らが敵うわけも無く全員がめでたくボコボコにされることになった。
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