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ガルデンヘイム王国王都で
嫌な奴らにお仕置き!
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正直な所枕営業みたいな事してると思われると寝覚めが悪い上にお坊ちゃんにも悪いし・・・。
ここは一発大きな魔法でもつかってビビらせて上げようかな。
「答えが返ってこないから私が完成させちゃおう」
「え・・・?」
誰かが呆けたようにそう答えたので私はそのまま魔力を練り上げ、精霊さんとリンクさせていく。
「具現せよ精霊の結晶、そして顕現せよ火の精霊『サラマンデル』!」
精霊さんは私の呼びかけに応え、何体かが合体して一匹の精霊獣となる。火を纏う蜥蜴のような生き物はサイズが大型の鰐くらいに巨大化すると私の肩に顎を乗せてちろりと舌を見せる。彼こそ火を司る火龍師匠の眷属である火の精霊サラマンデルである。
「精霊獣の召喚だと・・・!」
「バカな・・・この国でも召喚できる人間は限られているはず!」
「それに召喚に必要な魔法の紋章が無いのに・・・」
お、これは久々になにかやらかしたかな?だが彼らは嫌な奴なので彼らに悪く見られた所で痛くも痒くも無いので酷い目にあってもらおう。
「さあサラマンデル、そこで立ち尽くしてる連中と遊んであげてちょうだい」
『ワカッタ』
精霊さんが精霊獣に昇格した際ある程度の知能を有することが出来る。魔力の質で結構変化するらしいが私の魔力だとどうなるのだろう?低級を呼ぶ積りだったので匙加減がわからないんだけど。
『ガオオッ!』
「ひいいい!」
目の前で二本足で立ち上がると威嚇するように前足を持ち上げるサラマンデル。端から見ると可愛いが相手は火の精霊だ。もちろん火の温度を持っていたりする。私が平気なのは召喚者である事と籠手として今は装着している大地の鎧の加護が効いているからである。龍人形態になればその必要もなくなるが。
『グルル・・・!』
「た、たすけてくれー!」
おお、今度は逃げ惑う青い奴を追い回している。ほほえましい。サラマンデルは余裕のお散歩ペースだが青い奴らは必死らしい。いかに鎧を着ているとはいえ足遅いなー。
『がぶっ!』
「ぎゃーっ!」
あ、かまれた。お尻のところに軽く噛み付いたらしくズボンが破れて丸出しになっている。
「早く逃げないとお尻がなくなっちゃうよー?」
遠くから笑いを堪えながら言ってあげると青い奴らはひいひい言いながら走り回って逃げ続ける。
もう何ていうか騎士団とか抜きにしても情けない様相を呈してきたが彼らの実力なんてそんなものなんだろう。
「もういいよ、サラマンデル!もうあき・・・可哀想だからその辺にしてあげて」
『ハァイ』
サラマンデルは仕事を終えて私のところに戻ってくると私に抱きついてくる。親愛の仕草らしい。
『ゴシュジン、モットソバニイサセテ』
「んー?君を特別扱いするのはちょっと困るなぁ」
『サビシイ、オレ、サビシイ・・・』
鼻先をすりすりしてくる、可愛いけどこういうのは困るんだよなぁ。知能を持つが故に彼らは懐く、逆の場合もあるがこの子は私に懐いてしまった。こういう子を放って置くと魔物になったりしてしまうので面倒を見て、独り立ちできるようにしてあげないといけないのだ。
「仕方ないか、君を特別に面倒見てあげる」
『ウレシイ、オレ、ウレシイ』
精霊獣を召喚するのは当分やめとくことにしよう。サラマンデルは低級だからいいけど上級の精霊獣が同じことを言い出したらまた面倒を見なきゃいけなくなるし。
「触媒の宝石・・・」
『手、手ガイイ』
「またワガママいって・・・」
精霊を宝石やその他の道具に宿らせ、任意のタイミングで呼び出すことができる。それを精霊石や召喚石と呼んだりする。実際には精霊獣を生み出す道具の物が大半だが稀にそういった物も作り出せるのだ。しかし彼がのたまったそれは契約の儀に等しい要求である。
精霊が体に宿ると言う事は精霊を取り込む行為であり、手っ取り早く魔力を底上げしたりできる。
その反面精霊をその身に宿す事は精神や肉体に大きな変化を伴うことでも有り、魔力の調和が乱れて使える属性が変わってしまったり最悪魔法が使えなくなったりする。魔法が使えなくなると魔力をコントロールする事が難しくなるので精霊獣とコンタクトを取れなくなってしまう。そうなると魔法使いとしては死に等しい。
「私が魔法を使えなくなったらどうするの?」
『・・・』
「君を呼べなくなっちゃうんだよ?」
実際は私の魔力の質が異質なので精霊が宿った所で変化は無いが手に宿すと火の精霊の紋章が浮かんでしまう。そうなるとまた精霊が集まってきて五体のどこかに宿りたいと駄々を捏ねるのが目に見えている。精霊さんは声が聞こえると解るとわりと積極的にアプローチを行うのでそうなると現実に生きてる人達とコミュニケーションを取るのに支障が出てしまうので困るのだ。
実際今だって私がひたすら独り言を喋っているようにしか見えないだろうし。私と同じくらい精霊さんの声を聞けるのは頑張ってもお坊ちゃんクラスじゃないと難しいだろう。
ここは一発大きな魔法でもつかってビビらせて上げようかな。
「答えが返ってこないから私が完成させちゃおう」
「え・・・?」
誰かが呆けたようにそう答えたので私はそのまま魔力を練り上げ、精霊さんとリンクさせていく。
「具現せよ精霊の結晶、そして顕現せよ火の精霊『サラマンデル』!」
精霊さんは私の呼びかけに応え、何体かが合体して一匹の精霊獣となる。火を纏う蜥蜴のような生き物はサイズが大型の鰐くらいに巨大化すると私の肩に顎を乗せてちろりと舌を見せる。彼こそ火を司る火龍師匠の眷属である火の精霊サラマンデルである。
「精霊獣の召喚だと・・・!」
「バカな・・・この国でも召喚できる人間は限られているはず!」
「それに召喚に必要な魔法の紋章が無いのに・・・」
お、これは久々になにかやらかしたかな?だが彼らは嫌な奴なので彼らに悪く見られた所で痛くも痒くも無いので酷い目にあってもらおう。
「さあサラマンデル、そこで立ち尽くしてる連中と遊んであげてちょうだい」
『ワカッタ』
精霊さんが精霊獣に昇格した際ある程度の知能を有することが出来る。魔力の質で結構変化するらしいが私の魔力だとどうなるのだろう?低級を呼ぶ積りだったので匙加減がわからないんだけど。
『ガオオッ!』
「ひいいい!」
目の前で二本足で立ち上がると威嚇するように前足を持ち上げるサラマンデル。端から見ると可愛いが相手は火の精霊だ。もちろん火の温度を持っていたりする。私が平気なのは召喚者である事と籠手として今は装着している大地の鎧の加護が効いているからである。龍人形態になればその必要もなくなるが。
『グルル・・・!』
「た、たすけてくれー!」
おお、今度は逃げ惑う青い奴を追い回している。ほほえましい。サラマンデルは余裕のお散歩ペースだが青い奴らは必死らしい。いかに鎧を着ているとはいえ足遅いなー。
『がぶっ!』
「ぎゃーっ!」
あ、かまれた。お尻のところに軽く噛み付いたらしくズボンが破れて丸出しになっている。
「早く逃げないとお尻がなくなっちゃうよー?」
遠くから笑いを堪えながら言ってあげると青い奴らはひいひい言いながら走り回って逃げ続ける。
もう何ていうか騎士団とか抜きにしても情けない様相を呈してきたが彼らの実力なんてそんなものなんだろう。
「もういいよ、サラマンデル!もうあき・・・可哀想だからその辺にしてあげて」
『ハァイ』
サラマンデルは仕事を終えて私のところに戻ってくると私に抱きついてくる。親愛の仕草らしい。
『ゴシュジン、モットソバニイサセテ』
「んー?君を特別扱いするのはちょっと困るなぁ」
『サビシイ、オレ、サビシイ・・・』
鼻先をすりすりしてくる、可愛いけどこういうのは困るんだよなぁ。知能を持つが故に彼らは懐く、逆の場合もあるがこの子は私に懐いてしまった。こういう子を放って置くと魔物になったりしてしまうので面倒を見て、独り立ちできるようにしてあげないといけないのだ。
「仕方ないか、君を特別に面倒見てあげる」
『ウレシイ、オレ、ウレシイ』
精霊獣を召喚するのは当分やめとくことにしよう。サラマンデルは低級だからいいけど上級の精霊獣が同じことを言い出したらまた面倒を見なきゃいけなくなるし。
「触媒の宝石・・・」
『手、手ガイイ』
「またワガママいって・・・」
精霊を宝石やその他の道具に宿らせ、任意のタイミングで呼び出すことができる。それを精霊石や召喚石と呼んだりする。実際には精霊獣を生み出す道具の物が大半だが稀にそういった物も作り出せるのだ。しかし彼がのたまったそれは契約の儀に等しい要求である。
精霊が体に宿ると言う事は精霊を取り込む行為であり、手っ取り早く魔力を底上げしたりできる。
その反面精霊をその身に宿す事は精神や肉体に大きな変化を伴うことでも有り、魔力の調和が乱れて使える属性が変わってしまったり最悪魔法が使えなくなったりする。魔法が使えなくなると魔力をコントロールする事が難しくなるので精霊獣とコンタクトを取れなくなってしまう。そうなると魔法使いとしては死に等しい。
「私が魔法を使えなくなったらどうするの?」
『・・・』
「君を呼べなくなっちゃうんだよ?」
実際は私の魔力の質が異質なので精霊が宿った所で変化は無いが手に宿すと火の精霊の紋章が浮かんでしまう。そうなるとまた精霊が集まってきて五体のどこかに宿りたいと駄々を捏ねるのが目に見えている。精霊さんは声が聞こえると解るとわりと積極的にアプローチを行うのでそうなると現実に生きてる人達とコミュニケーションを取るのに支障が出てしまうので困るのだ。
実際今だって私がひたすら独り言を喋っているようにしか見えないだろうし。私と同じくらい精霊さんの声を聞けるのは頑張ってもお坊ちゃんクラスじゃないと難しいだろう。
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