73 / 98
ガルデンヘイム王国王都で
風雲急を告げる!
しおりを挟む
砦に入った私達を出迎えたのは門を護る人数以上の衛兵と、担架に担がれた老人とそれと恐らく同じくらいの年齢であろう人物達だった。
「お待ちしておりましたぞぉ・・・『戦乙女』殿・・・」
「お招きに預かり光栄です、将軍閣下」
「なななんと!そんな事をなさらず!」
お坊ちゃんを除く私達は跪いて尊敬の念を示そうとするとその様子に酷く驚いた周囲の人間となにより驚いた様子のエルメロイ将軍が慌てて私を押し留める。
「とは言え私は所詮、氏素性の知らぬ小娘に過ぎません。要職を務めきった閣下に畏敬の念を払うのは当然の事でしょう」
「そのような謙遜を・・・、しかしそのように思われるのは仕方の無い事なのかもしれませんなぁ」
残念そうに老人達は呟く。そう、今の私の信用は所詮このドレスと王家の人間と親しいという副次的な付加価値があるからだ。伝説の影に隠れて私の素性を気にする者はいない、だからこそ想像しえない魅力を感じているのだろう。
「ですが、此度はそんな貴女と知り合えた事が嬉しいですぞ。貴女はなにか大いなる何かを秘めている気がするのです・・・我が体に流れるドワーフの血がそう告げておりますぞ」
ドワーフ、並びにエルフはドラゴンや精霊と言った超常の存在に近しい存在だ。体の大部分を人間よりもより近く、そして濃くそれらに近づけた存在という事。それ故に彼らは時として、もしくは大抵、大いなるものの存在を見抜く。それは歴史をつむぐ偉大な英雄であったり、より高次的な精霊であったり。
「そして・・・世界を統べる者の眷属の存在を・・・」
「今、何か仰いましたかな?」
「いえ、何も・・・それよりも私になんの御用でしょうか」
「そう堅くならず、我等の出会いをともに楽しもうではありませんか。ささやかながら我等で食事などをご用意させました」
「それは重畳、我が故郷では旧く親しき付き合いをする間柄を『同じ釜で食事をした仲』という言葉があります」
「なんと、それは良き言葉ですな」
そう言うとお坊ちゃん達二人はギョッとしたがそんな事は知らないね。はしゃぎすぎたのを悔やむといいね。
「どうしましたかな、殿下」
「い、いえ・・・御気になさらず」
まさか此処に来るまでたらふく食べたとは口が裂けてもいえないだろう。ルーンちゃんは遠慮できるかもしれないが・・・。しかしそんな淡い期待はあっと言う間に潰える。
「御付の方もどうぞ卓を囲んでくだされ。共に偉大なる主人に仕える者ならばここで誼を結ぶのも宜しいでしょう」
「・・・喜んで」
表面上は余裕を装って居るけどこっそりパンパンのおなかを擦っているのはバレバレだよ。それと、多分逆効果だ。相手のお爺ちゃんたちが嬉しそうにしている。お腹ペコペコだと思われてるよあれ。
「それでは参りましょう!」
彼らの砦で出された食事は量・質ともに満点で道中で食べ損ねた私の胃袋を存分に満足させてくれた。思わず食べ過ぎてしまったが閣下のお孫さんもたくさん食べているらしく誰も食事量に驚かなかったので雰囲気も終始良かった。
お坊ちゃんとルーンちゃんは途中から席を立ったりしていたが終いに力尽きて庭先のベンチで倒れていたが。
そんな私達を他所に王宮では大きな動きが起こっていた。
「陛下、隣国から親書が届きました」
「うむ」
執政室で大臣から手紙を受け取ったオットーは手紙の束に目を通し始める。先日行われたパレードは正式王位に着く、『ガルデンヘイム』を只の姓ではなく、『先人と同じ』になるという襲名披露に近しい行事という事で外国からの外交官や客人も多数含まれていた。
それを差し引いても現国王たるオットーの祭り好きは有名であり、その行事に合わせて入国し暗躍したり外交を行ったり、はたまた純粋に祭りを楽しんだりとさまざまな政治家や軍人が集まっていた。此度届いた手紙の束はそんなパレードに対する賛辞と社交辞令であった。
「西方の国、アルマヘイムは手紙に付随して特産品である香油と香水が届いておりますな」
「うむ、妻が喜ぶのう」
「南方の国、フードゥーヘイムは蜂蜜酒と果実を」
「美味いものな、余の好みをわかっておる!」
「東方の国、シクルゥヘイムはパレードに出ていた勇ましい貴婦人を彩るドレスを送ると」
「あそこのドレスは一級品だが・・・彼女に似合うかな・・・ドレッサーの肥やしにならんといいがのう」
そう思いながらオットーは最後の一枚、北方の国の手紙を受け取ったとき彼は眉をひそめた。
「何故に二通?」
「わかりません、ですが両方とも親書であります」
「緊急事態の可能性もあるか」
そう呟くとオットーはまず片方の手紙を開けた。それにはパレードの賛辞と社交辞令だった。
そして彼らの国の特産品である短剣が共に送られていた。
「北方の国、アイゼンヘイム・・・二通目はなにかな」
二通目の手紙には一通目と同じく皇帝印がついた蝋で封印がある。剣を交えたマークはかの国がガルデンヘイムと同じく武門、武力を誇る国であるという事を示している。
「・・・なんだと?」
そんな国が親書に送ってまでガルデンヘイムに求める事。それは・・・。
「アイゼンヘイムへの『戦乙女』の召喚だと・・・?」
「お待ちしておりましたぞぉ・・・『戦乙女』殿・・・」
「お招きに預かり光栄です、将軍閣下」
「なななんと!そんな事をなさらず!」
お坊ちゃんを除く私達は跪いて尊敬の念を示そうとするとその様子に酷く驚いた周囲の人間となにより驚いた様子のエルメロイ将軍が慌てて私を押し留める。
「とは言え私は所詮、氏素性の知らぬ小娘に過ぎません。要職を務めきった閣下に畏敬の念を払うのは当然の事でしょう」
「そのような謙遜を・・・、しかしそのように思われるのは仕方の無い事なのかもしれませんなぁ」
残念そうに老人達は呟く。そう、今の私の信用は所詮このドレスと王家の人間と親しいという副次的な付加価値があるからだ。伝説の影に隠れて私の素性を気にする者はいない、だからこそ想像しえない魅力を感じているのだろう。
「ですが、此度はそんな貴女と知り合えた事が嬉しいですぞ。貴女はなにか大いなる何かを秘めている気がするのです・・・我が体に流れるドワーフの血がそう告げておりますぞ」
ドワーフ、並びにエルフはドラゴンや精霊と言った超常の存在に近しい存在だ。体の大部分を人間よりもより近く、そして濃くそれらに近づけた存在という事。それ故に彼らは時として、もしくは大抵、大いなるものの存在を見抜く。それは歴史をつむぐ偉大な英雄であったり、より高次的な精霊であったり。
「そして・・・世界を統べる者の眷属の存在を・・・」
「今、何か仰いましたかな?」
「いえ、何も・・・それよりも私になんの御用でしょうか」
「そう堅くならず、我等の出会いをともに楽しもうではありませんか。ささやかながら我等で食事などをご用意させました」
「それは重畳、我が故郷では旧く親しき付き合いをする間柄を『同じ釜で食事をした仲』という言葉があります」
「なんと、それは良き言葉ですな」
そう言うとお坊ちゃん達二人はギョッとしたがそんな事は知らないね。はしゃぎすぎたのを悔やむといいね。
「どうしましたかな、殿下」
「い、いえ・・・御気になさらず」
まさか此処に来るまでたらふく食べたとは口が裂けてもいえないだろう。ルーンちゃんは遠慮できるかもしれないが・・・。しかしそんな淡い期待はあっと言う間に潰える。
「御付の方もどうぞ卓を囲んでくだされ。共に偉大なる主人に仕える者ならばここで誼を結ぶのも宜しいでしょう」
「・・・喜んで」
表面上は余裕を装って居るけどこっそりパンパンのおなかを擦っているのはバレバレだよ。それと、多分逆効果だ。相手のお爺ちゃんたちが嬉しそうにしている。お腹ペコペコだと思われてるよあれ。
「それでは参りましょう!」
彼らの砦で出された食事は量・質ともに満点で道中で食べ損ねた私の胃袋を存分に満足させてくれた。思わず食べ過ぎてしまったが閣下のお孫さんもたくさん食べているらしく誰も食事量に驚かなかったので雰囲気も終始良かった。
お坊ちゃんとルーンちゃんは途中から席を立ったりしていたが終いに力尽きて庭先のベンチで倒れていたが。
そんな私達を他所に王宮では大きな動きが起こっていた。
「陛下、隣国から親書が届きました」
「うむ」
執政室で大臣から手紙を受け取ったオットーは手紙の束に目を通し始める。先日行われたパレードは正式王位に着く、『ガルデンヘイム』を只の姓ではなく、『先人と同じ』になるという襲名披露に近しい行事という事で外国からの外交官や客人も多数含まれていた。
それを差し引いても現国王たるオットーの祭り好きは有名であり、その行事に合わせて入国し暗躍したり外交を行ったり、はたまた純粋に祭りを楽しんだりとさまざまな政治家や軍人が集まっていた。此度届いた手紙の束はそんなパレードに対する賛辞と社交辞令であった。
「西方の国、アルマヘイムは手紙に付随して特産品である香油と香水が届いておりますな」
「うむ、妻が喜ぶのう」
「南方の国、フードゥーヘイムは蜂蜜酒と果実を」
「美味いものな、余の好みをわかっておる!」
「東方の国、シクルゥヘイムはパレードに出ていた勇ましい貴婦人を彩るドレスを送ると」
「あそこのドレスは一級品だが・・・彼女に似合うかな・・・ドレッサーの肥やしにならんといいがのう」
そう思いながらオットーは最後の一枚、北方の国の手紙を受け取ったとき彼は眉をひそめた。
「何故に二通?」
「わかりません、ですが両方とも親書であります」
「緊急事態の可能性もあるか」
そう呟くとオットーはまず片方の手紙を開けた。それにはパレードの賛辞と社交辞令だった。
そして彼らの国の特産品である短剣が共に送られていた。
「北方の国、アイゼンヘイム・・・二通目はなにかな」
二通目の手紙には一通目と同じく皇帝印がついた蝋で封印がある。剣を交えたマークはかの国がガルデンヘイムと同じく武門、武力を誇る国であるという事を示している。
「・・・なんだと?」
そんな国が親書に送ってまでガルデンヘイムに求める事。それは・・・。
「アイゼンヘイムへの『戦乙女』の召喚だと・・・?」
2
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ファンタジーは知らないけれど、何やら規格外みたいです 神から貰ったお詫びギフトは、無限に進化するチートスキルでした
渡琉兎
ファンタジー
『第3回次世代ファンタジーカップ』にて【優秀賞】を受賞!
2024/02/21(水)1巻発売!
2024/07/22(月)2巻発売!(コミカライズ企画進行中発表!)
2024/12/16(月)3巻発売!
2025/04/14(月)4巻発売!
応援してくださった皆様、誠にありがとうございます!!
刊行情報が出たことに合わせて02/01にて改題しました!
旧題『ファンタジーを知らないおじさんの異世界スローライフ ~見た目は子供で中身は三十路のギルド専属鑑定士は、何やら規格外みたいです~』
=====
車に轢かれて死んでしまった佐鳥冬夜は、自分の死が女神の手違いだと知り涙する。
そんな女神からの提案で異世界へ転生することになったのだが、冬夜はファンタジー世界について全く知識を持たないおじさんだった。
女神から与えられるスキルも遠慮して鑑定スキルの上位ではなく、下位の鑑定眼を選択してしまう始末。
それでも冬夜は与えられた二度目の人生を、自分なりに生きていこうと転生先の世界――スフィアイズで自由を謳歌する。
※05/12(金)21:00更新時にHOTランキング1位達成!ありがとうございます!
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした
むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる