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幼馴染は譲れない
愛さえあればいい
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「紬ちゃん、流石に私でも指輪だとは思ってなかった」
「俺はこれをどういう気持ちで受け取るのが正解なんだ?」
「紬さん、なかなか重いですよこれ」
グサッ!
私は、会心の一撃を喰らった。
「そんなに言わなくても……」
私の心は折れかけている。
というか、もう折れた。
すると結人は気まずそうに
「これ……どういう意味の?」
どういう意味か。
その問いは、真っ当だった。
振られた相手から指輪が送られる。少し考えれば頭おかしいということが分かるだろう。
「それは…………あれだよあれ!! 友達とかに送るやつ! 願いを込めるやつ!」
「…………そっか」
「ほら、今年受験じゃん? だからその祈願に良いかなって。だから……」
そこまで言って、ようやく私は結人の顔を見た。
ひどく、悲しそうな顔。
私は、やらかした。最低なことをした。
「あ……ごめん」
「なんで謝るんだよ」
「だって、結人は私のことを」
好きなのに。と、言おうとして、リリアナさんに止められた。
「紬さん、それ以上はダメです。あなたは、なんでそうユートの心を抉る選択肢を取り続けるんですか?」
「そんなつもりじゃ」
「そんなつもりじゃなくてもユートは傷ついてるんです」
「それは……」
否定できなかった。
最近、何をやっても空回り。うまくいかない。上手く、結人との距離を測れない。
リリアナさんの意見は正しかった。
「もうここで白黒付けましょうか。……ユート、ワタシと紬さん、どちらのプレゼントが良かったですか?」
「え? いやどっちがって」
「ちゃんと答えてください。ワタシは覚悟できてますし、紬さんともそういう話だったので」
「……そうか。分かった」
ああ、ダメだな私。
ずっと間違い続けて。モヤモヤだけが溜まっていく。
今日で、幼馴染も終わりか。
幼馴染じゃなくなったら、どうなるのかな。
「俺が嬉しかったのは……」
私なんて、結人の近くにいない方が結人のために。
「奈緒のプレゼントだ」
「え?」
「は?」
「うん????」
私たちは、いったいどうなっているのか理解できず困惑する。
「いやいやユート。ワタシと紬さんの中でって」
「実はさっき奈緒からも貰ったんだよ。それが一番嬉しかったよ」
「え、何貰ったんですか」
「洗剤とハンガー」
「は?」
「いやー、足りなかったから凄い助かったんだよ。それが一番嬉しい」
「ええ……」
結人以外、全員困惑。
「まずリリアナ。確かに腕時計欲しいと言ったしありがたいが、そのデザインは俺の趣味じゃない」
「そんなっ」
「そして紬。人にセンスセンス言っておいて、これは流石に俺でも困惑した。よって、日用品が一番嬉しかった」
「洗剤とかって私頼まれて買ってきただけーー」
「ということでこの話は終わり! はい、解散!」
私とリリアナさんは、魂が抜けたように床に座り込む。
こうして、私とリリアナさんの幼馴染を賭けた勝負は幕を閉じた。
引き分けというか、二人とも負けたので、これはどういう処理になるの?
その後、帰ってきた美雪さん含め五人で夜ご飯を食べた。
◇
その後、俺ーー石川結人は食器を洗っていた。
美雪さんはコンビニへスイーツを買いに、紬とリリアナはテーブルでトランプを出して遊んでいた。
二人とも、言い争いをしながらも、なんだかんだ仲良くなっていた。
そして、
「結人くん、私も手伝いますよ」
「別に紬たちと遊んでても良いのに」
「あの二人の子供みたいな喧嘩、意外と見てて疲れるんすよ」
「そうなのか……」
「まあ、そこが可愛いんですけどね」
そういうと、奈緒は食器拭きを取ると俺の隣に並んだ。
黙々と、食器を洗う。
そして何枚か拭いた後、奈緒は口を開く。
「結人くん、よくあの二人の勝負を丸く収めましたね」
「うん? なにが?」
はて、何のことだろうか。
「二人の勝負に、勝者を作らず二人とも敗者にする。確かに、それが一番納得しますよね」
「別に俺は素直な気持ちを述べただけだよ」
「またまたー、そんなカッコつけちゃって。主人公みたいですね」
あの二人が、何かを争い勝負していたのはなんとなく見て取れた。
だからこそ、きっと引き分けにしたら納得いかないだろう。だから、奈緒を使わせてもらった。
「勝手に奈緒の名前使って悪かった」
「別に良いですよ。友達の困りごとを助けるのが、友達でしょ?」
「ありがとうな」
「それに、君に1番って言われて嬉しかったし」
「そ、そうか」
「あれ? どうしたんですか? もしかして照れてる?」
「照れてない」
「あれれ~、どうしたんですかぁ?」
ここぞとばかりに、奈緒はニヤニヤからかってくる。
ああもう、恥ずかしい!
いつも奈緒には言葉の真意まで読まれていて、それが嬉しい時もあれば、怖いと思う時もある。
「ほら手伝うならちゃんとやれ」
「あ、逃げましたね。まあ良いですけど」
奈緒は、ふたたび手を動かす。
奈緒は出会った時から、コロコロと常にキャラを変え俺に接してくる。それがどこまで真意でどこまで嘘なのかは分からないが、このコロコロと変えることのできる柔軟性こそ、秋元奈緒という人物の本性なのだろう。
「……そういえば結人くん」
「誕生日プレゼント、私まだあげてないんですけど」
「そうだな」
洗剤とハンガーは俺がお使いを頼んだだけで、別に奈緒からの誕生日プレゼントというわけではない。
「用意してくれてたのか?」
「いや、全く誕生日なんて知らなかったんですけども」
「ああ、そうですか……」
「だから、代わりに。…………私をプレゼントしますよ?」
「……は?」
奈緒は、自分の唇に指を当てる。
「ほら、この間みたいに」
「なっ」
この間、お別れ会の最後。奈緒は俺の頬へキスをした。……まあそれが紬との色々の発端なのだが。
「もっと、凄いことでもいいよ?」
奈緒は、グイッと距離を近づけてくる。
彼女はTシャツ一枚の薄着。しかも、そのTシャツは俺のものだ。
「ちょっ待てって」
「どうしたの? ほら……」
「あっ」
奈緒は、俺の腕に絡まり、指を伝わせる。ゾワゾワする。
そして、そのまま手を……俺の手の上に乗せ。
「食器洗い、交代ね」
「…………?」
「ほらこんなに冷たい! 手が風邪ひいちゃうよ~? ほら、交代」
「……あ、はい」
焦ったぁ……そういうことねー、びっくりした。
「家事手伝いが誕生日プレゼントですけど、どうしました?」
「いや、ありがたいです」
「なにか、変なこと期待しちゃいました?」
「別に???」
奈緒は、ニヒヒと笑う。
悪戯が成功したと、嬉しそうだ。
ほんと、こいつの真意は分からん。
でも、奈緒は良い奴だ。
食器洗いが終わった頃には、美雪さんも帰ってきた音がする。
「よし、ありがとうな」
「いえいえ。…………あの、結人くん」
「うん?」
「聞きたいんですけど、本当に嬉しかったのは誰の誕生日プレゼントなんですか?」
奈緒の純粋な疑問。
「なんでそんな事聞くんだ?」
「いやだって気になって」
「別に誰でも良いだろ。全部良かったよ」
「その中でも、1番あるでしょ」
「いやないよ」
「この競争社会、順位づけ大事ですよ」
「いやいや」
そんな事はないだろう。
「ほら、紬たちがまってるぞ」
俺は、紬たちのいるリビングを指差す。
「あ」
奈緒は、俺の手を見てフッと笑う。
「……なんだよ」
「やっぱり、1番いるじゃないですか」
「うっ……」
「でも良かったですよ。気持ち変わってないんだなって安心しました」
「そりゃあまだ数週間だぞ?」
「そうですね。…………というか、それ嵌める指は自分で決めたんですよね」
「そ、そうだが」
ふたたび、奈緒は笑う。
「右手の薬指なんて……紬ちゃんに後で引かれますよ、マジで」
「いつか本当にしてみせるって意気込みだよ。こんな思われぶりなもの送ってきた奴が悪い」
「……ほんと、二人ともめんどくさいし、愛が重いんですよ。二人じゃないと、支えられない重さです。そこが好きなんですけどねぇ……誰も入り込む余地ありませんし。してて安心します、推して裏切られる事なさそうで」
何言ってるんだこいつは。
と思ったが、言わないでおく。
誕生日プレゼント。
それは、気持ちさえあれば何でも良い。なんてのは嘘だ。
ものによるだろう。
でも、相手に喜んでもらおうと考える過程は、嘘じゃない。
「俺はこれをどういう気持ちで受け取るのが正解なんだ?」
「紬さん、なかなか重いですよこれ」
グサッ!
私は、会心の一撃を喰らった。
「そんなに言わなくても……」
私の心は折れかけている。
というか、もう折れた。
すると結人は気まずそうに
「これ……どういう意味の?」
どういう意味か。
その問いは、真っ当だった。
振られた相手から指輪が送られる。少し考えれば頭おかしいということが分かるだろう。
「それは…………あれだよあれ!! 友達とかに送るやつ! 願いを込めるやつ!」
「…………そっか」
「ほら、今年受験じゃん? だからその祈願に良いかなって。だから……」
そこまで言って、ようやく私は結人の顔を見た。
ひどく、悲しそうな顔。
私は、やらかした。最低なことをした。
「あ……ごめん」
「なんで謝るんだよ」
「だって、結人は私のことを」
好きなのに。と、言おうとして、リリアナさんに止められた。
「紬さん、それ以上はダメです。あなたは、なんでそうユートの心を抉る選択肢を取り続けるんですか?」
「そんなつもりじゃ」
「そんなつもりじゃなくてもユートは傷ついてるんです」
「それは……」
否定できなかった。
最近、何をやっても空回り。うまくいかない。上手く、結人との距離を測れない。
リリアナさんの意見は正しかった。
「もうここで白黒付けましょうか。……ユート、ワタシと紬さん、どちらのプレゼントが良かったですか?」
「え? いやどっちがって」
「ちゃんと答えてください。ワタシは覚悟できてますし、紬さんともそういう話だったので」
「……そうか。分かった」
ああ、ダメだな私。
ずっと間違い続けて。モヤモヤだけが溜まっていく。
今日で、幼馴染も終わりか。
幼馴染じゃなくなったら、どうなるのかな。
「俺が嬉しかったのは……」
私なんて、結人の近くにいない方が結人のために。
「奈緒のプレゼントだ」
「え?」
「は?」
「うん????」
私たちは、いったいどうなっているのか理解できず困惑する。
「いやいやユート。ワタシと紬さんの中でって」
「実はさっき奈緒からも貰ったんだよ。それが一番嬉しかったよ」
「え、何貰ったんですか」
「洗剤とハンガー」
「は?」
「いやー、足りなかったから凄い助かったんだよ。それが一番嬉しい」
「ええ……」
結人以外、全員困惑。
「まずリリアナ。確かに腕時計欲しいと言ったしありがたいが、そのデザインは俺の趣味じゃない」
「そんなっ」
「そして紬。人にセンスセンス言っておいて、これは流石に俺でも困惑した。よって、日用品が一番嬉しかった」
「洗剤とかって私頼まれて買ってきただけーー」
「ということでこの話は終わり! はい、解散!」
私とリリアナさんは、魂が抜けたように床に座り込む。
こうして、私とリリアナさんの幼馴染を賭けた勝負は幕を閉じた。
引き分けというか、二人とも負けたので、これはどういう処理になるの?
その後、帰ってきた美雪さん含め五人で夜ご飯を食べた。
◇
その後、俺ーー石川結人は食器を洗っていた。
美雪さんはコンビニへスイーツを買いに、紬とリリアナはテーブルでトランプを出して遊んでいた。
二人とも、言い争いをしながらも、なんだかんだ仲良くなっていた。
そして、
「結人くん、私も手伝いますよ」
「別に紬たちと遊んでても良いのに」
「あの二人の子供みたいな喧嘩、意外と見てて疲れるんすよ」
「そうなのか……」
「まあ、そこが可愛いんですけどね」
そういうと、奈緒は食器拭きを取ると俺の隣に並んだ。
黙々と、食器を洗う。
そして何枚か拭いた後、奈緒は口を開く。
「結人くん、よくあの二人の勝負を丸く収めましたね」
「うん? なにが?」
はて、何のことだろうか。
「二人の勝負に、勝者を作らず二人とも敗者にする。確かに、それが一番納得しますよね」
「別に俺は素直な気持ちを述べただけだよ」
「またまたー、そんなカッコつけちゃって。主人公みたいですね」
あの二人が、何かを争い勝負していたのはなんとなく見て取れた。
だからこそ、きっと引き分けにしたら納得いかないだろう。だから、奈緒を使わせてもらった。
「勝手に奈緒の名前使って悪かった」
「別に良いですよ。友達の困りごとを助けるのが、友達でしょ?」
「ありがとうな」
「それに、君に1番って言われて嬉しかったし」
「そ、そうか」
「あれ? どうしたんですか? もしかして照れてる?」
「照れてない」
「あれれ~、どうしたんですかぁ?」
ここぞとばかりに、奈緒はニヤニヤからかってくる。
ああもう、恥ずかしい!
いつも奈緒には言葉の真意まで読まれていて、それが嬉しい時もあれば、怖いと思う時もある。
「ほら手伝うならちゃんとやれ」
「あ、逃げましたね。まあ良いですけど」
奈緒は、ふたたび手を動かす。
奈緒は出会った時から、コロコロと常にキャラを変え俺に接してくる。それがどこまで真意でどこまで嘘なのかは分からないが、このコロコロと変えることのできる柔軟性こそ、秋元奈緒という人物の本性なのだろう。
「……そういえば結人くん」
「誕生日プレゼント、私まだあげてないんですけど」
「そうだな」
洗剤とハンガーは俺がお使いを頼んだだけで、別に奈緒からの誕生日プレゼントというわけではない。
「用意してくれてたのか?」
「いや、全く誕生日なんて知らなかったんですけども」
「ああ、そうですか……」
「だから、代わりに。…………私をプレゼントしますよ?」
「……は?」
奈緒は、自分の唇に指を当てる。
「ほら、この間みたいに」
「なっ」
この間、お別れ会の最後。奈緒は俺の頬へキスをした。……まあそれが紬との色々の発端なのだが。
「もっと、凄いことでもいいよ?」
奈緒は、グイッと距離を近づけてくる。
彼女はTシャツ一枚の薄着。しかも、そのTシャツは俺のものだ。
「ちょっ待てって」
「どうしたの? ほら……」
「あっ」
奈緒は、俺の腕に絡まり、指を伝わせる。ゾワゾワする。
そして、そのまま手を……俺の手の上に乗せ。
「食器洗い、交代ね」
「…………?」
「ほらこんなに冷たい! 手が風邪ひいちゃうよ~? ほら、交代」
「……あ、はい」
焦ったぁ……そういうことねー、びっくりした。
「家事手伝いが誕生日プレゼントですけど、どうしました?」
「いや、ありがたいです」
「なにか、変なこと期待しちゃいました?」
「別に???」
奈緒は、ニヒヒと笑う。
悪戯が成功したと、嬉しそうだ。
ほんと、こいつの真意は分からん。
でも、奈緒は良い奴だ。
食器洗いが終わった頃には、美雪さんも帰ってきた音がする。
「よし、ありがとうな」
「いえいえ。…………あの、結人くん」
「うん?」
「聞きたいんですけど、本当に嬉しかったのは誰の誕生日プレゼントなんですか?」
奈緒の純粋な疑問。
「なんでそんな事聞くんだ?」
「いやだって気になって」
「別に誰でも良いだろ。全部良かったよ」
「その中でも、1番あるでしょ」
「いやないよ」
「この競争社会、順位づけ大事ですよ」
「いやいや」
そんな事はないだろう。
「ほら、紬たちがまってるぞ」
俺は、紬たちのいるリビングを指差す。
「あ」
奈緒は、俺の手を見てフッと笑う。
「……なんだよ」
「やっぱり、1番いるじゃないですか」
「うっ……」
「でも良かったですよ。気持ち変わってないんだなって安心しました」
「そりゃあまだ数週間だぞ?」
「そうですね。…………というか、それ嵌める指は自分で決めたんですよね」
「そ、そうだが」
ふたたび、奈緒は笑う。
「右手の薬指なんて……紬ちゃんに後で引かれますよ、マジで」
「いつか本当にしてみせるって意気込みだよ。こんな思われぶりなもの送ってきた奴が悪い」
「……ほんと、二人ともめんどくさいし、愛が重いんですよ。二人じゃないと、支えられない重さです。そこが好きなんですけどねぇ……誰も入り込む余地ありませんし。してて安心します、推して裏切られる事なさそうで」
何言ってるんだこいつは。
と思ったが、言わないでおく。
誕生日プレゼント。
それは、気持ちさえあれば何でも良い。なんてのは嘘だ。
ものによるだろう。
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