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義妹誕生
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僕の名前は稀琴 瀧夜
毎日が暇なので学校とバイトに浸っている高校生だ。
僕は今、岐路を辿っていた。
僕の家は近くに有名な神社がある。
僕はほぼ毎日その神社の前を通って学校に行っている。
最近再建されたため、かなり綺麗な神社だ。
そんな普通の高校生生活を楽しんでいた僕だが気持ちのいい天気だったある日の朝、父がこんなことを言った。
「そういや瀧夜、お前に新しい家族が増えるぞ。」
「は?」
僕は持っていた茶碗を落とした。
「どういうことだよ親父。」
「だから、私はシングルファザーだろ?
だからそろそろ女っ気が欲しい気がしてな。
だから結婚することにした。」
「まぁ分からなくもないけど…」
僕も母が欲しいと思ってはいたが…
そんないきなり言われるとは思ってもみなかった。
まず僕は親父に質問を繰り出した。
「それで?いつからと誰と結婚するのかを教えてくれる?」
「一緒に住むのは明日からだ。」
「明日!?」
「まぁ、新しい家に住むんだし、お試し期間としてその家にちょっとでも慣れておこうってことでな。」
「ま、わかったよ。
それで?ぶん殴ってもいいか?」
「いきなり暴力的すぎない?
私はそんな子供に育てた覚えはありません!」
「お前は俺のオカンか!
んで、誰と結婚するんだ?」
「春夏冬さんだ。」
春夏冬………?
どこかで聞いた気が……
「って、蒼浪神社の先代巫女さんじゃねぇか!
春夏冬さんってシングルマザーだったのか?」
「らしいぞ。」
「軽いなおい…」
相変わらず何を考えているのかがさっぱり分からない親父である。
「今日、挨拶にでも行くか。
放課後暇か?」
「うん、まあ暇だけど。」
「じゃあ放課後、学校から帰って直ぐにでるぞ。」
「わかったよ…」
僕は渋々返事を返した。
翌日、学校から帰ってきた。
「じゃあ出発するぞ。」
「何その荷物?」
何故か親父はリュックサック一杯に入るほどの荷物を鞄に入れていた。
「これか?まぁ色々だ。」
「まぁなんでもいいけどよ。」
「それじゃ、改めて出発するぞ。」
そうして数分程歩くと見えてきた。
あれが噂の蒼浪神社だ。
やはり最近再建されただけあって見た目はとても綺麗だった。
親父が鳥居をくぐる。
「何してんだよ親父…」
「ん?何か駄目だったか?」
「駄目も何も…作法も知らねぇの?」
親父は何故か深々とお辞儀をして鳥居を潜っていた。
僕はそれにツッコんだ。
「ほら、こうだろ。」
僕は鳥居の右側へ行き、右足を出して
浅くお辞儀をして鳥居を潜る。
「これぐらい常識だろ。」
と親父に言うと、
「流石はお兄さん、やりますね。」
親父ではない。
その声は何故か後ろからした。
うん?お兄さん?
僕は後ろを振り返る。
そこには、制服を着た可愛らしい女の子がいた
「君が巫女だね?」
「なんで俺が喋りかけられてるのに親父が返すのか俺には全く理解出来ねぇよ…」
まったく…この親父は好かれたいのか嫌われたいのか…
「まぁ気にしないで下さいよ、お兄さん。
改めて、私の名前は春夏冬 碧衣です。」
この子が多分僕の妹の一人。
外見は髪色と目が薄い緑で、小さい顔と合わないとても大きな帽子が印象的な女の子だ。
「さっき君は僕のことをお兄さんと呼んだよね?
何で知ってたの?」
「いえ、前々から母から聞かされていたもので。」
へぇ。と僕は思った。
直後、僕は異変に気づく。
「ん?この碧衣さんは聞かされていた…つまり春夏冬さん一家には伝えられていたと。
親父?」
「あぁ、ここ、これには深い訳がな…」
「知るか!ちゃんと言っとけ!
僕の家族事情だぞ!
せめて家族が増えるぐらい言っとけよ…」
「言ったじゃないか。」
「昨日だろアホ親父が!」
そう親父と口喧嘩を繰り広げていると碧衣が、
「まあまあ、取り敢えず家に案内しますよ。
家族全員いますので。」
「あぁ、助かるよ。」
と、僕たちはその少女についていった。
「やっぱきれいですよね。」
「わかります?
私達も私達なりに掃除とか頑張ってるんですよ~!」
と、少女が言う。
なんか『えっへん!』っていう効果音がピッタリはまりそうな顔で言ってきた。
「ここが本殿ですね。
そしてここが拝殿。
そして…着きました!
ここが私達の住んでる家です!」
とても綺麗で木造の和風の家が、そこにはあった。
「ここがお前の住む家か…」
親父が余計なことを挟むが、少女も僕も無視する。
「じゃあ中に入ってください!
母と姉がいますよ!」
ガララ、とスライドするドアと同時に少女からそう言われる。
「お邪魔しま~す。」
「あら、いらっしゃい。」
ドアを開けたと同時に綺麗な声が聞こえた。
「あ、どうも。」
と、僕は条件反射のようなぎこちない返事を返した。
話しかけてくれたのは大人っぽい雰囲気を出した女性だった。
多分この人が母なのだろう。
青く長い髪が特徴的で、巫女服などは特に着けていない。
「貴方が私達のお兄さんになるんですね!」
次に話しかけてくれたのは、少女と同じ髪色が緑色の女性だった。
しかし碧衣とは違いやたらと緑が濃い。
そしてカエルの髪飾りが特徴的だ。
この人が碧衣が言っていた『姉』なのだろう。
「こんにちは。
こんな時間に押しかけてしまってすみません。
この時間帯から参拝客が増えると思いますが…
お時間大丈夫なのでしょうか?」
「いいわよ。」
母らしき女性が返してくれた。
僕は出来るだけ普通に振る舞っているつもりだが、内心めちゃんこ焦っていた。
僕の生活…これからどうなるんだ?
と思いながら僕らはお互いに自己紹介を始めた。
「僕の名前は稀琴 瀧夜。
高校3年生で好きなことは特になし。
唯一得意なことは料理です。
今後も迷惑をかけてしまうでしょうが、
よろしくおねがいします。」
「そんな固くならなくていいのよ?
リラックスして頂戴。」
親父と違ってとんでもなく優しい!
初めて母という存在を目にして、
母という存在に感動した。
「じゃあ次私!」
と、意気揚々と手を挙げてくれたのは深緑の髪色が特徴の女の子。
「私の名前は楓華です!
高校1年生で、
得意なことはスポーツ!
特にバドミントン!
何卒よろしくおねがいします!」
元気いっぱいだった。
先程案内をしてくれた少女とめちゃ似てる感じの子供っぽさだった。
「じゃあ次私ね!」
妹の方の少女だった。
「私の名前は碧衣で、
中学2年生です!
好きなことは喋ることで、
得意なことは集中すること!
よろしくです!」
あと一人妹がいるらしいが、僕の寝る部屋の隣にいるらしい。
その妹の名前は朱奈という。
「この子たちには呼び捨てでいいからね?」
母の梨花さんに言われた。
「あ、はい。」
「私達も呼び捨ての方が関わりやすいので
こちらとしてもそうしてほしいです~!」
碧衣に言われた。
「じゃ、よろしく。
碧衣、楓華。」
「宜しくです!」
僕の親父も碧衣たちの母も自己紹介が終わったところで僕は寝る場所を伝えられ、
そこに向かった。
毎日が暇なので学校とバイトに浸っている高校生だ。
僕は今、岐路を辿っていた。
僕の家は近くに有名な神社がある。
僕はほぼ毎日その神社の前を通って学校に行っている。
最近再建されたため、かなり綺麗な神社だ。
そんな普通の高校生生活を楽しんでいた僕だが気持ちのいい天気だったある日の朝、父がこんなことを言った。
「そういや瀧夜、お前に新しい家族が増えるぞ。」
「は?」
僕は持っていた茶碗を落とした。
「どういうことだよ親父。」
「だから、私はシングルファザーだろ?
だからそろそろ女っ気が欲しい気がしてな。
だから結婚することにした。」
「まぁ分からなくもないけど…」
僕も母が欲しいと思ってはいたが…
そんないきなり言われるとは思ってもみなかった。
まず僕は親父に質問を繰り出した。
「それで?いつからと誰と結婚するのかを教えてくれる?」
「一緒に住むのは明日からだ。」
「明日!?」
「まぁ、新しい家に住むんだし、お試し期間としてその家にちょっとでも慣れておこうってことでな。」
「ま、わかったよ。
それで?ぶん殴ってもいいか?」
「いきなり暴力的すぎない?
私はそんな子供に育てた覚えはありません!」
「お前は俺のオカンか!
んで、誰と結婚するんだ?」
「春夏冬さんだ。」
春夏冬………?
どこかで聞いた気が……
「って、蒼浪神社の先代巫女さんじゃねぇか!
春夏冬さんってシングルマザーだったのか?」
「らしいぞ。」
「軽いなおい…」
相変わらず何を考えているのかがさっぱり分からない親父である。
「今日、挨拶にでも行くか。
放課後暇か?」
「うん、まあ暇だけど。」
「じゃあ放課後、学校から帰って直ぐにでるぞ。」
「わかったよ…」
僕は渋々返事を返した。
翌日、学校から帰ってきた。
「じゃあ出発するぞ。」
「何その荷物?」
何故か親父はリュックサック一杯に入るほどの荷物を鞄に入れていた。
「これか?まぁ色々だ。」
「まぁなんでもいいけどよ。」
「それじゃ、改めて出発するぞ。」
そうして数分程歩くと見えてきた。
あれが噂の蒼浪神社だ。
やはり最近再建されただけあって見た目はとても綺麗だった。
親父が鳥居をくぐる。
「何してんだよ親父…」
「ん?何か駄目だったか?」
「駄目も何も…作法も知らねぇの?」
親父は何故か深々とお辞儀をして鳥居を潜っていた。
僕はそれにツッコんだ。
「ほら、こうだろ。」
僕は鳥居の右側へ行き、右足を出して
浅くお辞儀をして鳥居を潜る。
「これぐらい常識だろ。」
と親父に言うと、
「流石はお兄さん、やりますね。」
親父ではない。
その声は何故か後ろからした。
うん?お兄さん?
僕は後ろを振り返る。
そこには、制服を着た可愛らしい女の子がいた
「君が巫女だね?」
「なんで俺が喋りかけられてるのに親父が返すのか俺には全く理解出来ねぇよ…」
まったく…この親父は好かれたいのか嫌われたいのか…
「まぁ気にしないで下さいよ、お兄さん。
改めて、私の名前は春夏冬 碧衣です。」
この子が多分僕の妹の一人。
外見は髪色と目が薄い緑で、小さい顔と合わないとても大きな帽子が印象的な女の子だ。
「さっき君は僕のことをお兄さんと呼んだよね?
何で知ってたの?」
「いえ、前々から母から聞かされていたもので。」
へぇ。と僕は思った。
直後、僕は異変に気づく。
「ん?この碧衣さんは聞かされていた…つまり春夏冬さん一家には伝えられていたと。
親父?」
「あぁ、ここ、これには深い訳がな…」
「知るか!ちゃんと言っとけ!
僕の家族事情だぞ!
せめて家族が増えるぐらい言っとけよ…」
「言ったじゃないか。」
「昨日だろアホ親父が!」
そう親父と口喧嘩を繰り広げていると碧衣が、
「まあまあ、取り敢えず家に案内しますよ。
家族全員いますので。」
「あぁ、助かるよ。」
と、僕たちはその少女についていった。
「やっぱきれいですよね。」
「わかります?
私達も私達なりに掃除とか頑張ってるんですよ~!」
と、少女が言う。
なんか『えっへん!』っていう効果音がピッタリはまりそうな顔で言ってきた。
「ここが本殿ですね。
そしてここが拝殿。
そして…着きました!
ここが私達の住んでる家です!」
とても綺麗で木造の和風の家が、そこにはあった。
「ここがお前の住む家か…」
親父が余計なことを挟むが、少女も僕も無視する。
「じゃあ中に入ってください!
母と姉がいますよ!」
ガララ、とスライドするドアと同時に少女からそう言われる。
「お邪魔しま~す。」
「あら、いらっしゃい。」
ドアを開けたと同時に綺麗な声が聞こえた。
「あ、どうも。」
と、僕は条件反射のようなぎこちない返事を返した。
話しかけてくれたのは大人っぽい雰囲気を出した女性だった。
多分この人が母なのだろう。
青く長い髪が特徴的で、巫女服などは特に着けていない。
「貴方が私達のお兄さんになるんですね!」
次に話しかけてくれたのは、少女と同じ髪色が緑色の女性だった。
しかし碧衣とは違いやたらと緑が濃い。
そしてカエルの髪飾りが特徴的だ。
この人が碧衣が言っていた『姉』なのだろう。
「こんにちは。
こんな時間に押しかけてしまってすみません。
この時間帯から参拝客が増えると思いますが…
お時間大丈夫なのでしょうか?」
「いいわよ。」
母らしき女性が返してくれた。
僕は出来るだけ普通に振る舞っているつもりだが、内心めちゃんこ焦っていた。
僕の生活…これからどうなるんだ?
と思いながら僕らはお互いに自己紹介を始めた。
「僕の名前は稀琴 瀧夜。
高校3年生で好きなことは特になし。
唯一得意なことは料理です。
今後も迷惑をかけてしまうでしょうが、
よろしくおねがいします。」
「そんな固くならなくていいのよ?
リラックスして頂戴。」
親父と違ってとんでもなく優しい!
初めて母という存在を目にして、
母という存在に感動した。
「じゃあ次私!」
と、意気揚々と手を挙げてくれたのは深緑の髪色が特徴の女の子。
「私の名前は楓華です!
高校1年生で、
得意なことはスポーツ!
特にバドミントン!
何卒よろしくおねがいします!」
元気いっぱいだった。
先程案内をしてくれた少女とめちゃ似てる感じの子供っぽさだった。
「じゃあ次私ね!」
妹の方の少女だった。
「私の名前は碧衣で、
中学2年生です!
好きなことは喋ることで、
得意なことは集中すること!
よろしくです!」
あと一人妹がいるらしいが、僕の寝る部屋の隣にいるらしい。
その妹の名前は朱奈という。
「この子たちには呼び捨てでいいからね?」
母の梨花さんに言われた。
「あ、はい。」
「私達も呼び捨ての方が関わりやすいので
こちらとしてもそうしてほしいです~!」
碧衣に言われた。
「じゃ、よろしく。
碧衣、楓華。」
「宜しくです!」
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