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第24話 お祭りデート?!
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【ドロシアside】
胸が締め付けられるような感じがする。
「大丈夫ドロシアちゃん? 随分と顔が赤いみたいだけど」
「へ、へいき……!」
息が詰まってしまいそうで、いつもみたいに上手く話せない。
「どうしてそんなに赤くなってるの?」
「…………っ! い、いじわる……っ」
まさか、初めてお祭りを一緒にまわる相手がアランになるなんて思わなかった。
初めて会った時は最低なヤツだと思ってたし、ついさっきまで顔も見たくないくらい最悪な気分だったのに。
準決勝であんなことをされてから、私は何だか変になってしまったみたいだ。
勢いに任せて結婚する約束をして、いつの間にか手まで繋いじゃってる……! こんなのありえないっ!
「………………んうううぅっ!」
「それどういう感情?」
私は気分を落ち着かせるために首をブンブンと横に振った。
「ほ、本当に大丈夫?」
「うん……っ!」
頷きながらアランの手をぎゅっと握り、真っ赤になっている顔を見せないように下の方を向く。
そして、繋いでいるアランの手をじっと見つめた。
「………………」
アランの手は羨ましくなってしまうくらい白くて細っそりしてるけど、やっぱり女の子の――私の手とは違う感じがする。
これが……男の子の手なんだ……!
「…………うっ」
……今、ちょっとレスターの顔が浮かんだ。
そういえば、レスターも男の子だったっけ。
あまりにも自然に女装してるから忘れかけてたわ。双子なのに。
…けど最後に繋いだのは五年くらい前だし、レスターは実質女の子だから関係ない。
だって男の子に告白されるのがいつもレスターの方だ! 私には誰も寄り付かないのに! ふざけてるわ!
「ぐぬぬぬぬっ……!」
「い、痛いよドロシアちゃん」
「――――はっ! ご、ごめんなひゃいっ!」
いけない。
せっかくのでーとなのに、自分の世界に入り込みすぎていた。仕切り直そう。
「こっ、これが男の子の手なんだ……っ!」
私はそう言ったが、声が小さすぎてアランには届かなかった。一人で男の子の手に興奮してる気持ち悪いヤツみたいになっちゃった……。
まさか自分がこんなに話せないなんて……!
「……それにしても、みんな変な格好だね」
「ひゃ、ひゃいっ!」
すると今度は向こうから話しかけられて、また変な声を出してしまう。
さっきから全然ダメだ。どうしてこんなに緊張してるんだろう……?
「ドロシアちゃんも猫耳とか付けてみたら? せっかくのお祭りなんだし」
「ねこみみっ?!」
「ほら、あれ」
アランが指さした方を見ると、お祭りで仮装するための衣装やらお面やらが売っているお店があった。
「きっと似合ってて可愛いと思うよ。ドロシアちゃんはツンデレって感じだから」
「つ、つんでれ……?」
よく分からないけど、そういうものなのだろうか。
「でも……っ!」
だけど私は、猫耳をつけて愛想を振り撒くようなことはしたくない! いくらアランのお願いだからって、絶対に聞いてあげないんだからっ!
*
「どっ、どうかしら?」
「うーん……『どうかにゃあ』って言ってみて」
「どうか……にゃあっ?」
「……あはははっ! すごく似合ってて可愛いよっ!」
「ちょっとっ! 馬鹿にしてるでしょっ?!」
私はそう言って、アランに煽てられてお店で買ってしまった猫耳のカチューシャを取り外す。
「つ、次はアランの番よっ! 早くつけなさいっ!」
「えー……?」
ちなみに、アランにも当然お揃いのモノを買わせてある。私だけこんな恥ずかしいことをさせられるのは不公平だ。
「こういうのは男がつけてもあんまり似合わないと思うんだけど」
「いいからっ!」
「んー」
アランは露骨に嫌そうな顔をしながらも、渋々といった感じで頭に猫耳をつけてくれた。
「えっと……どうなのコレ……?」
「あなたも『どうかにゃあ』って言いなさい!」
「………………。どうかにゃあ?」
「……ッ!?」
ーー認めたくないけど、すごく可愛い。どうせ面白い感じにしかならないだろうと思って油断していた。
でも私よりちょっと慣れてる感じなのがムカつく! いつも生意気で気取ったことばっかり言うくせに、その思わせぶりな上目遣いはどこで習得したっていうの?!
「もしもし?」
おまけに、こうして近くでちゃんと顔を見てみると、アランってかなりの美少年なんじゃ……?!
「……って、私は何を考えてるのよっ! ばかっ! ばかばかばかっ!」
「お、落ち着いてよドロシアちゃん」
「ふーっ、ふーっ、ふーッ……!」
「もう自分から猫に寄せてるじゃん」
もうダメだ。今日は色々なことが起きすぎて頭が変になりそう。
本当は試合だけやってさっさと帰るはずだったのに……。
「……そ、それっ! 外さないなら……私も今日一日はつけてあげるっ!」
「じゃあそうするよ」
即答だった。
「…………。すっ、少しは迷いなさいよねっ!」
「だって、頑張って猫耳をつけてくれる可愛いドロシアちゃんが見たいからね」
「もう……っ!」
私はちょっとだけ頬を膨らませながら、もう一度猫耳をつけてあげた。
「うん。やっぱり似合ってるよ!」
「これっ、すっごく恥ずかしいんだからっ!」
「知ってる。僕もつけてるから」
……それもそうだった。
「…………ふふっ」
でもよく考えたら、これでお揃いの格好だ。
「……私もあなたも猫って感じよね。すごく気分屋なところが」
「そうかな?」
「……誰かさんに初めて会った時はサルって言われたけれど」
「うん! ぼ、僕もドロシアちゃんもネコって感じがするね! あまりにもぴったりすぎて他の動物には例えようがないよ!」
まずいと思ったのか、慌てた様子でそそくさと話を切り上げるアラン。
「…………ふぅ」
やっぱり、アランだって緊張してるんだ。
そう思うと少しだけ気分が楽になった。
「えっと……じゃあ、次はどうする?」
「そ、そうね……クレープ屋さんに行ってみたいわ!」
こんなに楽しくてドキドキするお祭りは初めて。
胸が締め付けられるような感じがする。
「大丈夫ドロシアちゃん? 随分と顔が赤いみたいだけど」
「へ、へいき……!」
息が詰まってしまいそうで、いつもみたいに上手く話せない。
「どうしてそんなに赤くなってるの?」
「…………っ! い、いじわる……っ」
まさか、初めてお祭りを一緒にまわる相手がアランになるなんて思わなかった。
初めて会った時は最低なヤツだと思ってたし、ついさっきまで顔も見たくないくらい最悪な気分だったのに。
準決勝であんなことをされてから、私は何だか変になってしまったみたいだ。
勢いに任せて結婚する約束をして、いつの間にか手まで繋いじゃってる……! こんなのありえないっ!
「………………んうううぅっ!」
「それどういう感情?」
私は気分を落ち着かせるために首をブンブンと横に振った。
「ほ、本当に大丈夫?」
「うん……っ!」
頷きながらアランの手をぎゅっと握り、真っ赤になっている顔を見せないように下の方を向く。
そして、繋いでいるアランの手をじっと見つめた。
「………………」
アランの手は羨ましくなってしまうくらい白くて細っそりしてるけど、やっぱり女の子の――私の手とは違う感じがする。
これが……男の子の手なんだ……!
「…………うっ」
……今、ちょっとレスターの顔が浮かんだ。
そういえば、レスターも男の子だったっけ。
あまりにも自然に女装してるから忘れかけてたわ。双子なのに。
…けど最後に繋いだのは五年くらい前だし、レスターは実質女の子だから関係ない。
だって男の子に告白されるのがいつもレスターの方だ! 私には誰も寄り付かないのに! ふざけてるわ!
「ぐぬぬぬぬっ……!」
「い、痛いよドロシアちゃん」
「――――はっ! ご、ごめんなひゃいっ!」
いけない。
せっかくのでーとなのに、自分の世界に入り込みすぎていた。仕切り直そう。
「こっ、これが男の子の手なんだ……っ!」
私はそう言ったが、声が小さすぎてアランには届かなかった。一人で男の子の手に興奮してる気持ち悪いヤツみたいになっちゃった……。
まさか自分がこんなに話せないなんて……!
「……それにしても、みんな変な格好だね」
「ひゃ、ひゃいっ!」
すると今度は向こうから話しかけられて、また変な声を出してしまう。
さっきから全然ダメだ。どうしてこんなに緊張してるんだろう……?
「ドロシアちゃんも猫耳とか付けてみたら? せっかくのお祭りなんだし」
「ねこみみっ?!」
「ほら、あれ」
アランが指さした方を見ると、お祭りで仮装するための衣装やらお面やらが売っているお店があった。
「きっと似合ってて可愛いと思うよ。ドロシアちゃんはツンデレって感じだから」
「つ、つんでれ……?」
よく分からないけど、そういうものなのだろうか。
「でも……っ!」
だけど私は、猫耳をつけて愛想を振り撒くようなことはしたくない! いくらアランのお願いだからって、絶対に聞いてあげないんだからっ!
*
「どっ、どうかしら?」
「うーん……『どうかにゃあ』って言ってみて」
「どうか……にゃあっ?」
「……あはははっ! すごく似合ってて可愛いよっ!」
「ちょっとっ! 馬鹿にしてるでしょっ?!」
私はそう言って、アランに煽てられてお店で買ってしまった猫耳のカチューシャを取り外す。
「つ、次はアランの番よっ! 早くつけなさいっ!」
「えー……?」
ちなみに、アランにも当然お揃いのモノを買わせてある。私だけこんな恥ずかしいことをさせられるのは不公平だ。
「こういうのは男がつけてもあんまり似合わないと思うんだけど」
「いいからっ!」
「んー」
アランは露骨に嫌そうな顔をしながらも、渋々といった感じで頭に猫耳をつけてくれた。
「えっと……どうなのコレ……?」
「あなたも『どうかにゃあ』って言いなさい!」
「………………。どうかにゃあ?」
「……ッ!?」
ーー認めたくないけど、すごく可愛い。どうせ面白い感じにしかならないだろうと思って油断していた。
でも私よりちょっと慣れてる感じなのがムカつく! いつも生意気で気取ったことばっかり言うくせに、その思わせぶりな上目遣いはどこで習得したっていうの?!
「もしもし?」
おまけに、こうして近くでちゃんと顔を見てみると、アランってかなりの美少年なんじゃ……?!
「……って、私は何を考えてるのよっ! ばかっ! ばかばかばかっ!」
「お、落ち着いてよドロシアちゃん」
「ふーっ、ふーっ、ふーッ……!」
「もう自分から猫に寄せてるじゃん」
もうダメだ。今日は色々なことが起きすぎて頭が変になりそう。
本当は試合だけやってさっさと帰るはずだったのに……。
「……そ、それっ! 外さないなら……私も今日一日はつけてあげるっ!」
「じゃあそうするよ」
即答だった。
「…………。すっ、少しは迷いなさいよねっ!」
「だって、頑張って猫耳をつけてくれる可愛いドロシアちゃんが見たいからね」
「もう……っ!」
私はちょっとだけ頬を膨らませながら、もう一度猫耳をつけてあげた。
「うん。やっぱり似合ってるよ!」
「これっ、すっごく恥ずかしいんだからっ!」
「知ってる。僕もつけてるから」
……それもそうだった。
「…………ふふっ」
でもよく考えたら、これでお揃いの格好だ。
「……私もあなたも猫って感じよね。すごく気分屋なところが」
「そうかな?」
「……誰かさんに初めて会った時はサルって言われたけれど」
「うん! ぼ、僕もドロシアちゃんもネコって感じがするね! あまりにもぴったりすぎて他の動物には例えようがないよ!」
まずいと思ったのか、慌てた様子でそそくさと話を切り上げるアラン。
「…………ふぅ」
やっぱり、アランだって緊張してるんだ。
そう思うと少しだけ気分が楽になった。
「えっと……じゃあ、次はどうする?」
「そ、そうね……クレープ屋さんに行ってみたいわ!」
こんなに楽しくてドキドキするお祭りは初めて。
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