【完結】今夜も彼氏を鳴かせたい~そして俺は彼女に抱かれる~

桃ノ木ネネコ

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第35話:ケンカと祭りと打ち上げ花火(後編)

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そして週末。
ユキヤのスマホにこんなメッセージが寄せられた。
『今日7時神社の前にて待つ』
「果たし状かな・・・」
ユキヤはそのメッセージをみて呟いた。

時刻は6時50分。約束の時間まであと10分ほどある。
(結局来てしまったが・・・。)
ユキヤは心の中で思った。
「・・・来てくれたんだね」
「ああ。」

すみれは浴衣姿で神社の鳥居の下で待っていた。「その格好・・・」
「うん、お祭り行くんでしょう?だったら私も行こうと思って」
「そっか。」
「・・・・・」お互い沈黙してしまう。
「・・・あの時は悪かったな」
「え?」
「バカなこと言って・・・悪かった。」
「私も、意地張っちゃってごめんなさい。」互いに頭を下げる。

「・・・それじゃ、行こっか?仲直りのデート」
「おう」
こうして二人は祭りに向かった。

「ああ、あのさ・・・」歩きながらユキヤが口を開く。
「何?」「この前一緒に歩いていた男だけど・・・」
「え・・・まさか見てたの?!」「声掛け辛かったんだよ!」「あー・・・」
「あれ、誰なんだ?」「・・・ただの幼馴染だよ。」
「本当にそれだけなのか?」「・・・どういう意味?」
「別に深い意味があるわけじゃないんだけど。」「・・・」
「なんかお前の態度がいつもと違って見えたから」
「そんなことないと思うけど」
「そうか。」「もしかして、浮気してると思った?」
ユキヤは答えずに目を逸らす。

「大丈夫だよ、蒼ちゃんは地元で付き合っている人がいるから。」
すみれは笑って見せる。
「・・・もう、自分を基準にするから、そんな考えになるんだよ」
「うぐ・・・そうかも知んねぇ」
「でもね、私はユキヤが一番だからね」
「わかってるよ。」
「・・・ならいいよ。」

二人は神社の境内に向かう。すでに多くの人で賑わっているようだ。
屋台も多く出ているようで、食べ物のいい匂いが漂ってくる。
「何か食べる?」「たこ焼きとかどうだ?」「たしかに美味しそうだよね」
「おっ、兄ちゃんたちカップルかい?」
屋台のおじさんに声を掛けられる。

「はい!そうなんです!」
すみれは満面の笑みで答える。
「お似合いじゃないか!おまけしとくぜ」「ありがとうございます!」
「ほらユキちゃん」「お、おお」
ユキヤはたじろぎながらもたこ焼きを受け取った。

「・・・熱いぞこれ」ユキヤは爪楊枝を刺して一口かじる。
「あつっ!」「あーもう、だから言ったじゃん」
「うう、舌火傷した」ユキヤは涙目で訴える。
「はい水、これで冷やしといて」
すみれはユキヤにペットボトルの水を渡す。
「・・・ありがと」ユキヤはそれを受け取って口に含んだ。

「ふぅ・・・なんとか治まった」ユキヤは安堵の表情を浮かべる。
「気を付けないとダメだよ?」すみれは心配そうに言う。
「ああ、悪かったよ」ユキヤは苦笑いしながら応えた。
「さっきの話に戻るけどさ、私達ってお似合だと思う?」すみれが聞いてくる。
「まぁ・・悪くはないんじゃないか?」
「もうちょっと褒めてくれても良くない?!」「いや、だってさぁ・・・」
「まぁ、ユキヤがそういう反応するのは知ってたけどね」
すみれはため息をつく。

「あとさ、その浴衣・・・」ユキヤはすみれの浴衣を指差す。
「どうかな?変かな?」「いや、似合ってるとは思う・・・」
「そっか、良かった」すみれは嬉しそうに微笑む。
「・・・」ユキヤは思わず見惚れてしまう。

「ユキヤ、何ボーッとしてるの?」
「え?ああ、悪い。」
「ユキちゃん、射的やってかない?」
「ああ、いいね」
二人は屋台の景品を見て回る。
「へぇ、結構いろいろあるんだな」「あんまりムキなっちゃダメだよ」
「分かってるよ」二人は銃を手に取る。
「まずは私からね」「おう」
パンッ! コルク弾は見事に棚の上に置かれたぬいぐるみに当たる。
「やった!当たったよ!」
「やるじゃねぇか」「次はユキヤの番ね」「よし、任せな」
ユキヤも引き金を引くが外れてしまった。
「惜しかったねぇ」
「くそぉ、もう一回だ!」
その後も二人は何度か挑戦するがなかなか当たらないようだ。
「難しいねぇ」
「ああ、これは思った以上に難敵だ」
二人は真剣に悩んでいる。

「あ、あのさ、俺が一発で当てたらさ、
何でも一つお願いを聞いてくれない?」
「え?」「い、いや、なんでもない」
「・・・いいよ」
「ええ!?」「いいから、早く撃てばいいじゃない」
「あ、ああ、わかった」
ユキヤは意を決して狙いを定める。
「・・・」
パァン!
「あっ!」
ユキヤが撃った弾が当たり、ぬいぐるみが倒れる。
「おめでとう!はい、これあげる」
店主がクマのぬいぐるみを渡してくる。

「あ、ありがとう」
「ユキちゃん凄いじゃん!」
「い、いや、たまたまだよ」
「でも、嬉しいんでしょ?」すみれはいたずらっぽく笑う。
「・・・うん、まあな」ユキヤは照れくさそうに笑う。
「あ、花火始まるよ」

ヒュ~・・・ドーン!! 夜空に大きな花が咲く。
「綺麗・・・」すみれはその光景に見入っている。
「そうだな・・・」ユキヤはそんなすみれの横顔を見つめている。
「ねえ、ユキちゃん」
「ん?」
「キスしていい?」「・・・ああ」
チュッ・・・二人の唇が重なる。
「んっ・・・」すみれの吐息が漏れる。
ユキヤは無言ですみれを抱き寄せる。

ドン!パラパラ・・・ 大きな音と共に色とりどりの花びらが舞い散る。
「・・・」二人とも無言のままお互いの顔を見る。
そして再び口づけを交わす。
ドォーン・・・
「ユキちゃん」すみれは再び口を開く。
「なんだ?」「私、ユキちゃんの事好きだよ」
「・・・」
「大好き」
「・・・」ユキヤは黙ったまますみれを強く抱きしめた。
「ユキちゃん、痛いってば」
「ごめん」ユキヤはさらに強くすみれを抱きしめる。
「・・・もう」すみれもユキヤを優しく抱き返した。
「なぁ、すみれ」「ん?」
「今日さ、泊まっていかないか?」
「・・・いいよ」
二人は手を繋いで歩き出す。
そしてまだ人で賑わう神社を後にした。

****
「ただいま」
「誰もいないけどな」
ユキヤは苦笑する。
ガチャリと玄関の鍵をかけるとそのままユキヤの部屋へと向かう。
二人はベッドの上に腰掛けると軽くキスをする。
それからしばらく見つめ合う。

ユキヤの手がすみれの肩に触れるとその身体を押し倒した。
すみれの浴衣の帯を解く。すみれはされるがままに仰向けになる。
浴衣の前が開き、すみれの大きな胸があらわになった。
ユキヤは思わず生唾を飲み込む。
「触ってもいいよ」すみれが囁くように言う。
ゴクリと喉を鳴らしながら恐る恐る手を伸ばす。
その柔らかさに思わず興奮してしまう。

「んっ・・・」すみれが小さく声を上げる。
その反応にますます興奮してしまったのか、さらに激しく揉みしだいていく。
「んぅ・・・あっ・・・」
「気持ちいい?」「う、うん」「可愛いよ」
「え?」
すみれが手を伸ばしてユキヤの乳首を摘まんできた。

「ちょ、ちょっと」
「ユキちゃんだって私のおっぱい弄ってくるじゃない」
「そりゃ、好きなんだから仕方ないだろ」
「私もユキちゃんのおっぱい好き」「なんでだよ!」
「だってこうすると」すみれがユキヤの乳首を引っ張る。
「ああ・・・んっ」ユキヤが思わず声を出す。
「ほら・・・こんな風に可愛く鳴いてくれるもの」
クスッと笑う。
「い・・・今のはちょっと・・・反則」
「ふーん、じゃあ、こういうのはどうかしら?」
すみれはユキヤの耳元に口を近づけると、
「もっとして欲しい?」とささやいた。

「・・・うん」
「じゃあ、おねだりしてみて」
「え?」「ユキちゃんが一番してほしい事何?」「そ、それは・・・」
「言わないとやめちゃおうかな~」「わ、わかった!わかったから!」
「じゃあ言って」「・・・俺の事をいっぱい気持ちよくして欲しい」
(・・・いや何言ってんだよ俺・・・!)
羞恥で顔から火が出そうになる。
だが、それを言った瞬間に全身が熱くなるのを感じた。
「よくできました♪」「くっ!」
ユキヤは顔を真っ赤にする。そんな彼の表情を見て満足げな様子を見せる。
そして、すみれは優しく微笑む。ユキヤはその笑顔にドキッとした。
「それじゃあ、ご褒美あげなくちゃね」「ご、ご褒美?」
「そう、ユキちゃんがもっともっとエッチになれるご褒美よ」
「・・・うん」恥ずかしそうに俯く。
「でも、その前に・・・」
すみれは立ち上がると、浴衣を脱ぎ捨てた。
そしてショーツ一枚の姿になると、ユキヤの前に立った。
「ユキちゃん、立って」
「・・・」言われるままに立ち上がる。

すみれは自分のブラを外すと、大きな乳房を露出させる。
「ねえ、ユキちゃん」
「・・・」無言のまま立ち尽くす。
「舐めていいよ」
「・・・ああ」
ユキヤはゆっくりと舌を伸ばすと、すみれの胸にしゃぶりついた。
「んっ・・・」すみれの口から甘い吐息が漏れる。
「ユキちゃん、赤ちゃんみたい」
「う、うるさい」
すみれはユキヤの頭を撫でながらもう片方の手で背中をポンポン叩く。
ユキヤは少し照れくさそうな表情を浮かべた。
母乳が出るわけではないけど、安心する。
「くす、本当に子供みたい」
すみれは優しくユキヤを抱き寄せる。
ユキヤも素直に従う。

「ねぇ、ユキちゃん」「ん?」
「大好き」そう言ってユキヤを抱きしめる。
「・・・俺も大好きだよ」
「知ってる」
二人は唇を重ねる。お互いの体温を感じ合い、幸せに浸る。
それからしばらく抱き合っていたが、やがて名残惜しそうに離れる。
「さてと、次はどうしようか?ユキちゃん」「そうだなぁ・・・」
「ユキちゃんはどんなプレイが好きなのかしら?」
「俺は別になんでもいいんだけど・・・」
「そんなこと言ってると、こうしちゃうよ」
すみれは再びユキヤの乳首をそっとつまむ。

「んっ!」思わず声が出る。
「可愛い反応しちゃって」
「う、うるさい・・・」
すみれが両手で胸を包み込むようにして揉んでくる。
そのたびに快感が押し寄せてくる。
「あんっ・・・」
「もしかして・・・溜まってる?」「べ、べつにそういうわけじゃ・・・」
「うふふ、強がっちゃって可愛いんだから」
「う、うるせぇ!」「いいじゃない。男の子なんだし」
「そ、そりゃそうだけど・・・」
すみれは指先で乳首を転がすように弄ぶ。

「んぅ・・・」
「ほら、やっぱり敏感じゃない」
「うぅぅ・・・」
すみれはユキヤの耳元に口を近づけて囁く。
「もっと気持ち良くなりたい?」
「・・・うん」
「じゃあ、お〇ん〇んだけ触ってあげない」
「え!?」
「だって、ユキちゃんのここ、苦しそうにしてるもの」
そう言うとすみれはユキヤの股間を軽く握った。
「ああっ!」ユキヤがビクッと震える。
「ほら、もうこんなになってる」確かにここ数日のケンカで
すっかりご無沙汰になっている。
「だからね自分でも弄れないようにしちゃおうね」
「え、ちょっ!ちょっと待ってくれ!」
すみれはユキヤの言葉を無視して、ベルトに手をかける。

「はい、バンザイしてね~」
抵抗するも、あっさりと脱がされてしまった。
パンツ一枚の姿にされる。
「ふふ、元気だね~」「うう・・・」
「それじゃあ、次は・・・」
すみれは棚から手錠を取り出す。「ユキちゃん、これ付けて」
「え、なんでそんなもん持ってんだよ!」
実はお互いの家を行き来しているので荷物の中に紛れているのだが、
ユキヤ本人は知らない。

「まあまあ、良いから付けなさい」
しぶしぶそれを受け取る。
「はい、じゃあ後ろ向いて」
「わ、わかったよ」
言われるままに後ろを向く。
ガチャリ。両腕を後ろに回され拘束された。
「じゃあ、今度はベッドに仰向けになって」
言われた通りにする。
「ユキちゃん、全部脱がしちゃうよ」
下着がはぎとられ、一糸まとわぬ姿となった。
「これでよしっと」「おい、何するつもりだよ」
「ふふふ、これで自分でも弄れなくなっちゃったね」
「くっ・・・」
「さてと、次はどうしようかな?」
「すみれ、もうやめてくれよ」「やめちゃっていいの?」「うぐ・・・」
「このままだと辛いでしょ?でもお〇ん〇んだけ触ってあげない」
「・・・『だけ』?」
「うん、お〇ん〇ん以外ははたっぷり可愛がってあげるからね」
「うう・・・」
「パンパンに膨れたお〇ん〇ん触ってもらえなくて辛いの??」
「ち、違うっての!!」「ふふ、意地張っちゃって可愛いんだから」
すみれはユキヤの頬にキスをする。

「んっ・・・」「んぅ・・・」
そのまま舌を絡め合う。唾液を交換しあう。
しばらくして唇を離すと銀糸が引く。
「ねえ、ユキちゃん」「ん?」
「今日はどんなプレイしたい?」「そうだなぁ・・・」
「ユキちゃんの好きなようにしていいよ」
そう言って微笑むすみれを見て、ドキッとする。
(ホント可愛いよなぁ)
こんな状態でもそんなことを考えてしまう。

「どうしたの?じっと見つめたりなんかしちゃって」
「い、いや、なんでもないよ」
「ユキちゃんも私のこと好きよね?もちろんラブの方で」
「ああ、好きだよ」「私も大好きよ」
そう言いながらユキヤに抱きつく。
「うおっ!」「んーユキちゃんの匂い落ち着く~」
「そ、そうか?汗臭いだけだろ?」「そんな事無いってば!」
「そ、そうか・・・」
ユキヤの首筋に顔を埋め、すんすんと嗅いでいる。
「ふふ、ユキちゃんの味も美味しい」
「ちょっ!舐めるなって!」すみれは首筋に舌を這わせた。

「ひゃっ!」思わず声が出てしまう。
「ユキちゃん可愛い♪」
すみれはペロペロと犬のように舐め回す。
「んぅ・・・」ゾクッとした感覚が走る。
「はむっ・・・ちゅぱ・・・ぺちゃ・・・」
「んっ・・・うぅ・・・」
「はぁ・・・ユキちゃん可愛い・・・もっと鳴いて・・・」
すみれはユキヤの胸板に手を這わせる。そして乳首を摘まんだ。

「はぁ・・んん」「気持ちいい?」「うん・・・」
「素直でよろしい」
すみれはユキヤの乳首をクリクリと弄ぶ。
「ああっ!」体がビクッとなる。
「ふふ、ユキちゃんったら敏感なんだから」
「すみれが変なことするからだろ」
「だって、こうすると気持ち良いんでしょ?」
「うう・・・」
「ほら、こことかどう?」指先でつつかれる。
「ああっ!」またビクッと反応してしまう。
「ふふ、ユキちゃんってここ弱いもんね」
すみれは執拗にそこを攻め立てる。

カリッと爪を立てられる。
「ああんっ!」「あはは、可愛い」
今度は優しく撫で回される。
「そんな・・・ふうにされたら・・」
「あら、もうこんなにしちゃってる」
ユキヤの男性器はビンビンになっていた。

「うう・・・」
「すごいね、先っぽからいっぱい出てる」
「たのむから、あんまり見ないで・・・」
しかしすみれは男性器には触れない。
「ふふ、ユキちゃんのお〇んちん、苦しそうだねぇ」
「だから、触ってくれよぉ・・・」「だ~め、まだ触ってあげない」
すみれは浴衣と一緒に持ってきたの信玄袋から
個別包装されたキャンディのようなものを取り出す。

「これ、なんだか覚えてる?」
「うっ・・・そ、それは・・・確か!」
ユキヤの顔色が変わる。
「この前の旅行の時に買った、指用のスキン。まだ残ってたんだ。」
「やめてくれよ!あれは嫌なんだ!」
「え~、どうして?ユキちゃん喜んでくれたじゃん」
「うう・・・」
「大丈夫だよ、痛くしないから」
そう言ってすみれは自分の指にスキンをはめる。
「これはじめっからローション塗ってあるから便利なんだよね」
「うう・・・」
「さてと、じゃあいくわよ」
すみれはユキヤのアナルに人差し指を挿入した。
「んんっ!」「力抜いてね、ゆっくりやるから」
ゆっくりと抜き挿しを繰り返す。

「んぐっ・・・んんっ・・・」
「だいぶ慣れてきたみたいだし、ちょっと動かすわよ」
すみれは中指を追加する。
「んっ!ふぅっ!」「どう?二本入ったけど」「なんか、苦しい・・・」
「そう?でもお尻の穴ってこういうものよ?」
「そうなのか?」「そうよ」
そう言ってすみれは2本の指を抜き差ししだす。
「ううっ!ううっ!」「どう?気持ちいい?」
「なんか、ムズムズする・・・」
「そう?それならよかった」
そう言ってすみれは更に激しく動かし始める。
「ああああ・・・あぁ・・・あん!」ユキヤの体に快感が走る。
「ふふ、ユキちゃん可愛い♪」
そういうとすみれは人差し指を第2関節あたりまで入れてゆっくり動かす。

「あ・・・このあたりかな?」他とは少し感触が違う場所を見つける。
その部分を軽く押す。「んっ!ふぁっ!」
ユキヤの体が跳ねる。
「ここが良いの?」
すみれはそこを集中的に攻め立てる。
「あああああああああっ!」
今まで感じたことの無い感覚が襲ってくる。
ユキヤは思わず大きな声を出してしまった。
「ここが・・・当たりだったのかな?」すみれはさらに強く押し込む。

「あああっ!!」強い刺激が走る。
「ユキちゃん可愛い」
「ああっ!!だめぇ!!!そんなとこ・・そんなにされたらぁ・・・」
「どうなるの?」
「あたま・・・おかしくなる・・・」
その眼には涙が浮かんでいた。
「ふふ、ここね、男の子にしかないところなんだって。」
すみれはさらに速く指を動かす。
「うう・・・ダメだよ・・・そんなにしないで・・・」
「イキそうなの?」
「うん・・・」
「いいの、こっちだとイッても出ないよ?」
「それでも・・・出したいんだ・・・」
(どうしよう・・・どうしようもなくかわいい!)
すみれの目の色が少し変わってくる。

「じゃあどうしてほしい?」「イカせてほしい・・・」
「どうやって?」
「俺のお〇んちん触って、舐めて、吸ってほしい・・・」
「ふふ、よく言えたね」
そう言うとすみれは男性器に触れる。
「ああんっ!」
「可愛い声出しちゃって」
「だって・・・」
「ふふ、もうこんなにガチガチにしてる」
「だって、さっきからずっと触ってくれないからぁ・・・」
「ごめんね、ちょっと意地悪しちゃった」
「お願いだから、早くしてくれよぉ・・・」
ユキヤが懇願してくる。
「ふふ、わかったわ」
そう言ってすみれはユキヤの男性器を口に含む。

「ううっ・・・」
舌で転がすようにしながら吸い上げる。
そして手で玉を揉みながら上下運動を繰り返す。
さらに空いた方の手は乳首を刺激する。
「んんっ!あぁっ!」ユキヤの体に強い快感が走る。
「ユキちゃん、我慢しないで出してもいいのよ?」
「え・・・」「大丈夫よ、私も飲むから」
そう言ってユキヤを追い詰めていく。
「・・・・ああっ!イクっ!・・・出るっ!出ちゃうぅぅ・・・」
ドピュッ!ビュルル!ユキヤは絶頂を迎える。

「はあ・・・はあ・・・」
「ユキちゃんいっぱい出たわねぇ」
(気のせいか・・・いつもより濃いような・・・)
「ねえ、ねえ、私も気持ちよくなっていいよね?」
すみれの秘所から愛液が滴り落ちていた。息遣いも荒い。
「ユキちゃんのを見てたら、興奮しちゃった」
そう言ってユキヤに覆いかぶさる。
「ユキちゃんの欲しいよぅ・・・ユキちゃんの大きいのが・・・」
「うん、いいよ・・・来て・・くらしゃい・・・」
ユキヤは興奮しすぎて呂律が回っていない。
(ああ、かわいい・・・可愛すぎて、もう尊い・・・)
それを聞いたすみれはますます興奮し、ユキヤの上にまたがって腰を落とす。
「凄いね・・・ユキちゃんのきついよ・・・」
「すみれの中、熱くて柔らかい・・・」
「動くね・・・」
そう言ってすみれは動き出す。

「はあ・・・はあ・・・」
「あん・・・あぁぁん!ああぁ」
すみれが動くたびに彼女の胸も大きく揺れた。その光景はとても淫靡だった。
「あああっ!!あぅんっ!!」
すみれの動きが激しくなる。それに伴い二人の呼吸音が大きくなる。
「ユキちゃん・・・ユキちゃん!」すみれは必死に名前を呼ぶ。
「ユキちゃん!しゅき!大好き!ユキちゃん!ああぁ!」
「俺も好きだ!すみれ!」
「ユキちゃん!あぁぁぁ・・・」「ううっ!」
二人は同時に果てる。

「はあ・・・はあ・・・」「愛してる・・・愛してるよ・・・」
「俺もだ・・・」
「ふふ、幸せ♪」
「俺もだよ」
この日は二人ぐちゃぐちゃになるまで何度も交わった。

****

「もう!一人で全部食べないの!」
すみれはユキヤから一口チョコの袋を取り上げる。
TVを見ながら二人でつまんでいたものを
いつの間にかユキヤが一人で食べていた。
「あ、ごめんごめん」
「ごめんじゃないでしょ?」
そう言ってユキヤの腹部をグッとつかむ。

「な、なんだよ?」
すみれがそこに余計な肉がないのを確かめると、世にも恨めし気な顔で
「なんでこんな甘党なくせにあんたは全然太らないのよ!」
「そんなこと言われても知らねえよ!」
おそらく体質的なものによるのだが、すみれは面白くない。
「ほんっと羨ましい!憎らしい!」
今度は両手で脇腹をつねってくる。地味に痛いのでやめてほしい。

「・・・一緒にスポーツセンターでも行くか?」「え?いいの?」
「ほら、隣町の市民体育館。あそこなら利用料安いし。」
「やったー!」
そう言うとすみれはユキヤに飛びつく。
「おい、いきなり飛びついてくるんじゃねえよ!」
「だって嬉しいんだもん!」
そう言ってユキヤに抱き着く。

そこでユキヤはおもむろにすみれをお姫様抱っこしてみる。
今回のケンカの原因となったものだ。
「きゃっ!?ちょっと何するのよ!?」
「・・・たまにはこういうのもいいかなって思って」
「もう、びっくりしたじゃん」
「嫌か?」
「ううん、むしろちょっとドキドキしちゃった」
「そっか」
しかしすみれがユキヤの腕を見るとプルプルと小刻みに震えている。
顔も心なしかしんどそうだ。

「ひょっとして・・・重いの?」
「い、いや別に重くはないぞ?」
そう言いつつもユキヤの表情はどこか引きつっている。
「悪い、腕を俺の首にかけて、
もう少し体重を俺の方に掛かるようにしてくれる?」
「こう?」
「ああ、それでいい」
そう言うとユキヤはゆっくり歩きだす。
(よし!なんとか耐えられる)
そのまますみれを抱えてソファに移動する。

そして彼女をおろすと
「無理させてゴメンね」そう言って頭を撫でてきた。
「いやいや、〇〇㎏ぐらいなら俺でも抱えられるよ」
「・・・・・!」すみれの顔が一瞬こわばる
「・・・なんで私の体重、正確に把握してるのよ!」
そう言って思いっきり背中を引っぱたいてくる。結構強めに。
「ちょっ!お前、マジやめろって!いてぇから!」
結局その後しばらくユキヤの背中は真っ赤になったままだった。

その後二人で運動する事にしたのだが、
結局すみれが途中でユキヤのスタミナについていけず、
バテてしまい、長続きはしなかった。

おわり
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