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第57話:大学で色々される話(前編)
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「なぁ、ほんとにこれで大学行かなきゃダメ?」
「うん。たまには新しい事、してみたいでしょ」
一見普通の格好に見えるが、ユキヤのシャツの下には
ニップルクリップが光っていた。
すみれが「ユキヤの『声を抑える練習』がしたい」言い出したのと、
「そろそろ何か新しい事してみよう」という要望をしたのが元凶だ。
「出来るだけ緩く止めてあるから、痛くはならないと思うけど、
落とさないように気をつけてね。」
そう言いながら、ユキヤの手を取り、胸元へ誘導する。
「ほら、ここにあるんだから。もし落としちゃったら大変だよ。
だからしっかり付けてないとだめなんだからね。」
「わかったよ……ってかこれ、女の子向けのプレイだよな?」
エロ漫画やAVなどでこんなことをされるのはだいたい女の子だ。
「本当は振動するのにしようと思ったけど、今の君じゃ5分と持たなさそうだし」
「いくら俺でもそんなに弱くねーよ!」
「ふぅん……」
すみれがユキヤの背後に回り込む。そして後ろから手を回して乳首を摘まみ上げる。
「ひぃ!あっ♡ああん♡」
「あれれぇ?弱くないんじゃなかったっけ?それになんで感じてるのかなぁ」
「ち、違う。これは……その、気持ちいいわけじゃないんだから」
「そうなの?ならもっと強くしても大丈夫だよね」
「え?いや、ちょまっ、ああ~ッ!!!」
・・・説得力の欠片もなかった。
ユキヤ思わず前屈みになる。
「これで振動させられないってわかったでしょ?」
すみれがニヤリと笑いかける。
「うぅ……。わかった……」
ユキヤは渋々納得した。
いつの間にかすっかり敏感になってしまっている。
すみれは満足げに微笑むとユキヤを解放した。
「さてと。そろそろ時間だし行こうか」
二人は家を出て大学へと向かう。今日は平日だが授業は午後からだ。
「まぁまぁ、今日は私も一緒に行くから安心しなさい。」すみれは楽しそうだ。
(うっわ、これ絶対見てるだけで助けてくれない奴だ・・・)
ユキヤは絶望した。
しかしもう諦めている。
この状態のすみれに何を言っても無駄だとわかっているのだ。
(ま、さっきはいきなり触られて焦ったけど、
考えてみりゃ何か挟まってるだけだし・・・)
と自分に言い聞かせながら席に着いた。
「おっす、ユキヤ。おひさー」友人が声をかける。
「おう、久しぶり。ちょっと課題で忙しくてな。」
「マジで!?お前もついに勉強するようになったのか。」
「おい、どういう意味だよ。」
友人の悪態を軽く受け流しながら、ユキヤは自分の胸元をチラ見する。
そこには固定されたニップルクリップがあった。
幸いなことに周りからは見えていないようだ。
(バレたら恥ずかしいなコレ……)ユキヤはヒヤヒヤしていた。
講義中は何とか乗り切った。
ユキヤはノートを取りながら、時々自分の胸元を見る。
服の上からではわかりにくいが、確かに何か付いている。
(なんか変な気分だな。ちょっとくすぐったいし、何か物足りないというか……)
いつもより少し感度が増したような気がする程度だった。
しかし時間が経つにつれ、乳首の先がヒリヒリとしてくる・・・
そんな時、離れた席に座るすみれからスマホにメッセージが入る。
『あんまり立たせるとシャツの上からでも目立つから気を付けてね』
慌てて周囲を見渡すと、何人かの学生がこちらを見ている気がした。
どうやら気付かれてはいないようだったが、ユキヤは胸元を隠し、
顔を赤くして俯いた。
(そんな風に言われると余計に気になるだろ・・・)
そのまま講義が終わり、昼休みになった。
ユキヤはすみれと一緒に食堂に向かう。
「なぁ・・・そろそろ」
「ん?何?」
すみれは何食わぬ顔で聞き返す。
「あのさ、これ外してくれないか?」
緩くだが乳首を長時間絞められてるせいで、乳首が熱く、
そして敏感になっていた。
そろそろシャツの裏側がこすれるのにも反応しそうな勢いだ。
「え~、せっかく付けてあげたのに」
「このままじゃ困るんだよ」
「どうして?」
「どうしてもこうしてもあるかよ!こんなんじゃ飯だって
まともに食べられねぇよ!」
「ふぅ~ん」
すみれはしばらく考え込む素振りを見せた後、ニッコリ笑って言った。
「もしかして立ってきちゃったとか?」
「なっ、バカ言うなよ!」
「あ、図星?へぇ、ユキちゃんも男の子なんだねー」
「ち、違うってば!」
「はいはい。そうね。わかったわよ」すみれはあっさり折れる。
「ふぅ、やっとわかってくれたか……」
「うん。わかった。もう取っちゃうね」
「ああ、頼む」
「ちょっともったいない気もするけど・・・」
とすみれがクリップを取ろうとすると
「ちょっと待て!ここで外す気か?!」「嫌なの?」
「当たり前だろ!!ここ学食だぞ・・・」
ただでさえ人の多い場所だ。
「じゃあどこならいいの?」
「・・・せめてトイレに行かせてくれ。」
「仕方ないなぁ……。ほら、早く行きなさいよ」
二人は講堂の横にある来客用の多目的トイレへと向かった。
「ここなら二人は入れるしいいでしょ?」
「ま、まぁな」
二人はトイレに入るとカギをかける。
「・・・じゃあ取るよ」
すみれはユキヤの胸元のクリップを外した。
「はぁ・・・・」
解放された瞬間、ユキヤは大きく息を吐く。
「あれ?結構感じてるみたいだけど」
「そ、そんなこと無いし」
「ほんとかなぁ」
すみれはそっと乳首をはじいてみる。「うぐっ・・・」
「やっぱり感じるんでしょう」
「く、悔しいけど……そうだよ」
「素直でよろしい」
「くっ・・・」
すみれは今度は指でクリクリといじる。
「あっ、くぅ・・・」
「ほら、こっちも元気になってきたよ」
すみれはユキヤの股間をさすりながら耳元でささやく。
「くぅ・・・」
「まだ乳首しか触ってないのに」
「だ、黙れ」
「そんな事言って、本当は気持ちいんでしょう?」
「うるさい、だま―――ひゃう」
すみれはユキヤの言葉を遮るように乳首をつねる。
「ふふ、かわいい声出しちゃって。そんなに良いんだ?」
すみれは執拗にユキヤの乳首を責め立てる。
「くっ、やめ・・・ろ・・・」
しかし次の瞬間、ユキヤが自分でも思わぬ行動に出てしまう。
「くっ、くくっ、くううぅっ」
ユキヤは不意にすみれの両手首をつかみ、彼女の身体を壁に押し付ける。
「ちょっと、何するのよ!」
「・・・お、お前が悪いんだからな・・・」
「え?」
「あんなに・・・乳首ばっかり弄くりやがって」
ユキヤの息遣いが荒くなる。
「だって、それが好きなんじゃないの?」
「・・・好きだよ。でも、だからってあんなにしつこくされるのも辛いんだよ。」
野外という特殊なシチュが変な興奮の仕方をさせてしまったようだ。
「ふ、ふぅん。そんなに辛かったの?」
「ああ、正直今すぐ一人でしたいくらいだ。」
「あら、それは大変。でもダメだよ?」
「わかってるさ。こんなところでできるわけないだろう」
「そうよね。じゃあどうするの?」
(もしかして、ちょっと暴走しちゃった?!)
「・・・・」ユキヤは何も言わずにすみれの口にに唇を重ねた。
「んっ、ちゅ、んんっ、んくっ、ぷはぁ」
二人の舌が絡み合う音が響く。
「んんっ、んくっ、んんんんっ」
しばらくして口を離すと二人の間に唾液の橋がかかる。
「これで我慢しろって言うのかよ・・・」
ユキヤは止まらなかった・・・。
「んんっ、んくっ、んんっ」
しばらくの間二人はキスを交わし続けた。
「んんっ、んくっ、んんっ」
やがてユキヤはゆっくりと顔を遠ざけた。
そしてすみれの身体をひっくり返す。
「あっ・・・!」
壁側に胸を押し付ける格好になってしまうすみれ。
「えっユキヤ?!」「・・・・・・。」
無言のままユキヤはすみれのスカートの中に手を入れてきた!
「ちょっ、ちょっとユキヤ?!」
「・・・大丈夫だ。誰も来ないよ」
「そういう問題じゃないわよ!」
しかしユキヤの手はすみれのショーツをずり下ろしていく。
「ごめん・・・もう我慢が・・・できない」
「あっ・・・!」
そのままユキヤはすみれのお尻に顔を埋めてクンニを始めた。
「あぁっ、ユキヤだめぇ!」
「くっ、くっ、くっ」
「あぁっ、そこぉ!」
必死に抵抗するが、そこは男女なので力の差があるのは否めない。
しかもユキヤの愛撫によって、すみれの身体には甘い痺れが生まれていた。
「・・・・」ユキヤは無言で愛撫を続けるが、
ふとすみれの後ろの穴を指で撫で、
「お前のここ・・・まだだったよな?」
そう言ってマッサージするように押していく。
「えっ、そこは――」すみれの顔色が変わる。
すみれの制止も聞かずにユキヤはそこに口づける。
「―――!!」
すみれの全身に衝撃が走る。
(あぁ・・・そっちは・・・まだ)
「んん・・あぁ・・うう・・・」
すみれは声を漏らさないようにするので精一杯だった
「だって・・・いつも俺には散々してるのに・・・」
「そ、それとこれとは話が別でしょ」
「同じ事だろ・・」
ユキヤはすみれのアナルに指を入れる。
「くっ、くぅぅぅぅぅぅ・・・」恥ずかしさと気持ちよさで思わず声が出てしまう。
ユキヤはちょっと強めに指を出し入れする。しかし・・・
「い、痛!いたた・・・痛いよ!」
すみれが痛がってきた・・・
「・・・・・!」その様子にユキヤは手を止めた。
「・・・こめん、悪かった。」と手を離す。
すみれの声にちょっとだけ正気に戻ったようだった。
「ううん、こっちこそごめんね。」調子に乗り過ぎたことをすみれも謝った。
「・・・」
「・・・」
沈黙が流れる。
「・・・続きはまた今度かな?」
「・・・まって!こんな状態で午後の講義出る気?」
すみれが股間を指さす。そこはもうズボンの上からも分かるほどに大きくなっていた。
「う・・・!」
ユキヤの顔が真っ赤になる。
「でしょ」
そう言ってすみれが向き直ってしゃがみ込む。するとユキヤは、
「おいっ!」と止めようとするが間に合わず。すみれはユキヤのモノを口に含んだ。
「・・・!」ユキヤは一瞬驚きつつもすみれの行動を止められなかった。
「ちゅぱ、ちゅ、くぷ、くぽっ、んんっ、くぽっくぽっ」
すみれはそのまま頭を上下させ始める。
「んんんんんん」「ほら!声出さないの」
そう言いながらすみれは手を伸ばしてユキヤの乳首を摘まむ。
「くっ」
「ちゅっ、ちゅぷちゅぷ、ちゅっ」
「うう・・・あ・・あぁ」ユキヤは出来るだけ声を押し殺した。
「んんっ、ちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷ」
すみれは更に激しくフェラチオを続ける。そしてついにその時が来た。
「あ、ああ、ああっ」
ユキヤは絶頂を迎えた。すみれはユキヤの出したものを全部飲み込んだ。
「んくっ、ごくり」
「おい、大丈夫か」ユキヤは心配してすみれの顔を覗きこむ。
「う、うん、平気だよ。それより・・・」
「なんだ」
「私も悪かったとはいえ、ね・・・」「どうした?」
「私にこんなことしたお仕置はちょっと受けてもらおうかな・・・」
「え・・・?」
***
午後になって二人は時間ぎりぎりで講義を受けに行った。
そしてまた二人は少し離れた席に座る。
しかしすみれは普通だが、ユキヤはげんなりした顔をしている。
ユキヤが恨めしそうな顔ですみれの方を見ると、すみれが手を振る。
しかしその手には小さなリモコンらしきものが握られていた・・・。
(あいつ、こんなもんまで用意してきやがって・・・!)
ユキヤは心の中で毒づくが、それを口に出すことはできない。
『お仕置』と称して付けられたのは、ペニス用の遠隔ローターだった・・・。
席に着いた途端、ユキヤの敏感になった陰茎に、微弱な振動が容赦なく襲い掛かる。
「うくっ・・・!」ユキヤは必死で耐える。
「茶木くん、どうかしたの?お腹でも痛いの?」
隣の女子が話しかけてくる。
「い、いや、なんでもないよ」
「え?でも顔赤いよ?」
「だ、大丈夫だから・・・」
ユキヤは何とか笑顔を作る。
「ふーん、ならいいけど」
なんとかごまかせたようだ。
(くそ・・・これじゃさっきの方がマシだ・・・)
その後もすみれの気まぐれでローターの強弱を操作され、
ユキヤは赤くなったり青くなったりしていた。
「・・・ねぇ、本当に大丈夫?」
隣にいた女の子が本気で心配し始めたので、
「だ、大丈夫だから、気にしないでくれ」と言ってその場をやり過ごした。
(バ、バレたら終わりだ・・・)
講義中、ユキヤは気が気ではなかった。
いつあのリモコンが起動するのかと思うと落ち着かない。
(ひょっとして俺、今あいつに命を握られているに等しいのでは・・・?)
そう思うと背筋が寒くなる。しかし同時に下半身には熱を感じる。
「・・・」
ユキヤは無言で前を見るが、その目つきはどこか虚ろだった。
しかし、すみれの方はというと、特に変わった様子もなく
淡々と講義を受けていた。
そして時折ユキヤの方を見ては、にこやかに微笑んだ。
「うぅ・・・」ユキヤはその笑顔に脂汗を垂らしながらもドキッとした。
すみれは講義が終わるとすぐに教室を出て行った。
ユキヤもその後を追うように急いで教室を出た。
「ふう・・」
その油断した瞬間だった。
最大の刺激が彼を襲ったのは。
「んぐぁっ!!」ユキヤは思わず声を上げる。
隣にいた女子学生が「あら、どうしたの?やっぱり調子悪い?」
と心配そうに聞いてくる。
「い、いや、大丈夫だ」ユキヤは冷や汗まみれで答えた。
「そう?じゃ、無理しないでね・・・」
そう言って彼女は去っていった。ユキヤはしばらくしゃがみ込んで動けなかった。
「う・・うううう・・・」
そのまま彼は床に倒れこみ、荒く息をつく。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
ようやく刺激が弱まって何とか立てるようになった。
(クソ・・・あいつどこ行きやがった!)
ユキヤはすみれを探してあたりを見回すが見当たらない。
大方何処かで隠れてこの様子を見ているのだろう。
「ちくしょう、何考えてんだよ・・・」
ユキヤは必死で見回したが見つからなかった。
耐えきれなくなったユキヤは、仕方かなく近くの休憩用の椅子に座り、
スマホでメッセージを送る。
『どこにいる?』しばらくして返事が来た。『すぐ行くから待ってて』と。
ユキヤはほっとしたが、すみれが来る前に身支度を整えた。
そして5分もしないうちにすみれが現れた。
「ごめんね、待たせちゃって」相変わらずの調子だ。
「本当だよ、まったく・・・」
「いやー面白かったわ」
「俺は面白くない!」
顔を真っ赤にして言い返す。
「でもそれでなきゃお仕置の意味ないし~」
「ぐぐぐ・・・」
「・・・まあいいや、それより、今日はどうする?」
「俺今・・・立てない」ユキヤは赤くなって前かがみで言う。「え?」
「お前のせいでこうなったんだぞ!?」
「えっと、それってどういうことかな?」
「お前がこんなもん付けたから・・・!!」
「・・・そんなこと言うと出力最大にしちゃうぞ~」
すみれがリモコンを見せびらかす。
「おい、待ってくれ!それは勘弁してくれ・・・」
ユキヤは涙目で冷や汗をかきながら言う。
「冗談だってば」
「・・・」
「君のが治まるまで待ってあげるからそれから帰ろう」
「・・・」
「続きは家に帰ってから、ね?」
結局この日もユキヤはすみれに振り回されるのだった。
****
その後、二人はすみれのマンションまで帰りつく。
どうしてもユキヤの股間が治まらなかったため、
上着を腕にかけた状態で股間を隠す形で帰ってきた。
すみれは苦笑して「仕方がないなあ」と言った後、
彼のズボンを脱がせてローターを外すと、シャワールームへと連れ込んだ。
「ふぅ・・・」(うう、我ながらなさけない・・・)
湯気が立ち込める中、ユキヤは目を閉じて一息ついたが、
相変わらず彼の股間は治まっていなかった。「うう・・・」
「まだ駄目みたいだね」すみれがユキヤの肩に手を置く。
「う、うん・・・」
「とりあえず身体洗おうか」
そう言ってすみれはボディソープを手に取る。
「自分でやるよ」ユキヤはスポンジに手を伸ばそうとするが、
「ダーメ」と言ってすみれが制止した。
「はい、背中向けて」
ユキヤは仕方なくすみれに背を向ける。
すると、すみれは彼の背後に立ち、優しく抱きしめてきた。
「えっ、ちょっ・・・」
「いいじゃん別に」
そのまますみれはユキヤの胸に手を伸ばし、乳首をつまむ。
「ひゃっ・・・」
「ん?何か言った?」
「い、いや、何でもない」
そのまますみれはユキヤの首筋を舌で舐める。
「あっ、そこは・・・」
「ん?どうしたの?気持ち良くない?」
「いや、そういうわけじゃないけど・・・」
「じゃ、続けるね」
今度は耳元で囁きつつ、首筋から胸にかけてをゆっくり撫でていく。
「はぁ、はぁ・・・」
「ユキちゃんって敏感だよね」
そう言ってすみれは両手でユキヤの両乳房を揉みしだく。
「あぁぁ・・・はぁ、はぁ・・・」
「はい、声我慢してみてね」「・・・っ」
ユキヤは必死で歯を食いしばる。
「ほら、頑張って」「うっ、ぐっ・・・」
ユキヤはすみれの手の動きに合わせてビクビク震える。
「ねえ、そろそろいいんじゃない?せっかくだから声出さずにイってみる?」
「あ、ああ・・・もう・・・」
「何?聞こえないんだけど?」
「お願い、します・・・」「はいよくできました」
すみれはユキヤをギュッと抱き寄せた。
そして彼の耳にキスをする。
「あ、ダメ、イク・・・!」「出来るだけ声を押さえてイってみて」
「無理ぃ!出る!出ちゃう!!あ、あ、ああーーーーーーーーーーーーー!!!」
ユキヤはすみれに抱き寄せられているのも忘れ、激しく痙攣し果てた。
「はい、良く出来ました♪・・・と言いたいけど、やっぱ声出ちゃうね」
「はあ、はあ、はあ・・・」
「まあいいや、さっきよりかはだいぶマシになったし。
あとは私が綺麗にしてあげるね」
「え?」
すみれはボディソープを再び手に取って泡立てる。
「はい、今度は前向いて」
「え、でも前は自分で・・」
「私に触られるの嫌?」
「い、いや、そんなことは無いよ」
「じゃ、じっとしてて」
「わ、わかったよ」
ユキヤはしぶしぶ前に向き直った。
「はい、目閉じて」
ユキヤは目を閉じた。
「よし、良い子だね」
すみれはユキヤの頭を優しく撫でた。
そのままユキヤの背中に胸を押し当て、全身をくまなく洗い始める。
「ふぅ・・・」
ユキヤが吐息を漏らす。
「ちゃんとムダ毛処理してるのはえらいねぇ」
以前はすみれによって体毛の処理がされていたが、
最近はもう朝のうちにボディシェーバーで自分で処理するのが習慣化していた。
「はい終わりっと。じゃあお湯かけるね」
すみれがシャワーのお湯をユキヤの身体にかける。
「うん、大丈夫かな。じゃあ流していくね」
「あ、ちょっと待って。シャワー止めてくれる?」
「ん?いいけど・・・」
すみれが止めるとユキヤが振り向いた。
その瞬間、「チュッ」という音とともに唇が重ねられた。
「えっ?えっ?ちょっ・・・」
ユキヤはそのまますみれを抱き寄せる。
そのまま彼は彼女の口をこじ開け、舌を絡めた。
「ちゅっ、ぷはっ、れろ、じゅるっ、はむっ・・・」
二人はしばらく濃厚な口づけを交わした後、ようやく離れた。
「今日のユキちゃんは積極的だね」
「たまには俺だって攻めたいときもあるんだよ」
「そう言えば昼間私の後ろの穴を弄ったけど、興味あるの?」
「・・・別に、そういうわけじゃない」
「ほんとに?」
「・・・正直言うと少し気になる」
「なら今度試してみる?」
「いいのか?」
「うーん、でもまだ駄目かな」
「え?どうして・・・」
「だって痛かったし、乱暴だったもん」「ごめん・・・」
とここでユキヤはすみれが自分のアナルを弄る際に、
異様なほど丁寧に接してることを思い出した。
「ま、確かにいきなり何もなしで入れたら痛いよな・・・」
「でしょ。だから少しずつ慣らす必要があるんだよね」
「具体的にはどうするんだ?」
「まずはお尻をマッサージして柔らかくして、それから色々」
「なるほど・・・考えてるんだな」
「だから、今は我慢してね」「わかった。我慢しておく」
「その代わりと言っては何だけど・・・」
「何?」
「昼間乱暴にされた分、お仕置残ってるから覚悟してね。」
すみれはニヤリと笑う。
「えっ!?だってそれはさっきの遠隔ローターで帳消しに・・・」
「・・・甘いわよ」「え?」
「あれはあくまで『罰』。それに今日は声抑えないとダメでしょ?」
「そ、そうだよな・・・」「だから・・・」すみれはユキヤの耳元で囁く。
「声が出せない分、いっぱい気持ちよくなってもらうね」
ユキヤはごくりと唾を飲み込んだ。
つづく
「うん。たまには新しい事、してみたいでしょ」
一見普通の格好に見えるが、ユキヤのシャツの下には
ニップルクリップが光っていた。
すみれが「ユキヤの『声を抑える練習』がしたい」言い出したのと、
「そろそろ何か新しい事してみよう」という要望をしたのが元凶だ。
「出来るだけ緩く止めてあるから、痛くはならないと思うけど、
落とさないように気をつけてね。」
そう言いながら、ユキヤの手を取り、胸元へ誘導する。
「ほら、ここにあるんだから。もし落としちゃったら大変だよ。
だからしっかり付けてないとだめなんだからね。」
「わかったよ……ってかこれ、女の子向けのプレイだよな?」
エロ漫画やAVなどでこんなことをされるのはだいたい女の子だ。
「本当は振動するのにしようと思ったけど、今の君じゃ5分と持たなさそうだし」
「いくら俺でもそんなに弱くねーよ!」
「ふぅん……」
すみれがユキヤの背後に回り込む。そして後ろから手を回して乳首を摘まみ上げる。
「ひぃ!あっ♡ああん♡」
「あれれぇ?弱くないんじゃなかったっけ?それになんで感じてるのかなぁ」
「ち、違う。これは……その、気持ちいいわけじゃないんだから」
「そうなの?ならもっと強くしても大丈夫だよね」
「え?いや、ちょまっ、ああ~ッ!!!」
・・・説得力の欠片もなかった。
ユキヤ思わず前屈みになる。
「これで振動させられないってわかったでしょ?」
すみれがニヤリと笑いかける。
「うぅ……。わかった……」
ユキヤは渋々納得した。
いつの間にかすっかり敏感になってしまっている。
すみれは満足げに微笑むとユキヤを解放した。
「さてと。そろそろ時間だし行こうか」
二人は家を出て大学へと向かう。今日は平日だが授業は午後からだ。
「まぁまぁ、今日は私も一緒に行くから安心しなさい。」すみれは楽しそうだ。
(うっわ、これ絶対見てるだけで助けてくれない奴だ・・・)
ユキヤは絶望した。
しかしもう諦めている。
この状態のすみれに何を言っても無駄だとわかっているのだ。
(ま、さっきはいきなり触られて焦ったけど、
考えてみりゃ何か挟まってるだけだし・・・)
と自分に言い聞かせながら席に着いた。
「おっす、ユキヤ。おひさー」友人が声をかける。
「おう、久しぶり。ちょっと課題で忙しくてな。」
「マジで!?お前もついに勉強するようになったのか。」
「おい、どういう意味だよ。」
友人の悪態を軽く受け流しながら、ユキヤは自分の胸元をチラ見する。
そこには固定されたニップルクリップがあった。
幸いなことに周りからは見えていないようだ。
(バレたら恥ずかしいなコレ……)ユキヤはヒヤヒヤしていた。
講義中は何とか乗り切った。
ユキヤはノートを取りながら、時々自分の胸元を見る。
服の上からではわかりにくいが、確かに何か付いている。
(なんか変な気分だな。ちょっとくすぐったいし、何か物足りないというか……)
いつもより少し感度が増したような気がする程度だった。
しかし時間が経つにつれ、乳首の先がヒリヒリとしてくる・・・
そんな時、離れた席に座るすみれからスマホにメッセージが入る。
『あんまり立たせるとシャツの上からでも目立つから気を付けてね』
慌てて周囲を見渡すと、何人かの学生がこちらを見ている気がした。
どうやら気付かれてはいないようだったが、ユキヤは胸元を隠し、
顔を赤くして俯いた。
(そんな風に言われると余計に気になるだろ・・・)
そのまま講義が終わり、昼休みになった。
ユキヤはすみれと一緒に食堂に向かう。
「なぁ・・・そろそろ」
「ん?何?」
すみれは何食わぬ顔で聞き返す。
「あのさ、これ外してくれないか?」
緩くだが乳首を長時間絞められてるせいで、乳首が熱く、
そして敏感になっていた。
そろそろシャツの裏側がこすれるのにも反応しそうな勢いだ。
「え~、せっかく付けてあげたのに」
「このままじゃ困るんだよ」
「どうして?」
「どうしてもこうしてもあるかよ!こんなんじゃ飯だって
まともに食べられねぇよ!」
「ふぅ~ん」
すみれはしばらく考え込む素振りを見せた後、ニッコリ笑って言った。
「もしかして立ってきちゃったとか?」
「なっ、バカ言うなよ!」
「あ、図星?へぇ、ユキちゃんも男の子なんだねー」
「ち、違うってば!」
「はいはい。そうね。わかったわよ」すみれはあっさり折れる。
「ふぅ、やっとわかってくれたか……」
「うん。わかった。もう取っちゃうね」
「ああ、頼む」
「ちょっともったいない気もするけど・・・」
とすみれがクリップを取ろうとすると
「ちょっと待て!ここで外す気か?!」「嫌なの?」
「当たり前だろ!!ここ学食だぞ・・・」
ただでさえ人の多い場所だ。
「じゃあどこならいいの?」
「・・・せめてトイレに行かせてくれ。」
「仕方ないなぁ……。ほら、早く行きなさいよ」
二人は講堂の横にある来客用の多目的トイレへと向かった。
「ここなら二人は入れるしいいでしょ?」
「ま、まぁな」
二人はトイレに入るとカギをかける。
「・・・じゃあ取るよ」
すみれはユキヤの胸元のクリップを外した。
「はぁ・・・・」
解放された瞬間、ユキヤは大きく息を吐く。
「あれ?結構感じてるみたいだけど」
「そ、そんなこと無いし」
「ほんとかなぁ」
すみれはそっと乳首をはじいてみる。「うぐっ・・・」
「やっぱり感じるんでしょう」
「く、悔しいけど……そうだよ」
「素直でよろしい」
「くっ・・・」
すみれは今度は指でクリクリといじる。
「あっ、くぅ・・・」
「ほら、こっちも元気になってきたよ」
すみれはユキヤの股間をさすりながら耳元でささやく。
「くぅ・・・」
「まだ乳首しか触ってないのに」
「だ、黙れ」
「そんな事言って、本当は気持ちいんでしょう?」
「うるさい、だま―――ひゃう」
すみれはユキヤの言葉を遮るように乳首をつねる。
「ふふ、かわいい声出しちゃって。そんなに良いんだ?」
すみれは執拗にユキヤの乳首を責め立てる。
「くっ、やめ・・・ろ・・・」
しかし次の瞬間、ユキヤが自分でも思わぬ行動に出てしまう。
「くっ、くくっ、くううぅっ」
ユキヤは不意にすみれの両手首をつかみ、彼女の身体を壁に押し付ける。
「ちょっと、何するのよ!」
「・・・お、お前が悪いんだからな・・・」
「え?」
「あんなに・・・乳首ばっかり弄くりやがって」
ユキヤの息遣いが荒くなる。
「だって、それが好きなんじゃないの?」
「・・・好きだよ。でも、だからってあんなにしつこくされるのも辛いんだよ。」
野外という特殊なシチュが変な興奮の仕方をさせてしまったようだ。
「ふ、ふぅん。そんなに辛かったの?」
「ああ、正直今すぐ一人でしたいくらいだ。」
「あら、それは大変。でもダメだよ?」
「わかってるさ。こんなところでできるわけないだろう」
「そうよね。じゃあどうするの?」
(もしかして、ちょっと暴走しちゃった?!)
「・・・・」ユキヤは何も言わずにすみれの口にに唇を重ねた。
「んっ、ちゅ、んんっ、んくっ、ぷはぁ」
二人の舌が絡み合う音が響く。
「んんっ、んくっ、んんんんっ」
しばらくして口を離すと二人の間に唾液の橋がかかる。
「これで我慢しろって言うのかよ・・・」
ユキヤは止まらなかった・・・。
「んんっ、んくっ、んんっ」
しばらくの間二人はキスを交わし続けた。
「んんっ、んくっ、んんっ」
やがてユキヤはゆっくりと顔を遠ざけた。
そしてすみれの身体をひっくり返す。
「あっ・・・!」
壁側に胸を押し付ける格好になってしまうすみれ。
「えっユキヤ?!」「・・・・・・。」
無言のままユキヤはすみれのスカートの中に手を入れてきた!
「ちょっ、ちょっとユキヤ?!」
「・・・大丈夫だ。誰も来ないよ」
「そういう問題じゃないわよ!」
しかしユキヤの手はすみれのショーツをずり下ろしていく。
「ごめん・・・もう我慢が・・・できない」
「あっ・・・!」
そのままユキヤはすみれのお尻に顔を埋めてクンニを始めた。
「あぁっ、ユキヤだめぇ!」
「くっ、くっ、くっ」
「あぁっ、そこぉ!」
必死に抵抗するが、そこは男女なので力の差があるのは否めない。
しかもユキヤの愛撫によって、すみれの身体には甘い痺れが生まれていた。
「・・・・」ユキヤは無言で愛撫を続けるが、
ふとすみれの後ろの穴を指で撫で、
「お前のここ・・・まだだったよな?」
そう言ってマッサージするように押していく。
「えっ、そこは――」すみれの顔色が変わる。
すみれの制止も聞かずにユキヤはそこに口づける。
「―――!!」
すみれの全身に衝撃が走る。
(あぁ・・・そっちは・・・まだ)
「んん・・あぁ・・うう・・・」
すみれは声を漏らさないようにするので精一杯だった
「だって・・・いつも俺には散々してるのに・・・」
「そ、それとこれとは話が別でしょ」
「同じ事だろ・・」
ユキヤはすみれのアナルに指を入れる。
「くっ、くぅぅぅぅぅぅ・・・」恥ずかしさと気持ちよさで思わず声が出てしまう。
ユキヤはちょっと強めに指を出し入れする。しかし・・・
「い、痛!いたた・・・痛いよ!」
すみれが痛がってきた・・・
「・・・・・!」その様子にユキヤは手を止めた。
「・・・こめん、悪かった。」と手を離す。
すみれの声にちょっとだけ正気に戻ったようだった。
「ううん、こっちこそごめんね。」調子に乗り過ぎたことをすみれも謝った。
「・・・」
「・・・」
沈黙が流れる。
「・・・続きはまた今度かな?」
「・・・まって!こんな状態で午後の講義出る気?」
すみれが股間を指さす。そこはもうズボンの上からも分かるほどに大きくなっていた。
「う・・・!」
ユキヤの顔が真っ赤になる。
「でしょ」
そう言ってすみれが向き直ってしゃがみ込む。するとユキヤは、
「おいっ!」と止めようとするが間に合わず。すみれはユキヤのモノを口に含んだ。
「・・・!」ユキヤは一瞬驚きつつもすみれの行動を止められなかった。
「ちゅぱ、ちゅ、くぷ、くぽっ、んんっ、くぽっくぽっ」
すみれはそのまま頭を上下させ始める。
「んんんんんん」「ほら!声出さないの」
そう言いながらすみれは手を伸ばしてユキヤの乳首を摘まむ。
「くっ」
「ちゅっ、ちゅぷちゅぷ、ちゅっ」
「うう・・・あ・・あぁ」ユキヤは出来るだけ声を押し殺した。
「んんっ、ちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷ」
すみれは更に激しくフェラチオを続ける。そしてついにその時が来た。
「あ、ああ、ああっ」
ユキヤは絶頂を迎えた。すみれはユキヤの出したものを全部飲み込んだ。
「んくっ、ごくり」
「おい、大丈夫か」ユキヤは心配してすみれの顔を覗きこむ。
「う、うん、平気だよ。それより・・・」
「なんだ」
「私も悪かったとはいえ、ね・・・」「どうした?」
「私にこんなことしたお仕置はちょっと受けてもらおうかな・・・」
「え・・・?」
***
午後になって二人は時間ぎりぎりで講義を受けに行った。
そしてまた二人は少し離れた席に座る。
しかしすみれは普通だが、ユキヤはげんなりした顔をしている。
ユキヤが恨めしそうな顔ですみれの方を見ると、すみれが手を振る。
しかしその手には小さなリモコンらしきものが握られていた・・・。
(あいつ、こんなもんまで用意してきやがって・・・!)
ユキヤは心の中で毒づくが、それを口に出すことはできない。
『お仕置』と称して付けられたのは、ペニス用の遠隔ローターだった・・・。
席に着いた途端、ユキヤの敏感になった陰茎に、微弱な振動が容赦なく襲い掛かる。
「うくっ・・・!」ユキヤは必死で耐える。
「茶木くん、どうかしたの?お腹でも痛いの?」
隣の女子が話しかけてくる。
「い、いや、なんでもないよ」
「え?でも顔赤いよ?」
「だ、大丈夫だから・・・」
ユキヤは何とか笑顔を作る。
「ふーん、ならいいけど」
なんとかごまかせたようだ。
(くそ・・・これじゃさっきの方がマシだ・・・)
その後もすみれの気まぐれでローターの強弱を操作され、
ユキヤは赤くなったり青くなったりしていた。
「・・・ねぇ、本当に大丈夫?」
隣にいた女の子が本気で心配し始めたので、
「だ、大丈夫だから、気にしないでくれ」と言ってその場をやり過ごした。
(バ、バレたら終わりだ・・・)
講義中、ユキヤは気が気ではなかった。
いつあのリモコンが起動するのかと思うと落ち着かない。
(ひょっとして俺、今あいつに命を握られているに等しいのでは・・・?)
そう思うと背筋が寒くなる。しかし同時に下半身には熱を感じる。
「・・・」
ユキヤは無言で前を見るが、その目つきはどこか虚ろだった。
しかし、すみれの方はというと、特に変わった様子もなく
淡々と講義を受けていた。
そして時折ユキヤの方を見ては、にこやかに微笑んだ。
「うぅ・・・」ユキヤはその笑顔に脂汗を垂らしながらもドキッとした。
すみれは講義が終わるとすぐに教室を出て行った。
ユキヤもその後を追うように急いで教室を出た。
「ふう・・」
その油断した瞬間だった。
最大の刺激が彼を襲ったのは。
「んぐぁっ!!」ユキヤは思わず声を上げる。
隣にいた女子学生が「あら、どうしたの?やっぱり調子悪い?」
と心配そうに聞いてくる。
「い、いや、大丈夫だ」ユキヤは冷や汗まみれで答えた。
「そう?じゃ、無理しないでね・・・」
そう言って彼女は去っていった。ユキヤはしばらくしゃがみ込んで動けなかった。
「う・・うううう・・・」
そのまま彼は床に倒れこみ、荒く息をつく。
「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
ようやく刺激が弱まって何とか立てるようになった。
(クソ・・・あいつどこ行きやがった!)
ユキヤはすみれを探してあたりを見回すが見当たらない。
大方何処かで隠れてこの様子を見ているのだろう。
「ちくしょう、何考えてんだよ・・・」
ユキヤは必死で見回したが見つからなかった。
耐えきれなくなったユキヤは、仕方かなく近くの休憩用の椅子に座り、
スマホでメッセージを送る。
『どこにいる?』しばらくして返事が来た。『すぐ行くから待ってて』と。
ユキヤはほっとしたが、すみれが来る前に身支度を整えた。
そして5分もしないうちにすみれが現れた。
「ごめんね、待たせちゃって」相変わらずの調子だ。
「本当だよ、まったく・・・」
「いやー面白かったわ」
「俺は面白くない!」
顔を真っ赤にして言い返す。
「でもそれでなきゃお仕置の意味ないし~」
「ぐぐぐ・・・」
「・・・まあいいや、それより、今日はどうする?」
「俺今・・・立てない」ユキヤは赤くなって前かがみで言う。「え?」
「お前のせいでこうなったんだぞ!?」
「えっと、それってどういうことかな?」
「お前がこんなもん付けたから・・・!!」
「・・・そんなこと言うと出力最大にしちゃうぞ~」
すみれがリモコンを見せびらかす。
「おい、待ってくれ!それは勘弁してくれ・・・」
ユキヤは涙目で冷や汗をかきながら言う。
「冗談だってば」
「・・・」
「君のが治まるまで待ってあげるからそれから帰ろう」
「・・・」
「続きは家に帰ってから、ね?」
結局この日もユキヤはすみれに振り回されるのだった。
****
その後、二人はすみれのマンションまで帰りつく。
どうしてもユキヤの股間が治まらなかったため、
上着を腕にかけた状態で股間を隠す形で帰ってきた。
すみれは苦笑して「仕方がないなあ」と言った後、
彼のズボンを脱がせてローターを外すと、シャワールームへと連れ込んだ。
「ふぅ・・・」(うう、我ながらなさけない・・・)
湯気が立ち込める中、ユキヤは目を閉じて一息ついたが、
相変わらず彼の股間は治まっていなかった。「うう・・・」
「まだ駄目みたいだね」すみれがユキヤの肩に手を置く。
「う、うん・・・」
「とりあえず身体洗おうか」
そう言ってすみれはボディソープを手に取る。
「自分でやるよ」ユキヤはスポンジに手を伸ばそうとするが、
「ダーメ」と言ってすみれが制止した。
「はい、背中向けて」
ユキヤは仕方なくすみれに背を向ける。
すると、すみれは彼の背後に立ち、優しく抱きしめてきた。
「えっ、ちょっ・・・」
「いいじゃん別に」
そのまますみれはユキヤの胸に手を伸ばし、乳首をつまむ。
「ひゃっ・・・」
「ん?何か言った?」
「い、いや、何でもない」
そのまますみれはユキヤの首筋を舌で舐める。
「あっ、そこは・・・」
「ん?どうしたの?気持ち良くない?」
「いや、そういうわけじゃないけど・・・」
「じゃ、続けるね」
今度は耳元で囁きつつ、首筋から胸にかけてをゆっくり撫でていく。
「はぁ、はぁ・・・」
「ユキちゃんって敏感だよね」
そう言ってすみれは両手でユキヤの両乳房を揉みしだく。
「あぁぁ・・・はぁ、はぁ・・・」
「はい、声我慢してみてね」「・・・っ」
ユキヤは必死で歯を食いしばる。
「ほら、頑張って」「うっ、ぐっ・・・」
ユキヤはすみれの手の動きに合わせてビクビク震える。
「ねえ、そろそろいいんじゃない?せっかくだから声出さずにイってみる?」
「あ、ああ・・・もう・・・」
「何?聞こえないんだけど?」
「お願い、します・・・」「はいよくできました」
すみれはユキヤをギュッと抱き寄せた。
そして彼の耳にキスをする。
「あ、ダメ、イク・・・!」「出来るだけ声を押さえてイってみて」
「無理ぃ!出る!出ちゃう!!あ、あ、ああーーーーーーーーーーーーー!!!」
ユキヤはすみれに抱き寄せられているのも忘れ、激しく痙攣し果てた。
「はい、良く出来ました♪・・・と言いたいけど、やっぱ声出ちゃうね」
「はあ、はあ、はあ・・・」
「まあいいや、さっきよりかはだいぶマシになったし。
あとは私が綺麗にしてあげるね」
「え?」
すみれはボディソープを再び手に取って泡立てる。
「はい、今度は前向いて」
「え、でも前は自分で・・」
「私に触られるの嫌?」
「い、いや、そんなことは無いよ」
「じゃ、じっとしてて」
「わ、わかったよ」
ユキヤはしぶしぶ前に向き直った。
「はい、目閉じて」
ユキヤは目を閉じた。
「よし、良い子だね」
すみれはユキヤの頭を優しく撫でた。
そのままユキヤの背中に胸を押し当て、全身をくまなく洗い始める。
「ふぅ・・・」
ユキヤが吐息を漏らす。
「ちゃんとムダ毛処理してるのはえらいねぇ」
以前はすみれによって体毛の処理がされていたが、
最近はもう朝のうちにボディシェーバーで自分で処理するのが習慣化していた。
「はい終わりっと。じゃあお湯かけるね」
すみれがシャワーのお湯をユキヤの身体にかける。
「うん、大丈夫かな。じゃあ流していくね」
「あ、ちょっと待って。シャワー止めてくれる?」
「ん?いいけど・・・」
すみれが止めるとユキヤが振り向いた。
その瞬間、「チュッ」という音とともに唇が重ねられた。
「えっ?えっ?ちょっ・・・」
ユキヤはそのまますみれを抱き寄せる。
そのまま彼は彼女の口をこじ開け、舌を絡めた。
「ちゅっ、ぷはっ、れろ、じゅるっ、はむっ・・・」
二人はしばらく濃厚な口づけを交わした後、ようやく離れた。
「今日のユキちゃんは積極的だね」
「たまには俺だって攻めたいときもあるんだよ」
「そう言えば昼間私の後ろの穴を弄ったけど、興味あるの?」
「・・・別に、そういうわけじゃない」
「ほんとに?」
「・・・正直言うと少し気になる」
「なら今度試してみる?」
「いいのか?」
「うーん、でもまだ駄目かな」
「え?どうして・・・」
「だって痛かったし、乱暴だったもん」「ごめん・・・」
とここでユキヤはすみれが自分のアナルを弄る際に、
異様なほど丁寧に接してることを思い出した。
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「えっ!?だってそれはさっきの遠隔ローターで帳消しに・・・」
「・・・甘いわよ」「え?」
「あれはあくまで『罰』。それに今日は声抑えないとダメでしょ?」
「そ、そうだよな・・・」「だから・・・」すみれはユキヤの耳元で囁く。
「声が出せない分、いっぱい気持ちよくなってもらうね」
ユキヤはごくりと唾を飲み込んだ。
つづく
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