天然ドSな彼女に抱かれ続けた結果、色々あって一緒に暮らすことになりました。

桃ノ木ネネコ

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第63話:日帰り旅行で行こう(その2)

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「・・・全部剃らなくても良かったのに」
ツルツルの無毛になった股間を擦り、
すみれは赤くなりながら言った。
「・・・すまん、途中からどこまでやったらいいか
分からなくなってきてさ」
「だからって・・・」
「いいだろ、俺にはいつも生やすなって言ってるんだから」
ちょっと自分の事を棚上げされ、ユキヤは不満げに口を尖らす。

「まぁ、そうだけどさ」
「ならいいじゃねぇか」
「・・・いいけどさ・・・」
とすみれが頬を赤らめながらモゴモゴ呟く。

そんなすみれを見て何を思ったのかユキヤは
彼女のむき出しの割れ目を指先でそっとなぞった。
「・・・っ!」
突然の刺激にすみれが身体を震わせる。
「・・・何するのよ!」
「いや、やっぱ感じてたのかってなって・・・あぅん!」
ユキヤがそう言い終わらないうちに
今度はすみれの方がその仕返しと言わんばかりに
足で彼のモノをそっと撫でた。

「ちょ、おまっ・・・」
突然の刺激にユキヤが仰け反る。
「あぁーん?何か文句あるかなぁ?」
彼女はニヤニヤしながら男根を足蹴にする。
「ひぃん!」
「いい声ね」
ユキヤの情けない声を聞いてすみれがクスクス笑う。
「君こそ私のを剃ってる間何考えてたのかなぁ?」
「そ、それは・・・」
戸惑うユキヤにすみれはちょっと意地悪な笑みを浮かべて
足先で更に擦り続けていく

「いつの間にかこんなに大きくしちゃってさ」
そう言って彼女の足がユキヤのモノを優しく撫で続ける。
「あひぃっ」
「・・・君は本当に敏感だよねぇ」
「あぅぅ・・そ、それは・・・」
反論できずに口籠るユキヤ。

(くそ、普段はボケボケなくせにこんな時ばっかり隙が無い!)
「ほら、そろそろ出してあげないとね・・・」
すみれは足の指でユキヤのモノをつまみ上げた。
「うぁっ!」
そして両足でそれを挟むと上下に扱き始めた。

「ほらほら~気持ちいい?」
「くっ・・・」
「ここがいいんでしょ?」
すみれは足裏で玉袋を揉みしだく。
「あふぅっ」
「・・・もう、こんなに大きくしちゃって」
そして彼女は両足でユキヤのモノを擦っていった。
「ほらほら、もっと強くしてあげる」
「くぅぅ・・・」
ユキヤが身を震わせると、
「ふふっ、いくよ~」
そう言うとすみれは足の指で竿を挟んだ。
そしてそれを使って擦り上げる。

「う、わぁっ!・・・あぅん・・・」
その快感に耐え切れずにユキヤが叫び声を上げる。
「・・・ねぇ、この足気持ちいい?」
「あっ、ああ・・・きっ・・・気持ちいい・・・」
息も絶え絶えな状態になりながらユキヤが答える。

「あれ?足だけでこんなによわよわになっちゃうの?」
「はぁ・・・ああ・・・」
「・・・仕方ないなぁ」
そう言うと彼女は足を離した。
「え・・・?」
ユキヤが物足りなそうな目ですみれを見る。

「そんな物欲しそうな顔しなくたって、
ちゃんとイカせてあげるから」
そう言って今度は彼女の手が
ユキヤのモノをそっと握り込んだ。
「あふぅっ!」
「ほら、こうされるの好きでしょ?」
そのまま上下に扱かれていく。

「あっ・・・ああっ・・・」
「ふふっもっといっぱいしてあげたいけど、
明日早いから、これぐらいで我慢してね」
そう言うと彼女は扱くスピードを上げる。

「うぁっ、ダメだ!出るっ!」
「ほら、全部出しちゃっていいよ」
そしてすみれは扱く手を止めると、彼のモノを口に含んだ。
「くっ・・・」
ユキヤが歯を食いしばる。
しかし限界を迎えたそれは彼女の口の中で弾けた。

「んぐっ・・・んんっ・・・」
すみれは苦しそうな表情を浮かべながらも、
それを飲み干していく。

「はぁ・・・おいしかった」
「はぁ・・・はぁ・・・」
満足げなすみれに対しユキヤは肩で息をしている。

「気持ち良かった?」
「・・・ああ」
すみれが尋ねるとユキヤは素直に答えた。
「ふふっ・・・それはよかった」
彼女は嬉しそうに微笑むと、彼のモノを優しく撫で始めた。
「じゃ、今日はここまでね」
すみれはそう言うとユキヤにキスをした。

「・・・なんでこうなるんだよ・・・」
ユキヤがジト目で不満をもらした。
「元はといえば君が変な事するからでしょ?」
すみれがニヤニヤしながらそう返す。
「だからって・・・」

ちょっと触っただけでここまでされてしまうのは
なんとも割に合わない・・・
と言いかけそうになるがグッと堪えてすみれの方を見る。
その視線の先には彼女の無毛の恥丘があった。

「もう!ジロジロ見ないの!!」
ユキヤの視線に気付いたすみれが思わず声をあげる。
「ほら、シャワー浴び直そう」
「あ、ああ・・・」
ユキヤはそう答えるとシャワーを手に取り蛇口をひねった。

***

その夜。
あの後無事に旅行の支度を終え、
明日が早い事もあって早々に床に就いた二人であったが
ユキヤの方はなかなか眠れなかった。
理由はもちろんすみれである。
(こいつ、さっきあんな事したくせにすぐ寝てやがる)
彼は隣で安らかな寝息を立てる彼女を見て、少し恨めしく思う。

「はぁ・・・」
ユキヤはため息をつくと、
そっと彼女の下腹部に手を伸ばした。
そしてそのまま下着の中に手を入れる・・・。
そこには先ほど剃毛して無毛になった恥丘がある。
「・・・んっ」
彼女は一瞬身じろぎをしたが起きる気配はない。

「・・・」
ユキヤはすみれの股間にそっと手をおいた。
(なんかツルツルして・・・そして柔らかい)
本来ある筈の毛に守られていたそこは
無毛になったことでより無防備になった感じがする。
ユキヤは彼女の割れ目をそっと撫で上げた。

「んっ・・・」
すみれがまた小さな声を上げる。
(やべぇ、なんか興奮する・・・)
彼女のこんな姿を知っているのは自分だけだ・・・。
すみれは今、自分以外に裸体を晒せない状態になっている。

そう考えるとまるで彼女自身を独占している気分になって、
ユキヤは妙な興奮を覚えてた。
(こいつが俺の体毛をきっちり処理してる気持ちが
何となく分かった気がする・・・)

すみれはユキヤの陰毛を定期的に処理する。
ユキヤはそれを当たり前のように受け入れていた。
しかしいざ自分がそういう立場に立ってみると、 
言いようのない感覚に襲われる。

相手の秘密を自分だけが共有している・・・
自分が相手にとって特別な存在でないと出来ないことだ。
(俺らしか知らない秘密・・・)
そんな考えを浮かべただけで興奮してしまう。

「んん・・・ユキちゃん・・・」
すみれがユキヤの名を呼びながら寝返りをうつ。
(こいつ、俺が起きてるの気付いてるんじゃ・・・)
一瞬そう思ったものの、どうやらただの寝言のようだ。

「泣いたって・・・ゆるしてあげないよぉ・・・」
(だからどんな夢見てんだよ?!)
すみれの寝顔を見ながらユキヤは心の中でつっこむ。
(まったく、こいつは・・・)

彼はそう思いながらも眠っているすみれをそっと抱き寄せた。
そして自身もいつしか眠りに落ちていった・・・。

つづく
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