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23.地獄の大宴会
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頭のおかしいデセオの押しに負け今は
デセオ行きつけの店に辿り着いた。
見るからに高級な店構え。
さすがは「鎖の無い者」の一人。
一流は一流の店を知っているもんだ。
「す、すいません!」
「初めからそう言えよ」
声の方を見ているとデセオがスーツを着た人物の
胸ぐらを掴んでいた。
「ど、どうしたんだ?」
「一見さんお断りとか言いやがるんだよ」
お前行きつけとか言ってなかったっけ??
そんな疑問の中店内に入って行くデセオに
着いて行く。
本当に大丈夫か・・・
席に着くなり品格のかけらも無いデセオが口を開く。
「店の酒全部持って来い!!」
「ぜ、全部ですか?」
「文句あるか?」
「い、いえ今すぐ」
そんなやり取りをデセオがオーナーらしき人と
して大量の酒が運び込まれてくる。
酒を呑んだ事の無い俺は不安になり刀の五人を
人化させ皆んなで呑む事にする。
「お、おぉ!!綺麗所まで用意するとはやるなぁ」
「紅丸と申します」
「白雪と申します」
「デセオです!よろしく」
「薄緑とも「五月蝿い死ね」
紅丸と白雪にはしっかり挨拶をし薄緑が挨拶を
始めると暴言を放つデセオ。
本当に常識がない・・・
薄緑ちょっと耐えてくれ。
その後すぐに料理が運ばれてきて
気をとり直して
「乾杯ーー!!」
こうして地獄の大宴会が幕を開けた。
テリーも俺も意外に酒が呑めた。
てか美味い!!
蝉丸、薄緑も呑める様で楽しく呑んでいる。
紅丸、白雪の女性組は酌をしたり気を配ってくれる。
デセオと黒爺は段違いに酒が強い。
「おぉ!クソジジイやるじゃねぇか」
「伊達に長生きしておらんよ」
そんな感じで和気あいあいと宴会は進んで行く。
結構酔っ払って来て楽しくなって来た!
「おうお前らも結構行けるじゃねぇか」
「ぶぁたりばえだ」
そう言ってくるデセオに答えるテリー!
あれ??
呂律全然回ってない・・・
「デス!お前もっと呑めよ!!」
テリーが俺に絡んできた・・・
デスって誰だよ・・・
「おぉ飲め呑め!!」
デセオが煽りキツイ酒を一気させられる。
拍手が沸き起こる。
キツイなこれは・・・
しかしテリーがまた酒を注いでくる。
おい俺を潰してどうすんだよ!!
コンパで男同士の潰し合いはご法度だよテリー君
俺犬だからコンパ行ったこと無いけど。
「殿代わりに私が」
そう言って薄緑が身代わりに!
デセオとテリーという悪魔が降臨し薄緑、蝉丸
共にダウン!!
そこで店内の酒が尽きた。
「次行くぞ~次!」
「行くぞ~!!」
そう言いながら店を後にするデセオとテリー!
ダウンした薄緑と蝉丸を刀に戻し店を出ようとする
「ほ、本日お、お会計が1260万円になります」
俺が払うのーー!?
仕方なくロレスターン王国宛に小切手を
切ってもらう。
次の店でデセオに領収証を見せると
「この店は俺が奢ってやるから安心しろ」
「安心しろ~」
そう言って店の酒を全て頼みだした。
テリー何が安心なんだ?
そして遂に白雪が倒れる。
「殿、面目無いです」
そう言って刀に帰って行った。
頼みの綱は黒爺しかいない。
しかし更にペースを上げて飲みだすデセオ。
更に悪ノリがペースを上げるテリー!
「デセオ隊長!テツが女々しい呑み方してるです」
「テリー隊員!それはいかんです、これを」
そう言って俺に差し出されたのは見た事の無い酒。
俺はテツ様だ!やってやる!
呑んだ瞬間火を吹いた!!
そこで意識は途絶えた。
翌日頭のかち割れそうな痛みで目を覚ました。
黒爺が宿に運んでくれたのか?
ベッドで寝ていた。
そして枕元に更に3枚の小切手が切られた跡が・・・
あんのクソ金髪野郎ーー!!
進化してボッコボコにしてやるからなーー!!
デセオ行きつけの店に辿り着いた。
見るからに高級な店構え。
さすがは「鎖の無い者」の一人。
一流は一流の店を知っているもんだ。
「す、すいません!」
「初めからそう言えよ」
声の方を見ているとデセオがスーツを着た人物の
胸ぐらを掴んでいた。
「ど、どうしたんだ?」
「一見さんお断りとか言いやがるんだよ」
お前行きつけとか言ってなかったっけ??
そんな疑問の中店内に入って行くデセオに
着いて行く。
本当に大丈夫か・・・
席に着くなり品格のかけらも無いデセオが口を開く。
「店の酒全部持って来い!!」
「ぜ、全部ですか?」
「文句あるか?」
「い、いえ今すぐ」
そんなやり取りをデセオがオーナーらしき人と
して大量の酒が運び込まれてくる。
酒を呑んだ事の無い俺は不安になり刀の五人を
人化させ皆んなで呑む事にする。
「お、おぉ!!綺麗所まで用意するとはやるなぁ」
「紅丸と申します」
「白雪と申します」
「デセオです!よろしく」
「薄緑とも「五月蝿い死ね」
紅丸と白雪にはしっかり挨拶をし薄緑が挨拶を
始めると暴言を放つデセオ。
本当に常識がない・・・
薄緑ちょっと耐えてくれ。
その後すぐに料理が運ばれてきて
気をとり直して
「乾杯ーー!!」
こうして地獄の大宴会が幕を開けた。
テリーも俺も意外に酒が呑めた。
てか美味い!!
蝉丸、薄緑も呑める様で楽しく呑んでいる。
紅丸、白雪の女性組は酌をしたり気を配ってくれる。
デセオと黒爺は段違いに酒が強い。
「おぉ!クソジジイやるじゃねぇか」
「伊達に長生きしておらんよ」
そんな感じで和気あいあいと宴会は進んで行く。
結構酔っ払って来て楽しくなって来た!
「おうお前らも結構行けるじゃねぇか」
「ぶぁたりばえだ」
そう言ってくるデセオに答えるテリー!
あれ??
呂律全然回ってない・・・
「デス!お前もっと呑めよ!!」
テリーが俺に絡んできた・・・
デスって誰だよ・・・
「おぉ飲め呑め!!」
デセオが煽りキツイ酒を一気させられる。
拍手が沸き起こる。
キツイなこれは・・・
しかしテリーがまた酒を注いでくる。
おい俺を潰してどうすんだよ!!
コンパで男同士の潰し合いはご法度だよテリー君
俺犬だからコンパ行ったこと無いけど。
「殿代わりに私が」
そう言って薄緑が身代わりに!
デセオとテリーという悪魔が降臨し薄緑、蝉丸
共にダウン!!
そこで店内の酒が尽きた。
「次行くぞ~次!」
「行くぞ~!!」
そう言いながら店を後にするデセオとテリー!
ダウンした薄緑と蝉丸を刀に戻し店を出ようとする
「ほ、本日お、お会計が1260万円になります」
俺が払うのーー!?
仕方なくロレスターン王国宛に小切手を
切ってもらう。
次の店でデセオに領収証を見せると
「この店は俺が奢ってやるから安心しろ」
「安心しろ~」
そう言って店の酒を全て頼みだした。
テリー何が安心なんだ?
そして遂に白雪が倒れる。
「殿、面目無いです」
そう言って刀に帰って行った。
頼みの綱は黒爺しかいない。
しかし更にペースを上げて飲みだすデセオ。
更に悪ノリがペースを上げるテリー!
「デセオ隊長!テツが女々しい呑み方してるです」
「テリー隊員!それはいかんです、これを」
そう言って俺に差し出されたのは見た事の無い酒。
俺はテツ様だ!やってやる!
呑んだ瞬間火を吹いた!!
そこで意識は途絶えた。
翌日頭のかち割れそうな痛みで目を覚ました。
黒爺が宿に運んでくれたのか?
ベッドで寝ていた。
そして枕元に更に3枚の小切手が切られた跡が・・・
あんのクソ金髪野郎ーー!!
進化してボッコボコにしてやるからなーー!!
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