14 / 39
14.第二の試練開始
しおりを挟む
<第二の試練は「魔獣の森」。ありとあらゆる魔獣がすくう。フェアリーを探せ。鱗粉の導きが次への扉を開く
グスタフ・ハンコック>
<長い長い坂だ。魔獣はいつも空腹である。新鮮が肉があれば涎を垂らし飛びついてくる。気をつけろ。奴らは狡猾だ。
グスタフ・ハンコック>
グスタフの手記通り、切り立った崖にある隘路にあたる坂道は崖を超えても尚続いている。
突き当りまでは見えないが、このまま進むのか脇に逸れ森の中に入るか迷いどころだな。
キーワードはフェアリーくらいしか情報がない。
「それにしても、あなた。カネサダの超高速移動だけじゃなく、リューンの力技まで使うのね。一体どうなっているの?」
「彼らから学んだ」
「学べるもんなの!? チートよ、チート!」
「なんだそれ」
「ずるーい。私は戦士や侍のことなんて全く分からないけど、二人とも相当な達人だったと思うわよ」
「サムライてのは知らないけど、ムラクモみたいな剣を持つ人たちのことか?」
「あなたも持ってるじゃない。それ、刀っていう武器よ。やたらきれあじが鋭いみたい。私の首にもそれが」
「刀っていうのか。変わった武器だなと思ったけど、慣れると使いやすい」
並んで歩くベルベットはさっきからずっと喋りっぱなしだ。
余程、会話に飢えていたのかね。1000年もの間、喋り相手がいなかったとなると、口数が多くなっても仕方ないか。
しかし、さっきからとても気になっていることがある。彼女は気が付いてないのかいな。
「ちょ、さっきから胸ばかり見て」
「いや、お前の乳は動くのか?」
「そらまあ重力に引っ張られて、って何を言わせるのさ」
『ベルベット。ウィレムが言っているのはそういう事じゃあない。君は胸元で何か飼っているのかい?』
俺に背負われているハールーンもやっぱり気が付いている。
さっきから、胸を覆う布に丸い何かが動いているんだよね。
あ、ベルベットもようやく気が付いた模様。
「ちょ、スライムじゃないのよお。ぬるぬるプレイとかプルプルプレイはお断りよ」
「連れてきたんじゃなかったのか。そのスライムさ、大聖堂の入り口にいたやつだろ。ナイフに刺さっても平気な奴だった」
「むううおお。捕まえた。あ、布がぽろりんしたわ、きゃああ。見ちゃだめえ」
「その棒読みは止めろ。見てないし、見ようともしていないだろ」
前を向いたまま隣を歩くベルベットをあしらう。
どうせワザとらしく布をずらしたんだろう? 面倒だし、相手をする気もない。
彼女を嫌がったのか、スライムがぴょこんと俺の肩に乗ってきた。
「お前も行くか?」
問いかけてもスライムはプルプルと震えるばかり。
ん、この動き。
「もう一度頼む」
スライムにお願いすると、プルプルと震えてくれた。
今度はしっかりと動きを記憶する。
「ベルベット」
「何? いまさら見たいといってももう遅いわよ」
「ハールーンを頼む」
「え、うん」
坂道は左右に五メートル以上ある広い道である。
グスタフの手記によると、長い道になっているらしいが、言い換えればこの道以外は開けた道じゃあないってことだと予想できるんだ。
何が言いたいのかというと、この道を通っていれば「目立つ」。つまり、新鮮な肉を求める魔獣が向こうからやって来るってことさ。
なので進むべきか脇道に入るべきか迷っていたんだけど、ハールーンのこともある。彼の体力回復に寄与する相手ならいいんだけど。
ブルル、ブルルと獣の息使いが右手の藪の中から聞こえてくる。僅かに藪が動くことも確認。
「出て来いよ。こっちから行ってもいいんだが」
警戒しているのか、俺が藪の前を通るまで待ち構えているのか分からんが、わざわざ行ってやる必要もない。
「斬月! そして、エイミング!」
片刃の剣――ムラクモの刀を下から上に斬り上げると三日月の光が発され、空へと向かったそれがぐううんっと動き、藪の中へ突き刺さる。
『ぶううきいいいい!』
猛獣らしき何かの悲鳴があがり、ぞろぞろとイノシシのような魔物が三体飛び出て来た。
でかい。
そいつらは、五メートルくらいの体躯がある黒い毛皮を持ったイノシシ型の魔獣だった。
額から長い角を生やし、鋭い爪を備えている。尻尾が長く刃のようになっていた。アレを振り回して攻撃もできるんだな。
こいつらの特徴なら記憶にある。
確か、エンペラーボアだっけか。ランクはB-だったと思う。
豚肉か。うまそうだ。
奴らはぶふううっと鼻息荒く前脚を踏み鳴らす。
来るか。
身構えるも、淡く光ったかと思ったら物凄い速度で反対側に走り去っていった。
「え、ええええ」
「魔獣だからだね。アンデッドとは違うってことさ」
肩透かしをくらったことで変な声が出た。
それに対し、ベルベットの背から降りたハールーンが苦笑しつつ言葉を返す。
「あいつらの仲間を一撃で倒したから警戒したってことか」
「そういうこと。捕食するなら命の危険がない相手を狙う。危険があるなら、余程の空腹じゃない限り襲わない。賢明だよ」
「まあ、さっきの動きは『記憶』した。余裕がある時に試してみるか」
「すまないね。僕が足を引っ張っている」
「そんなことはない。ハールーンがいなければ、俺は今頃、動かぬ死体だよ」
「君ならば……いや、これ以上、この件を追求すべきではないね」
ハールーンはいなければ、ここまで辿り着けてはいない。
彼の助けが無ければ、俺は修行をすることができなかったからな。
「そうだ。ハールーン。イノシシは好きか?」
「話題を変えるのが下手だね君は。新鮮な方がいいかな」
「ならすぐに持ってくる」
「頼むよ」
藪の中には眉間が真っ二つになって倒れたエンペラーボアがいた。
こいつを引きずってハールーンとベルベットの元まで戻る。
◇◇◇
「これを僕が一人で頂いてもいいのかい?」
「もちろんだ。イノシシならその辺を歩いているから、『とっておけ』とは言わせないぜ」
「ありがたく。少し離れてもらえるかい?」
「うん。ほら、ベルベットも」
ベルベットの腕をむんずと掴み、ハールーンから距離を取る。
対する彼は巨大なイノシシ――エンペラーボアの腹辺りに手を当てブツブツと何かを呟く。
「ライフドレイン」
エンペラーボアが黒い霧に包まれ、砂のようになって崩れ落ちた。
お、おお。
ハールーンの体がみるみるうちに瑞々しさを取り戻していく。
あ、あれ。ひょっとして彼じゃなくて彼女だったのか。
褐色の肌に艶やかな肩口まで伸びた銀色の髪、大きな丸い目に長い耳。
人間にたとえると、10から12歳くらいの少女といったところか。
「ハールーン。それが君の本来の姿か?」
「本来はもう少し大人なんだけどね。まだまだ力が足らない。差し当たり動けるように再構成したんだよ」
「元々小柄だったけど、それも?」
「うん。僕の魂が抜かれる直前に体の大きさを変えたんだ。それで、今まで僕の身体を生かすことができたというわけさ」
「そ、それで、一応念のために……やっぱり女の子だよね?」
「君は相手の性別によって態度を変えるのかい?」
「いや、変えない。俺は火の玉の姿であろうと、干からびた姿だろうと、美少女だろうと、ハールーンはハールーンだと思っている。君は君だよ」
「あはははは。君らしい。君は魂の姿の僕であっても、人に対するように接していたから、今更だね」
「まあな」
笑い合う俺たちの間に不服そうにベルベットが割って入ってきた。
グスタフ・ハンコック>
<長い長い坂だ。魔獣はいつも空腹である。新鮮が肉があれば涎を垂らし飛びついてくる。気をつけろ。奴らは狡猾だ。
グスタフ・ハンコック>
グスタフの手記通り、切り立った崖にある隘路にあたる坂道は崖を超えても尚続いている。
突き当りまでは見えないが、このまま進むのか脇に逸れ森の中に入るか迷いどころだな。
キーワードはフェアリーくらいしか情報がない。
「それにしても、あなた。カネサダの超高速移動だけじゃなく、リューンの力技まで使うのね。一体どうなっているの?」
「彼らから学んだ」
「学べるもんなの!? チートよ、チート!」
「なんだそれ」
「ずるーい。私は戦士や侍のことなんて全く分からないけど、二人とも相当な達人だったと思うわよ」
「サムライてのは知らないけど、ムラクモみたいな剣を持つ人たちのことか?」
「あなたも持ってるじゃない。それ、刀っていう武器よ。やたらきれあじが鋭いみたい。私の首にもそれが」
「刀っていうのか。変わった武器だなと思ったけど、慣れると使いやすい」
並んで歩くベルベットはさっきからずっと喋りっぱなしだ。
余程、会話に飢えていたのかね。1000年もの間、喋り相手がいなかったとなると、口数が多くなっても仕方ないか。
しかし、さっきからとても気になっていることがある。彼女は気が付いてないのかいな。
「ちょ、さっきから胸ばかり見て」
「いや、お前の乳は動くのか?」
「そらまあ重力に引っ張られて、って何を言わせるのさ」
『ベルベット。ウィレムが言っているのはそういう事じゃあない。君は胸元で何か飼っているのかい?』
俺に背負われているハールーンもやっぱり気が付いている。
さっきから、胸を覆う布に丸い何かが動いているんだよね。
あ、ベルベットもようやく気が付いた模様。
「ちょ、スライムじゃないのよお。ぬるぬるプレイとかプルプルプレイはお断りよ」
「連れてきたんじゃなかったのか。そのスライムさ、大聖堂の入り口にいたやつだろ。ナイフに刺さっても平気な奴だった」
「むううおお。捕まえた。あ、布がぽろりんしたわ、きゃああ。見ちゃだめえ」
「その棒読みは止めろ。見てないし、見ようともしていないだろ」
前を向いたまま隣を歩くベルベットをあしらう。
どうせワザとらしく布をずらしたんだろう? 面倒だし、相手をする気もない。
彼女を嫌がったのか、スライムがぴょこんと俺の肩に乗ってきた。
「お前も行くか?」
問いかけてもスライムはプルプルと震えるばかり。
ん、この動き。
「もう一度頼む」
スライムにお願いすると、プルプルと震えてくれた。
今度はしっかりと動きを記憶する。
「ベルベット」
「何? いまさら見たいといってももう遅いわよ」
「ハールーンを頼む」
「え、うん」
坂道は左右に五メートル以上ある広い道である。
グスタフの手記によると、長い道になっているらしいが、言い換えればこの道以外は開けた道じゃあないってことだと予想できるんだ。
何が言いたいのかというと、この道を通っていれば「目立つ」。つまり、新鮮な肉を求める魔獣が向こうからやって来るってことさ。
なので進むべきか脇道に入るべきか迷っていたんだけど、ハールーンのこともある。彼の体力回復に寄与する相手ならいいんだけど。
ブルル、ブルルと獣の息使いが右手の藪の中から聞こえてくる。僅かに藪が動くことも確認。
「出て来いよ。こっちから行ってもいいんだが」
警戒しているのか、俺が藪の前を通るまで待ち構えているのか分からんが、わざわざ行ってやる必要もない。
「斬月! そして、エイミング!」
片刃の剣――ムラクモの刀を下から上に斬り上げると三日月の光が発され、空へと向かったそれがぐううんっと動き、藪の中へ突き刺さる。
『ぶううきいいいい!』
猛獣らしき何かの悲鳴があがり、ぞろぞろとイノシシのような魔物が三体飛び出て来た。
でかい。
そいつらは、五メートルくらいの体躯がある黒い毛皮を持ったイノシシ型の魔獣だった。
額から長い角を生やし、鋭い爪を備えている。尻尾が長く刃のようになっていた。アレを振り回して攻撃もできるんだな。
こいつらの特徴なら記憶にある。
確か、エンペラーボアだっけか。ランクはB-だったと思う。
豚肉か。うまそうだ。
奴らはぶふううっと鼻息荒く前脚を踏み鳴らす。
来るか。
身構えるも、淡く光ったかと思ったら物凄い速度で反対側に走り去っていった。
「え、ええええ」
「魔獣だからだね。アンデッドとは違うってことさ」
肩透かしをくらったことで変な声が出た。
それに対し、ベルベットの背から降りたハールーンが苦笑しつつ言葉を返す。
「あいつらの仲間を一撃で倒したから警戒したってことか」
「そういうこと。捕食するなら命の危険がない相手を狙う。危険があるなら、余程の空腹じゃない限り襲わない。賢明だよ」
「まあ、さっきの動きは『記憶』した。余裕がある時に試してみるか」
「すまないね。僕が足を引っ張っている」
「そんなことはない。ハールーンがいなければ、俺は今頃、動かぬ死体だよ」
「君ならば……いや、これ以上、この件を追求すべきではないね」
ハールーンはいなければ、ここまで辿り着けてはいない。
彼の助けが無ければ、俺は修行をすることができなかったからな。
「そうだ。ハールーン。イノシシは好きか?」
「話題を変えるのが下手だね君は。新鮮な方がいいかな」
「ならすぐに持ってくる」
「頼むよ」
藪の中には眉間が真っ二つになって倒れたエンペラーボアがいた。
こいつを引きずってハールーンとベルベットの元まで戻る。
◇◇◇
「これを僕が一人で頂いてもいいのかい?」
「もちろんだ。イノシシならその辺を歩いているから、『とっておけ』とは言わせないぜ」
「ありがたく。少し離れてもらえるかい?」
「うん。ほら、ベルベットも」
ベルベットの腕をむんずと掴み、ハールーンから距離を取る。
対する彼は巨大なイノシシ――エンペラーボアの腹辺りに手を当てブツブツと何かを呟く。
「ライフドレイン」
エンペラーボアが黒い霧に包まれ、砂のようになって崩れ落ちた。
お、おお。
ハールーンの体がみるみるうちに瑞々しさを取り戻していく。
あ、あれ。ひょっとして彼じゃなくて彼女だったのか。
褐色の肌に艶やかな肩口まで伸びた銀色の髪、大きな丸い目に長い耳。
人間にたとえると、10から12歳くらいの少女といったところか。
「ハールーン。それが君の本来の姿か?」
「本来はもう少し大人なんだけどね。まだまだ力が足らない。差し当たり動けるように再構成したんだよ」
「元々小柄だったけど、それも?」
「うん。僕の魂が抜かれる直前に体の大きさを変えたんだ。それで、今まで僕の身体を生かすことができたというわけさ」
「そ、それで、一応念のために……やっぱり女の子だよね?」
「君は相手の性別によって態度を変えるのかい?」
「いや、変えない。俺は火の玉の姿であろうと、干からびた姿だろうと、美少女だろうと、ハールーンはハールーンだと思っている。君は君だよ」
「あはははは。君らしい。君は魂の姿の僕であっても、人に対するように接していたから、今更だね」
「まあな」
笑い合う俺たちの間に不服そうにベルベットが割って入ってきた。
13
あなたにおすすめの小説
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
みそっかす銀狐(シルバーフォックス)、家族を探す旅に出る
伽羅
ファンタジー
三つ子で生まれた銀狐の獣人シリル。一人だけ体が小さく人型に変化しても赤ん坊のままだった。
それでも親子で仲良く暮らしていた獣人の里が人間に襲撃される。
兄達を助ける為に囮になったシリルは逃げる途中で崖から川に転落して流されてしまう。
何とか一命を取り留めたシリルは家族を探す旅に出るのだった…。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
S級パーティを追放された無能扱いの魔法戦士は気ままにギルド職員としてスローライフを送る
神谷ミコト
ファンタジー
【祝!4/6HOTランキング2位獲得】
元貴族の魔法剣士カイン=ポーンは、「誰よりも強くなる。」その決意から最上階と言われる100Fを目指していた。
ついにパーティ「イグニスの槍」は全人未達の90階に迫ろうとしていたが、
理不尽なパーティ追放を機に、思いがけずギルドの職員としての生活を送ることに。
今までのS級パーティとして牽引していた経験を活かし、ギルド業務。ダンジョン攻略。新人育成。そして、学園の臨時講師までそつなくこなす。
様々な経験を糧にカインはどう成長するのか。彼にとっての最強とはなんなのか。
カインが無自覚にモテながら冒険者ギルド職員としてスローライフを送るである。
ハーレム要素多め。
※隔日更新予定です。10話前後での完結予定で構成していましたが、多くの方に見られているため10話以降も製作中です。
よければ、良いね。評価、コメントお願いします。励みになりますorz
他メディアでも掲載中。他サイトにて開始一週間でジャンル別ランキング15位。HOTランキング4位達成。応援ありがとうございます。
たくさんの誤字脱字報告ありがとうございます。すべて適応させていただきます。
物語を楽しむ邪魔をしてしまい申し訳ないですorz
今後とも応援よろしくお願い致します。
無能な勇者はいらないと辺境へ追放されたのでチートアイテム【ミストルティン】を使って辺境をゆるりと開拓しようと思います
長尾 隆生
ファンタジー
仕事帰りに怪しげな占い師に『この先不幸に見舞われるが、これを持っていれば幸せになれる』と、小枝を500円で押し売りされた直後、異世界へ召喚されてしまうリュウジ。
しかし勇者として召喚されたのに、彼にはチート能力も何もないことが鑑定によって判明する。
途端に手のひらを返され『無能勇者』というレッテルを貼られずさんな扱いを受けた上に、一方的にリュウジは凶悪な魔物が住む地へ追放されてしまう。
しかしリュウジは知る。あの胡散臭い占い師に押し売りされた小枝が【ミストルティン】という様々なアイテムを吸収し、その力を自由自在に振るうことが可能で、更に経験を積めばレベルアップしてさらなる強力な能力を手に入れることが出来るチートアイテムだったことに。
「ミストルティン。アブソープション!」
『了解しましたマスター。レベルアップして新しいスキルを覚えました』
「やった! これでまた便利になるな」
これはワンコインで押し売りされた小枝を手に異世界へ突然召喚され無能とレッテルを貼られた男が幸せを掴む物語。
~ワンコインで買った万能アイテムで幸せな人生を目指します~
クラス転移して授かった外れスキルの『無能』が理由で召喚国から奈落ダンジョンへ追放されたが、実は無能は最強のチートスキルでした
コレゼン
ファンタジー
小日向 悠(コヒナタ ユウ)は、クラスメイトと一緒に異世界召喚に巻き込まれる。
クラスメイトの幾人かは勇者に剣聖、賢者に聖女というレアスキルを授かるが一方、ユウが授かったのはなんと外れスキルの無能だった。
召喚国の責任者の女性は、役立たずで戦力外のユウを奈落というダンジョンへゴミとして廃棄処分すると告げる。
理不尽に奈落へと追放したクラスメイトと召喚者たちに対して、ユウは復讐を誓う。
ユウは奈落で無能というスキルが実は『すべてを無にする』、最強のチートスキルだということを知り、奈落の規格外の魔物たちを無能によって倒し、規格外の強さを身につけていく。
これは、理不尽に追放された青年が最強のチートスキルを手に入れて、復讐を果たし、世界と己を救う物語である。
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる