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32.千鳥
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列車とやらがプラットフォームにやって来る。
列車はレールの上を音もなく進む細く長い箱といった感じなのだが、どのようにして動いているのかは不明。
魔力駆動? コズミックフォージの力で動作しているものは俺の常識で測ることのできるものではないだろうから考えても仕方ない。
プラットフォームにしろ列車にしろ、何かモデルにしたものがあるのかもしれないけどね。
時の止まった夕焼け空の中、プラットフォームに来訪した列車の扉がすううっと開く。
誰かが内側から開いたのかと思ったが、扉口には誰もいなかった。
「自動ドアになっている。プラットフォームに停車すると自然にドアが開く仕組みだよ」
「自動……?」
「コズミックフォージの投影した世界に理屈なんてないのさ。何故ここに列車がとか、夕焼け空がなんて疑問に思うなんてナンセンスなのだよ」
「そうだな。目的が果たせればよい」
「ははは。列車の最前列に鏡がある。動かし方は、行けば分かるさ」
「影法師はついて来てくれないのか?」
「私もかい?」
「制約がないのなら、一緒に来てくれた方が心強い」
「は、ははは。私がか。この私が誰かの願いを受けるなど、思ってもみなかった。は、ははははは」
「すまん、無茶言ったか?」
「そのようなことはないとも。ないのさ。私はね。歓喜している。人と会話し、目的をもって行動する。煩わしいと思っていた当たり前のこと。当たり前のことがこれほど当たり前で、当たり前だった」
興奮した様子の影法師の言葉は、最後の方になってくると何を言っているのか理解できなくなってきた。
そんな影法師に向け、無い胸の下で腕を組んだベルベットがうんうんとしたり顔で頷いている。
「分かる、分かるわあ。10年くらい経過したところで、脳みそが沸いてくるのよね」
「それで今はそんな、なんだな」
「たとえよ。たとえなの。言葉その通りで受け取っちゃダメよ」
「頭のネジを締め直すにはどうしたらいいんだろう?」
「ネジ穴がないとネジを締めることはできないのよ」
「そうか。ネジ穴まで溶けてしまったらもう元には戻せないか」
「こらあああ。何を言わせるのよおお」
自分からノリノリで振ったんじゃないかよ。
ベルベットもまた長期間の孤独を過ごした一人である。
影法師の方は、時間経過も何もない無の空間だったから、虚無感からそのうち思考自体停止してしまっていたのかもな。
ベルベットはお花畑が更に酷くなり、もう修復不可能になり今に至る。
可哀そうに。でも、俺にはどうしてやることもできないんだ。すまんな。ベルベット。
せめてネジ穴がまだ残っていればよかったんだが……。
「影法師、中を案内してくれるか?」
「もちろんだ。さあ、こっちだ。プラットフォームと列車の隙間に注意してくれよ。足が丁度入るくらいの隙間がある」
「うん。行こうか。ハールーン、あと一応、ベルベットも」
二人に目を向けるとハールーンが頷きを返し、ベルベットが何やら不満気に頬を膨らます。
似合ってないからそれ、止めた方がいいぞ。
「そうだね」
「私に対する扱いが雑じゃない? 抗議するわああ。お詫びはウィレムの……むぐう」
ああああ。本当にもう、うるさいったらありゃしねえ。
ベルベットの口を塞ぎ、彼女を荷物のように小脇に抱え列車の中に入る。
大きな姿鏡の前で影法師が両手を広げ、大仰な仕草で礼をした。
「戦士のいる場所と言えどもいくつかあるが、どこに行きたい?」
「ストームについて知る者か、彼と戦うヒントとなる者、あとは修行によいとかその辺かな」
「ふむ。ストームか。聞いたことがある名だ。願い、鏡に触れるだけでいい。さあ」
「分かった」
ハールーンと手を繋ぐとベルベットが反対側の腕に自分の両手を絡めてくる。
よく分かっているじゃないか。何もしなければ、俺がこのまま彼女を放置しようとしていたことを。
◇◇◇
出た所は、広い板の間だった。
天井は高く、壁は漆喰で塗り固められている。
奥に絵と字? らしきものが描かれた絵が飾られていた。
そいつは、巻物を伸ばしたような珍しい紙に見える。
羊皮紙とは少し違うような、まあ、細かいことを気にしてはいけないと何度も心の中で思っている通り、深くは考えないことにする。
絵の前には、正座した黒装束を纏った人間らしき人物が首だけを上にあげ、こちらを窺っていた。
口元まで黒い頭巾で隠しているので、男か女か人間なのかも分からない。
でも、小柄なことから人間だとしたら女の可能性が高いかな。
「ストームについて教えて欲しい」
「ストーム殿! ストーム殿に挑まれるでありますか?」
黒装束が弾かれたように立ち上がり、質問を投げかける。
勢いが良すぎてハラリと口元の頭巾が落ち、黒装束の顔が露わになった。
黒装束は短い髪をしていたが、声と顔の作りから少女だな。
年のころは18歳前後といったところ。
恐らく人間か元人間かな。
「コズミックフォージを破壊したい。それにはストームさんを何とかしなきゃならないんだ」
「できれば拙者がストーム殿を呪いから解放してあげたかったのです。ですが、拙者もまたストーム殿と同じだと彼に会った時に分かり……」
「君がストームさんの言っていた『もう一人』か」
「拙者がストーム殿の元を訪れて以来、貴君以外は到達していなかったのでござるね」
「どうやらそうらしい」
「千鳥です」
「え、えっと。名前か」
「はいです。拙者は千鳥と言います。元、ストーム殿の相棒……とは思ってくれてませんでしたが、一緒に冒険や仕事をした仲でした」
「そっか。俺はウィレム。よろしくな」
黒装束の少女――千鳥と握手を交わす。
「さっそくだけど、ストームさんと君のことを教えてもらえるか?」
「はい。ですが、今あったばかりの拙者のことをあっさりと信じてよいのですか?」
「信じるか信じないかは俺が決めること。君が何を述べようとも、行動に移したならば、全て俺が俺自身で持つ責任だ」
「ストーム殿……?」
「ストーム」
「いえ、ストーム殿のような言葉だったので、つい。彼ならば、こうも言います。『とりあえず会話が成立するならまず聞いてみよう』と」
「何だか、ストームさんとは良い友達になれそうなのに、残念だ」
「……っつ」
屈託のない笑顔を向けると、何故か頬を赤らめ目を反らす千鳥。
何だろう、この反応……どこかこう違和感を覚える。
俺に対して頬を赤らめた感じじゃあないんだよな。
「千鳥?」
「すいませんです。ストーム殿に余りに似ておりましたので、ついこう」
「俺が?」
「はい。そっくりなんです。雰囲気だけじゃなく、表情、言動まで似ているなんて」
「顔つきとかは全然違ったと思うんだけど……」
「纏う空気が昔のストーム殿にそっくりなんです。だから、その……すいませんです」
「千鳥はストームさんが好きで好きでたまらなかったのか」
「え、いえいえ。そ、そんなことはないであります。男女のそれとかではなく、相棒として彼のことを尊敬し……」
「お、おう」
千鳥はストームが好きで好きでたまらなかったらしい。
だから、彼女はストームの呪いを自ら終わらせたかったのだろうな。
でも、理由があってそれは叶わない。
彼女はここでずっと苦しんでいたのだろうか。いたたまれない気持ちになる。
「そ、そもそも。ストーム殿は拙者を男だと思っておりましたし」
「いやいや。さすがにそれはないだろ。こんな可愛いのに、男って。いや、最近は女の子そっくりの男もいるらしいし」
「そういう女性的な意味合いではなく。女の子に見える男の子とかではなく、男の子として見られておりましたです」
「うわあ……」
戦いの腕は超一流のストームも、全部が全部完璧ってわけじゃないらしい。
でも、欠点があるってのは人間的で親しみが持てる。
千鳥にはご愁傷様としか言えないけど。
列車はレールの上を音もなく進む細く長い箱といった感じなのだが、どのようにして動いているのかは不明。
魔力駆動? コズミックフォージの力で動作しているものは俺の常識で測ることのできるものではないだろうから考えても仕方ない。
プラットフォームにしろ列車にしろ、何かモデルにしたものがあるのかもしれないけどね。
時の止まった夕焼け空の中、プラットフォームに来訪した列車の扉がすううっと開く。
誰かが内側から開いたのかと思ったが、扉口には誰もいなかった。
「自動ドアになっている。プラットフォームに停車すると自然にドアが開く仕組みだよ」
「自動……?」
「コズミックフォージの投影した世界に理屈なんてないのさ。何故ここに列車がとか、夕焼け空がなんて疑問に思うなんてナンセンスなのだよ」
「そうだな。目的が果たせればよい」
「ははは。列車の最前列に鏡がある。動かし方は、行けば分かるさ」
「影法師はついて来てくれないのか?」
「私もかい?」
「制約がないのなら、一緒に来てくれた方が心強い」
「は、ははは。私がか。この私が誰かの願いを受けるなど、思ってもみなかった。は、ははははは」
「すまん、無茶言ったか?」
「そのようなことはないとも。ないのさ。私はね。歓喜している。人と会話し、目的をもって行動する。煩わしいと思っていた当たり前のこと。当たり前のことがこれほど当たり前で、当たり前だった」
興奮した様子の影法師の言葉は、最後の方になってくると何を言っているのか理解できなくなってきた。
そんな影法師に向け、無い胸の下で腕を組んだベルベットがうんうんとしたり顔で頷いている。
「分かる、分かるわあ。10年くらい経過したところで、脳みそが沸いてくるのよね」
「それで今はそんな、なんだな」
「たとえよ。たとえなの。言葉その通りで受け取っちゃダメよ」
「頭のネジを締め直すにはどうしたらいいんだろう?」
「ネジ穴がないとネジを締めることはできないのよ」
「そうか。ネジ穴まで溶けてしまったらもう元には戻せないか」
「こらあああ。何を言わせるのよおお」
自分からノリノリで振ったんじゃないかよ。
ベルベットもまた長期間の孤独を過ごした一人である。
影法師の方は、時間経過も何もない無の空間だったから、虚無感からそのうち思考自体停止してしまっていたのかもな。
ベルベットはお花畑が更に酷くなり、もう修復不可能になり今に至る。
可哀そうに。でも、俺にはどうしてやることもできないんだ。すまんな。ベルベット。
せめてネジ穴がまだ残っていればよかったんだが……。
「影法師、中を案内してくれるか?」
「もちろんだ。さあ、こっちだ。プラットフォームと列車の隙間に注意してくれよ。足が丁度入るくらいの隙間がある」
「うん。行こうか。ハールーン、あと一応、ベルベットも」
二人に目を向けるとハールーンが頷きを返し、ベルベットが何やら不満気に頬を膨らます。
似合ってないからそれ、止めた方がいいぞ。
「そうだね」
「私に対する扱いが雑じゃない? 抗議するわああ。お詫びはウィレムの……むぐう」
ああああ。本当にもう、うるさいったらありゃしねえ。
ベルベットの口を塞ぎ、彼女を荷物のように小脇に抱え列車の中に入る。
大きな姿鏡の前で影法師が両手を広げ、大仰な仕草で礼をした。
「戦士のいる場所と言えどもいくつかあるが、どこに行きたい?」
「ストームについて知る者か、彼と戦うヒントとなる者、あとは修行によいとかその辺かな」
「ふむ。ストームか。聞いたことがある名だ。願い、鏡に触れるだけでいい。さあ」
「分かった」
ハールーンと手を繋ぐとベルベットが反対側の腕に自分の両手を絡めてくる。
よく分かっているじゃないか。何もしなければ、俺がこのまま彼女を放置しようとしていたことを。
◇◇◇
出た所は、広い板の間だった。
天井は高く、壁は漆喰で塗り固められている。
奥に絵と字? らしきものが描かれた絵が飾られていた。
そいつは、巻物を伸ばしたような珍しい紙に見える。
羊皮紙とは少し違うような、まあ、細かいことを気にしてはいけないと何度も心の中で思っている通り、深くは考えないことにする。
絵の前には、正座した黒装束を纏った人間らしき人物が首だけを上にあげ、こちらを窺っていた。
口元まで黒い頭巾で隠しているので、男か女か人間なのかも分からない。
でも、小柄なことから人間だとしたら女の可能性が高いかな。
「ストームについて教えて欲しい」
「ストーム殿! ストーム殿に挑まれるでありますか?」
黒装束が弾かれたように立ち上がり、質問を投げかける。
勢いが良すぎてハラリと口元の頭巾が落ち、黒装束の顔が露わになった。
黒装束は短い髪をしていたが、声と顔の作りから少女だな。
年のころは18歳前後といったところ。
恐らく人間か元人間かな。
「コズミックフォージを破壊したい。それにはストームさんを何とかしなきゃならないんだ」
「できれば拙者がストーム殿を呪いから解放してあげたかったのです。ですが、拙者もまたストーム殿と同じだと彼に会った時に分かり……」
「君がストームさんの言っていた『もう一人』か」
「拙者がストーム殿の元を訪れて以来、貴君以外は到達していなかったのでござるね」
「どうやらそうらしい」
「千鳥です」
「え、えっと。名前か」
「はいです。拙者は千鳥と言います。元、ストーム殿の相棒……とは思ってくれてませんでしたが、一緒に冒険や仕事をした仲でした」
「そっか。俺はウィレム。よろしくな」
黒装束の少女――千鳥と握手を交わす。
「さっそくだけど、ストームさんと君のことを教えてもらえるか?」
「はい。ですが、今あったばかりの拙者のことをあっさりと信じてよいのですか?」
「信じるか信じないかは俺が決めること。君が何を述べようとも、行動に移したならば、全て俺が俺自身で持つ責任だ」
「ストーム殿……?」
「ストーム」
「いえ、ストーム殿のような言葉だったので、つい。彼ならば、こうも言います。『とりあえず会話が成立するならまず聞いてみよう』と」
「何だか、ストームさんとは良い友達になれそうなのに、残念だ」
「……っつ」
屈託のない笑顔を向けると、何故か頬を赤らめ目を反らす千鳥。
何だろう、この反応……どこかこう違和感を覚える。
俺に対して頬を赤らめた感じじゃあないんだよな。
「千鳥?」
「すいませんです。ストーム殿に余りに似ておりましたので、ついこう」
「俺が?」
「はい。そっくりなんです。雰囲気だけじゃなく、表情、言動まで似ているなんて」
「顔つきとかは全然違ったと思うんだけど……」
「纏う空気が昔のストーム殿にそっくりなんです。だから、その……すいませんです」
「千鳥はストームさんが好きで好きでたまらなかったのか」
「え、いえいえ。そ、そんなことはないであります。男女のそれとかではなく、相棒として彼のことを尊敬し……」
「お、おう」
千鳥はストームが好きで好きでたまらなかったらしい。
だから、彼女はストームの呪いを自ら終わらせたかったのだろうな。
でも、理由があってそれは叶わない。
彼女はここでずっと苦しんでいたのだろうか。いたたまれない気持ちになる。
「そ、そもそも。ストーム殿は拙者を男だと思っておりましたし」
「いやいや。さすがにそれはないだろ。こんな可愛いのに、男って。いや、最近は女の子そっくりの男もいるらしいし」
「そういう女性的な意味合いではなく。女の子に見える男の子とかではなく、男の子として見られておりましたです」
「うわあ……」
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