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39.もう一つのエピローグ
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『住処には住む人が必要だ。永遠に実が成る果樹の元、安寧の時を過ごす』
千鳥はストームの書いたメモを読みなおし、ふうと小さく息を吐く。
「正直、拙者には何がどうなって、このような結果になったのか分かりません」
小さな椅子に腰かけ一人呟いた千鳥は、丸い窓から外の様子を眺める。
ゆらゆら揺れる景色は一面の青で埋め尽くされていた。
カモメの声も、遠ざかり波の音だけが彼女の耳に届いている。規則的な波の音は、心地よく眠気を誘う。
「ウィレム殿はコズミックフォージを破壊した、のだと思います」
ふああとあくびをした彼女は、あの日、あの時のことを回想し始めた。
そう、あの時――。
突如、自分の座っていた板の間が崩壊し始め、隙間にできた真っ白の空間に飛び込んだ。
すると、彼女が出たのはストームの腕の中だった。
彼女は、久しぶりの彼の感触、匂いに自然と胸が高まり、しかと彼にしがみついていた自分に気が付く。
そこでハッとなり、慌てて彼から距離を取る。
「ここは……」
「時の停留所とかいうところだ。いや、所だったと言うべきか。俺たちは列車の中にいる」
千鳥の問いかけに腕を組んだストームが応じる。
彼は顎で自分の後方を示した。
長いソファーの上のようです。広い空間の中にいるのは拙者とストーム殿だけ。
と心の中で呟いた千鳥は、窓の外を確かめた。
夕焼け空がパカリと開き、「外」らしき真っ黒な空間が見えている。
しかし、ただ暗いだけじゃなかった。
「あれは、三日月?」
「そうだ。コズミックフォージの迷宮が崩壊しつつある」
「外と繋がろうとしているのですか」
「分からない。だが、外と繋がるのではなく、迷宮が消失しようとしているんじゃないかと思う」
「だったらストーム殿」
そんな悠長な、と言いかけて口をつぐむ千鳥。
自分達は……と別のことを言うべきか迷った彼女は、結局何も言わずじっとストームを見つめることになってしまう。
一方で彼は口元に薄い笑みを浮かべ、彼女に問いかける。
「千鳥。君も飛び込んだのか?」
「ストーム殿も?」
「うん。ウィレムの様子を水晶から見ていた。あいつ、痛快な方法でやってくれたぞ」
「一体どのような?」
「ほら、変な恐竜がいただろ。あいつにコズミックフォージの箱を飲み込ませたんだ」
「何と! 拙者はその恐竜なるものをチラリと見ただけです、よくわかっていないのですが……」
「そうだったのか。水晶を通じて見通せたのは俺だけだったのか。他の場所にもあるのかと思っていた」
ストームは千鳥にとっては懐かしい淡々とした様子で、事の次第を説明し始めた。
そんな彼の様子に彼女は涙ぐむ。
「すまん。何かまずかったか」
「いえ。理解しました。恐竜という生物はコズミックフォージのコントロールの外にいた、ということでござるね」
「たぶんな。『迷宮を願った者』が憎々し気に言葉を残していたようだったから。まあ、あいつも、元の世界に戻れたのかもしれん」
「ストーム殿は……いえ」
「作られた俺たちは消えゆくのか、それとも、残るのかどっちなんだろうな。なるようになるさ」
「ストーム殿らしい」
あっけらかんとした彼の死生観に対し、千鳥は大きな声をあげて笑う。
こんなに笑ったのは久しぶりです。
千鳥は心の中でやはり、ストーム殿がいるのといないのでは自分の気持ちが全然変わると再確認する。
自分とストーム殿だけになったとしても、彼はこうして朗らかに笑うのだろうな。
そんな彼のことをやっぱり拙者は……。
「どうした? 千鳥」
「ぴいい。決して邪なことなど」
「コズミックフォージはまあ、邪だと言えばそうだが。願う者がいなけりゃ何も悪さはしない。誰が悪いとか難しいよな」
「は、はいです」
ストーム殿はストーム殿だった。
とことん鈍感な彼に今だけは感謝する千鳥である。
一方、彼女の想い人たるストームは、彼女の態度を気にした様子もなく窓の外へ視線を移した。
「帽子の奴を知っているか?」
「はい。一応は」
「彼の姿が見えないんだ。夕焼けの崩壊と共に消えたのかもしれない」
「影は闇の元では消える、のだからでしょうか」
「分からん。どうする、千鳥。俺たちもこのまま待つか、それとも」
「答えは一つでござるよ。ストーム殿」
「そうこなくっちゃな! 行くぜ、千鳥」
「はいです!」
自分たちはまだ動くことができる。
だったら、座して待つなんてことをするわけがない。
最後の最後まで、まだ見ぬところを見る。
未知の探求が目の前にあるってのに、見ずに終わるなんてことは勿体ない。
◇◇◇
「超筋力とかいう新しく覚えたスペシャルムーブで空へ投げられ、その後、ストーム殿も続き」
空の闇に向け、打ち上げられ空の闇まで到達したら、重力が反転し地面に落ちる。
間をおかずストームも、千鳥の傍で着地していた。
落ちた場所は外の世界だったのだ。
その後、ストームと千鳥は森の中で狩った猛獣の毛皮を街で売り、大海原に飛び出し今に至るというわけである。
何故海に?
理由は酷く単純なことだった。
彼らの故郷が港街だったから。
船で港街から港街を巡ると、いずれ自分達の故郷に辿り着くかもしれない。
強く目的のある旅ではなかったが、突如、「人間」に戻った自分達にしたいことを突然問われても困るというものだ。
コンコン――。
「千鳥」
「ストーム殿、今開けます」
「あ、いや。着替えてからでいい」
「既に着替えております」
千鳥はストームの発言に違和感を覚える。
「着替えたか」なんて今まで問われたことなんてなかったのに。
どうして、突然?
「ストーム殿、何か隠しておられますか?」
「いや、別に」
扉越しに問いかけたところ、ますます怪しい。
「魚でも狩ってくる」
「拙者も行きます」
「濡れるし、俺だけでいいさ」
やっぱり怪しい。
千鳥の疑念が確信に変わる。
「ストーム殿、拙者のことを?」
「すまん。ウィレムの仲間に聞いたんだ。今まで、あ、うん。いろいろすまんかった」
「は、ははは」
気が付いて欲しかったのか、そのままが良かったのか、内心複雑な千鳥なのであった。
おしまい
※ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回作も是非、チラ見して頂けますと幸いです!
https://www.alphapolis.co.jp/novel/145314541/353484937
無職だと売られて大森林。だったら一丁、最強の村ってやつを作るとしようか~アイテムボックスが超性能なんだけど、王国のみなさん大丈夫?パンダ~
「どうしてこうなった」
友人と共に召喚され、無職だからという理由で身売りされてしまった。
魔獣の生贄として捧げられた俺だったが、魔獣はなんとパンダだったのだ!
帰る道も分からない俺は、だったらここで快適に過ごそうと、笹を食べれば満足なパンダと共に、森エルフを助け大森林で村作りに励むことに。
アイテムボックスがチート過ぎて何だか村がとんでもないことになっていくんですが……。
一方、王国に残った友人は次第に内紛で傾いて行く姿を目の当たりにし突然いなくなった俺の捜索を続けていく。
「パンダは笹が食べたいようです」
千鳥はストームの書いたメモを読みなおし、ふうと小さく息を吐く。
「正直、拙者には何がどうなって、このような結果になったのか分かりません」
小さな椅子に腰かけ一人呟いた千鳥は、丸い窓から外の様子を眺める。
ゆらゆら揺れる景色は一面の青で埋め尽くされていた。
カモメの声も、遠ざかり波の音だけが彼女の耳に届いている。規則的な波の音は、心地よく眠気を誘う。
「ウィレム殿はコズミックフォージを破壊した、のだと思います」
ふああとあくびをした彼女は、あの日、あの時のことを回想し始めた。
そう、あの時――。
突如、自分の座っていた板の間が崩壊し始め、隙間にできた真っ白の空間に飛び込んだ。
すると、彼女が出たのはストームの腕の中だった。
彼女は、久しぶりの彼の感触、匂いに自然と胸が高まり、しかと彼にしがみついていた自分に気が付く。
そこでハッとなり、慌てて彼から距離を取る。
「ここは……」
「時の停留所とかいうところだ。いや、所だったと言うべきか。俺たちは列車の中にいる」
千鳥の問いかけに腕を組んだストームが応じる。
彼は顎で自分の後方を示した。
長いソファーの上のようです。広い空間の中にいるのは拙者とストーム殿だけ。
と心の中で呟いた千鳥は、窓の外を確かめた。
夕焼け空がパカリと開き、「外」らしき真っ黒な空間が見えている。
しかし、ただ暗いだけじゃなかった。
「あれは、三日月?」
「そうだ。コズミックフォージの迷宮が崩壊しつつある」
「外と繋がろうとしているのですか」
「分からない。だが、外と繋がるのではなく、迷宮が消失しようとしているんじゃないかと思う」
「だったらストーム殿」
そんな悠長な、と言いかけて口をつぐむ千鳥。
自分達は……と別のことを言うべきか迷った彼女は、結局何も言わずじっとストームを見つめることになってしまう。
一方で彼は口元に薄い笑みを浮かべ、彼女に問いかける。
「千鳥。君も飛び込んだのか?」
「ストーム殿も?」
「うん。ウィレムの様子を水晶から見ていた。あいつ、痛快な方法でやってくれたぞ」
「一体どのような?」
「ほら、変な恐竜がいただろ。あいつにコズミックフォージの箱を飲み込ませたんだ」
「何と! 拙者はその恐竜なるものをチラリと見ただけです、よくわかっていないのですが……」
「そうだったのか。水晶を通じて見通せたのは俺だけだったのか。他の場所にもあるのかと思っていた」
ストームは千鳥にとっては懐かしい淡々とした様子で、事の次第を説明し始めた。
そんな彼の様子に彼女は涙ぐむ。
「すまん。何かまずかったか」
「いえ。理解しました。恐竜という生物はコズミックフォージのコントロールの外にいた、ということでござるね」
「たぶんな。『迷宮を願った者』が憎々し気に言葉を残していたようだったから。まあ、あいつも、元の世界に戻れたのかもしれん」
「ストーム殿は……いえ」
「作られた俺たちは消えゆくのか、それとも、残るのかどっちなんだろうな。なるようになるさ」
「ストーム殿らしい」
あっけらかんとした彼の死生観に対し、千鳥は大きな声をあげて笑う。
こんなに笑ったのは久しぶりです。
千鳥は心の中でやはり、ストーム殿がいるのといないのでは自分の気持ちが全然変わると再確認する。
自分とストーム殿だけになったとしても、彼はこうして朗らかに笑うのだろうな。
そんな彼のことをやっぱり拙者は……。
「どうした? 千鳥」
「ぴいい。決して邪なことなど」
「コズミックフォージはまあ、邪だと言えばそうだが。願う者がいなけりゃ何も悪さはしない。誰が悪いとか難しいよな」
「は、はいです」
ストーム殿はストーム殿だった。
とことん鈍感な彼に今だけは感謝する千鳥である。
一方、彼女の想い人たるストームは、彼女の態度を気にした様子もなく窓の外へ視線を移した。
「帽子の奴を知っているか?」
「はい。一応は」
「彼の姿が見えないんだ。夕焼けの崩壊と共に消えたのかもしれない」
「影は闇の元では消える、のだからでしょうか」
「分からん。どうする、千鳥。俺たちもこのまま待つか、それとも」
「答えは一つでござるよ。ストーム殿」
「そうこなくっちゃな! 行くぜ、千鳥」
「はいです!」
自分たちはまだ動くことができる。
だったら、座して待つなんてことをするわけがない。
最後の最後まで、まだ見ぬところを見る。
未知の探求が目の前にあるってのに、見ずに終わるなんてことは勿体ない。
◇◇◇
「超筋力とかいう新しく覚えたスペシャルムーブで空へ投げられ、その後、ストーム殿も続き」
空の闇に向け、打ち上げられ空の闇まで到達したら、重力が反転し地面に落ちる。
間をおかずストームも、千鳥の傍で着地していた。
落ちた場所は外の世界だったのだ。
その後、ストームと千鳥は森の中で狩った猛獣の毛皮を街で売り、大海原に飛び出し今に至るというわけである。
何故海に?
理由は酷く単純なことだった。
彼らの故郷が港街だったから。
船で港街から港街を巡ると、いずれ自分達の故郷に辿り着くかもしれない。
強く目的のある旅ではなかったが、突如、「人間」に戻った自分達にしたいことを突然問われても困るというものだ。
コンコン――。
「千鳥」
「ストーム殿、今開けます」
「あ、いや。着替えてからでいい」
「既に着替えております」
千鳥はストームの発言に違和感を覚える。
「着替えたか」なんて今まで問われたことなんてなかったのに。
どうして、突然?
「ストーム殿、何か隠しておられますか?」
「いや、別に」
扉越しに問いかけたところ、ますます怪しい。
「魚でも狩ってくる」
「拙者も行きます」
「濡れるし、俺だけでいいさ」
やっぱり怪しい。
千鳥の疑念が確信に変わる。
「ストーム殿、拙者のことを?」
「すまん。ウィレムの仲間に聞いたんだ。今まで、あ、うん。いろいろすまんかった」
「は、ははは」
気が付いて欲しかったのか、そのままが良かったのか、内心複雑な千鳥なのであった。
おしまい
※ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回作も是非、チラ見して頂けますと幸いです!
https://www.alphapolis.co.jp/novel/145314541/353484937
無職だと売られて大森林。だったら一丁、最強の村ってやつを作るとしようか~アイテムボックスが超性能なんだけど、王国のみなさん大丈夫?パンダ~
「どうしてこうなった」
友人と共に召喚され、無職だからという理由で身売りされてしまった。
魔獣の生贄として捧げられた俺だったが、魔獣はなんとパンダだったのだ!
帰る道も分からない俺は、だったらここで快適に過ごそうと、笹を食べれば満足なパンダと共に、森エルフを助け大森林で村作りに励むことに。
アイテムボックスがチート過ぎて何だか村がとんでもないことになっていくんですが……。
一方、王国に残った友人は次第に内紛で傾いて行く姿を目の当たりにし突然いなくなった俺の捜索を続けていく。
「パンダは笹が食べたいようです」
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千鳥ちゃんに出来そうか?(。>ω<。)ノ
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裸でごー
なるほど〜⁝(ृòωó ृ )ु⁝ストームさんの野生の勘で千鳥ちゃんを娶るに1ペリカ(*¯艸¯)
千鳥が強引に結婚するに一票っす!
今一気読みしてきました⁝(ृòωó ृ )ु⁝
他の小説読みまくってたらこっち来てなかったんです(*¯艸¯)
千鳥ちゃんを女性としてやっと扱うようになったけど、それはどっちの感情なんでしょうね〜?(〃゚д゚〃)
おかえりなさいませーー。
きっとストームさんは相変わらずだとおもいますよー。