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11.きゃー、見ないで―
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「甘えちゃっていいのかな……私、ここで住まわせてもらってもいいのかな……」
「もちろん。さっきも言ったじゃないか」
「大賢者様、私にできることなら何でもお手伝します! 畑だって、狩りだって……そんなにうまくはないけど、でも精一杯やります。だから」
「おう! 畑のこと、教えて欲しい。あんまり詳しくなくてさ」
街にいた時、畑を耕したことはある。だけど、誰から習ったわけでもなかったから、芳しいものではなかった。
彼女が手伝ってくれるなら、俺一人よりはちゃんとした畑ができそうだ。
「大賢者様は気にしないと言ってくれた。だけど、ラーテル族のこと、聞いて欲しい。それでも、大賢者様がいいと言ってくれたら、私……」
「分かった。聞かせてくれ」
気にしないって言っているのに、彼女は俺が知らぬままだと座りが悪いのだろうか。
彼女なりの誠意とは思うのだけど、あまり思いつめないで欲しい。
嫌われ者ってくくりなら、俺だってそう変わらないからな。
彼女はぽつぽつと自分のことを語り始める。
ラーテル族は毒に強い体質を持ち、人間や他の獣人が食べると倒れてしまうような毒性のある物でも平気で食べることができるのだそうだ。
この体質は飢饉の時、威力を発揮する。毒草とか毒カエルみたいな生き物は誰も食べないから、野山に行くとすぐにとってくることができた。
彼らだけ飢饉をものともしないことから、やっかみもあったのだろう。毒喰らいとして、ラーテル族は穢れた種族とされた。
特に彼女の住んでいた村は、彼女と彼女の両親以外にラーテル族がいなかったものだから、余計に風当たりがきつかったとのこと。
「お父さんは狩りで、お母さんは病気で死んじゃったの。私、村を出ようと思ってたんだ。でも、いざ村を出ようとするとなかなかふんぎりがつかなくて」
「そうだったのか」
「元々、新しく住む場所を探していたの。だから」
「俺も嫌われ者だったんだ。同じ嫌われ者同士、仲良くやっていけると思う」
右手を差し出すと、戸惑ったように自分の手を見つめた彼女がおずおずと手を差し出してくる。
ギュッと彼女の手を握り、精一杯の笑顔を見せた。
対する彼女もぎこちない笑みを浮かべ、こくりと頷く。
「私ね。大賢者様が何度も顔をそむけるから、早く出て行かなきゃと思っていたの。でも、穢れているってことを否定してくれて嬉しかった」
「あ、う、うん」
そんなことを考えていたのか。お、俺は何て穢れた奴なんだ。
だってえ、ほら、さすがに着替えをガン見したり、谷間チラリを凝視したりなんてできないじゃないか。
紳士故、彼女に不安を抱かせてしまったってわけか。罪なもんだぜ、紳士ってやつも。
「余った肉を燻製にしてから、天空の塔――高層ビルを案内するよ。ラウラの部屋も作ろう」
「手伝いたい。いいかな?」
この後、ラウラと一緒に余った肉を燻製にして保管箱に入れ、ビルの中に運び込んだのだった。
◇◇◇
『もきゃー!』
っち。ぐっすり寝ていたから行けると思ったけど、起きやがったか。
逃さんぞお。ルルーの背中をむんずと掴みお湯の張った桶の中に突っ込む。
人の振り見て我が振り直せって言うじゃないか。ラウラが体を洗っている間に俺も、ついでにルルーとスレイプニルもとなってさ。
そんなわけで、ビルの中に浴室を二つ作ったんだ。
創造スキルの制約から蛇口を捻ってもシャワーはでないので、広めの浴槽に満水までお湯を張った。桶ですくえば全身洗うに充分だからな。
俺たちの方はいつでもお湯を足せるし。
――ガタン。
スレイプニルが前足でちょいちょいと扉を横に押し、尻尾をふんふんさせながら外に出て行った。
「逃したか……後で食べ物を使って罠をはろう」
引き戸の扉にしたのがまずかったな。開き戸にしておけばドアノブを回せないから、逃げられずに済んだのだが。
「先にこいつを仕上げる!」
暴れるルルーのお腹をわしゃわしゃとしたら、出るわ出るわ汚れが。
お湯を取り替え、今度はシャンプーでルルーをゴシゴシすると泡が立たない。二度目でようやく綺麗な白い泡が出てきたので、これでこいつの洗いは終了だ。
シャンプーは出せないかもと思ったけど、食品じゃないからか創造することができた。
これでいつでも髪の毛を快適に洗うことができる!
「ほら、いいぞ」
『もきゃー』
小さめのバスタオルをルルーに被すと、そのままの姿で扉から出て行った。
お次は俺だ。スレイプニルよ、待ってろ。すぐに捕まえてやるからな……ふ、ふふ。
「痛っ!」
目をつぶって頭を洗っていたら、角が指先に!チクリとした。不便だよな、角……。
――ガラリ。
扉が開く音が聞こえた。
そうかそうか。ふふふ。
「スレイプニル。自分から戻ってくるとは殊勝じゃないか。先生、怒らないからそのまま膝の上に乗りなさい」
風呂椅子に腰かけた俺は泡塗れの右手でポンと膝を叩く。
「か、構わないけど。私が座ったら邪魔じゃない?」
「え」
この声は考えるまでもなくラウラだ。
まだ洗髪中なので、目を閉じたまま慌てて訂正する。
「白猫のスレイプニルかと思ったんだ。さっき逃げやがってさ。何か問題があったか?」
「濡れたまま、モモンガさんが走り回っているの。私も濡らしちゃったから、床を拭きたいと思って」
「バスタオルの準備を忘れていたか。少し待ってて」
頭の上10センチからお湯が落ちるイメージ……。
バシャーン。
おお、いい感じで洗い流せるー。
目を手で拭い、扉へと顔を向けた。
「きゃー」
思わず悲鳴をあげてしまう。ラウラじゃなくて俺が。
「ど、どうしたの? 大賢者様」
「ふ、服、服うう」
彼女から顔をそむけ、バスタオルを三枚創造する。
ふわりと彼女にかかるようにバスタオルが落ちてくるはずだ。
「……ご、ごめんなさい」
裸を見たのは俺だってのに、彼女が申し訳なさそうに頭を下げた。
頭を下げたまま、バスタオルを胸に抱いたまま肩が小刻みに揺れている。
し、しまった。紳士は彼女を避けているようになってしまうって学習したじゃないか。
分かったからといってはいそうですかと凝視できるわけないだろうに。
「ラウラ。嫌悪感とかではないから、その点、勘違いしないでくれよ!」
「う、うん……」
この際ハッキリと言っておかないと。彼女を不安にさせてしまうだけだ。
面と向かって言うのは正直少し恥ずかしい。察して欲しいところだが、無理だろうな……。
「ごめんね。大賢者様。私、ちゃんと分かっているから。大賢者様が『気にしない』って言ってくれたこと。でも、思い出しちゃうんだ」
「うん?」
喋ろうとしたらラウラが先に語り始めた。
「子供の時から、村の子供たちは私と一緒が嫌だったみたいで、いなくなっちゃったの。大きくなっても水浴びをする時はずっと一人だったわ」
「それがトラウマになっていたのか。俺は俺で先入観というか、自分の習慣があってな。それで、ラウラから目を逸らしていた。ラウラだからってわけじゃない」
コテンと首を傾けるラウラだったが、俺の言わんとしていることが分かったのかかああっと顔だけじゃなく首まで真っ赤になってしまった。
分かってくれたか。うんうん。
「そ、それって……」
「男が女の子の裸をジロジロ見るのは、お縄……よろしくないってことさ」
「別に水浴びの時なら、村の誰も気にしないわ」
「そこは習慣の違いってやつだよ。うん」
「うん……」
街の女の子はどうだったんだっけ。ラウラと同じように水浴びは男女混合が当たり前だったのかなあ。
ん? 知らないのかって?
ぼっちを舐めるんじゃねえ。俺が記憶しているのは前世の時の習慣である。お風呂は男女別。男が女湯を覗いたら「おまわりさんこいつです」の日本だ。
余計なことを考え、地味にへこんでいる俺とは異なり、彼女はひまわりのような笑顔を浮かべ口を開く。
「教えてくれてありがとう。とっても嬉しかった。私を一人の獣人として見てくれていて」
「お、おう」
思ってもみないことを言われ、戸惑う俺は頷きを返すのが精一杯だった。
「もちろん。さっきも言ったじゃないか」
「大賢者様、私にできることなら何でもお手伝します! 畑だって、狩りだって……そんなにうまくはないけど、でも精一杯やります。だから」
「おう! 畑のこと、教えて欲しい。あんまり詳しくなくてさ」
街にいた時、畑を耕したことはある。だけど、誰から習ったわけでもなかったから、芳しいものではなかった。
彼女が手伝ってくれるなら、俺一人よりはちゃんとした畑ができそうだ。
「大賢者様は気にしないと言ってくれた。だけど、ラーテル族のこと、聞いて欲しい。それでも、大賢者様がいいと言ってくれたら、私……」
「分かった。聞かせてくれ」
気にしないって言っているのに、彼女は俺が知らぬままだと座りが悪いのだろうか。
彼女なりの誠意とは思うのだけど、あまり思いつめないで欲しい。
嫌われ者ってくくりなら、俺だってそう変わらないからな。
彼女はぽつぽつと自分のことを語り始める。
ラーテル族は毒に強い体質を持ち、人間や他の獣人が食べると倒れてしまうような毒性のある物でも平気で食べることができるのだそうだ。
この体質は飢饉の時、威力を発揮する。毒草とか毒カエルみたいな生き物は誰も食べないから、野山に行くとすぐにとってくることができた。
彼らだけ飢饉をものともしないことから、やっかみもあったのだろう。毒喰らいとして、ラーテル族は穢れた種族とされた。
特に彼女の住んでいた村は、彼女と彼女の両親以外にラーテル族がいなかったものだから、余計に風当たりがきつかったとのこと。
「お父さんは狩りで、お母さんは病気で死んじゃったの。私、村を出ようと思ってたんだ。でも、いざ村を出ようとするとなかなかふんぎりがつかなくて」
「そうだったのか」
「元々、新しく住む場所を探していたの。だから」
「俺も嫌われ者だったんだ。同じ嫌われ者同士、仲良くやっていけると思う」
右手を差し出すと、戸惑ったように自分の手を見つめた彼女がおずおずと手を差し出してくる。
ギュッと彼女の手を握り、精一杯の笑顔を見せた。
対する彼女もぎこちない笑みを浮かべ、こくりと頷く。
「私ね。大賢者様が何度も顔をそむけるから、早く出て行かなきゃと思っていたの。でも、穢れているってことを否定してくれて嬉しかった」
「あ、う、うん」
そんなことを考えていたのか。お、俺は何て穢れた奴なんだ。
だってえ、ほら、さすがに着替えをガン見したり、谷間チラリを凝視したりなんてできないじゃないか。
紳士故、彼女に不安を抱かせてしまったってわけか。罪なもんだぜ、紳士ってやつも。
「余った肉を燻製にしてから、天空の塔――高層ビルを案内するよ。ラウラの部屋も作ろう」
「手伝いたい。いいかな?」
この後、ラウラと一緒に余った肉を燻製にして保管箱に入れ、ビルの中に運び込んだのだった。
◇◇◇
『もきゃー!』
っち。ぐっすり寝ていたから行けると思ったけど、起きやがったか。
逃さんぞお。ルルーの背中をむんずと掴みお湯の張った桶の中に突っ込む。
人の振り見て我が振り直せって言うじゃないか。ラウラが体を洗っている間に俺も、ついでにルルーとスレイプニルもとなってさ。
そんなわけで、ビルの中に浴室を二つ作ったんだ。
創造スキルの制約から蛇口を捻ってもシャワーはでないので、広めの浴槽に満水までお湯を張った。桶ですくえば全身洗うに充分だからな。
俺たちの方はいつでもお湯を足せるし。
――ガタン。
スレイプニルが前足でちょいちょいと扉を横に押し、尻尾をふんふんさせながら外に出て行った。
「逃したか……後で食べ物を使って罠をはろう」
引き戸の扉にしたのがまずかったな。開き戸にしておけばドアノブを回せないから、逃げられずに済んだのだが。
「先にこいつを仕上げる!」
暴れるルルーのお腹をわしゃわしゃとしたら、出るわ出るわ汚れが。
お湯を取り替え、今度はシャンプーでルルーをゴシゴシすると泡が立たない。二度目でようやく綺麗な白い泡が出てきたので、これでこいつの洗いは終了だ。
シャンプーは出せないかもと思ったけど、食品じゃないからか創造することができた。
これでいつでも髪の毛を快適に洗うことができる!
「ほら、いいぞ」
『もきゃー』
小さめのバスタオルをルルーに被すと、そのままの姿で扉から出て行った。
お次は俺だ。スレイプニルよ、待ってろ。すぐに捕まえてやるからな……ふ、ふふ。
「痛っ!」
目をつぶって頭を洗っていたら、角が指先に!チクリとした。不便だよな、角……。
――ガラリ。
扉が開く音が聞こえた。
そうかそうか。ふふふ。
「スレイプニル。自分から戻ってくるとは殊勝じゃないか。先生、怒らないからそのまま膝の上に乗りなさい」
風呂椅子に腰かけた俺は泡塗れの右手でポンと膝を叩く。
「か、構わないけど。私が座ったら邪魔じゃない?」
「え」
この声は考えるまでもなくラウラだ。
まだ洗髪中なので、目を閉じたまま慌てて訂正する。
「白猫のスレイプニルかと思ったんだ。さっき逃げやがってさ。何か問題があったか?」
「濡れたまま、モモンガさんが走り回っているの。私も濡らしちゃったから、床を拭きたいと思って」
「バスタオルの準備を忘れていたか。少し待ってて」
頭の上10センチからお湯が落ちるイメージ……。
バシャーン。
おお、いい感じで洗い流せるー。
目を手で拭い、扉へと顔を向けた。
「きゃー」
思わず悲鳴をあげてしまう。ラウラじゃなくて俺が。
「ど、どうしたの? 大賢者様」
「ふ、服、服うう」
彼女から顔をそむけ、バスタオルを三枚創造する。
ふわりと彼女にかかるようにバスタオルが落ちてくるはずだ。
「……ご、ごめんなさい」
裸を見たのは俺だってのに、彼女が申し訳なさそうに頭を下げた。
頭を下げたまま、バスタオルを胸に抱いたまま肩が小刻みに揺れている。
し、しまった。紳士は彼女を避けているようになってしまうって学習したじゃないか。
分かったからといってはいそうですかと凝視できるわけないだろうに。
「ラウラ。嫌悪感とかではないから、その点、勘違いしないでくれよ!」
「う、うん……」
この際ハッキリと言っておかないと。彼女を不安にさせてしまうだけだ。
面と向かって言うのは正直少し恥ずかしい。察して欲しいところだが、無理だろうな……。
「ごめんね。大賢者様。私、ちゃんと分かっているから。大賢者様が『気にしない』って言ってくれたこと。でも、思い出しちゃうんだ」
「うん?」
喋ろうとしたらラウラが先に語り始めた。
「子供の時から、村の子供たちは私と一緒が嫌だったみたいで、いなくなっちゃったの。大きくなっても水浴びをする時はずっと一人だったわ」
「それがトラウマになっていたのか。俺は俺で先入観というか、自分の習慣があってな。それで、ラウラから目を逸らしていた。ラウラだからってわけじゃない」
コテンと首を傾けるラウラだったが、俺の言わんとしていることが分かったのかかああっと顔だけじゃなく首まで真っ赤になってしまった。
分かってくれたか。うんうん。
「そ、それって……」
「男が女の子の裸をジロジロ見るのは、お縄……よろしくないってことさ」
「別に水浴びの時なら、村の誰も気にしないわ」
「そこは習慣の違いってやつだよ。うん」
「うん……」
街の女の子はどうだったんだっけ。ラウラと同じように水浴びは男女混合が当たり前だったのかなあ。
ん? 知らないのかって?
ぼっちを舐めるんじゃねえ。俺が記憶しているのは前世の時の習慣である。お風呂は男女別。男が女湯を覗いたら「おまわりさんこいつです」の日本だ。
余計なことを考え、地味にへこんでいる俺とは異なり、彼女はひまわりのような笑顔を浮かべ口を開く。
「教えてくれてありがとう。とっても嬉しかった。私を一人の獣人として見てくれていて」
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思ってもみないことを言われ、戸惑う俺は頷きを返すのが精一杯だった。
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