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6.魚をとりました
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「お、そうか」
カルミアから話を聞くだけじゃなく、満足するまで笹を食べ寝ようとしていたこいつにも聞けばいいじゃないか。
「パンダ。結界とやらを張っているのか?」
『満腹なようです』
「これからもちゃんと食べさせてやるから、俺が頼んだ時、道を開いてもらうことはできるか?」
『精霊の力を調整しなければ、モンスターが強大化するようです』
「マジかよ。見えない壁とやらを作っているのは事情があるのか? 森エルフたちを護るために? それとも自分自身もか?」
『パンダは平気なようです。お世話係は護らないとダメなようです』
「一応、考えてはいるのか……」
パンダも致し方ない事情があった……のか、なんて素直に思えるわけないだろうが!
こっちが真剣に話をしているってのに、うつ伏せになってお尻を振ってやがる。
こ、こいつう。またしても手が出そうになってしまうがまたカルミアと地面でダンスをすることになってしまうので我慢した。
苦渋に満ち満ちた顔で腕を組む俺だったが、彼女の何やらこう子供がはしゃいでいる姿を見るかのような表情に気が付く。
「ん?」
「すいません。口は悪い……い、いえ。言葉のあやです」
「別に気にしてないから、その先を教えてくれると嬉しい」
「は、はい。神獣に名前を付けたり、語りかけたりって可愛いところもあるんだなって。男の人に可愛いはダメですか……?」
上目遣いで見られても困る。
彼女は大きな勘違いをしているぞ。
「ひょっとして、俺が陽気にペットに語りかける奴とか思ってる?」
「い、いえ……はい」
「ずっと俺が独り言を言っているとか、そうじゃないんだ」
「いえ、いいんです。誰だって、趣味の一つはあります」
それ、フォローになってねえぞ。誰が趣味で自堕落パンダにウキウキと語りかけるんだよ!
あと、カルミア! その微笑ましそうな顔をやめなさい。
「俺がカルミアと会話できるように、偉そうな呼び方だから呼びたくもないが……神獣とも会話できるんだよ。こいつが自分でパンダって名乗ってた」
「そうだったのですか?」
「そこ、疑わなくていいから! 誤魔化そうとかそんなんじゃないぞ」
「私、動物に語りかける男の人って嫌いじゃないです。何だかこっちまで幸せな気持ちになりますよ?」
もういいや、そのうち彼女も分かってくれる。
話題を変えよう、まだ話の途中だっただろ。
パンダに聞いてみようと俺が自分で遮ってしまっていた。
「笹の木の維持について、他に理由ってまだあるのだっけ」
「あります。わたしたちは外に出ることが出来ませんので」
「そういうことか」
「冬場は二人で精一杯です」
パンダが犠牲者を最小限にしたいという思いがあったとしても、結局最小限の人数しか見えない壁の中へ入れることができないんだ。
ここは閉鎖空間である。
どの程度の広さがあるのかまだ分からないけど、自給自足生活をするにはそれなりの土地が必要なんだよな。
「まずは端から端まで探索してみるか」
「ご案内しますね」
うつ伏せのまま寝てしまったパンダをそのままに、先導してくれるカルミアの後に続く。
◇◇◇
小屋から北へ進むと二分ほどで笹の木エリアを抜ける。
その先も森だったのだけど、笹ではない別の木が自生していた。
時計を持っていないからだいたいなのだけど、歩くこと10分に満たないくらいか。
突如森が開け、池が見えた。
川は見えず、水の流れる音も聞こえない。さざ波一つ立っていない池は、静寂そのもの。
水鳥の姿もなく、カエルの鳴き声もなかった。たまたまかもしれないけどね。
池の広さは左右に100メートル、奥はそうだな200メートル以上はありそうだ。湖と言ってもいいかもしれない。
池の形は楕円形かなあ。奥の方は遠いから霞んでいてよく見えないから正確なところはここからだと分からない。
「これだけ水があれば飲み水には困らないか」
「はい。体を清めることもできます。この時期になると、ひんやりしてしまいますが。泳ぐこともできます。深さはそれほどじゃありません」
カルミアの声を後ろに岸辺前でしゃがみ込む。
水が流れていないからとか、雨が降った後じゃないからとか、いろんな理由があるのかもしれないけど、水の透明度が半端ないな。
岸辺だからか深さはそれほどじゃないけど、地面の小さな石までハッキリと見える。
「水はここから汲んでくるの? それとも井戸が?」
「ここから汲みます。お腹が痛くなったことはありませんので、ご安心を」
「ふむ。そうか」
この広さだし、魚だっているかもしれない。
よし、収納。
一瞬にして池の水が干上がった。お、おお。所々で魚がびったんびったん跳ねている。
大きい魚だけ回収しようかな。
え、何だこれ。
「な、ななな。何しているんですかあああ!」
「正直、やり過ぎたと思っている。まさか池の水を半分も回収できるなんて」
池の水をアイテムボックスへ収納してみたんだ。
すると、池の半ばほどまでの水がアイテムボックスに入った。
俺から見て反対側は一滴たりとも水が減っていない。
モーゼのごとく、池の水が中央で垂直になっているではないか。
「いえ、『全部』です」
「いや、半分残っているじゃないか」
「水がこちら側に流れてこないのは分かりますか? あそこが『見えない壁』なんです!」
「そういうことか」
「水を戻して頂けますか……魚が死んでしまいます」
「そのつもりだよ。でもその前に食べる分の魚を回収したい」
「魚……食べるのですか……?」
びっくりして腰が抜けた状態で両手をブンブン振っていたカルミアが、とても嫌そうな顔をこちらに向ける。
「ここの魚は全部、毒なのか?」
「知らないです……。本当に本当に魚を食べるのですか?」
「魚を食べないとなると、カルミアは何を食べているんだ?」
「木の実とか果物とか、後は畑で作物を育てています」
「イノシシとか動物が侵入してきたりは?」
「ネズミくらいの大きさの動物しか見たことがありません。きっと、神獣が護ってくださっているのです」
「ネズミかあ……」
「まさか、ネズミを食べるとか、わ、わたし……人間ってネズミを食べるんですね……」
両手を頬に当て、悲壮感溢れ嘆くカルミア。
森エルフは肉や魚を食べないのか。カルミアの様子を見るに、彼女だけが菜食ってわけじゃなさそうだ。
「人間、肉や魚を食べないと生きていけないんだよ。すまんが、魚を数匹頂くよ」
「はい。生きていくために魚が必要、でしたら仕方ありません……」
ピチピチ跳ねる魚を掴み、100リットルの水をアイテムボックスに残して池の水を元に戻す。
魚をアイテムボックスに放り込まないのかって?
それがさ、生きている魚は収納できないみたいなんだ。
その割に生きているだろう植物の葉は収納できちゃうし、理屈がよくわからない。
考えても仕方ないので、俺は考えるのを止めた。
となれば、魚を焼いてしまって収納すればいいか。
「一旦戻ろう」
「案内はもういいのですか?」
「そろそろ暗くなってきたし、明日でもいいかなって」
「はい。たっぷりと時間はあります」
カルミアが何気なく言った言葉にゾッとした。
彼女の言う「たっぷりと」は、俺がここで野垂れ死ぬまでを意味しているのだと察して……。
ぶるりと肩を震わせ、彼女に見えぬよう小さく首を左右に振る。
ここでこのまま終わるつもりなんてない。探索後、動くつもりだからな。
カルミアから話を聞くだけじゃなく、満足するまで笹を食べ寝ようとしていたこいつにも聞けばいいじゃないか。
「パンダ。結界とやらを張っているのか?」
『満腹なようです』
「これからもちゃんと食べさせてやるから、俺が頼んだ時、道を開いてもらうことはできるか?」
『精霊の力を調整しなければ、モンスターが強大化するようです』
「マジかよ。見えない壁とやらを作っているのは事情があるのか? 森エルフたちを護るために? それとも自分自身もか?」
『パンダは平気なようです。お世話係は護らないとダメなようです』
「一応、考えてはいるのか……」
パンダも致し方ない事情があった……のか、なんて素直に思えるわけないだろうが!
こっちが真剣に話をしているってのに、うつ伏せになってお尻を振ってやがる。
こ、こいつう。またしても手が出そうになってしまうがまたカルミアと地面でダンスをすることになってしまうので我慢した。
苦渋に満ち満ちた顔で腕を組む俺だったが、彼女の何やらこう子供がはしゃいでいる姿を見るかのような表情に気が付く。
「ん?」
「すいません。口は悪い……い、いえ。言葉のあやです」
「別に気にしてないから、その先を教えてくれると嬉しい」
「は、はい。神獣に名前を付けたり、語りかけたりって可愛いところもあるんだなって。男の人に可愛いはダメですか……?」
上目遣いで見られても困る。
彼女は大きな勘違いをしているぞ。
「ひょっとして、俺が陽気にペットに語りかける奴とか思ってる?」
「い、いえ……はい」
「ずっと俺が独り言を言っているとか、そうじゃないんだ」
「いえ、いいんです。誰だって、趣味の一つはあります」
それ、フォローになってねえぞ。誰が趣味で自堕落パンダにウキウキと語りかけるんだよ!
あと、カルミア! その微笑ましそうな顔をやめなさい。
「俺がカルミアと会話できるように、偉そうな呼び方だから呼びたくもないが……神獣とも会話できるんだよ。こいつが自分でパンダって名乗ってた」
「そうだったのですか?」
「そこ、疑わなくていいから! 誤魔化そうとかそんなんじゃないぞ」
「私、動物に語りかける男の人って嫌いじゃないです。何だかこっちまで幸せな気持ちになりますよ?」
もういいや、そのうち彼女も分かってくれる。
話題を変えよう、まだ話の途中だっただろ。
パンダに聞いてみようと俺が自分で遮ってしまっていた。
「笹の木の維持について、他に理由ってまだあるのだっけ」
「あります。わたしたちは外に出ることが出来ませんので」
「そういうことか」
「冬場は二人で精一杯です」
パンダが犠牲者を最小限にしたいという思いがあったとしても、結局最小限の人数しか見えない壁の中へ入れることができないんだ。
ここは閉鎖空間である。
どの程度の広さがあるのかまだ分からないけど、自給自足生活をするにはそれなりの土地が必要なんだよな。
「まずは端から端まで探索してみるか」
「ご案内しますね」
うつ伏せのまま寝てしまったパンダをそのままに、先導してくれるカルミアの後に続く。
◇◇◇
小屋から北へ進むと二分ほどで笹の木エリアを抜ける。
その先も森だったのだけど、笹ではない別の木が自生していた。
時計を持っていないからだいたいなのだけど、歩くこと10分に満たないくらいか。
突如森が開け、池が見えた。
川は見えず、水の流れる音も聞こえない。さざ波一つ立っていない池は、静寂そのもの。
水鳥の姿もなく、カエルの鳴き声もなかった。たまたまかもしれないけどね。
池の広さは左右に100メートル、奥はそうだな200メートル以上はありそうだ。湖と言ってもいいかもしれない。
池の形は楕円形かなあ。奥の方は遠いから霞んでいてよく見えないから正確なところはここからだと分からない。
「これだけ水があれば飲み水には困らないか」
「はい。体を清めることもできます。この時期になると、ひんやりしてしまいますが。泳ぐこともできます。深さはそれほどじゃありません」
カルミアの声を後ろに岸辺前でしゃがみ込む。
水が流れていないからとか、雨が降った後じゃないからとか、いろんな理由があるのかもしれないけど、水の透明度が半端ないな。
岸辺だからか深さはそれほどじゃないけど、地面の小さな石までハッキリと見える。
「水はここから汲んでくるの? それとも井戸が?」
「ここから汲みます。お腹が痛くなったことはありませんので、ご安心を」
「ふむ。そうか」
この広さだし、魚だっているかもしれない。
よし、収納。
一瞬にして池の水が干上がった。お、おお。所々で魚がびったんびったん跳ねている。
大きい魚だけ回収しようかな。
え、何だこれ。
「な、ななな。何しているんですかあああ!」
「正直、やり過ぎたと思っている。まさか池の水を半分も回収できるなんて」
池の水をアイテムボックスへ収納してみたんだ。
すると、池の半ばほどまでの水がアイテムボックスに入った。
俺から見て反対側は一滴たりとも水が減っていない。
モーゼのごとく、池の水が中央で垂直になっているではないか。
「いえ、『全部』です」
「いや、半分残っているじゃないか」
「水がこちら側に流れてこないのは分かりますか? あそこが『見えない壁』なんです!」
「そういうことか」
「水を戻して頂けますか……魚が死んでしまいます」
「そのつもりだよ。でもその前に食べる分の魚を回収したい」
「魚……食べるのですか……?」
びっくりして腰が抜けた状態で両手をブンブン振っていたカルミアが、とても嫌そうな顔をこちらに向ける。
「ここの魚は全部、毒なのか?」
「知らないです……。本当に本当に魚を食べるのですか?」
「魚を食べないとなると、カルミアは何を食べているんだ?」
「木の実とか果物とか、後は畑で作物を育てています」
「イノシシとか動物が侵入してきたりは?」
「ネズミくらいの大きさの動物しか見たことがありません。きっと、神獣が護ってくださっているのです」
「ネズミかあ……」
「まさか、ネズミを食べるとか、わ、わたし……人間ってネズミを食べるんですね……」
両手を頬に当て、悲壮感溢れ嘆くカルミア。
森エルフは肉や魚を食べないのか。カルミアの様子を見るに、彼女だけが菜食ってわけじゃなさそうだ。
「人間、肉や魚を食べないと生きていけないんだよ。すまんが、魚を数匹頂くよ」
「はい。生きていくために魚が必要、でしたら仕方ありません……」
ピチピチ跳ねる魚を掴み、100リットルの水をアイテムボックスに残して池の水を元に戻す。
魚をアイテムボックスに放り込まないのかって?
それがさ、生きている魚は収納できないみたいなんだ。
その割に生きているだろう植物の葉は収納できちゃうし、理屈がよくわからない。
考えても仕方ないので、俺は考えるのを止めた。
となれば、魚を焼いてしまって収納すればいいか。
「一旦戻ろう」
「案内はもういいのですか?」
「そろそろ暗くなってきたし、明日でもいいかなって」
「はい。たっぷりと時間はあります」
カルミアが何気なく言った言葉にゾッとした。
彼女の言う「たっぷりと」は、俺がここで野垂れ死ぬまでを意味しているのだと察して……。
ぶるりと肩を震わせ、彼女に見えぬよう小さく首を左右に振る。
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