21 / 59
21.イルの分析と対策
しおりを挟む
いろんな人がひっきりなしに激励してくれて、食事をとるのにそれなりに時間がかかってしまった。
トリスタンとアレッサンドロに城の大広間へ文官と王国騎士を集めるように伝達する。
ここではあえて、獣人や商人が集めてくれた戦士たちを招集しないことにした。
彼らがいると場の雰囲気ができあがってしまうから、文官らの判断を鈍らせるかもと懸念したんだ。
そんなわけで、二人に交通整理をしてもらっている間を利用して汚れた体を綺麗にすることにした。
着替えも見繕って、できれば袖の無い金属鎧があるといいのだけど……。自室に置きっぱなしだった記憶があるようなないような。
さっきまで自室にいたから目に入っていたはずなのに、覚えていねえ。
ちょっと自分でもどうかと思う……。
「イル様。お湯です」
「ありがとう。そこに置いておいて」
桶にお湯を入れて持ってきてくれた桔梗にお礼を述べる。
自室でやってもよかったのだけど、あえて湯あみ用の部屋を選んだ。
ここなら、汚れても床がタイルだから洗い流すだけで綺麗になるので。
タオルをお湯につけ、ぎゅーっと絞る。
ん。桔梗が立ったままずっとこちらの様子を窺っている。
目が合うと、彼女は無表情のままだったものの一度口を開き、また閉じる。
その後ようやく、俺に向け声を出す。
「お手伝いさせていただいてもよろしいでしょうか?」
「いや……背中だけお願いできるかな」
「はい」
断ろうと思ったのだけど、はたとなり考えを改める。
ここで断ると彼女にいらぬ勘違いをさせてしまうかもしれない。
俺は自分のことだし、血糊や汗の汚れが酷いから自分で体を清めるつもりだった。誰かに手伝ってもらうなんて、悪いしと考えた。
しかし、彼女は自分が猫耳の獣人だから、忌避されたのだと思うかもしれない。
彼女と俺の仲だから、俺の考えすぎな気もするけど万が一もある。
腕と肩回りから首筋を拭っただけでも汚れが酷い。一応、乾いた布で多少は拭いたのだけどなあ……。
「桔梗。頼む」
「はい、美しい銀髪も桔梗にやらせていただいてもよろしいでしょうか?」
「髪は一段と汚れが酷いのだけど、いいのか?」
「もちろんです。お背中の後、お湯もかえて参ります」
ごしごしと背中を綺麗にしてもらい。
今度は桶を二つ持ってきた桔梗に頭も洗ってもらう。
さっぱりしたところで、乾いたタオルで全身を拭いて、髪の毛もわしゃわしゃとふきふきする。
すっかり汚れが落ち清々しい気持ちで自室に戻り、白銀の鎧があることを確認。
この鎧は、小柄な俺用の特別性なのである。肩当もなく、臍の上くらいまでしか長さもないのでとても軽い。
中央にはスフォルツァ家の紋章である四つ葉のクローバーが描かれている。
アンダーウェアには黒の長袖を着て、下は黒のズボン。膝下あたりまでの丈がある白のマントを羽織った。
マントは縁が金糸の刺繍が施されていて、こちらにも四つ葉のクローバーが描かれていた。このマントのデザインと色は王族であることを示している。
一応俺も王族の端くれだったからな……だけど、長いマントを装着することは認められなかった。王族に相応しくないお前には、と謎の差別を受けていたのだ。
だけど俺は、この短いサイズのマントが気に入っている。動きやすいし、小柄な俺が長いマントを羽織ると、マントに着られているようになって見栄えがよろしくない。
「お待たせいたしました! イル様」
「すまん、呼びだてして」
「いえ!」
桔梗に呼びに行ってもらったら、すぐにディアナがやってきた。
彼女はウキウキした様子で、櫛を手にしている。
メイク道具が入った箱まで持ってきているけど、そっちは必要ないぞ。あえて言わずとも大丈夫か。
タオルでごしごししたまま、放っておくわけにはいかないからな。一応これでも王を宣言し、文官らの前で初披露するのだから……多少はさ。
緊急時なので、彼らも正装までは求めていないのは分かっている。
俺が髪の毛を整えるよりは、ディアナにやってもらった方が見栄えがよくなるからな。時間内でやれることはやっておこうという魂胆である。
「ディアナ」
「イル様の毛はサラサラで癖もなく、いつもながらお美しいです」
「メイクは必要ないからな」
「も、もちろんです。ですが、顔色を華やかに見せるために、頬にこれだけでも」
「必要ない。髪だけ頼む」
チークなんてしてみろ。
口紅をひいていないと、顔色がよくなるどころか却って不気味になるぞ。
◇◇◇
王城の大広間にある演壇の上にゆっくりと登る。
集まった王国騎士、文官らを見やり、右手をすっと上げた。
それだけで、ざわついていた室内がシーンと静まり返る。
王宮から脱出する前に演説した時にいた人数と同じくらい集まっているように見える。
あの布石が俺の言葉に耳を傾けてくれるようになったのだろう。
だが、ここからが一つの正念場である。彼らが自ら考え、自分の意思で、賛同してくれるかどうか。
ちゃんとしたグランドデザインを示せば、彼らとて分かってくれると信じている。
すうっと大きく息を吸いこみ、語りかけるように口を開く。
「諸君、まずは諸君らに感謝を。よくぞ再びここに集まってくれた。ヴィスコンティを打倒したのはこの私、イル・モーロ・スフォルツァである。集まってもらった目的は、諸君に私が王に相応しいか、私が政権を担うに値するかを問いたい。先に、これを見せよう」
高々と羊皮紙を掲げる。
「これこそ、私が正統に王位を引き継いだ証だ。前王であり父でもあるノヴァーラ・スフォルツァは、イル・モーロ・スフォルツァに王位を託した。このことから、私が次の王であることに相応しいことが示されている。だが、私は正統性だけで王であると示すつもりはない。これは、他国に対し、イル・モーロ・スフォルツァこそ次代の王であると示すためのものに過ぎない」
パチパチと拍手を始めた者たちをきっかけに他の者も手を合わせようとした。
それを右手を上げて制し、更に言葉を続ける。
「農村の困窮は私も把握するところだ。これに対し、私は人間以外の種族。すなわち獣人をはじめとした種族へ土地の所有を認め、更に無償で土地を与えようと思っている」
この言葉に半数以上の者が眉をひそめ、残り半数は絶句したように固まっていた。
まあそうだろう。突然、獣人に権利をなんて言いだしたのだからな。
本心としては、種族平等を謳いたいということがある。
だけど、本心を語っては彼らを納得させることなんて不可能だろう。
だから、利を示す。
「いいか。農村は天候と環境に恵まれれば豊作の年もあった。だが、ここ十年のうち六年が不作だ。天候が良好な年にも収穫高が少ない年もある。気候以外の原因としては主にモンスターや猛獣の襲撃にある。討伐隊を向かわせようにも村と村の距離が離れすぎていて、非効率となっていた。もし、獣人に土地を与え、職業の自由も与えたとしよう」
ここで言葉を切り、間髪入れずに続ける。
「ミレニア王国における獣人の人口比率をを知っているか?」
「二割強といったところです」
若い文官の青年が代表して応じる。
「そう。それも獣人は都市部だけに集中している。中には商人として成功した者もいるにはいるが、多くは『旧市街』のような場所で何ら生産することなく、赤貧生活を送っているのだ。路上生活者も多い。これは、王国の制度がもたらしたものなのだ。彼らに農地を持つか、警備隊として働くか選んでもらう。また、農地は主だった都市の外側か廃村にまず配置していくつもりだ」
「な、なんと……」
王国騎士はともかく、文官たちは俺の言葉の意味を即座に理解した様子だった。
トリスタンとアレッサンドロに城の大広間へ文官と王国騎士を集めるように伝達する。
ここではあえて、獣人や商人が集めてくれた戦士たちを招集しないことにした。
彼らがいると場の雰囲気ができあがってしまうから、文官らの判断を鈍らせるかもと懸念したんだ。
そんなわけで、二人に交通整理をしてもらっている間を利用して汚れた体を綺麗にすることにした。
着替えも見繕って、できれば袖の無い金属鎧があるといいのだけど……。自室に置きっぱなしだった記憶があるようなないような。
さっきまで自室にいたから目に入っていたはずなのに、覚えていねえ。
ちょっと自分でもどうかと思う……。
「イル様。お湯です」
「ありがとう。そこに置いておいて」
桶にお湯を入れて持ってきてくれた桔梗にお礼を述べる。
自室でやってもよかったのだけど、あえて湯あみ用の部屋を選んだ。
ここなら、汚れても床がタイルだから洗い流すだけで綺麗になるので。
タオルをお湯につけ、ぎゅーっと絞る。
ん。桔梗が立ったままずっとこちらの様子を窺っている。
目が合うと、彼女は無表情のままだったものの一度口を開き、また閉じる。
その後ようやく、俺に向け声を出す。
「お手伝いさせていただいてもよろしいでしょうか?」
「いや……背中だけお願いできるかな」
「はい」
断ろうと思ったのだけど、はたとなり考えを改める。
ここで断ると彼女にいらぬ勘違いをさせてしまうかもしれない。
俺は自分のことだし、血糊や汗の汚れが酷いから自分で体を清めるつもりだった。誰かに手伝ってもらうなんて、悪いしと考えた。
しかし、彼女は自分が猫耳の獣人だから、忌避されたのだと思うかもしれない。
彼女と俺の仲だから、俺の考えすぎな気もするけど万が一もある。
腕と肩回りから首筋を拭っただけでも汚れが酷い。一応、乾いた布で多少は拭いたのだけどなあ……。
「桔梗。頼む」
「はい、美しい銀髪も桔梗にやらせていただいてもよろしいでしょうか?」
「髪は一段と汚れが酷いのだけど、いいのか?」
「もちろんです。お背中の後、お湯もかえて参ります」
ごしごしと背中を綺麗にしてもらい。
今度は桶を二つ持ってきた桔梗に頭も洗ってもらう。
さっぱりしたところで、乾いたタオルで全身を拭いて、髪の毛もわしゃわしゃとふきふきする。
すっかり汚れが落ち清々しい気持ちで自室に戻り、白銀の鎧があることを確認。
この鎧は、小柄な俺用の特別性なのである。肩当もなく、臍の上くらいまでしか長さもないのでとても軽い。
中央にはスフォルツァ家の紋章である四つ葉のクローバーが描かれている。
アンダーウェアには黒の長袖を着て、下は黒のズボン。膝下あたりまでの丈がある白のマントを羽織った。
マントは縁が金糸の刺繍が施されていて、こちらにも四つ葉のクローバーが描かれていた。このマントのデザインと色は王族であることを示している。
一応俺も王族の端くれだったからな……だけど、長いマントを装着することは認められなかった。王族に相応しくないお前には、と謎の差別を受けていたのだ。
だけど俺は、この短いサイズのマントが気に入っている。動きやすいし、小柄な俺が長いマントを羽織ると、マントに着られているようになって見栄えがよろしくない。
「お待たせいたしました! イル様」
「すまん、呼びだてして」
「いえ!」
桔梗に呼びに行ってもらったら、すぐにディアナがやってきた。
彼女はウキウキした様子で、櫛を手にしている。
メイク道具が入った箱まで持ってきているけど、そっちは必要ないぞ。あえて言わずとも大丈夫か。
タオルでごしごししたまま、放っておくわけにはいかないからな。一応これでも王を宣言し、文官らの前で初披露するのだから……多少はさ。
緊急時なので、彼らも正装までは求めていないのは分かっている。
俺が髪の毛を整えるよりは、ディアナにやってもらった方が見栄えがよくなるからな。時間内でやれることはやっておこうという魂胆である。
「ディアナ」
「イル様の毛はサラサラで癖もなく、いつもながらお美しいです」
「メイクは必要ないからな」
「も、もちろんです。ですが、顔色を華やかに見せるために、頬にこれだけでも」
「必要ない。髪だけ頼む」
チークなんてしてみろ。
口紅をひいていないと、顔色がよくなるどころか却って不気味になるぞ。
◇◇◇
王城の大広間にある演壇の上にゆっくりと登る。
集まった王国騎士、文官らを見やり、右手をすっと上げた。
それだけで、ざわついていた室内がシーンと静まり返る。
王宮から脱出する前に演説した時にいた人数と同じくらい集まっているように見える。
あの布石が俺の言葉に耳を傾けてくれるようになったのだろう。
だが、ここからが一つの正念場である。彼らが自ら考え、自分の意思で、賛同してくれるかどうか。
ちゃんとしたグランドデザインを示せば、彼らとて分かってくれると信じている。
すうっと大きく息を吸いこみ、語りかけるように口を開く。
「諸君、まずは諸君らに感謝を。よくぞ再びここに集まってくれた。ヴィスコンティを打倒したのはこの私、イル・モーロ・スフォルツァである。集まってもらった目的は、諸君に私が王に相応しいか、私が政権を担うに値するかを問いたい。先に、これを見せよう」
高々と羊皮紙を掲げる。
「これこそ、私が正統に王位を引き継いだ証だ。前王であり父でもあるノヴァーラ・スフォルツァは、イル・モーロ・スフォルツァに王位を託した。このことから、私が次の王であることに相応しいことが示されている。だが、私は正統性だけで王であると示すつもりはない。これは、他国に対し、イル・モーロ・スフォルツァこそ次代の王であると示すためのものに過ぎない」
パチパチと拍手を始めた者たちをきっかけに他の者も手を合わせようとした。
それを右手を上げて制し、更に言葉を続ける。
「農村の困窮は私も把握するところだ。これに対し、私は人間以外の種族。すなわち獣人をはじめとした種族へ土地の所有を認め、更に無償で土地を与えようと思っている」
この言葉に半数以上の者が眉をひそめ、残り半数は絶句したように固まっていた。
まあそうだろう。突然、獣人に権利をなんて言いだしたのだからな。
本心としては、種族平等を謳いたいということがある。
だけど、本心を語っては彼らを納得させることなんて不可能だろう。
だから、利を示す。
「いいか。農村は天候と環境に恵まれれば豊作の年もあった。だが、ここ十年のうち六年が不作だ。天候が良好な年にも収穫高が少ない年もある。気候以外の原因としては主にモンスターや猛獣の襲撃にある。討伐隊を向かわせようにも村と村の距離が離れすぎていて、非効率となっていた。もし、獣人に土地を与え、職業の自由も与えたとしよう」
ここで言葉を切り、間髪入れずに続ける。
「ミレニア王国における獣人の人口比率をを知っているか?」
「二割強といったところです」
若い文官の青年が代表して応じる。
「そう。それも獣人は都市部だけに集中している。中には商人として成功した者もいるにはいるが、多くは『旧市街』のような場所で何ら生産することなく、赤貧生活を送っているのだ。路上生活者も多い。これは、王国の制度がもたらしたものなのだ。彼らに農地を持つか、警備隊として働くか選んでもらう。また、農地は主だった都市の外側か廃村にまず配置していくつもりだ」
「な、なんと……」
王国騎士はともかく、文官たちは俺の言葉の意味を即座に理解した様子だった。
12
あなたにおすすめの小説
悪役顔のモブに転生しました。特に影響が無いようなので好きに生きます
竹桜
ファンタジー
ある部屋の中で男が画面に向かいながら、ゲームをしていた。
そのゲームは主人公の勇者が魔王を倒し、ヒロインと結ばれるというものだ。
そして、ヒロインは4人いる。
ヒロイン達は聖女、剣士、武闘家、魔法使いだ。
エンドのルートしては六種類ある。
バットエンドを抜かすと、ハッピーエンドが五種類あり、ハッピーエンドの四種類、ヒロインの中の誰か1人と結ばれる。
残りのハッピーエンドはハーレムエンドである。
大好きなゲームの十回目のエンディングを迎えた主人公はお腹が空いたので、ご飯を食べようと思い、台所に行こうとして、足を滑らせ、頭を強く打ってしまった。
そして、主人公は不幸にも死んでしまった。
次に、主人公が目覚めると大好きなゲームの中に転生していた。
だが、主人公はゲームの中で名前しか出てこない悪役顔のモブに転生してしまった。
主人公は大好きなゲームの中に転生したことを心の底から喜んだ。
そして、折角転生したから、この世界を好きに生きようと考えた。
【完結】追放された子爵令嬢は実力で這い上がる〜家に帰ってこい?いえ、そんなのお断りです〜
Nekoyama
ファンタジー
魔法が優れた強い者が家督を継ぐ。そんな実力主義の子爵家の養女に入って4年、マリーナは魔法もマナーも勉学も頑張り、貴族令嬢にふさわしい教養を身に付けた。来年に魔法学園への入学をひかえ、期待に胸を膨らませていた矢先、家を追放されてしまう。放り出されたマリーナは怒りを胸に立ち上がり、幸せを掴んでいく。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件
言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」
──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。
だが彼は思った。
「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」
そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら……
気づけば村が巨大都市になっていた。
農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。
「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」
一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前!
慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが……
「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」
もはや世界最強の領主となったレオンは、
「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、
今日ものんびり温泉につかるのだった。
ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!
1つだけ何でも望んで良いと言われたので、即答で答えました
竹桜
ファンタジー
誰にでもある憧れを抱いていた男は最後にただ見捨てられないというだけで人助けをした。
その結果、男は神らしき存在に何でも1つだけ望んでから異世界に転生することになったのだ。
男は即答で答え、異世界で竜騎兵となる。
自らの憧れを叶える為に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる