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69.街へ行く準備
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街に行くと決めてからの俺は、精力的に仕事を進めて行く。我ながら現金なものだよ……
一つ一つ問題を片付けて行き終わる頃には一週間は過ぎていたけど、一週間程度でここまで来たという表現が正しいと思う。
まず道路建設だけど、アスファルトの強度実験は満足いくものだったから、道路工事をしつつ左右の溝と排水設備も併せて建築することになった。
雨水は排水用の溝から地下に落ち、溜池へと繋がる。溜池はいずれ水草が繁茂する清浄な池になる予定だ。あくまで、予定……しばらくはカチュアの水の精霊術に頼ることになるだろう。
工事の施工場所は決まったから、あとはティモタに相談しつつマッスルブが現場を仕切って進めることになった。
次にラヴェンナだけど特筆する技術は特にない。
人間と共存する街を想定しているのと、時間をかけずに家を建てたいことから、家の素材は丸太とモルタルとした。
丸太にすることで時間短縮だけでなく、ラヴェンナの周囲から伐採して丸太を現地調達するからラヴェンナの面積が一回りほど大きくなり一石二鳥なんだぜ。
道は最初レンガにコンクリートを詰めようと思ったけど、道がガタガタになるから、結局コンクリートで詰めることにした。まだ細かい細工をする技術が無いので、見た目より実用性を取ったんだよ。
街の設計はライチに一任したが中央の広場を大きめに取ることと、道幅を広く取るようにだけお願いした。
後は全て彼にお任せという投げっぷり……
ガイア達と会う約束をするのは簡単に取り付ける事が出来た。そんなわけで、後はお楽しみの人間の街へ散策へ行くだけだー。
一旦自宅に帰りメンバーをどうするかと、思案する。
まずティモタは確定だな。彼は道路敷設で多忙だが、一度目は付き添ってもらいたいのとガイア達とたまには会ってもらいたいから来てもらおう。
もう一人はエルラインだな。彼にオパールを見て欲しい。適当に買って来てもいいけど、彼にオパールを確認してもらったほうが確実だから。
残り一人は誰でもよいけど、居なくても問題ないか……
「ピウス様。お茶をどうぞ!」
俺がテーブルでウンウン唸っているのに気がついたティンが、ハーブティを持って来てくれた。
ふむ。ティンなら。
俺はじーっとティンを見つめる。彼女は何故か顔を赤くしてふさいでしまった……
「ティン」
「は、はい!」
何故か少しにじり寄って来るティン。
「人間の街にティモタとエルを連れて行くんだけど、一緒に来る?」
「ぜひ、喜んでお相手させて……あれ」
「何か勘違いしてない?」
「いえいえ、そんなことは! はい。お供します! 人間の街なんて夢みたいです」
アタフタと真っ赤な顔で手を振るティンだったが、喜んでくれたようで良かったよ。ちょうどティンがいたのと、万が一の時にはパラシュートになってくれたら助かる。
そんなわけで最後の一人はティンに決定だ。
「全く、本当に君はヘタレた奴だね」
突如音もたてずにエルラインの声が背後から響く。突然後ろから声をかけられると心臓に悪いと何度言えばわかるんだ。こいつは!
「エル。音も無く後ろから声をかけないでくれと……ビックリするじゃないか」
俺が不満を主張する間にも、エルラインはティンの横まで移動し、肩をすくめる。
「ほら、ティンが勘違いしちゃったじゃないか」
エルラインがティンに目をやると彼女はまた真っ赤になってしまう。
一方エルラインはニヤニヤ顔を崩さない。
「ん? そうなのかティン?」
「い、いえ……」
ティンは顔を伏せたままこちらと目を合わそうとしない……
「全く君は見てられないよ。ティンが可哀そうでならないね」
見かねた? いやこれは面白がってるエルラインがヤレヤレと言った風に俺へと目を向ける。
「君がティンをじっと見つめて、彼女の名前を呼ぶからさ。ね、ティン」
エルラインに言葉を投げかけられたティンはうつむいたまま動こうとしない。
「わ、私……勝手に勘違いしただけなんです……は、恥ずかしい」
ん、んんん! あ。あああ! そういう事か。これはやっちまったぜ。ティンに羞恥プレイを俺とエルラインが続けていることに今気が付いた。
エルラインはわざとだろうけど、俺は本意ではない!
「テ、ティン。勘違いさせてごめん」
「い、いえ……」
二人でモジモジしてるところに、エルラインが面白そうに割って入る。
「しかしピウス。君は人間だろう? 男としての欲は無いのかい?」
「い、いや。そんなわけは無いんだけど。何というか毎日の忙しさからな」
「ふうん。生命の危機が感じられるほど、盛るって聞くけどねー」
「た、例えそうだったとしても、同意も無しに俺はそんなことしないって! 全く人を獣みたいに」
「そうなのティン?」
何故そこでティンに振るんだ! この馬鹿ちんがー。
「え? わ、私はピウス様が野獣でも……むしろそっちのほうが……」
後半何を言ってるのか聞こえなかったが、良からぬことを言っているに違いない!
「ピウス。ティンはいつでもいいんだってさ」
「え……ちょっとエルさん! 何言ってるんですか!」
エルラインがとんでもない爆弾を落としたので、さすがのティンもすぐに突っ込みを入れた。
駄目だ。このままエルラインと会話していると、彼のおもちゃになってしまう。この辺でぶった切るぞ。
「エル。明日に人間の街へ行こうと思ってる」
「ふうん、変装の魔術は任されよう」
「助かる」
「で、誰を連れて行くんだい?」
「エルとティモタとティンのつもりだけど」
「ふうん。やっぱりティンを連れていくんだー」
「も、もうその話はいいから!」
「でもさ、ピウス。僕かティンが飛龍の横で飛んで行ってもいいんだけど、人間の街が見えたら飛龍に乗らないとまずいことになるよ」
「ん。ティンが飛ぶのは良くないってのはわかるけど。エルもなのか?」
「そうだよ。魔法で空は飛べないからね。まあ、近くまで来たら飛龍に飛び乗るから」
「了解。短時間なら四人でも問題ないし。大丈夫だと思う」
「飛龍が気になるなら、君のティンを置いていってもいいんだよ」
エルラインは嫌らしい顔でティンを見ると、彼女はギュッと拳を握りしめている……エルよ! 分かっていてやってるだろ!
「いや、連れてくから! ティンは連れてく」
「あははは。君は面白いよ」
エルラインは朗らかに机をバンバン叩いて笑い転げた……
◇◇◇◇◇
――翌日
俺達は一旦魔の森を出たところで休憩してから、人間の街を目指し飛龍を飛行させる。街へ訪れるメンバーは予定していた三人――ティモタ・エルライン・ティンになる。
街では人間の商人との渡りをつけること。絹を換金しオパールを手に入れること。そしてあわよくば農家の人へ移住を募ることの三点だ。
街に着いたらまず宿屋でガイア達と落ち合い、街の案内をしてもらう。最初は絹の換金からスタートだな。今考えればティモタがいるからガイア達に案内してもらわなくても良かったな……ま、まあ、ティモタが久しぶりにガイア達に会えるってことでいいだろ。
「ピウス様! 街が見えてきましたよ!」
ティンが指さす方向を見ると、薄っすらとだが塀に囲まれた街が見えて来た。さて、どんな街なのかワクワクして来たぞ!
一つ一つ問題を片付けて行き終わる頃には一週間は過ぎていたけど、一週間程度でここまで来たという表現が正しいと思う。
まず道路建設だけど、アスファルトの強度実験は満足いくものだったから、道路工事をしつつ左右の溝と排水設備も併せて建築することになった。
雨水は排水用の溝から地下に落ち、溜池へと繋がる。溜池はいずれ水草が繁茂する清浄な池になる予定だ。あくまで、予定……しばらくはカチュアの水の精霊術に頼ることになるだろう。
工事の施工場所は決まったから、あとはティモタに相談しつつマッスルブが現場を仕切って進めることになった。
次にラヴェンナだけど特筆する技術は特にない。
人間と共存する街を想定しているのと、時間をかけずに家を建てたいことから、家の素材は丸太とモルタルとした。
丸太にすることで時間短縮だけでなく、ラヴェンナの周囲から伐採して丸太を現地調達するからラヴェンナの面積が一回りほど大きくなり一石二鳥なんだぜ。
道は最初レンガにコンクリートを詰めようと思ったけど、道がガタガタになるから、結局コンクリートで詰めることにした。まだ細かい細工をする技術が無いので、見た目より実用性を取ったんだよ。
街の設計はライチに一任したが中央の広場を大きめに取ることと、道幅を広く取るようにだけお願いした。
後は全て彼にお任せという投げっぷり……
ガイア達と会う約束をするのは簡単に取り付ける事が出来た。そんなわけで、後はお楽しみの人間の街へ散策へ行くだけだー。
一旦自宅に帰りメンバーをどうするかと、思案する。
まずティモタは確定だな。彼は道路敷設で多忙だが、一度目は付き添ってもらいたいのとガイア達とたまには会ってもらいたいから来てもらおう。
もう一人はエルラインだな。彼にオパールを見て欲しい。適当に買って来てもいいけど、彼にオパールを確認してもらったほうが確実だから。
残り一人は誰でもよいけど、居なくても問題ないか……
「ピウス様。お茶をどうぞ!」
俺がテーブルでウンウン唸っているのに気がついたティンが、ハーブティを持って来てくれた。
ふむ。ティンなら。
俺はじーっとティンを見つめる。彼女は何故か顔を赤くしてふさいでしまった……
「ティン」
「は、はい!」
何故か少しにじり寄って来るティン。
「人間の街にティモタとエルを連れて行くんだけど、一緒に来る?」
「ぜひ、喜んでお相手させて……あれ」
「何か勘違いしてない?」
「いえいえ、そんなことは! はい。お供します! 人間の街なんて夢みたいです」
アタフタと真っ赤な顔で手を振るティンだったが、喜んでくれたようで良かったよ。ちょうどティンがいたのと、万が一の時にはパラシュートになってくれたら助かる。
そんなわけで最後の一人はティンに決定だ。
「全く、本当に君はヘタレた奴だね」
突如音もたてずにエルラインの声が背後から響く。突然後ろから声をかけられると心臓に悪いと何度言えばわかるんだ。こいつは!
「エル。音も無く後ろから声をかけないでくれと……ビックリするじゃないか」
俺が不満を主張する間にも、エルラインはティンの横まで移動し、肩をすくめる。
「ほら、ティンが勘違いしちゃったじゃないか」
エルラインがティンに目をやると彼女はまた真っ赤になってしまう。
一方エルラインはニヤニヤ顔を崩さない。
「ん? そうなのかティン?」
「い、いえ……」
ティンは顔を伏せたままこちらと目を合わそうとしない……
「全く君は見てられないよ。ティンが可哀そうでならないね」
見かねた? いやこれは面白がってるエルラインがヤレヤレと言った風に俺へと目を向ける。
「君がティンをじっと見つめて、彼女の名前を呼ぶからさ。ね、ティン」
エルラインに言葉を投げかけられたティンはうつむいたまま動こうとしない。
「わ、私……勝手に勘違いしただけなんです……は、恥ずかしい」
ん、んんん! あ。あああ! そういう事か。これはやっちまったぜ。ティンに羞恥プレイを俺とエルラインが続けていることに今気が付いた。
エルラインはわざとだろうけど、俺は本意ではない!
「テ、ティン。勘違いさせてごめん」
「い、いえ……」
二人でモジモジしてるところに、エルラインが面白そうに割って入る。
「しかしピウス。君は人間だろう? 男としての欲は無いのかい?」
「い、いや。そんなわけは無いんだけど。何というか毎日の忙しさからな」
「ふうん。生命の危機が感じられるほど、盛るって聞くけどねー」
「た、例えそうだったとしても、同意も無しに俺はそんなことしないって! 全く人を獣みたいに」
「そうなのティン?」
何故そこでティンに振るんだ! この馬鹿ちんがー。
「え? わ、私はピウス様が野獣でも……むしろそっちのほうが……」
後半何を言ってるのか聞こえなかったが、良からぬことを言っているに違いない!
「ピウス。ティンはいつでもいいんだってさ」
「え……ちょっとエルさん! 何言ってるんですか!」
エルラインがとんでもない爆弾を落としたので、さすがのティンもすぐに突っ込みを入れた。
駄目だ。このままエルラインと会話していると、彼のおもちゃになってしまう。この辺でぶった切るぞ。
「エル。明日に人間の街へ行こうと思ってる」
「ふうん、変装の魔術は任されよう」
「助かる」
「で、誰を連れて行くんだい?」
「エルとティモタとティンのつもりだけど」
「ふうん。やっぱりティンを連れていくんだー」
「も、もうその話はいいから!」
「でもさ、ピウス。僕かティンが飛龍の横で飛んで行ってもいいんだけど、人間の街が見えたら飛龍に乗らないとまずいことになるよ」
「ん。ティンが飛ぶのは良くないってのはわかるけど。エルもなのか?」
「そうだよ。魔法で空は飛べないからね。まあ、近くまで来たら飛龍に飛び乗るから」
「了解。短時間なら四人でも問題ないし。大丈夫だと思う」
「飛龍が気になるなら、君のティンを置いていってもいいんだよ」
エルラインは嫌らしい顔でティンを見ると、彼女はギュッと拳を握りしめている……エルよ! 分かっていてやってるだろ!
「いや、連れてくから! ティンは連れてく」
「あははは。君は面白いよ」
エルラインは朗らかに机をバンバン叩いて笑い転げた……
◇◇◇◇◇
――翌日
俺達は一旦魔の森を出たところで休憩してから、人間の街を目指し飛龍を飛行させる。街へ訪れるメンバーは予定していた三人――ティモタ・エルライン・ティンになる。
街では人間の商人との渡りをつけること。絹を換金しオパールを手に入れること。そしてあわよくば農家の人へ移住を募ることの三点だ。
街に着いたらまず宿屋でガイア達と落ち合い、街の案内をしてもらう。最初は絹の換金からスタートだな。今考えればティモタがいるからガイア達に案内してもらわなくても良かったな……ま、まあ、ティモタが久しぶりにガイア達に会えるってことでいいだろ。
「ピウス様! 街が見えてきましたよ!」
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