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79.エルの食事
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俺はエルラインと共に最寄りにある人間の街――フランケルを訪れていた。ナルセスと待ち合わせまでまだまだ時間があるが、冒険者の宿と宝石屋での仕事がある為早い時間に街へ来たというわけだ。
冒険者の宿と宝石屋では行商人の手配を頼もうと考えている。宝石屋の店主は以前から行商に噛ませてくれと頼まれているし、彼らに声もかけることができる。
あれから何度か宝石屋は訪れているから、俺の紹介する取引先にも興味津々といった感じになってくれてるんだ。ま、まあ。毎回大量のオパールを買っていればそら……ね。
冒険者の宿では、行商人のラヴェンナまでの護衛と一応、行商人への声かけも依頼するつもりだ。
何故エルラインなのかって? それは俺が一人じゃ不安だったからではない。決してそんなことはない。エルラインはナルセスに魅了されないし、ベリサリウスへ魔術で連絡を取ることができるから一緒に着いて来てもらった。
誰かに斬りかかられるような事態になった時に助けてもらおうとか、そんなつもりで連れて来たわけじゃない……そのような事態になれば、エルラインの後ろに隠れるけどね。
俺とエルラインは冒険者の宿の扉を押し開くと真っすぐ従業員の元へ向かう。冒険者の宿は西部劇風の入口になっていて、外から中が見えるような造りだ。だから、外から中の様子を伺うことができる。
「こんにちは。依頼をしたいんですが」
俺の言葉に従業員の若い女の子は挨拶を返してくれる。
「こんにちは。ピウスさん。本日はどういった御用ですか?」
ナルセスへの伝言を頼んでから、定期的に冒険者の宿へ進捗を聞きに来ていたから、今ではもうすっかり俺は顔なじみになっていたのだ。
彼女への伝言という依頼ではあったが、一度依頼を行っていると次の依頼もやりやすくなるから、結果的には最初に彼女に会った時に聞き逃しがあったこともマイナスではなかった。
「ええと。行商人へ声をかけてもらいたいのと、彼らの護衛を雇いたいです」
「この前おっしゃっていた魔の森へあるという街ですか?」
「はい。そうです。魔の森へ入って半日ほど歩く必要がありますので、護衛を雇いたいです」
ラヴェンナのことは既に頭出しをしていて、従業員の女の子も既に知るところだ。魔の森と名前を出してどんな反応をするかドキドキしていたが、意外にも敵愾心を抱かれることはなく、逆にぜひ冒険者達にも拠点として使わせて欲しいとまで冒険者の宿側から言われたほどだった。
冒険者の宿は冒険者を立ち寄らせ、ラヴェンナの安全性を確かめた後、冒険者の宿をラヴェンナに置くことまで見据えてるらしい。彼らからすれば、商売拠点が増えるから歓迎ムードであるということか……
聖教騎士団が攻めて来るくらいだから、下手したら冒険者やフランケルの兵士を使って攻めて来るかもとまで考えていた俺からすると、いい意味で裏切られた形だ。
「何名ほど募集しますか? 行商人にも声をかけるのですよね?」
「はい。宝石屋の店主にも行商人へ声をかけてもらうつもりです」
「えっと、上限を決めておいた方が良いと思いますよ。護衛と合わせてどれくらいを想定してますか?」
そうだな……今のラヴェンナの収容力を考えると、百人までなら大丈夫と思うけど現地には人がほとんどいない……最初は人間達と交流のある犬耳族と猫耳族に相手をしてもらおうと思っているけど、こちらの人数は二十人に満たない。
いずれ、リザードマンや小鬼にも出て来てもらうつもりだけど、人間達から魔族と呼ばれてるしなあ……そう考えると二十人くらいまでならいけるかな。
初回はなるべく多くの人間を呼び込みたいけど。
「全部で二十名ほどを想定してます。冒険者の方が今後訪れるのも歓迎です」
「現地には食事処はないのですよね?」
「はい。今のところはありません。経営してくれる人がいればありがたいです。今街とはいえ人がほとんどいないんですよ」
「なるほど。移住者を募集されるんですか?」
「そのつもりなんですけど。いきなり移住者を募っても魔の森ですし……」
従業員の女の子は察したように頷く。魔の森は危険なモンスターが多数生息する森だ。だから、安全性が確かめられるまで来るものはいないだろう。
冒険者たちが今後拠点に使ってくれて、危険性が余りないと判断してくれれば移住する人も出て来ると思う。
「そうですね。私どもがラヴェンナでしたっけ……ラヴェンナへ出店できるまでになりましたら、改めてご依頼ください」
「ラヴェンナに冒険者の宿ができることを楽しみにしてますよ」
「宝石屋の店主さんへこちらから声をかけさせていただいてもよろしいですか? 二十人までですし」
「おお。冒険者の宿と店主で調整してもらえるならありがたいです」
「分かりました。ご依頼承りました」
この後俺は従業員の女の子と費用について話を行い、前金でお金を支払う。料金は絹で稼いだお金からしたら安いものだよ。ははは。
宝石屋へ行く必要が無くなったので、俺とエルラインは冒険者の宿で軽食を取ることにした。
「エル。一緒に食事するのははじめてだなあ」
「そうだっけ? まあ僕は飲み物だけだからね」
「え? そうなの?」
「うん。飲み物も飲まなくて平気なんだけど。まあ気分の問題だね」
「じゃあ。注文はどうする?」
「そうだね。エールをいただこうかな」
昼間から酒かよ! お、俺はさすがにここでアルコールは飲めない。この後ナルセスと会うんだ。判断力が鈍ると困る。
「すいませーん。注文お願いします」
俺の声にウェイトレスがやって来て俺達に注文を伺う。
「ええと。エールと果実水にパンと鶏肉のクリーム煮込みをください」
軽食のつもりがつい満腹になる量を頼んでしまった……だって普段パン食べれないんだもの。鶏も。
注文を受けたウェイトレスは笑顔で頷くと引っ込んでいった。
すぐに飲み物が運ばれ、俺達は飲み物に口をつける。
続いて食事が来ると、何も食べないエルラインの前で申し訳ないが冷めないうちにいただくことにする。
「エルが食べないのに悪いなあ……」
「まあ、僕は必要ないからね」
「飲まず食わずで生きていけるの?」
「生きていると言っていいのかはあれだけど。まあ、活動できるよ」
「じゃあ。何か食事の代わりに食べてるのかな?」
そう。動く限りは何等かのエネルギーがいるはずなんだよな。どうやって動いてるんだろ。
「オパールと同じ原理さ。僕の場合は吸いたいだけ魔力を吸えるけどね」
「魔力で動いてるのかあ」
「そうだね」
よかった。人の生命エネルギーを吸っているんだよ。とか言われなくて。俺のファンタジー知識だと、アンデッドの王「リッチ」は人間の生命エネルギーを吸収して生きているイメージがあったから。
彼が平和的なエネルギー摂取方法でよかったよ。
「どうしたんだい? なんだかホッとした顔をして?」
顔に出てたか。
「いや、平和的で安心したよ」
「ふうん。僕が人を干からびさせるとか思ったのかな」
「……」
俺が気まずそうな顔をすると、エルラインはニヤーっといやらしい笑みを浮かべ口を開く。
「出来ないことは無いよ。ふふふ」
怖えって!
「……えええ」
「まあ、非効率だからやらないけどね」
驚かさないでくれよーー!
冒険者の宿と宝石屋では行商人の手配を頼もうと考えている。宝石屋の店主は以前から行商に噛ませてくれと頼まれているし、彼らに声もかけることができる。
あれから何度か宝石屋は訪れているから、俺の紹介する取引先にも興味津々といった感じになってくれてるんだ。ま、まあ。毎回大量のオパールを買っていればそら……ね。
冒険者の宿では、行商人のラヴェンナまでの護衛と一応、行商人への声かけも依頼するつもりだ。
何故エルラインなのかって? それは俺が一人じゃ不安だったからではない。決してそんなことはない。エルラインはナルセスに魅了されないし、ベリサリウスへ魔術で連絡を取ることができるから一緒に着いて来てもらった。
誰かに斬りかかられるような事態になった時に助けてもらおうとか、そんなつもりで連れて来たわけじゃない……そのような事態になれば、エルラインの後ろに隠れるけどね。
俺とエルラインは冒険者の宿の扉を押し開くと真っすぐ従業員の元へ向かう。冒険者の宿は西部劇風の入口になっていて、外から中が見えるような造りだ。だから、外から中の様子を伺うことができる。
「こんにちは。依頼をしたいんですが」
俺の言葉に従業員の若い女の子は挨拶を返してくれる。
「こんにちは。ピウスさん。本日はどういった御用ですか?」
ナルセスへの伝言を頼んでから、定期的に冒険者の宿へ進捗を聞きに来ていたから、今ではもうすっかり俺は顔なじみになっていたのだ。
彼女への伝言という依頼ではあったが、一度依頼を行っていると次の依頼もやりやすくなるから、結果的には最初に彼女に会った時に聞き逃しがあったこともマイナスではなかった。
「ええと。行商人へ声をかけてもらいたいのと、彼らの護衛を雇いたいです」
「この前おっしゃっていた魔の森へあるという街ですか?」
「はい。そうです。魔の森へ入って半日ほど歩く必要がありますので、護衛を雇いたいです」
ラヴェンナのことは既に頭出しをしていて、従業員の女の子も既に知るところだ。魔の森と名前を出してどんな反応をするかドキドキしていたが、意外にも敵愾心を抱かれることはなく、逆にぜひ冒険者達にも拠点として使わせて欲しいとまで冒険者の宿側から言われたほどだった。
冒険者の宿は冒険者を立ち寄らせ、ラヴェンナの安全性を確かめた後、冒険者の宿をラヴェンナに置くことまで見据えてるらしい。彼らからすれば、商売拠点が増えるから歓迎ムードであるということか……
聖教騎士団が攻めて来るくらいだから、下手したら冒険者やフランケルの兵士を使って攻めて来るかもとまで考えていた俺からすると、いい意味で裏切られた形だ。
「何名ほど募集しますか? 行商人にも声をかけるのですよね?」
「はい。宝石屋の店主にも行商人へ声をかけてもらうつもりです」
「えっと、上限を決めておいた方が良いと思いますよ。護衛と合わせてどれくらいを想定してますか?」
そうだな……今のラヴェンナの収容力を考えると、百人までなら大丈夫と思うけど現地には人がほとんどいない……最初は人間達と交流のある犬耳族と猫耳族に相手をしてもらおうと思っているけど、こちらの人数は二十人に満たない。
いずれ、リザードマンや小鬼にも出て来てもらうつもりだけど、人間達から魔族と呼ばれてるしなあ……そう考えると二十人くらいまでならいけるかな。
初回はなるべく多くの人間を呼び込みたいけど。
「全部で二十名ほどを想定してます。冒険者の方が今後訪れるのも歓迎です」
「現地には食事処はないのですよね?」
「はい。今のところはありません。経営してくれる人がいればありがたいです。今街とはいえ人がほとんどいないんですよ」
「なるほど。移住者を募集されるんですか?」
「そのつもりなんですけど。いきなり移住者を募っても魔の森ですし……」
従業員の女の子は察したように頷く。魔の森は危険なモンスターが多数生息する森だ。だから、安全性が確かめられるまで来るものはいないだろう。
冒険者たちが今後拠点に使ってくれて、危険性が余りないと判断してくれれば移住する人も出て来ると思う。
「そうですね。私どもがラヴェンナでしたっけ……ラヴェンナへ出店できるまでになりましたら、改めてご依頼ください」
「ラヴェンナに冒険者の宿ができることを楽しみにしてますよ」
「宝石屋の店主さんへこちらから声をかけさせていただいてもよろしいですか? 二十人までですし」
「おお。冒険者の宿と店主で調整してもらえるならありがたいです」
「分かりました。ご依頼承りました」
この後俺は従業員の女の子と費用について話を行い、前金でお金を支払う。料金は絹で稼いだお金からしたら安いものだよ。ははは。
宝石屋へ行く必要が無くなったので、俺とエルラインは冒険者の宿で軽食を取ることにした。
「エル。一緒に食事するのははじめてだなあ」
「そうだっけ? まあ僕は飲み物だけだからね」
「え? そうなの?」
「うん。飲み物も飲まなくて平気なんだけど。まあ気分の問題だね」
「じゃあ。注文はどうする?」
「そうだね。エールをいただこうかな」
昼間から酒かよ! お、俺はさすがにここでアルコールは飲めない。この後ナルセスと会うんだ。判断力が鈍ると困る。
「すいませーん。注文お願いします」
俺の声にウェイトレスがやって来て俺達に注文を伺う。
「ええと。エールと果実水にパンと鶏肉のクリーム煮込みをください」
軽食のつもりがつい満腹になる量を頼んでしまった……だって普段パン食べれないんだもの。鶏も。
注文を受けたウェイトレスは笑顔で頷くと引っ込んでいった。
すぐに飲み物が運ばれ、俺達は飲み物に口をつける。
続いて食事が来ると、何も食べないエルラインの前で申し訳ないが冷めないうちにいただくことにする。
「エルが食べないのに悪いなあ……」
「まあ、僕は必要ないからね」
「飲まず食わずで生きていけるの?」
「生きていると言っていいのかはあれだけど。まあ、活動できるよ」
「じゃあ。何か食事の代わりに食べてるのかな?」
そう。動く限りは何等かのエネルギーがいるはずなんだよな。どうやって動いてるんだろ。
「オパールと同じ原理さ。僕の場合は吸いたいだけ魔力を吸えるけどね」
「魔力で動いてるのかあ」
「そうだね」
よかった。人の生命エネルギーを吸っているんだよ。とか言われなくて。俺のファンタジー知識だと、アンデッドの王「リッチ」は人間の生命エネルギーを吸収して生きているイメージがあったから。
彼が平和的なエネルギー摂取方法でよかったよ。
「どうしたんだい? なんだかホッとした顔をして?」
顔に出てたか。
「いや、平和的で安心したよ」
「ふうん。僕が人を干からびさせるとか思ったのかな」
「……」
俺が気まずそうな顔をすると、エルラインはニヤーっといやらしい笑みを浮かべ口を開く。
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