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153.我が友プロコピウス
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――ベリサリウス
ジャムカ殿はプロコピウスに手を振ると馬に跨り、聖王国騎兵の目がけて駆けて行った。
プロコピウスも理解しているようだが、ジャムカ殿のあの状態……そうそう勝てる者は存在せぬぞ。彼と同じ境地に至る者ならば、同じ土俵に立つことができるかもしれぬが。
ジャムカ殿は、私も時折戦闘中に入る「歓喜に包まれた状態」になっているはずだ。戦闘に関する不安、恐怖、怒り……全ての感情から一つ登ったあの感覚。まるで自身が人間から、違う何か崇高な者になったかのような全能感に包まれる状態……
「ベリサリウス様。ジャムカ殿が出ましたね」
プロコピウスは少し寂しそうな顔で呟く。お前もジャムカ殿が歓喜に包まれた状態である事に気がついたのだな。
分かる。分かるぞ。プロコピウス。あの状態で戦ってみたいと思う気持ちは。
私は踵を返し、馬車の上へとよじ登ると全体を見渡す。
迫る聖王国軍は馬車の目前で足を止め炎弾を散発的に放ってくる。
馬車の前面に炎弾が当たるが、馬車はビクともしない。当然だ。馬車の前面は鉄板かローマンセメントで固めておるのだ。燃えることも無いだろう。
さあどうする? 聖王国軍よ。
諸君らがこの馬車を崩せるようならば、次の舞台へと招待しようではないか。
「プロコピウス。猫耳族と準備をしておけ」
私は後ろを振り向き、控えるプロコピウスに向けて指令を下す。
「了解いたしました。ベリサリウス様」
プロコピウスは私に一礼すると、飛竜隊の元へと向かって行った。
プロコピウス。お前がいなければ私たちはここまで来れてはいなかっただろう。お前は帝国時代から常に私に尽くしてくれた。
帝国での私は宮廷工作を全く行わなかったことが大きな足かせとなり、陛下には疎まれ、官僚や将帥から後ろ指を指されるようになってしまった。
ナルセス殿という例外はいたが、私の味方をし、私の立場を改善しようと躍起になってくれたのはプロコピウスただ一人だったのだ。
彼は私を擁護したために、宮廷内で苦しい立場に立たされたことは一度や二度ではない。私が将軍の地位を解任されないよう自身が降格してでも尽力してくれた。
放逐され、帝国の帝都のスラムですごしていた私を何度も訪ねて来てくれた。
ブリタニアに来てからもそうだ。彼は常に私の事を考え、私のために動いてくれる。彼の持つ才能は古今東西比類なきものであることは間違いない、私には過ぎた存在であることは確かなのだ……
亜人の対立を取り持っただけでなく、彼らを繋ぎ合せ、ジャムカ殿やカエサル様までやすやすとこちらへ引き込んでしまった。
彼は言う。「ベリサリウス様ならばできる」と。
そうではない。そうではないのだ。プロコピウス。お前が居るからこそ、「できる」のだ。私はお前が思っているほどたいした人間ではない。私の手は短い。多少戦いの心得はあるがな。
プロコピウス。低い身分にいたお前を引き上げたのは確かに私だが、たったそれだけでお前は私を友と思ってくれているのだろうな。
私はローマ時代、お前以外に友と呼べる者はいなかった。だが、それだけで充分だったのだ。友であるプロコピウス。お前の頼みならば私は陛下にさえ剣を向けたかもしれぬ。
――炎弾は馬車前面の二箇所に集中して当たる! その衝撃によって馬車が揺らぎ、馬車前面と馬車本体の繋ぎが軋みをあげる。
あと二回……いや後一回同じ攻撃を喰らえば馬車前面は倒れるだろうな。
面白い。ここまで進めて来たことに敬意を表そう。
敬意を持って……
私はニヤリと口角が上がる。
――滅ぼしてやろう。
「プロコピウス! 猫耳族よ。作戦を実施する。頼んだぞ」
私はプロコピウスに指令を下すと、馬車内部を担当する指揮官に動くよう指示を行い、モンジュー殿にも遠距離会話のオパールで作戦実施を告げる。
蹂躙の開始だ。とくと見よ。ベリサリウスの戦争芸術を。
オークが一斉に馬車の上へ登ると、人半分くらいのサイズがあるギリシャ火の入ったツボをあらん限りの力を持って敵軍に投げ入れる。
オーク。彼らの膂力は人間とは比較にならない。あれ程の巨大なツボをあそこまで放り込むことが出来るのだ。
聖王国は知らないだろう。オークの膂力を。
そこへ聖王国軍の隙を作るべく、馬車の中から火矢が放たれる。
行け! プロコピウス!
ミネルバに騎乗したプロコピウスを中心に飛竜隊が飛び上がり、加速する。
飛竜それぞれから長いロープが垂れ下がっており、猫耳族がそこへしがみついている。
分かるか? 猫耳族の軽業師を軽く凌駕する身軽さを。
飛竜に引っ張られた猫耳族達は縦横無尽にギリシャ火を直接聖王国軍に振りかける。
そのまま聖王国軍の後ろへ回った猫耳族は、全てのギリシャ火をそこへ振りまくと一斉に火を放つ。
では行くぞ。聖王国軍よ!
私達は馬車を乗り越え、聖王国軍に襲いかかる!
呼応するように馬車の端で控えていた左右の兵も聖王国軍へ弓を放ってから突撃し、炎を巻かれる聖王国軍を押し込んで行く。
左右の兵は聖王国軍の両翼を取り囲もうと動き、中央の私が率いる兵は彼らをひたすら押し込む。
後方は炎だが、逃げ場のなくなった聖王国軍が活路を開こうと一部兵が炎を抜けようとする。
そこへモンジュー殿の騎兵隊が襲いかかり、敵兵を炎の中へ押しもどす。モンジュー殿は巧みに騎兵隊を操り、敵兵を倒すのではなく、押しもどすことに注力することで、少ない兵ながら炎の壁から抜けてくる兵に対応している。
モンジュー殿に協力するのがプロコピウス率いる飛竜隊だ。
彼らも急降下し、飛竜が炎を吐き兵を押しもどす。
気がついているか? プロコピウス。いやお前ならば気がついているだろう。
敵兵には抜け道があるということを。私がそこへ敵将を誘導しようとしていることを。
伝えずともよい。プロコピウスならば必ずそこへ向かう。
この度の戦、お前が決めてこい。それがせめてもの私からの礼だ。
私は気合を入れるために咆哮し、敵兵へとさらに斬りかかる。
「このまま押し込め!」
私の声に兵は応じ、各々雄叫びをあげ敵兵に向かって行く。
寡兵であるが故、一時的な混乱から聖王国軍が立ち直ればこちらの被害が増えてくるだろう。しかし、そうなる前にこの戦いに決着がつく。彼らに待っているのはさらなる混乱だけだ。
私が飛竜の様子に目をやると、ミネルバが地に降り立つ。さすがプロコピウスだ。空から一方的に倒してしまうのではなく、相手に敗北感を味あわせるために白黒つけようというのだな。
「皆の者! もう少しだ! 気合を入れよ!」
私は声を張り上げる。任せたぞ、プロコピウスよ。
――我が友よ。
※このお話は異世界ローマで一番好きなエピソードです。
ジャムカ殿はプロコピウスに手を振ると馬に跨り、聖王国騎兵の目がけて駆けて行った。
プロコピウスも理解しているようだが、ジャムカ殿のあの状態……そうそう勝てる者は存在せぬぞ。彼と同じ境地に至る者ならば、同じ土俵に立つことができるかもしれぬが。
ジャムカ殿は、私も時折戦闘中に入る「歓喜に包まれた状態」になっているはずだ。戦闘に関する不安、恐怖、怒り……全ての感情から一つ登ったあの感覚。まるで自身が人間から、違う何か崇高な者になったかのような全能感に包まれる状態……
「ベリサリウス様。ジャムカ殿が出ましたね」
プロコピウスは少し寂しそうな顔で呟く。お前もジャムカ殿が歓喜に包まれた状態である事に気がついたのだな。
分かる。分かるぞ。プロコピウス。あの状態で戦ってみたいと思う気持ちは。
私は踵を返し、馬車の上へとよじ登ると全体を見渡す。
迫る聖王国軍は馬車の目前で足を止め炎弾を散発的に放ってくる。
馬車の前面に炎弾が当たるが、馬車はビクともしない。当然だ。馬車の前面は鉄板かローマンセメントで固めておるのだ。燃えることも無いだろう。
さあどうする? 聖王国軍よ。
諸君らがこの馬車を崩せるようならば、次の舞台へと招待しようではないか。
「プロコピウス。猫耳族と準備をしておけ」
私は後ろを振り向き、控えるプロコピウスに向けて指令を下す。
「了解いたしました。ベリサリウス様」
プロコピウスは私に一礼すると、飛竜隊の元へと向かって行った。
プロコピウス。お前がいなければ私たちはここまで来れてはいなかっただろう。お前は帝国時代から常に私に尽くしてくれた。
帝国での私は宮廷工作を全く行わなかったことが大きな足かせとなり、陛下には疎まれ、官僚や将帥から後ろ指を指されるようになってしまった。
ナルセス殿という例外はいたが、私の味方をし、私の立場を改善しようと躍起になってくれたのはプロコピウスただ一人だったのだ。
彼は私を擁護したために、宮廷内で苦しい立場に立たされたことは一度や二度ではない。私が将軍の地位を解任されないよう自身が降格してでも尽力してくれた。
放逐され、帝国の帝都のスラムですごしていた私を何度も訪ねて来てくれた。
ブリタニアに来てからもそうだ。彼は常に私の事を考え、私のために動いてくれる。彼の持つ才能は古今東西比類なきものであることは間違いない、私には過ぎた存在であることは確かなのだ……
亜人の対立を取り持っただけでなく、彼らを繋ぎ合せ、ジャムカ殿やカエサル様までやすやすとこちらへ引き込んでしまった。
彼は言う。「ベリサリウス様ならばできる」と。
そうではない。そうではないのだ。プロコピウス。お前が居るからこそ、「できる」のだ。私はお前が思っているほどたいした人間ではない。私の手は短い。多少戦いの心得はあるがな。
プロコピウス。低い身分にいたお前を引き上げたのは確かに私だが、たったそれだけでお前は私を友と思ってくれているのだろうな。
私はローマ時代、お前以外に友と呼べる者はいなかった。だが、それだけで充分だったのだ。友であるプロコピウス。お前の頼みならば私は陛下にさえ剣を向けたかもしれぬ。
――炎弾は馬車前面の二箇所に集中して当たる! その衝撃によって馬車が揺らぎ、馬車前面と馬車本体の繋ぎが軋みをあげる。
あと二回……いや後一回同じ攻撃を喰らえば馬車前面は倒れるだろうな。
面白い。ここまで進めて来たことに敬意を表そう。
敬意を持って……
私はニヤリと口角が上がる。
――滅ぼしてやろう。
「プロコピウス! 猫耳族よ。作戦を実施する。頼んだぞ」
私はプロコピウスに指令を下すと、馬車内部を担当する指揮官に動くよう指示を行い、モンジュー殿にも遠距離会話のオパールで作戦実施を告げる。
蹂躙の開始だ。とくと見よ。ベリサリウスの戦争芸術を。
オークが一斉に馬車の上へ登ると、人半分くらいのサイズがあるギリシャ火の入ったツボをあらん限りの力を持って敵軍に投げ入れる。
オーク。彼らの膂力は人間とは比較にならない。あれ程の巨大なツボをあそこまで放り込むことが出来るのだ。
聖王国は知らないだろう。オークの膂力を。
そこへ聖王国軍の隙を作るべく、馬車の中から火矢が放たれる。
行け! プロコピウス!
ミネルバに騎乗したプロコピウスを中心に飛竜隊が飛び上がり、加速する。
飛竜それぞれから長いロープが垂れ下がっており、猫耳族がそこへしがみついている。
分かるか? 猫耳族の軽業師を軽く凌駕する身軽さを。
飛竜に引っ張られた猫耳族達は縦横無尽にギリシャ火を直接聖王国軍に振りかける。
そのまま聖王国軍の後ろへ回った猫耳族は、全てのギリシャ火をそこへ振りまくと一斉に火を放つ。
では行くぞ。聖王国軍よ!
私達は馬車を乗り越え、聖王国軍に襲いかかる!
呼応するように馬車の端で控えていた左右の兵も聖王国軍へ弓を放ってから突撃し、炎を巻かれる聖王国軍を押し込んで行く。
左右の兵は聖王国軍の両翼を取り囲もうと動き、中央の私が率いる兵は彼らをひたすら押し込む。
後方は炎だが、逃げ場のなくなった聖王国軍が活路を開こうと一部兵が炎を抜けようとする。
そこへモンジュー殿の騎兵隊が襲いかかり、敵兵を炎の中へ押しもどす。モンジュー殿は巧みに騎兵隊を操り、敵兵を倒すのではなく、押しもどすことに注力することで、少ない兵ながら炎の壁から抜けてくる兵に対応している。
モンジュー殿に協力するのがプロコピウス率いる飛竜隊だ。
彼らも急降下し、飛竜が炎を吐き兵を押しもどす。
気がついているか? プロコピウス。いやお前ならば気がついているだろう。
敵兵には抜け道があるということを。私がそこへ敵将を誘導しようとしていることを。
伝えずともよい。プロコピウスならば必ずそこへ向かう。
この度の戦、お前が決めてこい。それがせめてもの私からの礼だ。
私は気合を入れるために咆哮し、敵兵へとさらに斬りかかる。
「このまま押し込め!」
私の声に兵は応じ、各々雄叫びをあげ敵兵に向かって行く。
寡兵であるが故、一時的な混乱から聖王国軍が立ち直ればこちらの被害が増えてくるだろう。しかし、そうなる前にこの戦いに決着がつく。彼らに待っているのはさらなる混乱だけだ。
私が飛竜の様子に目をやると、ミネルバが地に降り立つ。さすがプロコピウスだ。空から一方的に倒してしまうのではなく、相手に敗北感を味あわせるために白黒つけようというのだな。
「皆の者! もう少しだ! 気合を入れよ!」
私は声を張り上げる。任せたぞ、プロコピウスよ。
――我が友よ。
※このお話は異世界ローマで一番好きなエピソードです。
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