39 / 59
第39話 あら、そんなところに
しおりを挟む
ゴロンゴロンと転がって、何かにぶつかりドシンと音がした。どうやら、椅子を倒してしまったようだ。
「すまん、椅子を壊してしまったかも」
「無事脱出できたから良し、ですよ!」
なんだか俺のようなセリフだな、と思いクスリときた。
アーニーのゲートの扉は彼女の家に繋がっていて、ハジ父子の姿も見える。ふう、危機一髪だったよ。
彼女は一人暮らしの家なのでそう広くはないが、転がって即壁に体をぶつけるほどではない。といっても、走り回れるってほどじゃあないのだけどね。
「危なそうなら逃げちゃってくれてよかったんだよ」
「まだいける、と思ったんですよ。既にてんちょおの扉が出てましたから」
「タイミング的に俺たちを助けてくれようとしたんだな、ありがとう、アーニー」
「えへへー」
ありがとう、の意味を込めて彼女の頭をわしゃわしゃする。対する彼女は気持ちよさそうに目を細めていた。彼女は犬猫と同じように撫でられるのが大好きなのだ。現代社会だとセクハラになるから人間相手にやってはいけないぞ。彼女だからよいのだということを忘れてはならない。もっとも、俺が撫でてみたいのはその尻尾なのだけどね。彼女の機嫌がいい時にお願いしてみようっと。
「店長さん、アーニーさん、ありがとうございました!」
ハジの父親が深々と頭を下げ、息子も彼に倣う。
「船まで含めて脱出できなくてすいません」
一方で俺はあの後バラバラになってしまったであろう砂上船を思い謝罪する。
すると、ハジの父親は「いえいえ!」と大きな声で否定し、握手を求めてきた。
「私がこうして無事陸に帰ってこれたことは奇跡です! 船はまた用意すればよいだけのこと、本当にありがとうございました!」
「兄ちゃん、姉ちゃん、ありがとう。父ちゃんとまた会えたよ!」
父親の差し出された手を握りしめ、もう一方の手でハジの頭を撫でる。その後、三人で抱擁し、健闘を称え? 違うな、まあ、感動のスクラムを組んだ。俺たちにアーニーが加わろうと勢いよく飛び込んできたら、将棋倒しになってしまう。これもまたお約束ってやつかもしれない。
「サンドシティまで送ります。ここはサンドシティから遠く離れていますので」
「じゃあ、わたしがゲート出します!」
砂上船を失った彼らは立て直すために結構な苦労となることだろう。だが、彼らに悲壮感は微塵たりともなかった。見送る俺たちを背に力強く踏み出していく彼らにちょっとばかし胸が熱くなる。
「ふう、まあ、砂海釣りが楽しめたから良かったな!」
「よくありません! もう一回、砂海へ行きましょう!」
えー、釣り場は他にもたくさんあるじゃないか。大顎にしばらく会いたくないんだけど。
どうしたもんかと腕を組んだところにアーニーから聞きたくないセリフが飛び出した。
「船ごと置いてきたので、せっかく集めたイモムシさんまでいなくなっちゃったんですよ!」
「カルデラ湖とかダンジョン湖水とかにしよう、そうしよう」
「もうー」
両手を握りしめてぷんすかするアーニーの不満顔になんて絆されないからな!
グッバイいもむし、フォーエバー。
心の中でイモムシへのお別れの挨拶を済ませる俺であった。
「そうだー、てんちょお、砂イルカさんとハジくんの船へゲートで移動してみましょうよー」
知らん、知らんぞ。聞こえなーい。
「ほら、ゲートの扉が出ましたよ!」
ぐいぐいと袖を引っ張られるも、テコでも動かぬ。動かないぞ。ん、待てよ。
そういえばと思い出し、考えに気を取られ体から力を抜くと、アーニーに覆いかぶさるようにして倒れ込んでしまった。
ぐいぐい引っ張っていたところ、急に力を抜いたから仕方ない。
先に立ち上がって彼女を引っ張り上げ、ごめんと右手をあげる。
「ハジの砂上船に行くよりおもしろそうなところがあることを思い出したんだよ」
「へー、どんなところなんですか?」
「大顎に飲み込まれた先でゲートの登録をしてきたんだ」
「おもしろそうです! どんなところだったんですか!?」
見た方が早いと、手首を回し魔法陣を出現させ、ゲートの魔法を唱えた。
「あ、待って、先にホームに戻りたい」
「ペットも連れていくんですね」
「うん、さっきフクロウを……あ、フクロウを置いてきたままだった!」
「それは大変です!」
はやる気持ちをおさえ、まずはフクロウとどこではぐれてしまったのか思い出してみよう。
ゲートで移動するのは簡単だが、フクロウは置物じゃないから動く。飛ぶこともできるから移動を始めると数キロ先にいるってこともありうる。
なので、なるべく一発でフクロウとはぐれた場所へ行きたいのだ。
大顎に飲み込まれた先の岩場にフクロウを連れてきた。そんで、ハジの父親と共に扉をくぐってハジの砂上船へ移動しただろ。
その時、フクロウは俺の肩にとまっていた。ハジの砂上船では大顎が体当たりしてこようとしており、一刻の猶予もなく、ほうほうの体でアーニーの出したゲートの扉に転がり込んだよな。
その時、フクロウはどこにいた?
「アーニーの家に戻ろう」
「はいー。ゲートを出します!」
さてさて、アーニーの家に再び戻ってきたぞ。
俺の予想が正しければ、きっと彼女の家の中にフクロウがいる。
「あ、あんなところに!」
「おお」
梁の上にちょこんと座って目をつぶっているフクロウを発見した。おいて行かれてふてくされていたのか、俺が思うより大物でいずれ俺が来るだろうと寝ていたのかはフクロウのみぞ知る。
「フクロウごめん、行こう」
フクロウへ呼びかけるとお目目をパチリと開けて、俺の腕に着地した。
「フクロウさんなら暗いところでも平気ですね!」
「そうなんだ。行先は真っ暗の岩場でさ。ナイトサイトを使わないとまるで見えないくらいだよ」
「真っ暗闇ですか。ダンジョンの中じゃないのかもです」
「だなあ、ダンジョンは何故かぼんやりと明るいし」
真っ暗闇のダンジョンもあるにはあるけど、ナイトサイトが必要ないダンジョンの方が多いのだ。
「すまん、椅子を壊してしまったかも」
「無事脱出できたから良し、ですよ!」
なんだか俺のようなセリフだな、と思いクスリときた。
アーニーのゲートの扉は彼女の家に繋がっていて、ハジ父子の姿も見える。ふう、危機一髪だったよ。
彼女は一人暮らしの家なのでそう広くはないが、転がって即壁に体をぶつけるほどではない。といっても、走り回れるってほどじゃあないのだけどね。
「危なそうなら逃げちゃってくれてよかったんだよ」
「まだいける、と思ったんですよ。既にてんちょおの扉が出てましたから」
「タイミング的に俺たちを助けてくれようとしたんだな、ありがとう、アーニー」
「えへへー」
ありがとう、の意味を込めて彼女の頭をわしゃわしゃする。対する彼女は気持ちよさそうに目を細めていた。彼女は犬猫と同じように撫でられるのが大好きなのだ。現代社会だとセクハラになるから人間相手にやってはいけないぞ。彼女だからよいのだということを忘れてはならない。もっとも、俺が撫でてみたいのはその尻尾なのだけどね。彼女の機嫌がいい時にお願いしてみようっと。
「店長さん、アーニーさん、ありがとうございました!」
ハジの父親が深々と頭を下げ、息子も彼に倣う。
「船まで含めて脱出できなくてすいません」
一方で俺はあの後バラバラになってしまったであろう砂上船を思い謝罪する。
すると、ハジの父親は「いえいえ!」と大きな声で否定し、握手を求めてきた。
「私がこうして無事陸に帰ってこれたことは奇跡です! 船はまた用意すればよいだけのこと、本当にありがとうございました!」
「兄ちゃん、姉ちゃん、ありがとう。父ちゃんとまた会えたよ!」
父親の差し出された手を握りしめ、もう一方の手でハジの頭を撫でる。その後、三人で抱擁し、健闘を称え? 違うな、まあ、感動のスクラムを組んだ。俺たちにアーニーが加わろうと勢いよく飛び込んできたら、将棋倒しになってしまう。これもまたお約束ってやつかもしれない。
「サンドシティまで送ります。ここはサンドシティから遠く離れていますので」
「じゃあ、わたしがゲート出します!」
砂上船を失った彼らは立て直すために結構な苦労となることだろう。だが、彼らに悲壮感は微塵たりともなかった。見送る俺たちを背に力強く踏み出していく彼らにちょっとばかし胸が熱くなる。
「ふう、まあ、砂海釣りが楽しめたから良かったな!」
「よくありません! もう一回、砂海へ行きましょう!」
えー、釣り場は他にもたくさんあるじゃないか。大顎にしばらく会いたくないんだけど。
どうしたもんかと腕を組んだところにアーニーから聞きたくないセリフが飛び出した。
「船ごと置いてきたので、せっかく集めたイモムシさんまでいなくなっちゃったんですよ!」
「カルデラ湖とかダンジョン湖水とかにしよう、そうしよう」
「もうー」
両手を握りしめてぷんすかするアーニーの不満顔になんて絆されないからな!
グッバイいもむし、フォーエバー。
心の中でイモムシへのお別れの挨拶を済ませる俺であった。
「そうだー、てんちょお、砂イルカさんとハジくんの船へゲートで移動してみましょうよー」
知らん、知らんぞ。聞こえなーい。
「ほら、ゲートの扉が出ましたよ!」
ぐいぐいと袖を引っ張られるも、テコでも動かぬ。動かないぞ。ん、待てよ。
そういえばと思い出し、考えに気を取られ体から力を抜くと、アーニーに覆いかぶさるようにして倒れ込んでしまった。
ぐいぐい引っ張っていたところ、急に力を抜いたから仕方ない。
先に立ち上がって彼女を引っ張り上げ、ごめんと右手をあげる。
「ハジの砂上船に行くよりおもしろそうなところがあることを思い出したんだよ」
「へー、どんなところなんですか?」
「大顎に飲み込まれた先でゲートの登録をしてきたんだ」
「おもしろそうです! どんなところだったんですか!?」
見た方が早いと、手首を回し魔法陣を出現させ、ゲートの魔法を唱えた。
「あ、待って、先にホームに戻りたい」
「ペットも連れていくんですね」
「うん、さっきフクロウを……あ、フクロウを置いてきたままだった!」
「それは大変です!」
はやる気持ちをおさえ、まずはフクロウとどこではぐれてしまったのか思い出してみよう。
ゲートで移動するのは簡単だが、フクロウは置物じゃないから動く。飛ぶこともできるから移動を始めると数キロ先にいるってこともありうる。
なので、なるべく一発でフクロウとはぐれた場所へ行きたいのだ。
大顎に飲み込まれた先の岩場にフクロウを連れてきた。そんで、ハジの父親と共に扉をくぐってハジの砂上船へ移動しただろ。
その時、フクロウは俺の肩にとまっていた。ハジの砂上船では大顎が体当たりしてこようとしており、一刻の猶予もなく、ほうほうの体でアーニーの出したゲートの扉に転がり込んだよな。
その時、フクロウはどこにいた?
「アーニーの家に戻ろう」
「はいー。ゲートを出します!」
さてさて、アーニーの家に再び戻ってきたぞ。
俺の予想が正しければ、きっと彼女の家の中にフクロウがいる。
「あ、あんなところに!」
「おお」
梁の上にちょこんと座って目をつぶっているフクロウを発見した。おいて行かれてふてくされていたのか、俺が思うより大物でいずれ俺が来るだろうと寝ていたのかはフクロウのみぞ知る。
「フクロウごめん、行こう」
フクロウへ呼びかけるとお目目をパチリと開けて、俺の腕に着地した。
「フクロウさんなら暗いところでも平気ですね!」
「そうなんだ。行先は真っ暗の岩場でさ。ナイトサイトを使わないとまるで見えないくらいだよ」
「真っ暗闇ですか。ダンジョンの中じゃないのかもです」
「だなあ、ダンジョンは何故かぼんやりと明るいし」
真っ暗闇のダンジョンもあるにはあるけど、ナイトサイトが必要ないダンジョンの方が多いのだ。
32
あなたにおすすめの小説
スマホアプリで衣食住確保の異世界スローライフ 〜面倒なことは避けたいのに怖いものなしのスライムと弱気なドラゴンと一緒だとそうもいかず〜
もーりんもも
ファンタジー
命より大事なスマホを拾おうとして命を落とした俺、武田義経。
ああ死んだと思った瞬間、俺はスマホの神様に祈った。スマホのために命を落としたんだから、お慈悲を!
目を開けると、俺は異世界に救世主として召喚されていた。それなのに俺のステータスは平均よりやや上といった程度。
スキル欄には見覚えのある虫眼鏡アイコンが。だが異世界人にはただの丸印に見えたらしい。
何やら漂う失望感。結局、救世主ではなく、ただの用無しと認定され、宮殿の使用人という身分に。
やれやれ。スキル欄の虫眼鏡をタップすると検索バーが出た。
「ご飯」と検索すると、見慣れたアプリがずらずらと! アプリがダウンロードできるんだ!
ヤバくない? 不便な異世界だけど、楽してダラダラ生きていこう――そう思っていた矢先、命を狙われ国を出ることに。
ひょんなことから知り合った老婆のお陰でなんとか逃げ出したけど、気がつけば、いつの間にかスライムやらドラゴンやらに囲まれて、どんどん不本意な方向へ……。
2025/04/04-06 HOTランキング1位をいただきました! 応援ありがとうございます!
駆け落ち男女の気ままな異世界スローライフ
壬黎ハルキ
ファンタジー
それは、少年が高校を卒業した直後のことだった。
幼なじみでお嬢様な少女から、夕暮れの公園のど真ん中で叫ばれた。
「知らない御曹司と結婚するなんて絶対イヤ! このまま世界の果てまで逃げたいわ!」
泣きじゃくる彼女に、彼は言った。
「俺、これから異世界に移住するんだけど、良かったら一緒に来る?」
「行くわ! ついでに私の全部をアンタにあげる! 一生大事にしなさいよね!」
そんな感じで駆け落ちした二人が、異世界でのんびりと暮らしていく物語。
※2019年10月、完結しました。
※小説家になろう、カクヨムにも公開しています。
過労死した俺、異世界で最強農業チートに目覚める。神農具で荒野を楽園に変えたら、エルフや獣人が集まって最高の国ができました
黒崎隼人
ファンタジー
「君、死んじゃったから、異世界で国、作らない?」
ブラック企業で過労死した俺、相川大地。
女神様から授かったのは、一振りで大地を耕し、一瞬で作物を育てる**最強の『神農具』**だった!?
右も左もわからない荒野でのサバイバル。
だけど、腹ペコのエルフ美少女を助け、頼れるドワーフ、元気な猫耳娘、モフモフ神狼が仲間になって、開拓生活は一気に賑やかに!
美味しいご飯とチート農具で、荒野はあっという間に**「奇跡の村」**へ。
これは、ただの農民志望だった俺が、最高の仲間たちと世界を救い、種族の壁を越えた理想の国『アグリトピア』を築き上げる物語。
農業は、世界を救う! さあ、今日も元気に、畑、耕しますか!
異世界に飛ばされた人見知りの僕は、影が薄かったから趣味に走る事にしました!
まったりー
ファンタジー
主人公は、人見知りな占いが大好きな男の子。
そんな主人公は、いるのか分からない程の影の薄さで、そんなクラスが異世界に召喚されてしまいます。
生徒たちは、ステータスの確認を進められますが、主人公はいるとは思われず取り残され、それならばと外に1人で出て行き、主人公の異世界生活が始まります。
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
子育てスキルで異世界生活 ~かわいい子供たち(人外含む)と楽しく暮らしてます~
九頭七尾
ファンタジー
子供を庇って死んだアラサー女子の私、新川沙織。
女神様が異世界に転生させてくれるというので、ダメもとで願ってみた。
「働かないで毎日毎日ただただ可愛い子供と遊んでのんびり暮らしたい」
「その願い叶えて差し上げましょう!」
「えっ、いいの?」
転生特典として与えられたのは〈子育て〉スキル。それは子供がどんどん集まってきて、どんどん私に懐き、どんどん成長していくというもので――。
「いやいやさすがに育ち過ぎでしょ!?」
思ってたよりちょっと性能がぶっ壊れてるけど、お陰で楽しく暮らしてます。
追放された最強賢者は悠々自適に暮らしたい
桐山じゃろ
ファンタジー
魔王討伐を成し遂げた魔法使いのエレルは、勇者たちに裏切られて暗殺されかけるも、さくっと逃げおおせる。魔法レベル1のエレルだが、その魔法と魔力は単独で魔王を倒せるほど強力なものだったのだ。幼い頃には親に売られ、どこへ行っても「貧民出身」「魔法レベル1」と虐げられてきたエレルは、人間という生き物に嫌気が差した。「もう人間と関わるのは面倒だ」。森で一人でひっそり暮らそうとしたエレルだったが、成り行きで狐に絆され姫を助け、更には快適な生活のために行ったことが切っ掛けで、その他色々が勝手に集まってくる。その上、国がエレルのことを探し出そうとしている。果たしてエレルは思い描いた悠々自適な生活を手に入れることができるのか。※小説家になろう、カクヨムでも掲載しています
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる