【R18】広島弁の野村さんとお隣の私の話

井笠令子

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【SS06】夢の中-後編

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 そう頑張っていたはずなのに、いつの間にかウトウトと目を閉じてしまっていたらしい。
 気づくとダブルベッドの中央に寝ころんでいた。そしてそんな私を見下ろす野村さん。

『野村さんすみません。まだ終わってないので続きをやります』
 起き上がろうとする私の肩を野村さんはトンっと押して腰のあたりに跨った。

『もう終わりました。それよりも今日のお詫びをしてもらいましょうか。お仕置きですね、結菜』

 野村さんは私の着ている安いビジネスホテルのペラペラの寝間着の上から、つつーっと指を這わせた。

『ほかの人と泊まってもこんな格好で寝るつもりでしたか?』
 え?何。なんか、敬語の野村さんが新鮮すぎる。敬語萌えの素質あったのかな私。

『そんなに期待された目で見られるとお仕置きにならないんですけど』
 そう言いながら、寝間着の上からやさしく胸を中央に寄せるように揺らされる。

『今夜は胸だけでイきましょうね』

『っふぁぁ……ん』

 ゆっくりとマッサージをするように脇から強弱をつけながら揉まれているとどんどんエッチな気分が高まってきた。
 だけど、一番感じる頂には触れないまま、ただひたすらゆっくりと全体を掌で包み込まれる。
 時折、指がふわっと乳首に触れそうになるけれど、触ってくれない。

『っ……んんっんんっ』

『どうしたんですか?安部さん。お疲れの貴方にマッサージしてるだけですけど』

 もじもじと膝を動かしても野村さんはびくともせず、乳輪の縁を指で丁寧になぞっているだけだ。

『野村さん、キスしたい。キスしよう』

「ええで」

 乾いた唇が私に触れるとすぐさま私の口内にたまっていた唾液を舌ごとすすられる。
 同時に乳首をピンっとはじかれると私の体が魚のように跳ねた。

「あっ……はぁんっ」

 その刺激で瞬く間に私の脳内は覚醒した。夢のはずなのにめっちゃリアル。
 薄く目を開けるとスーツ姿の野村さんが私を見下ろしていた。
 野村さんは出張中だよね?あれ?ここは私の部屋?
 これは、夢?現実?

「野村さん?」

「ただいま。寝とるときもエロいのぉ、安部さんは。どんな夢みようたん?ワシ以外の夢じゃなかろうのぉ」
 野村さんは自身の唇の端を舐めるとネクタイに手をかけ引き抜いた。


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※安部さんのマンガからの夢設定なので、実際の野村の役職は課長ではないです※
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