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第2章 悪徳の魔女アルシナと海魔オルク
8 悪徳の魔女アルシナ
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「痛っ……」
司藤アイは、ふと左の肩口に鈍い痛みを感じた。
先刻のホブゴブリンの女王と戦いで、彼女の攻撃を全て躱し切ったつもりだったが、完璧には行かなかったようだ。剣を振るうのに支障はない程度だが、軽い打撲を受けてしまった。
(まだまだ、ブラダマンテの肉体に慣れ切ってはいない、か……
ここ何週間か、必死で頑張ったつもりだったけど……まだまだ修練が足りないって事かな)
わずか数週間の鍛錬で、ホブゴブリンの集団と大立ち回りをしたり、巨人の如き怪女の連撃をことごとくいなした挙句勝利するなど……常識で考えれば有り得ないチートなのだが。
アイは満足できなかった。もっと強くならなければ、と感じた。
物語のハッピーエンドを迎え、この世界から無事に脱出するために。
ブラダマンテが吊り橋を渡り切ると、金剛石の輝きを放つ都がはっきりと全貌を表し……そこから二人の白馬に乗った美女がやって来るのが見えた。
彼女らは都の輝きに負けず劣らず、白絹の美しいドレスを纏っていた。
白馬も額より螺旋状の角を生やしており、乙女にしかその背を預けぬという一角獣である事が分かった。
二人の美女は、微笑みを浮かべてブラダマンテを歓迎した。
「おお、気高くも勇壮なる騎士様! かの邪悪にして貪欲なエリフィラを退治して下さるとは!」
「私たちも、我が主アルシナ様も、あの大女の暴れぶりに悩まされていたのです。心より御礼申し上げます!」
アイは、彼女らの言い分が即座に嘘であると見抜いた。
その証拠に、彼女が密かに右の中指に嵌めていた金の指輪が、微かな熱を帯びている。
かつて美姫アンジェリカの所有していた、いかなる魔術をも無効化する指輪の力が、ブラダマンテを誑かそうとする邪な魔力を察知し、遮断していた。
(指輪の力が無くても、この女性たちが嘘つきだって分かるけどね。
だって吊り橋から都までの間に、狼や妖魔たちの足跡がひとつも無いもの。
あいつらはアルシナの都に侵入しようとする輩を、ふるいに掛けるための戦力。だからアルシナとグルなのは間違いない)
アンジェリカの魔法の指輪が優れているのは、ただ術を無効化するだけではない点だ。
自分にかけられている魔術がどのような類のモノか分析できるし、所有者が望むならば、かかったフリをして影響を受けずにいる事も、かけられた魔術そのものを打ち消す事も思いのまま。なかなかに融通の利くチートアイテムである。
今ブラダマンテにかけられているのは、魅了の魔術だ。
しかも術者は目の前にいる美女二人ではない。もっと遠く、輝きの都の中心部分から、魔力の発生源を感じる。すなわち、悪徳の魔女アルシナ。
ここまで距離があっても影響を及ぼすとは、恐るべき力の持ち主である。
「ささ、勇敢なる騎士様。我らが都にて、歓待の準備が整っておりますわ」
「アルシナ様の心尽くし、どうか心ゆくまでご堪能下さいませ」
ブラダマンテが魅了の術中にないと知る由もなく、二人は満面の笑みを浮かべて手招きする。
指輪を身に着けている限り魅了の影響はない。まずは誘いに乗ったフリをして、街の構造を把握する必要がある。ロジェロが囚われている場所や、奪われているであろう装備品を貯め込んだ宝物庫の位置。それに幻獣ヒポグリフの繋がれている厩も探さねばならない。
女騎士は兜を被ったまま、無言でコクリと頷いた。この際、性別も黙っていた方がいいだろうと判断したためだ。
**********
目映いばかりの光を放つ、豪華絢爛な都の中。
ブラダマンテは、ユニコーンに乗った美女二人を伴って、非現実的な街並みの中へと入った。
陽気さと贅沢に溢れ、街の人々は飽きる事も物足りなくなる事もなく、時が経つという概念さえ存在しないかに思えた。
促されるまま豪奢なテーブルの席に着くと、たちまち円琴と竪琴による心地良い音色が辺りに満ち溢れ、それに合わせ美声の歌い手たちが朗々と愛や美を賞賛する詩の数々を謳い上げる。
続々と並べられる、王族ですら口にできぬであろう贅を尽くした料理。肉類・魚介類・果物・野菜・そして酒。世界各地から取り寄せたと思しき山海の珍味が卓上に勢揃いし、何とも食欲をそそる香りを立ち上らせていた。
(うっわー……確かにすっごいわね、コレ。
日本でこれだけのモノ揃えようとしたら、お金いくらかかるんだろう?
魔法にかかってなくても、思わず夢中になっちゃいそうだわ……)
平凡な女子高生である司藤アイにとって、魔女アルシナの歓待は下手をすれば、現実世界でも一生お目にかかれるモノではないかも知れなかった。
こんな時にも魔法の指輪が彼女の助けになった。贅を尽くした料理の品々は狡猾に調理されており、食べ物によって魅了の魔力の度合いが微妙に異なっていた。
いかな指輪の力があっても、直接口に入れれば影響を及ぼしかねない魔力の濃さを宿す料理もあった。アイは指輪の示す熱の度合いによって、ある程度は食べても安全なモノと、一口でも喉に通したら術中に落ちる危険な食物とを区別し、後者を慎重に避けつつ食事を進めた。
「……うー。ところでこの黒い粒々みたいな料理は何?」
「アンタカイオスの卵の塩漬けにございます」
アイの質問に対し、執事らしき人物が答えたものの、何の事かよく分からない。
指輪は強い反応を示している。これを食しては駄目だと直感に訴えてくる。
ииииииииии
「ねえ下田! 下田ってば!」
『ファッ!?』
アイは早速、現実世界の下田教授に念話を送っていた。
「ファッ!? じゃないわよ。ちょっと教えて!
アンタカイオスって何?」
『アンタカイオスぅ?……ああ、チョウザメの事だ。
世界三大珍味で、キャビアってあるだろう? アレはチョウザメの卵なんだよ。
現代においても塩加減が難しく、三週間程度しか保存の利かない高級食材だな』
「……いい、分かったわ。ありがとう下田……
ああ、何てこと。知らなきゃよかったッ……!」
『お、おい。アイ君? 一体何があったんだ――』
念話は途絶えた。
便利屋扱いされている気がして、下田はちょっと落ち込んだ。
ииииииииии
ブラダマンテは兜だけを脱ぎ、食事や音楽に興じていた。
少々不自然ではあるが、まだ髪の長い美男子という事で誤魔化せているようだ。
「――我が都の歓待。お気に召していただけたかしら?」
不意に透き通った、心を蕩かすような美しい声が響き――その場にいた美男美女たちが、一斉に声の主に跪いた。
アイが目を向けた先に、一際輝かんばかりの美貌を備えた、紫色の装束を纏った女神の如き人物が微笑んでいた。
「あなたが……?」
「はい。この都の主――アルシナと申します」
これが、悪徳の魔女と噂されるアルシナ。
髪の毛・声・目鼻立ち・立ち居振る舞い。ありとあらゆる何もかもが、この世のものとは思えぬ魅惑の光を放っている。
魅了の影響下になくとも、外の世界で見聞きした悪行の噂など根も葉もない誹謗中傷に過ぎないと思える。それほど、彼女の外見は美しく輝きに満ちていた。
ブラダマンテも同じ女性であるにも関わらず、アルシナの放つ妖艶な色気に当てられ、一瞬ではあるが意識がぼうっと惚けたのを感じた。
「勇敢なる騎士様。このアルシナについて、外でいかなる話を伺いました?」
「……貴女は、悪徳の魔女。道行く旅人や騎士を、輝く都に誘い入れ、虜にしては――飽きたら、木や獣に変えてしまう。恐ろしい存在」
「そのような噂を、鵜呑みになさるのですか?
妾はただ、この都を訪れた方に、永劫の快楽と安寧を施しているだけですのに」
「……ロジェロも都に入り、囚われの身になったと聞いている」
「あらあら、ロジェロ様のお知り合い? 彼も楽しくやっていますよ。
何ならお引き合わせしましょうか。彼の口から、妾に悪意などないと聞けば疑念も晴れましょう。
そうなれば、何の気兼ねもなく、こちらでずっとお楽しみいただける筈ですわ」
「…………」
ブラダマンテは押し黙った。アルシナから発せられる魅了の魔力が強まったのを、指輪を通じて感じ取ったからだ。
彼女の言葉は説得の体を為していない。それもその筈、魔術を通してまやかしの信頼を植え付けてしまえば、後はどうとでも言い包められるからだろう。
魔術が通じていない事を悟られてはならない。
アイは魅了にかかったフリをしつつ、辛抱強くチャンスを待つ事にした。
司藤アイは、ふと左の肩口に鈍い痛みを感じた。
先刻のホブゴブリンの女王と戦いで、彼女の攻撃を全て躱し切ったつもりだったが、完璧には行かなかったようだ。剣を振るうのに支障はない程度だが、軽い打撲を受けてしまった。
(まだまだ、ブラダマンテの肉体に慣れ切ってはいない、か……
ここ何週間か、必死で頑張ったつもりだったけど……まだまだ修練が足りないって事かな)
わずか数週間の鍛錬で、ホブゴブリンの集団と大立ち回りをしたり、巨人の如き怪女の連撃をことごとくいなした挙句勝利するなど……常識で考えれば有り得ないチートなのだが。
アイは満足できなかった。もっと強くならなければ、と感じた。
物語のハッピーエンドを迎え、この世界から無事に脱出するために。
ブラダマンテが吊り橋を渡り切ると、金剛石の輝きを放つ都がはっきりと全貌を表し……そこから二人の白馬に乗った美女がやって来るのが見えた。
彼女らは都の輝きに負けず劣らず、白絹の美しいドレスを纏っていた。
白馬も額より螺旋状の角を生やしており、乙女にしかその背を預けぬという一角獣である事が分かった。
二人の美女は、微笑みを浮かべてブラダマンテを歓迎した。
「おお、気高くも勇壮なる騎士様! かの邪悪にして貪欲なエリフィラを退治して下さるとは!」
「私たちも、我が主アルシナ様も、あの大女の暴れぶりに悩まされていたのです。心より御礼申し上げます!」
アイは、彼女らの言い分が即座に嘘であると見抜いた。
その証拠に、彼女が密かに右の中指に嵌めていた金の指輪が、微かな熱を帯びている。
かつて美姫アンジェリカの所有していた、いかなる魔術をも無効化する指輪の力が、ブラダマンテを誑かそうとする邪な魔力を察知し、遮断していた。
(指輪の力が無くても、この女性たちが嘘つきだって分かるけどね。
だって吊り橋から都までの間に、狼や妖魔たちの足跡がひとつも無いもの。
あいつらはアルシナの都に侵入しようとする輩を、ふるいに掛けるための戦力。だからアルシナとグルなのは間違いない)
アンジェリカの魔法の指輪が優れているのは、ただ術を無効化するだけではない点だ。
自分にかけられている魔術がどのような類のモノか分析できるし、所有者が望むならば、かかったフリをして影響を受けずにいる事も、かけられた魔術そのものを打ち消す事も思いのまま。なかなかに融通の利くチートアイテムである。
今ブラダマンテにかけられているのは、魅了の魔術だ。
しかも術者は目の前にいる美女二人ではない。もっと遠く、輝きの都の中心部分から、魔力の発生源を感じる。すなわち、悪徳の魔女アルシナ。
ここまで距離があっても影響を及ぼすとは、恐るべき力の持ち主である。
「ささ、勇敢なる騎士様。我らが都にて、歓待の準備が整っておりますわ」
「アルシナ様の心尽くし、どうか心ゆくまでご堪能下さいませ」
ブラダマンテが魅了の術中にないと知る由もなく、二人は満面の笑みを浮かべて手招きする。
指輪を身に着けている限り魅了の影響はない。まずは誘いに乗ったフリをして、街の構造を把握する必要がある。ロジェロが囚われている場所や、奪われているであろう装備品を貯め込んだ宝物庫の位置。それに幻獣ヒポグリフの繋がれている厩も探さねばならない。
女騎士は兜を被ったまま、無言でコクリと頷いた。この際、性別も黙っていた方がいいだろうと判断したためだ。
**********
目映いばかりの光を放つ、豪華絢爛な都の中。
ブラダマンテは、ユニコーンに乗った美女二人を伴って、非現実的な街並みの中へと入った。
陽気さと贅沢に溢れ、街の人々は飽きる事も物足りなくなる事もなく、時が経つという概念さえ存在しないかに思えた。
促されるまま豪奢なテーブルの席に着くと、たちまち円琴と竪琴による心地良い音色が辺りに満ち溢れ、それに合わせ美声の歌い手たちが朗々と愛や美を賞賛する詩の数々を謳い上げる。
続々と並べられる、王族ですら口にできぬであろう贅を尽くした料理。肉類・魚介類・果物・野菜・そして酒。世界各地から取り寄せたと思しき山海の珍味が卓上に勢揃いし、何とも食欲をそそる香りを立ち上らせていた。
(うっわー……確かにすっごいわね、コレ。
日本でこれだけのモノ揃えようとしたら、お金いくらかかるんだろう?
魔法にかかってなくても、思わず夢中になっちゃいそうだわ……)
平凡な女子高生である司藤アイにとって、魔女アルシナの歓待は下手をすれば、現実世界でも一生お目にかかれるモノではないかも知れなかった。
こんな時にも魔法の指輪が彼女の助けになった。贅を尽くした料理の品々は狡猾に調理されており、食べ物によって魅了の魔力の度合いが微妙に異なっていた。
いかな指輪の力があっても、直接口に入れれば影響を及ぼしかねない魔力の濃さを宿す料理もあった。アイは指輪の示す熱の度合いによって、ある程度は食べても安全なモノと、一口でも喉に通したら術中に落ちる危険な食物とを区別し、後者を慎重に避けつつ食事を進めた。
「……うー。ところでこの黒い粒々みたいな料理は何?」
「アンタカイオスの卵の塩漬けにございます」
アイの質問に対し、執事らしき人物が答えたものの、何の事かよく分からない。
指輪は強い反応を示している。これを食しては駄目だと直感に訴えてくる。
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「ねえ下田! 下田ってば!」
『ファッ!?』
アイは早速、現実世界の下田教授に念話を送っていた。
「ファッ!? じゃないわよ。ちょっと教えて!
アンタカイオスって何?」
『アンタカイオスぅ?……ああ、チョウザメの事だ。
世界三大珍味で、キャビアってあるだろう? アレはチョウザメの卵なんだよ。
現代においても塩加減が難しく、三週間程度しか保存の利かない高級食材だな』
「……いい、分かったわ。ありがとう下田……
ああ、何てこと。知らなきゃよかったッ……!」
『お、おい。アイ君? 一体何があったんだ――』
念話は途絶えた。
便利屋扱いされている気がして、下田はちょっと落ち込んだ。
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ブラダマンテは兜だけを脱ぎ、食事や音楽に興じていた。
少々不自然ではあるが、まだ髪の長い美男子という事で誤魔化せているようだ。
「――我が都の歓待。お気に召していただけたかしら?」
不意に透き通った、心を蕩かすような美しい声が響き――その場にいた美男美女たちが、一斉に声の主に跪いた。
アイが目を向けた先に、一際輝かんばかりの美貌を備えた、紫色の装束を纏った女神の如き人物が微笑んでいた。
「あなたが……?」
「はい。この都の主――アルシナと申します」
これが、悪徳の魔女と噂されるアルシナ。
髪の毛・声・目鼻立ち・立ち居振る舞い。ありとあらゆる何もかもが、この世のものとは思えぬ魅惑の光を放っている。
魅了の影響下になくとも、外の世界で見聞きした悪行の噂など根も葉もない誹謗中傷に過ぎないと思える。それほど、彼女の外見は美しく輝きに満ちていた。
ブラダマンテも同じ女性であるにも関わらず、アルシナの放つ妖艶な色気に当てられ、一瞬ではあるが意識がぼうっと惚けたのを感じた。
「勇敢なる騎士様。このアルシナについて、外でいかなる話を伺いました?」
「……貴女は、悪徳の魔女。道行く旅人や騎士を、輝く都に誘い入れ、虜にしては――飽きたら、木や獣に変えてしまう。恐ろしい存在」
「そのような噂を、鵜呑みになさるのですか?
妾はただ、この都を訪れた方に、永劫の快楽と安寧を施しているだけですのに」
「……ロジェロも都に入り、囚われの身になったと聞いている」
「あらあら、ロジェロ様のお知り合い? 彼も楽しくやっていますよ。
何ならお引き合わせしましょうか。彼の口から、妾に悪意などないと聞けば疑念も晴れましょう。
そうなれば、何の気兼ねもなく、こちらでずっとお楽しみいただける筈ですわ」
「…………」
ブラダマンテは押し黙った。アルシナから発せられる魅了の魔力が強まったのを、指輪を通じて感じ取ったからだ。
彼女の言葉は説得の体を為していない。それもその筈、魔術を通してまやかしの信頼を植え付けてしまえば、後はどうとでも言い包められるからだろう。
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