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待つ女と待たせる男の約束
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「―――こんな所にいたのか」
「あら、誰かと思えば。久しぶりね?」
「ここで何をしてるんだ」
「天気が良いから、日光浴してたのよ。そしたら、自然と睡魔がやって来てね」
「年齢を考えろ、年齢を」
「あら、女に年のことを言うのは非常識よ。女の年齢はシークレットなんだから」
「子どもじゃないんだから、草むらの上で無防備に眠るんじゃない。知らない奴に襲われたらどうする」
「あら、心配してくれてるの?」
「………」
アタシは地元の外れにある森にいた。
誰もいないと思っていたら、幼馴染みがアタシの前に現れた。
「夢を見てたの」
「夢?」
「えぇ、夢よ。馬鹿らしいけど、とっても幸せな夢……」
夢の内容を思い出す。
夢だけど、アタシの妄想じゃない。
アタシの、過去の記憶。
「あいつがね、アタシにプロポーズして来たの。馬鹿よねぇ、交際もしてない女にプロポーズするのよ? 腐れ縁で付き合いが長くても有り得ないわ、ほんと」
夢の内容―――過去を思い出し、アタシは笑った。
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「―――こんな所にいたのか」
「あら、誰かと思えば。久しぶりね?」
「ここで何をしてるんだ」
「天気が良いから、日光浴してたのよ。そしたら、自然と睡魔がやって来てね」
「年齢を考えろ、年齢を」
「あら、女に年のことを言うのは非常識よ。女の年齢はシークレットなんだから」
「子どもじゃないんだから、草むらの上で無防備に眠るんじゃない。知らない奴に襲われたらどうする」
「あら、心配してくれてるの?」
「………」
アタシは地元の外れにある森にいた。
誰もいないと思っていたら、幼馴染みがアタシの前に現れた。
「夢を見てたの」
「夢?」
「えぇ、夢よ。馬鹿らしいけど、とっても幸せな夢……」
夢の内容を思い出す。
夢だけど、アタシの妄想じゃない。
アタシの、過去の記憶。
「あいつがね、アタシにプロポーズして来たの。馬鹿よねぇ、交際もしてない女にプロポーズするのよ? 腐れ縁で付き合いが長くても有り得ないわ、ほんと」
夢の内容―――過去を思い出し、アタシは笑った。
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