94 / 102
ロストソードの使い手編
九十四話 葵と少し強引な優羽
しおりを挟む
「……あ」
ふと、眠りの奥にあった意識が急速に浮かび上がった。それは一気に押し寄せていた尿意からで。眠気に重くなっている瞼を何とか持ち上げて僕は目を覚ます。何時頃だろうと窓の方を見ると、青白い朝の光が差し込んでいた。部屋の寒さを考えると早朝だろう。
ベッドから降りる前に林原さんを確認する。ロープに束縛されてはいるけれど、ぐっすり眠っているようだった。休めているようで安心する。
起こさないよう忍び足で部屋を歩いて、慎重にドアを開けて廊下に出た。
正直、今すぐに駆け出したいのだけど音を立てて起こしたくないので足音を立てずに一階まで向かう。
「……」
早朝に息を潜めて歩く、こうしていると昔のアオを失ってからの日々を思い出してしまう。彼女がいなくなってしまってから、僕のメンタルは壊れて眠りにつけなかったり、悪夢で飛び起きてしまったりと、よく深夜や早朝に活動する事があってこんな風に静寂に隠れるようにしていた。
そんな日常を肯定は出来ないけれど、それによってこの時間帯に過ごすのは好きになっていた。少なくとも日中のように学校に行く事や人に会わない。それに、外部からの刺激がなく心に渦巻く静かに悲しみと向き合えた。それもまた苦しいのだけど、必要な時間でもあって。
今のアオもそんな風に日々を過ごしているのだろうか。もしかしたら会えるかも、そう振り返りアオの部屋を見るもドアは開きそうになかった。
「……ふぅ」
一階に降りて無事トイレを済ませた。もちろん、マギアなので魔法が使えずとも流せる。エルフの村から帰ってから、こういう文明の利器をありがたみを逐一感じるようになった。コノに流してもらったあの日々を思い出すと恥ずかしすぎておきしくなりそうになる。
気を取り直して、帰りもしっかり静かにして自分の部屋へと戻る。二階へと上がり、コノの部屋を通り次にモモ先輩。そして最後にアオの部屋に。
「……!」
過ぎる間際にアオの部屋の扉が開かれる。そしてそこからアオが出てきた。
「あ、アオ――」
けれど、すぐに閉められてしまう。一瞬だったけど、彼女の姿は久しぶりに見た。ただ、前に会った時とは全然印象が変わっていて。水色のモコモコのパジャマを着て、オレンジ色の髪の毛は乱れていて、顔もひどくやつれていた。再会したあの日とは別人で、同時に向こうの世界で最後の方に垣間見た葵でもあった。
「……ねぇアオ。少し話せないかな?」
「……」
「僕が連れ去られた事を気にしているなら、本当にアオのせいじゃない。思い詰めないで欲しいんだ」
「……」
返事はない。でも、すぐそこにいるという気配は何となく感じていた。
「せっかく会えたのに、このままなんて嫌だよ。少しだけでも話せないかな」
「……ごめんユウ」
名前を呼んでくれた、それだけで嬉しさがあった。けれどその声はか弱くて苦しそうで。さらに求める事を躊躇わせてくる。
「アオ……」
「……」
だからその先を言えず、でも諦めたくないという想いもあって。僕は無言のままドアとにらめっこし続けた。もちろん、こうしても意味はないのだけど。
「……」
「……」
「……」
「ね、ねぇユウ?」
まさかの彼女の方から声がかかる。想定していなかった展開だ。けど、チャンスかもしれない。
「な、何!」
「その……と、トイレに……行きたいんだけど……」
「……あ」
なるほど、だから部屋から出ようとしていたのか。いや、普通の事なんだけど。しかし、流石にそう言われてしまえば引くしかない。
「そ、そっか、ごめんね。それじゃあ僕は――」
その瞬間、僕の脳裏にモモ先輩の言葉が蘇る。『そうね。けれど、時には強引さも必要だと思うわ。そうでもしないと変わらない事だってある』そうだ、今こそが絶好の機会だ。
「いや、どかないよ」
「ゆ、ユウ?」
「トイレに行きたければ……ぼ、僕と話してよ」
「う、嘘でしょ?」
「嘘じゃない」
僕は本気だと伝えるために語気を少し強めた。それから少し無言の間が挟まってから、一つため息をついて。
「ちょっとイジワルになったね、ユウ」
ドアを開けながらそう言ってひょこっと唇を尖らせている顔を覗かせ、部屋から出てくる。
「そうでもしないと話せないから」
「……それにしてもちょっとひどいと思う。もしかしてこの世界で変な影響受けた?」
「モモ先輩に強引も大事って教わったんだ」
「なるほど、モモらしいね」
仕方がないといった感じで肩を竦める。何だか想像よりは前と同じような感じで話せていた。
「……じゃ。行きのトイレまでの道までだからね。それ以上は……難しい」
「分かってる」
でも心置きなく、といった風にはいられない。繊細なものを触るように慎重さが必要、そう思わせるくらいアオは弱っていた。今の状況もきっと無理をしているのだと思う。
「……」
だから深い会話は時間的にも彼女の精神的にも難しい。今回は、手始めに軽い雑談に近い話題がいいだろう。
「昨日、僕とモモ先輩とコノとで森に行って、ボアホーンを捕まえる依頼を受けたんだけどさ。その時にゲーム機みたいな形したマギアを貰ったんだけど、そのデザイン案を出したのアオなんだよね」
「あーうん。たまに師匠から頼まれるんだ。だから他にも色々あるけど……まぁその中でもあれは結構好きかな」
歩くスピードはゆっくりだった。それはきっと僕と同じで音を立ててうるさくしたくないからだろう。
「僕も好きだな、懐かしさもあって。それに、多機能で凄かった」
「使い勝手はどうだった? 私、まだ使った事ないんだよね」
「実は僕、使ってないんだよね。コノがその担当だったから。でも、マギア初心者でも扱えてたし」
「……ふーん」
アオは気のない返事をしてから足元を眺めながら何か考え込む。コノの部屋の前に来ると足を止めて、顔を上げて僕に視線を合わせてくる。その瞳は揺れていて。
「コノハ……さんだっけ。あの子とは、その、どういう関係なの? 何か結構仲良しな感じするけど」
「ええと、一言で説明するのは難しんだけど。仲は良いよ。僕はこの世界で出来た大切な友達って思ってるし、向こうも好きだって言ってくれてて」
「す、好き……ってどういう意味の?」
しまった流れでついその事についても言及してしまった。それに何故かその話に食い付いてくるし。恥ずかしいのだけど、話を長くするためには仕方ない。
「恋愛的……らしい。それに、襲われてた彼女を助けたからか、僕を勇者って慕ってもくれているんだ」
「ゆ、勇者……。というかその気持ちを知ってるってことは告白されてるんでしょ? 何て返事したの?」
「まだ出会ったばかりだからもう少し交流してからにって事になってて、保留中かな」
「な、何それ……」
少し責めるような視線を向けてくる。確かに、客観的に見たら良くない対応なのかもしれない。
「その……ごめん」
「別に謝る必要はないけど……まぁユウらしいとは思う」
「……うん」
彼女を助けようとするはずが、アオからフォローされてしまった。それからまた動き出して、僕はそれについていく。
「……皆とは上手くやれてるんだね。それに、ロストソードのお仕事も。師匠から聞いたよ」
「うん、優しくて仲良くしてくれて。それに、ロストソードの使い手としても、エルフの村で凄く成長出来た」
階段を降りてもうすぐに一階へと着いてしまう。
「心配しないで。それに……僕はもう守られるだけじゃないから。だから……アオも……ええと、もうあの事で気にする必要は――」
「安心した。私がいなくてもだいじょーぶ、そうだね」
トイレのドア前でアオはそう悲しそうに微笑む。その言葉はとても優しくて、そして冷たい壁が張られていた。
「ち、違……」
「約束通りこれで終わり。じゃあね」
バタンと扉は閉ざされた。それはさっきの言葉の意味を表すようで。これ以上は無理と判断してこの場から離れる。
「でも、どうしよう」
このまま部屋に戻ろうかな。けど、戻っても眠れそうにない。
「……」
僕は二階に行かずそのまま一階のリビングに向かった。当然、部屋は薄暗く誰もいない。そんな静寂に包まれながらソファーに座り窓を見つめる。朝の光は冷えた空気の中で淡く差し込んでいた。
ふと、眠りの奥にあった意識が急速に浮かび上がった。それは一気に押し寄せていた尿意からで。眠気に重くなっている瞼を何とか持ち上げて僕は目を覚ます。何時頃だろうと窓の方を見ると、青白い朝の光が差し込んでいた。部屋の寒さを考えると早朝だろう。
ベッドから降りる前に林原さんを確認する。ロープに束縛されてはいるけれど、ぐっすり眠っているようだった。休めているようで安心する。
起こさないよう忍び足で部屋を歩いて、慎重にドアを開けて廊下に出た。
正直、今すぐに駆け出したいのだけど音を立てて起こしたくないので足音を立てずに一階まで向かう。
「……」
早朝に息を潜めて歩く、こうしていると昔のアオを失ってからの日々を思い出してしまう。彼女がいなくなってしまってから、僕のメンタルは壊れて眠りにつけなかったり、悪夢で飛び起きてしまったりと、よく深夜や早朝に活動する事があってこんな風に静寂に隠れるようにしていた。
そんな日常を肯定は出来ないけれど、それによってこの時間帯に過ごすのは好きになっていた。少なくとも日中のように学校に行く事や人に会わない。それに、外部からの刺激がなく心に渦巻く静かに悲しみと向き合えた。それもまた苦しいのだけど、必要な時間でもあって。
今のアオもそんな風に日々を過ごしているのだろうか。もしかしたら会えるかも、そう振り返りアオの部屋を見るもドアは開きそうになかった。
「……ふぅ」
一階に降りて無事トイレを済ませた。もちろん、マギアなので魔法が使えずとも流せる。エルフの村から帰ってから、こういう文明の利器をありがたみを逐一感じるようになった。コノに流してもらったあの日々を思い出すと恥ずかしすぎておきしくなりそうになる。
気を取り直して、帰りもしっかり静かにして自分の部屋へと戻る。二階へと上がり、コノの部屋を通り次にモモ先輩。そして最後にアオの部屋に。
「……!」
過ぎる間際にアオの部屋の扉が開かれる。そしてそこからアオが出てきた。
「あ、アオ――」
けれど、すぐに閉められてしまう。一瞬だったけど、彼女の姿は久しぶりに見た。ただ、前に会った時とは全然印象が変わっていて。水色のモコモコのパジャマを着て、オレンジ色の髪の毛は乱れていて、顔もひどくやつれていた。再会したあの日とは別人で、同時に向こうの世界で最後の方に垣間見た葵でもあった。
「……ねぇアオ。少し話せないかな?」
「……」
「僕が連れ去られた事を気にしているなら、本当にアオのせいじゃない。思い詰めないで欲しいんだ」
「……」
返事はない。でも、すぐそこにいるという気配は何となく感じていた。
「せっかく会えたのに、このままなんて嫌だよ。少しだけでも話せないかな」
「……ごめんユウ」
名前を呼んでくれた、それだけで嬉しさがあった。けれどその声はか弱くて苦しそうで。さらに求める事を躊躇わせてくる。
「アオ……」
「……」
だからその先を言えず、でも諦めたくないという想いもあって。僕は無言のままドアとにらめっこし続けた。もちろん、こうしても意味はないのだけど。
「……」
「……」
「……」
「ね、ねぇユウ?」
まさかの彼女の方から声がかかる。想定していなかった展開だ。けど、チャンスかもしれない。
「な、何!」
「その……と、トイレに……行きたいんだけど……」
「……あ」
なるほど、だから部屋から出ようとしていたのか。いや、普通の事なんだけど。しかし、流石にそう言われてしまえば引くしかない。
「そ、そっか、ごめんね。それじゃあ僕は――」
その瞬間、僕の脳裏にモモ先輩の言葉が蘇る。『そうね。けれど、時には強引さも必要だと思うわ。そうでもしないと変わらない事だってある』そうだ、今こそが絶好の機会だ。
「いや、どかないよ」
「ゆ、ユウ?」
「トイレに行きたければ……ぼ、僕と話してよ」
「う、嘘でしょ?」
「嘘じゃない」
僕は本気だと伝えるために語気を少し強めた。それから少し無言の間が挟まってから、一つため息をついて。
「ちょっとイジワルになったね、ユウ」
ドアを開けながらそう言ってひょこっと唇を尖らせている顔を覗かせ、部屋から出てくる。
「そうでもしないと話せないから」
「……それにしてもちょっとひどいと思う。もしかしてこの世界で変な影響受けた?」
「モモ先輩に強引も大事って教わったんだ」
「なるほど、モモらしいね」
仕方がないといった感じで肩を竦める。何だか想像よりは前と同じような感じで話せていた。
「……じゃ。行きのトイレまでの道までだからね。それ以上は……難しい」
「分かってる」
でも心置きなく、といった風にはいられない。繊細なものを触るように慎重さが必要、そう思わせるくらいアオは弱っていた。今の状況もきっと無理をしているのだと思う。
「……」
だから深い会話は時間的にも彼女の精神的にも難しい。今回は、手始めに軽い雑談に近い話題がいいだろう。
「昨日、僕とモモ先輩とコノとで森に行って、ボアホーンを捕まえる依頼を受けたんだけどさ。その時にゲーム機みたいな形したマギアを貰ったんだけど、そのデザイン案を出したのアオなんだよね」
「あーうん。たまに師匠から頼まれるんだ。だから他にも色々あるけど……まぁその中でもあれは結構好きかな」
歩くスピードはゆっくりだった。それはきっと僕と同じで音を立ててうるさくしたくないからだろう。
「僕も好きだな、懐かしさもあって。それに、多機能で凄かった」
「使い勝手はどうだった? 私、まだ使った事ないんだよね」
「実は僕、使ってないんだよね。コノがその担当だったから。でも、マギア初心者でも扱えてたし」
「……ふーん」
アオは気のない返事をしてから足元を眺めながら何か考え込む。コノの部屋の前に来ると足を止めて、顔を上げて僕に視線を合わせてくる。その瞳は揺れていて。
「コノハ……さんだっけ。あの子とは、その、どういう関係なの? 何か結構仲良しな感じするけど」
「ええと、一言で説明するのは難しんだけど。仲は良いよ。僕はこの世界で出来た大切な友達って思ってるし、向こうも好きだって言ってくれてて」
「す、好き……ってどういう意味の?」
しまった流れでついその事についても言及してしまった。それに何故かその話に食い付いてくるし。恥ずかしいのだけど、話を長くするためには仕方ない。
「恋愛的……らしい。それに、襲われてた彼女を助けたからか、僕を勇者って慕ってもくれているんだ」
「ゆ、勇者……。というかその気持ちを知ってるってことは告白されてるんでしょ? 何て返事したの?」
「まだ出会ったばかりだからもう少し交流してからにって事になってて、保留中かな」
「な、何それ……」
少し責めるような視線を向けてくる。確かに、客観的に見たら良くない対応なのかもしれない。
「その……ごめん」
「別に謝る必要はないけど……まぁユウらしいとは思う」
「……うん」
彼女を助けようとするはずが、アオからフォローされてしまった。それからまた動き出して、僕はそれについていく。
「……皆とは上手くやれてるんだね。それに、ロストソードのお仕事も。師匠から聞いたよ」
「うん、優しくて仲良くしてくれて。それに、ロストソードの使い手としても、エルフの村で凄く成長出来た」
階段を降りてもうすぐに一階へと着いてしまう。
「心配しないで。それに……僕はもう守られるだけじゃないから。だから……アオも……ええと、もうあの事で気にする必要は――」
「安心した。私がいなくてもだいじょーぶ、そうだね」
トイレのドア前でアオはそう悲しそうに微笑む。その言葉はとても優しくて、そして冷たい壁が張られていた。
「ち、違……」
「約束通りこれで終わり。じゃあね」
バタンと扉は閉ざされた。それはさっきの言葉の意味を表すようで。これ以上は無理と判断してこの場から離れる。
「でも、どうしよう」
このまま部屋に戻ろうかな。けど、戻っても眠れそうにない。
「……」
僕は二階に行かずそのまま一階のリビングに向かった。当然、部屋は薄暗く誰もいない。そんな静寂に包まれながらソファーに座り窓を見つめる。朝の光は冷えた空気の中で淡く差し込んでいた。
0
あなたにおすすめの小説
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
まったく知らない世界に転生したようです
吉川 箱
ファンタジー
おっとりヲタク男子二十五歳成人。チート能力なし?
まったく知らない世界に転生したようです。
何のヒントもないこの世界で、破滅フラグや地雷を踏まずに生き残れるか?!
頼れるのは己のみ、みたいです……?
※BLですがBがLな話は出て来ません。全年齢です。
私自身は全年齢の主人公ハーレムものBLだと思って書いてるけど、全く健全なファンタジー小説だとも言い張れるように書いております。つまり健全なお嬢さんの癖を歪めて火のないところへ煙を感じてほしい。
111話までは毎日更新。
それ以降は毎週金曜日20時に更新します。
カクヨムの方が文字数が多く、更新も先です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる