手足を鎖で縛られる

和泉奏

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暗闇の中で

2




(やだ…、これ)

トロトロ異様な液体も沢山入ってきて、ゾワリと背筋に寒気が走る。一瞬で鳥肌がたった。

(何、なに…―――ッ)


「なんら゛、れ゛る…ッ、ぅ、ぁあ゛あ゛!!」


熱気と寒気が全身を駆け上がって、でもそんな俺に対してそのつるつるした棒は狭く閉じている尿道のナカをスルスルと突き進んで内壁をぞわぞわするぐらい擦る。


「ぁひ…っ、あひ…っ」


ぬるぬる擦れる刺激に、ぶわっと汗と涙が噴き出た。
唐突に湧き上がる尿意のようなものに、怖くなって無我夢中で首を横に振った。
いやだ。やめて。怖い。狂う。


「もっと壊れて」

「――ッ、あづ、り…っ、にゃ、かゆぃい゙いいい…っ、はへ…っ、やらぁ゙ぁあ…ッ」


あつい、冷たい、きもちいい、くるしい、こわい、いく、きもちいい、呂律が回らない。

喘いで叫び続けた喉は痛くて、最早声は掠れていた。尿道に入ってくるそれに何かが塗られていたのか。「腰そんなに厭らしく振られると入れづらいんだけど」って、俺は悪くないはずなのに怒られてベッドに腰を押さえつけられた。微かな抵抗さえも許されない。

勝手に腰を前後左右に振りまくったりできないようにベッドに固定されたまま、性器を片手で掴まれて奥まで挿れた棒の先端を内壁に押し付けられる。

直後、「ゔぁぅ、ぁぐあ゙あ…――っ、」びくっと体が跳ねる。なぜかその細い棒が内壁に充てられたままバイブみたいに細かく振動してどろどろの中をグチャグチャに摩擦してきた。……やば、すぎる、これ、「……っ゙、――ぅ、」性器に異常なほど熱が集まる。
尿道ごしに前立腺を刺激されて身悶える快感とともに、じわ…っとおしっこか精液か何なのかわからないあったかい液体が尿道に溢れた。
手足に力が入り、腰に電流の快感が突き抜ける。ドクドク血液が集まって、脈打つ。体温より少し高い液体が激しい快感と一緒に腰全部をさらに濡らす。

もう精液もおしっこも出ないと思うほど出たのに、ビチャビチャ卑猥な音を鳴らして、ヴヴヴと振動の刺激で尿道を弄ぶように強制的に再び絶頂に導かれる。びちゃびちゃに濡れている腰を突き上げ、くねらせるほど下腹部が甘く痺れて今すぐにでも出そうになる。とまらない。おしっこみたいなのが、とめられない。怖い。こわい。こわい。こわい。



「もっと壊れて、たくさん壊れて、…俺のことしか考えられなくなるくらい、おかしくなって」

「…あ゛ぅ…ッ、」


何故か懇願するような響きをもつ声音に一瞬違和感を覚えて、でもすぐにそれどころじゃなくなった。

尿道に挿入されている棒の振動が止まり、ちゅぷ、と液を垂らして引き抜かれる。さっきまであんなにやめてほしかったのに今後は物足りなくなる。
なにかが尿道を這っているように、異常に熱くて痒い。
掻きたい。掻きたい。ぐちゃぐちゃにしたい。
すでに体液でぐちょぐちょになった目隠しが、じわりと溢れ出てきた涙のせいでさらに水分を吸う。
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