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㉙ セドリックside
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「アベル、おはよう」
時間は9時過ぎ。真っ白なシーツが引かれたベッドの上で、枕に顔を埋めて夜中にこっそり被せたりブランケットを抱いて眠っている。
そんなアベルの髪を撫でて起こす。
「んぁ、セド、セドリック様?」
「ん。おはよう。よく眠れた?」
「はい、まだちょっと眠たいけど、こんなにぐっすり眠れたの初めてです」
目をしょぼしょぼさせながら言うアベルに後でお昼寝しようねと声をかけて起きてもらう。
「さて、今日は検診だけだからね。朝食を取ったら以前来てくれたお医者さまが来るよ。その後にまた軽くご飯を食べてお昼寝しようね。」
髪を撫でると気持ちよさそうに目を細めて頷く。
夜護衛をしていたリートは俺がいる為昼まで休憩してもらうことに。
メイドたちが部屋にスープを運んでくる。
アベルは朝は食が細いのか半分ほど食べると
「もうお腹いっぱいです。せっかく作ってくださったのに・・・ごめんなさい」と謝っていた。
メイドたちも俺も大丈夫だとあやし慰める。
11時頃に医者が来たので検診を見守ることに。
アベルは服を脱ぐのは抵抗があったようだけど、傷を直したい事を伝えるともじもじしながらも脱いでくれてた。
下着1枚のアベルの体はもう悲惨だ。
まず歳の割に細い。肋も薄っすら浮いている。それから痣だ。お腹と背中に青痣がある。これはどうやら古い痣でキャロン家で虐待を受けていたことの証拠になるようだ。腕や脚には新しい痣がある。これはいじめによってできたものだと一目瞭然だ。
お風呂に入れる時にも観ていたが、医者からの説明付きで聞くと悲惨だ。
一つ一つを記録した所でようやく治癒魔法をかけてあげられる。
アベルは治癒魔法が気持ちいいのかぽやんとして座っている。
「じゃあこれは公爵家当主様に報告しておくよ」
医者がそう言って立ち去るので礼を伝える。
「アベル、よく頑張ったね。さ、服を着直そうかな」
アベルがせっせっと服を着ている間にメイドたちにフルーツゼリーを持ってきてもらう。
「さ、頑張ったご褒美だよ。これは巨峰で作ったゼリーなんだ。おいしいよ」
アベルにゼリーのはいった器を渡すと目を輝かせて受け取る。
本当に食べていいの?みたいな顔してるから「全部食べな」って見守る。
よほど美味しかったのかあっという間になくなった器を名残惜しそうに見つめて「ごちそうさまでした」とつぶやくアベルに「また持ってきてもらおうね。まずはアベルは少しお昼寝しようか」とベットに横たわらせる。
「僕まだ眠くないですし、お昼寝なんて年じゃないです」
少しムスっとした顔で言われるのでおかしくて可愛くてつい笑ってしまう。
「別に子供扱いしてないよ。ただアベルはまだ体が回復していないから休む必要があるんだ。」
とか何とか言うと納得したのか素直にベッドに潜り込み、それからすぐに気持ちよさそうに眠りについた。
ちょっと無理させたかな?なんて思いながらベッドサイドに椅子を持ってきて腰掛ける。そっとアベルの髪を撫でると顔を擦り寄せてくる。
アベルは頭撫でられるの好きなんだ。という薄々気づいていた発見をして満足しながら父の書斎に向かった。
時間は9時過ぎ。真っ白なシーツが引かれたベッドの上で、枕に顔を埋めて夜中にこっそり被せたりブランケットを抱いて眠っている。
そんなアベルの髪を撫でて起こす。
「んぁ、セド、セドリック様?」
「ん。おはよう。よく眠れた?」
「はい、まだちょっと眠たいけど、こんなにぐっすり眠れたの初めてです」
目をしょぼしょぼさせながら言うアベルに後でお昼寝しようねと声をかけて起きてもらう。
「さて、今日は検診だけだからね。朝食を取ったら以前来てくれたお医者さまが来るよ。その後にまた軽くご飯を食べてお昼寝しようね。」
髪を撫でると気持ちよさそうに目を細めて頷く。
夜護衛をしていたリートは俺がいる為昼まで休憩してもらうことに。
メイドたちが部屋にスープを運んでくる。
アベルは朝は食が細いのか半分ほど食べると
「もうお腹いっぱいです。せっかく作ってくださったのに・・・ごめんなさい」と謝っていた。
メイドたちも俺も大丈夫だとあやし慰める。
11時頃に医者が来たので検診を見守ることに。
アベルは服を脱ぐのは抵抗があったようだけど、傷を直したい事を伝えるともじもじしながらも脱いでくれてた。
下着1枚のアベルの体はもう悲惨だ。
まず歳の割に細い。肋も薄っすら浮いている。それから痣だ。お腹と背中に青痣がある。これはどうやら古い痣でキャロン家で虐待を受けていたことの証拠になるようだ。腕や脚には新しい痣がある。これはいじめによってできたものだと一目瞭然だ。
お風呂に入れる時にも観ていたが、医者からの説明付きで聞くと悲惨だ。
一つ一つを記録した所でようやく治癒魔法をかけてあげられる。
アベルは治癒魔法が気持ちいいのかぽやんとして座っている。
「じゃあこれは公爵家当主様に報告しておくよ」
医者がそう言って立ち去るので礼を伝える。
「アベル、よく頑張ったね。さ、服を着直そうかな」
アベルがせっせっと服を着ている間にメイドたちにフルーツゼリーを持ってきてもらう。
「さ、頑張ったご褒美だよ。これは巨峰で作ったゼリーなんだ。おいしいよ」
アベルにゼリーのはいった器を渡すと目を輝かせて受け取る。
本当に食べていいの?みたいな顔してるから「全部食べな」って見守る。
よほど美味しかったのかあっという間になくなった器を名残惜しそうに見つめて「ごちそうさまでした」とつぶやくアベルに「また持ってきてもらおうね。まずはアベルは少しお昼寝しようか」とベットに横たわらせる。
「僕まだ眠くないですし、お昼寝なんて年じゃないです」
少しムスっとした顔で言われるのでおかしくて可愛くてつい笑ってしまう。
「別に子供扱いしてないよ。ただアベルはまだ体が回復していないから休む必要があるんだ。」
とか何とか言うと納得したのか素直にベッドに潜り込み、それからすぐに気持ちよさそうに眠りについた。
ちょっと無理させたかな?なんて思いながらベッドサイドに椅子を持ってきて腰掛ける。そっとアベルの髪を撫でると顔を擦り寄せてくる。
アベルは頭撫でられるの好きなんだ。という薄々気づいていた発見をして満足しながら父の書斎に向かった。
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