5日間ホテルに滞在して大阪・関西万博のボランティア活動をしてみた

夏目碧央

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最後の小休憩~活動終了

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 1時間ほど活動した後、大屋根リングの下で小休憩を取る事になった。一昨日、同じディレクターさんの時にもそうだったが、同じディレクターさんだからなのか、今は全てがそうなったのか分からない。
 ボラセンに戻らないのでユニフォームのままだが、ベンチに座った。うちのチームと隣のチームの女性たちがそこに座った。なんだか分からないが、私が東京から来て5日連続で活動した話にフォーカスが当たっていて、質問などをたくさんされた。もう5日間語り尽くした感があり、しゃべりたい欲も薄れていたのだが、皆さん目をキラキラさせて聞いてくれた……気がする。すごいねーって。
 でもまあ、すごい事をしたのかもしれない。何しろもう、筋肉疲労と寝不足でなんだかフラフラ。それなのに、この後また更に大変な事態が待ち受けているのだ。だがその事を、この時にはまだ知らない夏目碧央であった。
 20分後、また先ほどの東ゲート広場に立った。ミャクミャクの横だ。ローソンの場所を聞かれたり、インフォメーションの場所を教えたりしたのだが、
「あの建物の向こうを、右に行くとあります。」
と手で示しながら教えたら、建物を越える前に右へ行ってしまったお客さんが2~3人いて、むしろ建物の左側を行けばあると言ってあげればよかったと後悔した。追っかけて行く程の元気がなかった。申し訳ない。
 立っている場所は東ゲートから近いようでも、ローソンやインフォメーションの建物が見えないのだった。オフィシャルストアも。それらの場所を伝える場面が多かったのだが。
 そういえば京都の女性が、オフィシャルストアは、英語で言うとおかしいと言っていた。オフィシャルじゃないストアは何だ、偽物か、となると。日本ではオフィシャルストア以外は、民間のとか、企業のストアだと思うだろうが、英語でオフィシャル以外というと、ヤミとか、認定されていない“まがいもの”という感じになってしまうのだろう。確かに。“公式”ではなく“直営”といった感じにすれば良いのだろうか。英語がよく分からんが。
 全ての活動が終わった。同じチームの人のみならず、他のチームの人たちまでも、気を付けて帰ってね、また来ますか?などと温かい言葉をかけてくれた。チケットを買ってあるからあと1回は来ると言ったら、おーという歓声まで上がった。関西の人は、遠くから来てくれるのが嬉しいみたいだ。
 13時になってボラセンに戻ってきた。いつものようにすぐに解散。みんなで写真を撮ろうという話になったが、すぐに出なければならないからと、私は写真を遠慮した。みんなは撮って帰ってねと。
 トイレに行って化粧直しもして、水筒に水も入れたりしていたら、薄着の大阪のおばちゃんと会ってしまった。まだ居たの?と思われたに違いない。
 13時半頃の電車に乗れたのだが、そこで話し掛けられた。
「東京からいらした方ですよね。」
さっき一緒にエリア活動をしていた人だった。何かと私が注目されていたので、あちらは私の事を覚えていたようだ。けれど、私は皆さんの顔までは覚えられなかった。というか、やっぱりまだ居たの?と思われただろうな。
 万博のボランティア活動はこれで終わりである。まだ、やろうと思えばあと5日活動できるのだが、そう簡単には行かれまい。今の所これで終了だ。
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