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拒絶と認識
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しおりを挟む…は?
「付き合いたい、?」
「うん。」
「な、なんで?」
「ふーくんことが、ずっぅと大好きだから。」
“ずっと大好き”だから、?
「好きなのにレイプしたの?」
「……ごめんね。」
雄斗はまた、すぐ泣きそうな顔をする。
でもそんな顔されても俺は納得できない。
「付き合えない。俺は雄斗を好感的に思ってる以前に、今は避けてる。」
「……え」
「それに、さ、なんだかさっきから撮られてる感じがして気持ち悪いんだ。やっぱり、あの電球の裏とかにカメラ、ない?」
「………」
返事がない。心当たりがあるのだろうか。
もっと沢山聞きたいことがある。
だけど母さんには仲良くしろと言われた。
廣瀬家とは仲良く、俺が原因なんだから。
でもその原因を教えてくれない。
そもそも俺と雄斗はただの友達なんだ。
廣瀬家がどうやら、俺が原因やら関係ない。
「いくら謝罪されても簡単に許せないし、こんな状況で告白してくる雄斗が俺は」
「ごめんって言ってるのになぁ……」
雄斗の口からいきなりそんな言葉が出てきた。
“ごめんって言ってるのになぁ”?何それ。
「おい、雄斗…」
ドンッと力強く雄斗が壁を叩く。
(そうだ、今は壁ドンされてるんだよな…)
雄斗のまつ毛が長い。
もう少しでキスしそうな至近距離で雄斗が呟く。
「全部さ、ふーくんが悪いのに、なんで拒否するんだよ…」
(………)
俺こそ聞きたい。
「俺さそんなに悪いことしたの?」
つい聞いてしまった。
そんなことを言ってしまったら雄斗が何を言うかなんて想像がつく。
俺はハッとして雄斗の顔を見上げる。
「やっぱり、その話聞いたの?」
ゾワッ
また空気が変わる。
あの時のような、重くて苦しくて気持ち悪くて、気を失うと自我が無くなってしまうような
「き、聞いてない…」
「ふーくんは嘘が下手だからね。」
「あ”ぅッ」
息がしづらい。
また首を絞められてる。
「や”っ、めろ”っ!」
俺は雄斗の手を力尽くで離す。
「かはっ……おい、雄斗お前何すんだよ…!!」
「そんな睨まないでよ。はぁ、でも残念。過去の話は俺から出したかったんだけどな。」
「何それ…んっ!」
気を抜いた。
雄斗がまた俺にキスをしてくる。
歯茎から舌先、上唇までまるで全てを知り尽くしたのような深いキス。
(やばい、このキス頭とろける…)
「ん”っ…ぷはっ…ゆ、ぅとっや、めてっ」
「だめ、俺と付き合うって言うまでやめない。」
「!、それはいやだっ」
「じゃあまたレイプするから。」
「んっ?!」
キスをしながら俺の股間に雄斗は手を伸ばす。
俺は抵抗する。
必死で抵抗する。
「やめろっ、!触るなッ!!」
雄斗の手を退けると同時に少し引っ掻いてしまった。
「ふーくん。」
「あ”ぁ?!!」
俺は雄斗を睨み付けると雄斗はニコッと笑った。そして、静かにこう言う。
悪いコ
「bad boy」
「あっ…」
また体が動かない。
何か言われた。命令?指示?
分からない。
分からないけど、これだけは分かる。
俺はご主人様に逆らってしまったんだなって。
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