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第五章 それは日々の話
28 幸せの朝 成人
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夜はやっぱり、緋色のお布団で寝るのがいい。ふ、と目が覚めて、そんなことを思った。起きたときに緋色の匂いがすると、本当に嬉しい気持ちになる。
目を開けたら、緋色の腕が枕になっていて、寝ている顔が目の前にあった。
きれいね。寝ている緋色は、顔の色んなところが弛んで、少し優しそうになる。きり、とした眉もお休みしてるみたいだ。長いまつげもまっすぐおりていてきれい。すっきりした頬は、寝ててもすっきりしてるけど。
ちゅ、と少し薄くて柔らかい唇にちゅーをしても、緋色は寝たまんま。緋色はおうちで寝てるときは、朝の起きる時間にも、ぱっと目を覚ましたりしないので、寝てるときに少し何かしても、はっきり目は覚まさない。話しかけたら返事がくることもあるけど、それも寝惚けたまま話してることを知っている。起きた後で、あんまり覚えてないことが多いからね。それでも、ちゃんと返事してくれるから好き。
俺が成人になってから、いっぱいの好きなことや好きな人ができたけど、緋色はいつも一番で特別。好き、よりもっと好き。他の好きとはもっと違う好きなんだと思う。選ぶ時に何にも迷わない。一番。絶対の一番。
気持ちいいことして、脱力して寝た朝は、裸のまんまなことが多くてちょっと寒い。やっぱり裸の緋色にぴったりくっついて、寝間着を着ようか迷う。くっついてるうちにまた寝てしまったり、起き上がろうとしたら寝ている緋色にきゅ、と抱きしめられて、やっぱりそのまんまになる。
俺のお布団で初めて寝転がった時は、嬉しくて嬉しくてお昼寝できなかった。俺のお布団かあ、って思ったらどきどきした。そんなにどきどきしてたのに、夜、いつの間にか寝てて、俺のお布団に一人で寝てることに気付いてなくて、お布団に緋色がいないと思って、泣きそうだった。匂いもない。今まで、緋色がいなくても匂いがしたら大丈夫だったのに。
緋色は、いつもより離れて横にいたけど、見つけるまで怖かった。しがみついて、寝ぼけながら何かしゃべった。お前の布団は狭い、って緋色に言われて俺のお布団のこと思い出したけど、暗いとこで緋色の匂いもなしに寝るなんて嫌だって思った。せっかくお布団もらったから、ちゃんとお昼寝をすることにする。
お昼寝は、遊んでる時にいつの間にか寝てることが多かったけど、ちゃんと布団に入ってみた。何せ俺のお布団だからな。俺が使ってやらないと、誰も使わない。でも一人で、緋色無しではなかなか寝れなくて、色々考えて、くまを横に置いてみたらやっと寝れたんだよなー。夜もくまを横に置こうとしたら、くまにもちゅーは見られたくないな、と緋色が言ったからやめた。
口にちゅーは、二人だけでするものだからね。
最近は、気持ちいいことした次の日も、起き上がれなかったり熱が出たりしない。ちょっと怠いときもあるけど、平気。
俺は、全然起きそうもない緋色にもう一回ちゅーをした。
今日も幸せな一日が始まる。
目を開けたら、緋色の腕が枕になっていて、寝ている顔が目の前にあった。
きれいね。寝ている緋色は、顔の色んなところが弛んで、少し優しそうになる。きり、とした眉もお休みしてるみたいだ。長いまつげもまっすぐおりていてきれい。すっきりした頬は、寝ててもすっきりしてるけど。
ちゅ、と少し薄くて柔らかい唇にちゅーをしても、緋色は寝たまんま。緋色はおうちで寝てるときは、朝の起きる時間にも、ぱっと目を覚ましたりしないので、寝てるときに少し何かしても、はっきり目は覚まさない。話しかけたら返事がくることもあるけど、それも寝惚けたまま話してることを知っている。起きた後で、あんまり覚えてないことが多いからね。それでも、ちゃんと返事してくれるから好き。
俺が成人になってから、いっぱいの好きなことや好きな人ができたけど、緋色はいつも一番で特別。好き、よりもっと好き。他の好きとはもっと違う好きなんだと思う。選ぶ時に何にも迷わない。一番。絶対の一番。
気持ちいいことして、脱力して寝た朝は、裸のまんまなことが多くてちょっと寒い。やっぱり裸の緋色にぴったりくっついて、寝間着を着ようか迷う。くっついてるうちにまた寝てしまったり、起き上がろうとしたら寝ている緋色にきゅ、と抱きしめられて、やっぱりそのまんまになる。
俺のお布団で初めて寝転がった時は、嬉しくて嬉しくてお昼寝できなかった。俺のお布団かあ、って思ったらどきどきした。そんなにどきどきしてたのに、夜、いつの間にか寝てて、俺のお布団に一人で寝てることに気付いてなくて、お布団に緋色がいないと思って、泣きそうだった。匂いもない。今まで、緋色がいなくても匂いがしたら大丈夫だったのに。
緋色は、いつもより離れて横にいたけど、見つけるまで怖かった。しがみついて、寝ぼけながら何かしゃべった。お前の布団は狭い、って緋色に言われて俺のお布団のこと思い出したけど、暗いとこで緋色の匂いもなしに寝るなんて嫌だって思った。せっかくお布団もらったから、ちゃんとお昼寝をすることにする。
お昼寝は、遊んでる時にいつの間にか寝てることが多かったけど、ちゃんと布団に入ってみた。何せ俺のお布団だからな。俺が使ってやらないと、誰も使わない。でも一人で、緋色無しではなかなか寝れなくて、色々考えて、くまを横に置いてみたらやっと寝れたんだよなー。夜もくまを横に置こうとしたら、くまにもちゅーは見られたくないな、と緋色が言ったからやめた。
口にちゅーは、二人だけでするものだからね。
最近は、気持ちいいことした次の日も、起き上がれなかったり熱が出たりしない。ちょっと怠いときもあるけど、平気。
俺は、全然起きそうもない緋色にもう一回ちゅーをした。
今日も幸せな一日が始まる。
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