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幼き日の二人
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「う、うう……ハッ!」
打ち寄せる波の音に、飛び跳ねるが如く目を覚ます。
夜空に浮かぶ三日月が、その時間の経過を物語る。
彼らはどこか、見知らぬ浜辺に流れ着いていた――
「っ!そうだ、カグヤ!」
大切な人物の名を叫ぶアサヒだったが、彼女はすぐ近くにいることが分かった。
「……よかった」
彼女の体はしっかりとアサヒの腕に抱き寄せられていた。またもや離れ離れになってしまわなかったことに安堵する彼だったが、そうは言っていられない。
彼女は息をしているものの、気を失っていたのだ。
ひとまず水辺から離れ、彼女を抱きかかえて近くに見える洞穴と急ぐ。
「ソル、頼むぜ」
《任せろ》
彼女の体を横たわらせた彼はソルに頼み、カグヤの体がこれ以上冷えないよう温めることにした。腕輪から放たれる波動はみるみるうちに二人の濡れた体を乾かしてゆく。
そしてそれだけでは足りないと考え、ジャケットを脱いで被せる。
さらに近くの小枝を拾い集め、火をつけて焚火を作る。
加えて彼女が傷つかないよう、その頭を膝に乗せ枕代わりにする。
「カグヤ……」
彼はその名を呼び、優しく頭を撫でた時。
「……ん」
その呼びかけに応えたのだろうか?小さなうめき声をあげ、彼女の瞼が薄く開かれた。
「目、覚めたのか!」
「うん……だいじょぶ……うぅ」
頭を振りながら起き上がろうとする彼女だったが、めまいに襲われてしまう。
「無理すんな」
「うん……ありがと」
そんな彼女の体を支えるアサヒ。彼女はゆっくりと体勢を戻し、再び彼の膝に頭を乗せる。
「……なんかさ、思い出さない?」
「ん?」
ふいに彼女がつぶやく。
「初めて会った時のこと」
「あー、あったな。そんなこと」
その言葉に、アサヒも同意を見せる。
今、二人の脳裏には10年前の出来事が駆け巡っていた――
※
――10年前。俺たちは小学校の行事の一環でキャンプに来ていたんだっけか。
――そうそう。あの時は別々のクラスで、お互い名前すら知らなかったよね。
「よっ、どうしたんだ?」
――キャンプファイヤーが終わった後の自由時間。先に声をかけたのは、俺だったよな。一人でいたお前が気になって、な。
「別に、どうでもいいでしょ」
「よくねぇよ。そんな仏頂面して一人でいるなんて、どう見てもおかしいだろ」
「ほっといて。あたしは一人でいるほうが気楽なの」
「おい待てよ!」
――あたしは関わられたくなくって、逃げだしたっけ。
――で、俺は追っかけた。
「全く、何なのよあいつ……」
「あれ、ここどこ?」
――ひたすら走ってあんたを振り切ったのはいいけど、気づくと森の深いところまで迷い込んでた。
右を見ても、左を見ても木しかなくって。おまけに夜の山の中。暗いし静かだし。
「……ぐすっ」
――だんだん心細くなって、泣き出しちゃったんだよね。そんな時だった。
「ほら見ろ、やっぱ一人嫌なんじゃねぇか」
――あんたが、あたしを見つけてくれたのは。
「……うるさい」
「人に泣きつきながら言うセリフかよ」
――お前、あの時すげぇ顔ぐっしゃぐしゃにしてたよな。
――なんか言った?
――いえ、何も……
「とにかく戻ろうぜ、皆心配してると思うしさ」
「……うん」
――で、戻ろうとしたのはいいんだけど。
「やっべぇ……迷った」
――俺も迷子になっちまったんだよな。
――ミイラ取りがミイラに、ってやつね。
――しかも雨まで降り始めてさ。もう二人して大慌て。
――で、なんとかしのげそうな場所見つけたんだっけ。
「ほら、冷えるから貸してやるよ。……えと、名前何だっけ」
「カグヤ。テルツキ・カグヤ」
「カグヤか。俺はアサヒ。ソラノ・アサヒだ」
――考えてみたらさ、あんたよくもまぁ何の躊躇もなしに自分の上着人に渡せるわよね。今だってそうだし。
――いやだって、女子に風邪ひかせるわけにいかねぇじゃん。
――……そういうとこよ。
――えっ、何が?
――な、何でもない!
「こうやって、こうやれば!ほら、火ぃ付いた!」
「すごいじゃん!」
「へへ、親父から教えてもらったんだぜ」
「お父さんから?」
「おう!親父、冒険家でさ。あんま家にいないけど、よく手紙は来るんだ」
「で、たまに帰ってきた時は一杯話聞くんだ!」
「へぇ……」
――冒険の話してる時、すっごい嬉しそうな顔してたわよね。
――ああ。憧れだったからな。俺もいつか、親父みたいに世界中を冒険してみたいって思ってた。
――ある意味、今叶ってるわよね。その夢。
――かもな。でもまぁ、自分の力じゃねぇ、ってのが残念だけど。
「無事だったからよかったけれど!何かあってからじゃ遅かったんだぞ!」
――で、次の朝に先生たちが探しに来てくれて。
――めちゃくちゃ怒られたよな……まぁ、相談せずに飛び出してった俺も俺だけどさ。
――皆、目真っ赤になってたよね……悪いことしちゃったなぁ。
――ほんとに思ってんのかよ……それ。
――どーいう意味よ。
――その後も俺を散々厄介ごとに巻き込んでんじゃねぇか。
――ふふん。ちゃんと、『あんただけ』巻き込んでるじゃない。好きなんでしょ、冒険。
――お前なぁ!?
※
「でもま、それも今じゃこうして笑い話だ」
「ほんと」
「……ん?」
ひとしきり談笑が済んだその時。突然アサヒが雰囲気を変える。その表情は少し険しいものだった。
「どうしたの?」
「今、何か聞こえた気が」
「あたしは聞こえなかったけど……」
「ちょっと見てくる」
「ま、待って!」
洞穴を出ていこうとする彼を、カグヤが追う。その外で彼らが見たものは――
「ねぇ、あれ……まさか!」
「ああ……間違いねぇ」
見覚えのある格好をした男たち。
アーマーを着込んだ男に、それを指揮する小太りの中年。
「アイツらだ……!」
それは次元奴隷商――しかも、彼らにとっては因縁深いあの男たちであった――!
打ち寄せる波の音に、飛び跳ねるが如く目を覚ます。
夜空に浮かぶ三日月が、その時間の経過を物語る。
彼らはどこか、見知らぬ浜辺に流れ着いていた――
「っ!そうだ、カグヤ!」
大切な人物の名を叫ぶアサヒだったが、彼女はすぐ近くにいることが分かった。
「……よかった」
彼女の体はしっかりとアサヒの腕に抱き寄せられていた。またもや離れ離れになってしまわなかったことに安堵する彼だったが、そうは言っていられない。
彼女は息をしているものの、気を失っていたのだ。
ひとまず水辺から離れ、彼女を抱きかかえて近くに見える洞穴と急ぐ。
「ソル、頼むぜ」
《任せろ》
彼女の体を横たわらせた彼はソルに頼み、カグヤの体がこれ以上冷えないよう温めることにした。腕輪から放たれる波動はみるみるうちに二人の濡れた体を乾かしてゆく。
そしてそれだけでは足りないと考え、ジャケットを脱いで被せる。
さらに近くの小枝を拾い集め、火をつけて焚火を作る。
加えて彼女が傷つかないよう、その頭を膝に乗せ枕代わりにする。
「カグヤ……」
彼はその名を呼び、優しく頭を撫でた時。
「……ん」
その呼びかけに応えたのだろうか?小さなうめき声をあげ、彼女の瞼が薄く開かれた。
「目、覚めたのか!」
「うん……だいじょぶ……うぅ」
頭を振りながら起き上がろうとする彼女だったが、めまいに襲われてしまう。
「無理すんな」
「うん……ありがと」
そんな彼女の体を支えるアサヒ。彼女はゆっくりと体勢を戻し、再び彼の膝に頭を乗せる。
「……なんかさ、思い出さない?」
「ん?」
ふいに彼女がつぶやく。
「初めて会った時のこと」
「あー、あったな。そんなこと」
その言葉に、アサヒも同意を見せる。
今、二人の脳裏には10年前の出来事が駆け巡っていた――
※
――10年前。俺たちは小学校の行事の一環でキャンプに来ていたんだっけか。
――そうそう。あの時は別々のクラスで、お互い名前すら知らなかったよね。
「よっ、どうしたんだ?」
――キャンプファイヤーが終わった後の自由時間。先に声をかけたのは、俺だったよな。一人でいたお前が気になって、な。
「別に、どうでもいいでしょ」
「よくねぇよ。そんな仏頂面して一人でいるなんて、どう見てもおかしいだろ」
「ほっといて。あたしは一人でいるほうが気楽なの」
「おい待てよ!」
――あたしは関わられたくなくって、逃げだしたっけ。
――で、俺は追っかけた。
「全く、何なのよあいつ……」
「あれ、ここどこ?」
――ひたすら走ってあんたを振り切ったのはいいけど、気づくと森の深いところまで迷い込んでた。
右を見ても、左を見ても木しかなくって。おまけに夜の山の中。暗いし静かだし。
「……ぐすっ」
――だんだん心細くなって、泣き出しちゃったんだよね。そんな時だった。
「ほら見ろ、やっぱ一人嫌なんじゃねぇか」
――あんたが、あたしを見つけてくれたのは。
「……うるさい」
「人に泣きつきながら言うセリフかよ」
――お前、あの時すげぇ顔ぐっしゃぐしゃにしてたよな。
――なんか言った?
――いえ、何も……
「とにかく戻ろうぜ、皆心配してると思うしさ」
「……うん」
――で、戻ろうとしたのはいいんだけど。
「やっべぇ……迷った」
――俺も迷子になっちまったんだよな。
――ミイラ取りがミイラに、ってやつね。
――しかも雨まで降り始めてさ。もう二人して大慌て。
――で、なんとかしのげそうな場所見つけたんだっけ。
「ほら、冷えるから貸してやるよ。……えと、名前何だっけ」
「カグヤ。テルツキ・カグヤ」
「カグヤか。俺はアサヒ。ソラノ・アサヒだ」
――考えてみたらさ、あんたよくもまぁ何の躊躇もなしに自分の上着人に渡せるわよね。今だってそうだし。
――いやだって、女子に風邪ひかせるわけにいかねぇじゃん。
――……そういうとこよ。
――えっ、何が?
――な、何でもない!
「こうやって、こうやれば!ほら、火ぃ付いた!」
「すごいじゃん!」
「へへ、親父から教えてもらったんだぜ」
「お父さんから?」
「おう!親父、冒険家でさ。あんま家にいないけど、よく手紙は来るんだ」
「で、たまに帰ってきた時は一杯話聞くんだ!」
「へぇ……」
――冒険の話してる時、すっごい嬉しそうな顔してたわよね。
――ああ。憧れだったからな。俺もいつか、親父みたいに世界中を冒険してみたいって思ってた。
――ある意味、今叶ってるわよね。その夢。
――かもな。でもまぁ、自分の力じゃねぇ、ってのが残念だけど。
「無事だったからよかったけれど!何かあってからじゃ遅かったんだぞ!」
――で、次の朝に先生たちが探しに来てくれて。
――めちゃくちゃ怒られたよな……まぁ、相談せずに飛び出してった俺も俺だけどさ。
――皆、目真っ赤になってたよね……悪いことしちゃったなぁ。
――ほんとに思ってんのかよ……それ。
――どーいう意味よ。
――その後も俺を散々厄介ごとに巻き込んでんじゃねぇか。
――ふふん。ちゃんと、『あんただけ』巻き込んでるじゃない。好きなんでしょ、冒険。
――お前なぁ!?
※
「でもま、それも今じゃこうして笑い話だ」
「ほんと」
「……ん?」
ひとしきり談笑が済んだその時。突然アサヒが雰囲気を変える。その表情は少し険しいものだった。
「どうしたの?」
「今、何か聞こえた気が」
「あたしは聞こえなかったけど……」
「ちょっと見てくる」
「ま、待って!」
洞穴を出ていこうとする彼を、カグヤが追う。その外で彼らが見たものは――
「ねぇ、あれ……まさか!」
「ああ……間違いねぇ」
見覚えのある格好をした男たち。
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