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「じゃね、玲。あと、はいこれ。」
タクシーから降りると西棟へ行く茉莉とは反対の棟へ行く俺に茉莉が声をかける。茉莉と俺は学部が違う。
「なにこれ。」
茉莉から小さな紙袋をもらう。茉莉はよく俺に贅沢の贈り物をくれる。くれる物は欲しい物であったり、別にいらない物であったり茉莉の気分次第だから当たり外れが多いが拒むのはもったいない。
「ピアス。ずっとファーストピアスつけたままでしょ。高いんだよ、それ。たぶん、玲は一生ピアスにその値段は出せないと思う。デザインも似合うと思うよ。」
「ふーん。そりゃどーも。」
今回はハズレだ。と思いながらも適当にお礼を言う。ピアスにしては重たい紙袋が高級さを物語っている。
「なに、気に入らないの?つけてよ、玲。」
「別に、そんなんじゃないけど。別にピアスは欲しいと思ってなかったから。前の高級レトルトカレーセットとかの方が嬉しいけど。」
「玲は実用的なものが好きだよね。でも実用的なものばっかりだと面白くないから。たまには趣向品も贈りたくなるんだよ。」
「そんなもんなのか…。ま、貰える物はなんでももらうけど。じゃ、授業始まるから。」
そう言ってサッサと去ろうとすると茉莉が腕を引っ張ってきた。
「なんだよ、まだなんかくれるの?」
「ね、玲。つけてね?それ。」
「は?あぁ、…………うん。」
俺が返事をすると茉莉は満足気に引っ張っていた腕を離し手をヒラヒラとさせながら西棟の方へ歩いて行った。
なんとなくいつもと違う茉莉に違和感はあったがもう行かないと遅刻してしまう。俺の行く東棟は西棟よりも遠かった。
タクシーから降りると西棟へ行く茉莉とは反対の棟へ行く俺に茉莉が声をかける。茉莉と俺は学部が違う。
「なにこれ。」
茉莉から小さな紙袋をもらう。茉莉はよく俺に贅沢の贈り物をくれる。くれる物は欲しい物であったり、別にいらない物であったり茉莉の気分次第だから当たり外れが多いが拒むのはもったいない。
「ピアス。ずっとファーストピアスつけたままでしょ。高いんだよ、それ。たぶん、玲は一生ピアスにその値段は出せないと思う。デザインも似合うと思うよ。」
「ふーん。そりゃどーも。」
今回はハズレだ。と思いながらも適当にお礼を言う。ピアスにしては重たい紙袋が高級さを物語っている。
「なに、気に入らないの?つけてよ、玲。」
「別に、そんなんじゃないけど。別にピアスは欲しいと思ってなかったから。前の高級レトルトカレーセットとかの方が嬉しいけど。」
「玲は実用的なものが好きだよね。でも実用的なものばっかりだと面白くないから。たまには趣向品も贈りたくなるんだよ。」
「そんなもんなのか…。ま、貰える物はなんでももらうけど。じゃ、授業始まるから。」
そう言ってサッサと去ろうとすると茉莉が腕を引っ張ってきた。
「なんだよ、まだなんかくれるの?」
「ね、玲。つけてね?それ。」
「は?あぁ、…………うん。」
俺が返事をすると茉莉は満足気に引っ張っていた腕を離し手をヒラヒラとさせながら西棟の方へ歩いて行った。
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