俺の秘密の趣味

妄想計のひと

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2.風呂

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昨日は酷い目にあったが、あの程度で凹む俺ではなかった。

ベッドに転がりスマホを両手で持って画面を眺める。

気分転換に、新しい玩具でも仕入れようとショップ巡りだ。

「咲耶、風呂空いたよ」

突然、兄さんがドアの向こうで俺に声をかけてきた。
一瞬ドキッとしたが、焦らずに返事をする。

「はーい」

あまり風呂上がりの兄さんは見たくないため、じっと1分程待ってから、風呂へ入りに1階へと向かった。




数日後

早速届いた品で遊ぼうと、もろもろの準備を済ませてベッドに寝転んだ。

今日は日曜、家族はみんな出掛けており、俺しかいない絶好のチャンスだった。

おかずには寂しいが、前回のように邪魔されてたまるか!



俺は一通り遊び尽くし、身体が怠いのも心地良い。

邪魔もされず気分は最高。

後はシャワーを浴びようと、浴室へ行き、身体を洗っていたところで浴室のドアが突然開いた。

「何で入ってくるの⁉︎」

「雨で濡れたから」

そこには髪が少し濡れた兄さんが裸で立っていた。

裸で。

「寒いから、早く入れてくれる?」

兄さんは俺が使っていたシャワーを奪って、頭からかけている。
そこまで広くない浴室に裸の兄さんと一緒にいるなんて……。

「何で勃ってんの?」

「えっ……と」

そう言われて自分のムスコが勃っていることに気づいた。これは恥ずかしい。

「ほんと、男の身体が好きなんだな」

お前だけだよ!

そうは言えず、俺は顔を赤くした。

兄さんは俺のムスコを眺めており、なんだこの羞恥プレイはと思って、俺は浴室から出ようとした。

だが、俺の腕を兄さんが掴んで止めた。

「待って、それ、楽にしてやろうか?」

言うと直ぐに俺のムスコにまで手を伸ばしてきた!
さっきまでオナニーしてたんだから、もうそんなに出るはずがない!

いや、そういう問題ではなく!

また兄さんに触られた!

触られて軽く上下に動かされたら、腰の力が抜けて浴室の壁にもたれかかってしまった。

「あぁっ!兄さん止めて!」

「言葉と行動が逆だろ」

兄さんに鼻で笑われた。
気がつけば俺は、自分のムスコを曝け出していた。
ああ、そうだよ気持ちいいんだよ。

クチュクチュと、上下に扱くことで水の湿った音がする。

だがそこで兄さんが持ち出したのはローションだった。

「へっ?」

これには流石に声が出てしまった。何故ここにある?
俺は間抜けな顔をして兄さんを見上げてしまった。

「まぁ、深く考えずに」

「あぁっ!きもちいっ!あっあっ!」

ローションが追加された事で、快感も一気に追加された。

目を固く閉じ、身体からは力が抜けて行き、ずるずると床に尻餅をついてしまった。

「だめっ!もっでるっ!イクッイグッ!」

つま先をピンと張って、達したが、もうあまり出るものはなかった。

兄さんはその姿を見て楽しそうに笑った。

「どうする?中に挿れて欲しい?」

正直に言えば「はい」だが、どうする?そう答えていいのか?

悩んでいると、兄さんはまた俺のムスコを刺激し始めた。

「兄さん!やめっ……!」

達したばかりのそれは、扱かれるとくすぐったい。
身を捩って逃げようとするが、兄さんの身体で動きを封じられ、泣く泣くされるがままになる。

「やだっ、離せって!もっ……!」

気持ち良くなり、腰が自然とビクビク動いてしまう。

「まだ出せる?出せたら俺の挿れてあげる」

そりゃこれだけ前を刺激されたら、後ろの刺激が欲しくなるに決まっている。
ただそれを素直に言えるわけがない。

素直には言えないが、声は上がってしまう。

「あっ、あぁっきもちぃ!きもちぃよぉっ」

ローションと掌を利用した先端への柔らかい刺激が、たまらなく腰にくる。

「あぁぁぁっ!あっ、あっ!イグっ!」

本当に声が止まらない。早く解放して欲しくて、うっすら涙まで浮かんでくる。

そうして達したにも関わらず、薄い液が僅かに出るだけで、解放とは程遠かった。

「なんだ、出ないの?あぁ、後ろ挿れないと出ない?」

ぼーっと呆けていると、兄さんの声が聞こえてきた。

兄さんのその手に見えるのは、今日初めて使った玩具だ。そうだと分かった瞬間、目を見張って奪い取ろうとした。

「やめて!」

「何で前より大きいの?俺の意識した?」

自意識過剰だ!と言いたいが、当然意識している。

「もうっ!本当に無理だから!やめて!」

口ではそう言うが、口角を吊り上げているこの兄さんに勝てるのか?

いや、自分の後ろへ刺激が欲しいと言う欲望に勝てるのか?

「良いだろ。1回試させてよ」

兄さんは楽しそうに俺の腰を引き、俺は頭を打たないように両手でバランスを取った。

さっきまで遊んでいたそこは、期待しているかのように僅かに口を開いている。

俺が諦めて抵抗しないでいると、兄さんは躊躇なくその玩具を挿入してきた。

その玩具は、今まで使っていたものよりも太く、硬く、ただの張形だ。

前立腺を刺激するようなものではなく、本当に兄さんで妄想するためだけに用意した。

それなのに、本物をお預けしてこの玩具で遊ばれるとは思っていなかった。

「あぁうっ!あっあっ…あぁぁっ!」

後ろに挿入され、前後に動かされるがそれだけでも気持ちいいのに、前も扱かれて、脳が溶けそうだった。

「だめっ……だって!あぁっあぁ、あぁぁっ!」

漏れ出る声を抑えることも出来ず、風呂場に恥ずかしげもなく響かせてしまう。

こんなの我慢できるはずがない!

「もぅやだ!むりだってぇ!挿れてっ!」

「もう挿れてるけど?」

頭を左右に振ると、水飛沫が舞った。

「ちがっ!にぃさっ!あっん、のぉっ」

「だから、出したら挿れてやるって」

もう出ないって言ってるのに!

「むりっ!むりぃっ!」

「良いよ、出すものなら何でも」

はぁ?兄さん何言ってんの?意味がわからない!
意味を考える頭は、とっくに無くなっていたけど!

だけど兄さんはそう言うと、先端への甘い刺激を追加した。

これって、そういうことかよ!

全然我慢出来る気がしない!

「待って!出る!でるからぁ!あっ、あぁぁああ!」

一際大きく、唸るように声を上げてしまい、俺のムスコからは透明な軽い液体が勢いよく噴出された。

やってしまった

だが兄さんは止まることなく刺激を続ける。

「まだでてるって!やだぁっ!やだっだめぇっ」

何度も刺激され、何度も液体が出て、本当に壊れてしまったのかと思う程だった。

「はぁっ……はぁっ」

酷い醜態を晒し、俺は兄さんの顔を見ることができずに俯いていた。

「出せるじゃん」

そう一言兄さんは呟いて、俺の腕を取った。

「ほら立って、俺の挿れるんでしょ?」

「は……?」

いや、確かにそう言ったけど、俺の身体は既に満身創痍なんだけど?

だけど軽く頭を上げれば、兄さんのムスコに目が行き、そこはしっかりと勃ち上がっていた。

顔が赤くなるのがはっきりと分かった。

腕を引かれて立ち上がり、浴槽の縁に手をついて、腰を高く上げてしまう自分がいる。

本当に節操ないと自分でも呆れてしまった。

結局は、挿入される感覚、突き上げられてる背徳感、感じてもらえる満足感、俺のムスコには十分なオカズだった。

あれだけ果てたにも関わらず、俺は直ぐに身体を痙攣させ、中をうねらせることになった。

「ああぁっ!いっ!いっでる!」

もう何の声を上げているか分からないが、その声で兄さんの律動が早くなったことは分かった。

俺の身体は限界で、膝に力が入らずにしゃがみそうになるが、兄さんは腰を支えられた。

「出すよ」

小さく兄さんの声が聞こえた瞬間、中で脈打つ感覚がした。

少しして、兄さんの俺を支える手が弱まると、しゃがみ込んでしまった。

身体の力が全て抜けて、浴槽の縁に頭を預ける。

早くベッドで横になって休みたい。

だけどその前にシャワーで流して、いろいろ……。

その時、俺の意識は途絶えてしまった。





意識が戻った時、俺はベッドに寝かされていた。

なんて事はなく。

「おい、起きろって。意識飛ばす程良かった?」

と、兄さんに起こされたのだ。
浴槽に腕と頭を預けた状態で。

「うわぁっ」

頭を上げると、目の前に兄さんのご尊顔があり思わず変な声が出てしまった。

俺の姿は裸にタオルだが、兄さんはしっかりと服を着ている。これは恥ずかしさで顔が赤くなったな。

そんな俺に興味がないのか、兄さんは「風邪引くよ」と、それだけ言って風呂場から去って行った。

数分間、その場でぼーっとしてしまったが、直ぐにシャワーで体を流し、どこと言いたくないが下も洗った。

全てを綺麗にしてから部屋へ戻った俺は、何も考えたく無かった為、ベッドで横になり、気づいたら眠ってしまっていた。
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