【完結】兎のおんがえし‐星間旅行記‐

某棒人間

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エピローグ

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 ふわふわと、たんぽぽの綿毛が飛んでいく。
 たんぽぽ。その花言葉は『愛の神託』『誠実』『幸福』そして――『別離』。
 ふわりふわり。風に乗って風の吹くままに飛ぶ綿毛は、やがてある場所へと落下する。
 電信柱に幾つかの花束が添えられ、ひらひらと一匹の黒い蝶が舞っていた。
 そして――電信柱には一個の電池式のラジオが供えられていた。
 ある少年のものだったラジオから、一つのニュースが途切れ途切れに流れる。

『――学校の…ザザ…君が車に跳ねられ…ザ、ザザザ…君は、白い兎を助けようと車道に飛び出したとみられており…ザザ…は、運転手の…ザザッザ……』

 プツン
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