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第2章 光
第9話 初めての戦い
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★◇◆◇◆◇◆◇
「カメリアさん! ぼくたち、このまま逃げ続けるしかないんですか!?」
ターメリックの声だけが響くこの状況に、カメリアはクランの様子を察したらしく、
『大丈夫、毒気に感染した生物を倒す方法ならあるよ。しかも、この本によると……君たちふたりにしかできないことらしい』
と、冷静に告げた。
よかった、倒す方法あるんだ。
でも、ぼくとクラン君にしかできないって、いったいどういうことかな。
ターメリックがひとりで考え込んでいると、羅針盤の向こうからカメリアがノウェムを呼ぶ声が聞こえた。
そこから何か話していたようだが、ターメリックには聞こえない。
しばらくして、カメリアの声が勢いよく聞こえてきた。
『ターメリック君! 今、ノウェム君に光の剣を預けて、君たちのところへ向かわせた。クランがノウェム君から光の剣を受け取ったら、次の指示を伝える。だから、それまで何とかふたりで持ちこたえてくれ!』
「は、はい! 頑張ります……!」
ターメリックは、羅針盤を握りしめて砂浜を駆け抜けていく。
午後の日差しは目に痛いほど眩しく、頭や顔を容赦なくじりじりと照りつけていた。
暑い……
走っていても暑いんだから、止まったら暑くて倒れるかも……
そういえば、クラン君は……?
ターメリックが振り向いた先では、クランが遠くでヨロヨロとしていた。
ここからでは、走っているのか歩いているのかもわからない。
倒れこむのも時間の問題だろう。
「クラン君! 今のカメリアさんの話、聞いてた!? もう少しだから、頑張って!!」
「……」
ターメリックが声を張り上げると、クランはかろうじてわかるくらい小さく頷いてみせた。
どうやら、カメリアの話は聞いていたらしい。
光の剣を持ったノウェム君が、もうすぐここへやってくるみたいだけど……
でも、ここって神殿からは遠い場所のはずだ。
だって、クラン君を追いかけてここまで来るのに、かなり時間がかかって……
と、ターメリックがそこまで考えたときだった。
「ターメリックー! クランー!」
正面の緩やかな坂道の茂みから、ノウェムが勢いよく飛び出してきた。
ええっ!
ノウェム君、速い!
なんで!?
いや、そんなこと今はいい。
助かった……!
「ノウェム君!」
「ターメリック! よかった、まだ走っててくれて……クランは!?」
キョロキョロするノウェムに、ターメリックは後ろを指さした。
そこには、息も絶え絶えのクランが片膝をついていた。
そして、すぐ後ろには、あの大きなヒマワリが見える。
速い!
こっちも速いよ!
「うっひゃあぁ、なんだアレ怖っ!!」
ノウェムはヒマワリを前にして怖気づいたようだったが、深呼吸をして落ち着いたらしく、クランに向かって声を張り上げた。
「クランー! カメリアさんから、お前のこと全部聞かせてもらったぞ! オレも、お前のこと応援する! だからコレ、受け取ってくれっ!!」
ノウェムの言葉とともに一振りの剣が陽の光を浴びて宙を舞い、やがてクランの足元に突き刺さった。
柄の部分に埋め込まれた黄色い宝石、トパーズが太陽に反射してキラリと光った。
膝をついていたクランは、よろけながらも立ち上がり、剣を砂浜から引き抜いた。
トパーズの輝きが増していく……
『……どうやら、無事に光の剣がクランの手に渡ったようだね』
羅針盤から、カメリアの声が聞こえてきた。
『それじゃあクラン、よく聞いてくれ。まずは光の剣を抜いて、太陽にかざす。そして……反射させた光をヒマワリの怪物に当てるんだ!』
「……」
クランは立っているのがやっとらしく、カメリアに返事もできず、なかなか剣を抜けないでいる。
……ヒマワリの怪物は、もうすぐそこまで迫っていた。
「クラン君!」
ターメリックはクランのもとへと駆け出そうとしたが、
「……」
クランが手を挙げて、それを制した。
来なくていい、ここからは自分でなんとかする。
……そう言っているように見えた。
「まったく……みんなして、僕と仲間になりたいだの、友達になろうだの、応援するだの……だれも僕の気持ちは聞いてくれないんだから」
はあはあと息を切らしながら、クランはようやく光の剣を抜いた。
小ぶりな剣身は、仄かに発光している。
真実の剣の鏡のような剣身とは、また違った美しさである。
「僕だって、本当は……」
クランが光の剣を空高く掲げると、太陽の光が剣身に集まり始めた。
そして、
「本当は、みんなと仲間になりたいんだっ!!」
クランの心の叫びとともに、太陽の光は剣身から黄色い閃光となって発射され、ヒマワリの怪物を貫いた。
ターメリックがクランの背後から固唾を飲んで見守る中、怪物はしゅるしゅると小さくなっていき、やがて普通のヒマワリに戻った。
やった……!
さすがクラン君!
すべて終わったとばかりに拳を握ったターメリックだったが、小さなヒマワリから長く伸びる影は、大きな姿のまま怪しく揺らめいていた。
「あれ……? やっつけたんじゃないの?」
頭に疑問符を載せたターメリックが近づいていくと、クランは盛大にため息をついた。
「ちょっと、叔父さんの話聞いてなかったの。僕たちふたりにしか倒せないって言ってたじゃん」
「あ、そういえば」
「だから、次は君の番なんだと思う」
クランは、そこでターメリックと向かい合うと、
「あとは頼んだ、ターメリック」
とても嬉しそうに、ターメリックの胸を拳で軽く小突いた。
今まで見たことのないクランの様子に、ターメリックは全身に鳥肌が立つのを感じていた。
クラン君……
初めて、ぼくの名前を呼んでくれた!
「うん、わかった。まかせて!」
ターメリックが勢いよく返事をした、そのとき。
羅針盤から様子を聞いていたらしいカメリアの声が聞こえてきた。
『光と闇は表裏一体、強い光を当てることで隠れていた闇が姿を現したようだ。さてターメリック君、待たせたね。それじゃあ、現れた闇を真実の剣で斬り捨ててくれ!』
「はい!!」
ターメリックは、腰に差していた真実の剣を抜いた。
行くぞ……!
柄を握ると、力が湧いてくる。
気合を入れて剣を構え、ターメリックはヒマワリの大きな影に向かって飛び出していった。
「くらえぇーーーっ!」
足の速さを生かして影の中へ勢いよく飛び込むと、渾身の力で剣を振り下ろした。
「グオォォォ……!」
大地を揺るがすような断末魔とともに、大きな影はユラユラと揺らめいて、やがて霧のように消えていった。
「……」
ターメリックは、声もなくその場に固まっていた。
両手が震えている……
足も、踏ん張っていないと立っていられないほどガクガクだ。
やっとのことで後ろを振り向くと、光の剣を腰に差したクランが立っていた。
「……」
声の出せないターメリックに、クランが口を開きかけた、そのとき。
「ぃやっほぉうっ!」
一部始終を見ていたノウェムが満面の笑みで駆けてきて、ふたりと強引に肩を組んだ。
「ふたりとも格好良すぎだろ! 感動したぁ~、いいもの見た~! クリスタニアにいてよかった!」
ふたりより少し背の低いノウェムに揺さぶられて、ターメリックは手足の震えが治まってきた。
どうやら、自分よりも興奮しているノウェムのおかげで、心も落ち着いてきたらしい。
そして、それはクランも同じようで、ふたりは冷静に声をかけていた。
「大袈裟だよ、ノウェム君」
「思ったんだけど、ノウェムって口悪いよね」
「なんだよぉ、ふたりとも。オレはこんなに感動してるっていうのに」
眉間にシワを寄せるノウェムの顔に、ターメリックは堪らず吹き出した。
澄んだ青空に、楽しげな笑い声が響いた。
つづく
「カメリアさん! ぼくたち、このまま逃げ続けるしかないんですか!?」
ターメリックの声だけが響くこの状況に、カメリアはクランの様子を察したらしく、
『大丈夫、毒気に感染した生物を倒す方法ならあるよ。しかも、この本によると……君たちふたりにしかできないことらしい』
と、冷静に告げた。
よかった、倒す方法あるんだ。
でも、ぼくとクラン君にしかできないって、いったいどういうことかな。
ターメリックがひとりで考え込んでいると、羅針盤の向こうからカメリアがノウェムを呼ぶ声が聞こえた。
そこから何か話していたようだが、ターメリックには聞こえない。
しばらくして、カメリアの声が勢いよく聞こえてきた。
『ターメリック君! 今、ノウェム君に光の剣を預けて、君たちのところへ向かわせた。クランがノウェム君から光の剣を受け取ったら、次の指示を伝える。だから、それまで何とかふたりで持ちこたえてくれ!』
「は、はい! 頑張ります……!」
ターメリックは、羅針盤を握りしめて砂浜を駆け抜けていく。
午後の日差しは目に痛いほど眩しく、頭や顔を容赦なくじりじりと照りつけていた。
暑い……
走っていても暑いんだから、止まったら暑くて倒れるかも……
そういえば、クラン君は……?
ターメリックが振り向いた先では、クランが遠くでヨロヨロとしていた。
ここからでは、走っているのか歩いているのかもわからない。
倒れこむのも時間の問題だろう。
「クラン君! 今のカメリアさんの話、聞いてた!? もう少しだから、頑張って!!」
「……」
ターメリックが声を張り上げると、クランはかろうじてわかるくらい小さく頷いてみせた。
どうやら、カメリアの話は聞いていたらしい。
光の剣を持ったノウェム君が、もうすぐここへやってくるみたいだけど……
でも、ここって神殿からは遠い場所のはずだ。
だって、クラン君を追いかけてここまで来るのに、かなり時間がかかって……
と、ターメリックがそこまで考えたときだった。
「ターメリックー! クランー!」
正面の緩やかな坂道の茂みから、ノウェムが勢いよく飛び出してきた。
ええっ!
ノウェム君、速い!
なんで!?
いや、そんなこと今はいい。
助かった……!
「ノウェム君!」
「ターメリック! よかった、まだ走っててくれて……クランは!?」
キョロキョロするノウェムに、ターメリックは後ろを指さした。
そこには、息も絶え絶えのクランが片膝をついていた。
そして、すぐ後ろには、あの大きなヒマワリが見える。
速い!
こっちも速いよ!
「うっひゃあぁ、なんだアレ怖っ!!」
ノウェムはヒマワリを前にして怖気づいたようだったが、深呼吸をして落ち着いたらしく、クランに向かって声を張り上げた。
「クランー! カメリアさんから、お前のこと全部聞かせてもらったぞ! オレも、お前のこと応援する! だからコレ、受け取ってくれっ!!」
ノウェムの言葉とともに一振りの剣が陽の光を浴びて宙を舞い、やがてクランの足元に突き刺さった。
柄の部分に埋め込まれた黄色い宝石、トパーズが太陽に反射してキラリと光った。
膝をついていたクランは、よろけながらも立ち上がり、剣を砂浜から引き抜いた。
トパーズの輝きが増していく……
『……どうやら、無事に光の剣がクランの手に渡ったようだね』
羅針盤から、カメリアの声が聞こえてきた。
『それじゃあクラン、よく聞いてくれ。まずは光の剣を抜いて、太陽にかざす。そして……反射させた光をヒマワリの怪物に当てるんだ!』
「……」
クランは立っているのがやっとらしく、カメリアに返事もできず、なかなか剣を抜けないでいる。
……ヒマワリの怪物は、もうすぐそこまで迫っていた。
「クラン君!」
ターメリックはクランのもとへと駆け出そうとしたが、
「……」
クランが手を挙げて、それを制した。
来なくていい、ここからは自分でなんとかする。
……そう言っているように見えた。
「まったく……みんなして、僕と仲間になりたいだの、友達になろうだの、応援するだの……だれも僕の気持ちは聞いてくれないんだから」
はあはあと息を切らしながら、クランはようやく光の剣を抜いた。
小ぶりな剣身は、仄かに発光している。
真実の剣の鏡のような剣身とは、また違った美しさである。
「僕だって、本当は……」
クランが光の剣を空高く掲げると、太陽の光が剣身に集まり始めた。
そして、
「本当は、みんなと仲間になりたいんだっ!!」
クランの心の叫びとともに、太陽の光は剣身から黄色い閃光となって発射され、ヒマワリの怪物を貫いた。
ターメリックがクランの背後から固唾を飲んで見守る中、怪物はしゅるしゅると小さくなっていき、やがて普通のヒマワリに戻った。
やった……!
さすがクラン君!
すべて終わったとばかりに拳を握ったターメリックだったが、小さなヒマワリから長く伸びる影は、大きな姿のまま怪しく揺らめいていた。
「あれ……? やっつけたんじゃないの?」
頭に疑問符を載せたターメリックが近づいていくと、クランは盛大にため息をついた。
「ちょっと、叔父さんの話聞いてなかったの。僕たちふたりにしか倒せないって言ってたじゃん」
「あ、そういえば」
「だから、次は君の番なんだと思う」
クランは、そこでターメリックと向かい合うと、
「あとは頼んだ、ターメリック」
とても嬉しそうに、ターメリックの胸を拳で軽く小突いた。
今まで見たことのないクランの様子に、ターメリックは全身に鳥肌が立つのを感じていた。
クラン君……
初めて、ぼくの名前を呼んでくれた!
「うん、わかった。まかせて!」
ターメリックが勢いよく返事をした、そのとき。
羅針盤から様子を聞いていたらしいカメリアの声が聞こえてきた。
『光と闇は表裏一体、強い光を当てることで隠れていた闇が姿を現したようだ。さてターメリック君、待たせたね。それじゃあ、現れた闇を真実の剣で斬り捨ててくれ!』
「はい!!」
ターメリックは、腰に差していた真実の剣を抜いた。
行くぞ……!
柄を握ると、力が湧いてくる。
気合を入れて剣を構え、ターメリックはヒマワリの大きな影に向かって飛び出していった。
「くらえぇーーーっ!」
足の速さを生かして影の中へ勢いよく飛び込むと、渾身の力で剣を振り下ろした。
「グオォォォ……!」
大地を揺るがすような断末魔とともに、大きな影はユラユラと揺らめいて、やがて霧のように消えていった。
「……」
ターメリックは、声もなくその場に固まっていた。
両手が震えている……
足も、踏ん張っていないと立っていられないほどガクガクだ。
やっとのことで後ろを振り向くと、光の剣を腰に差したクランが立っていた。
「……」
声の出せないターメリックに、クランが口を開きかけた、そのとき。
「ぃやっほぉうっ!」
一部始終を見ていたノウェムが満面の笑みで駆けてきて、ふたりと強引に肩を組んだ。
「ふたりとも格好良すぎだろ! 感動したぁ~、いいもの見た~! クリスタニアにいてよかった!」
ふたりより少し背の低いノウェムに揺さぶられて、ターメリックは手足の震えが治まってきた。
どうやら、自分よりも興奮しているノウェムのおかげで、心も落ち着いてきたらしい。
そして、それはクランも同じようで、ふたりは冷静に声をかけていた。
「大袈裟だよ、ノウェム君」
「思ったんだけど、ノウェムって口悪いよね」
「なんだよぉ、ふたりとも。オレはこんなに感動してるっていうのに」
眉間にシワを寄せるノウェムの顔に、ターメリックは堪らず吹き出した。
澄んだ青空に、楽しげな笑い声が響いた。
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