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第3章 叡智
第9話 影に潜む孤独
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★◇◆◇◆◇◆◇
目の前に現れたクィントゥムを前に、トックリは渋々その場に座り直した。
そして、
「よそ者は関係ねぇだろ」
と唾を吐き捨てた。
その隣で、グイノミとオチョコが嘲笑を浮かべている。
「お前、よそ者だから知らねぇんだろぉ? この世界の食い物は、半分以上がこの国で作られてんだぞぉ」
「知っている。貴様に言われなくても、広大な土地と畑を見ればわかることだ。それがどうした」
「だから、もっとあたしたちに感謝しなさいって話でしょ。それに……たとえ盗みを働いたとしても、よそ者のあんたに怒られる筋合いなんて、これぽっちもないじゃないのよっ!」
「作物の箱詰め作業を手伝わずに盗みを働こうとしていたお前たちに文句を言う資格はない」
「……」
クィントゥムの言葉に、3人は目を丸くしていた。
どうして知っているんだ?
って、顔に書いてあるみたいだな。
ターメリックは、クィントゥムの後ろから3人組の様子を観察していた。
確かにクィントゥムの言う通り、オリーブの箱詰め作業を見学しているとき、スプーン村の村人であるグイノミは広場にいなかった。
しかし、ほかのふたりのことはクィントゥムも知らないはずだ。
それでも、クィントゥムが確信を持って口にした言葉は、彼らにとって図星であったらしい。
3人はぐうの音も出ないようで、返す言葉もなく俯いていた。
遠い山の端から、太陽が顔を出し始めた。
まだ低い位置から射し込む光に照らされて、広場に立つターメリックたちと、盗人3人組の影が長く伸びている。
……深夜のひと騒動が収まった後。
まだ空が暗いうちに、ナイフ村に住む健脚自慢の若者たち数人が、王都タジンへ向けて出発した。
そこで罪人がいることを報告すると、担当の者が村までやって来て、罪人を王都へ連行してくれるのだ。
ちなみに担当の者というのは、瞬間移動の魔法を極めし者のことで、罪人はその日のうちに王都へと連行される仕組みになっている。
連行された罪人は、王都の更生施設である『清掃請負所』へ送られ、そこで強制労働を強いられるが、窃盗の場合は30日ほどで解放される。
……と、ディッシャーが教えてくれた。
「よそ者……お前が、おれたちの仕業だって気づいたそうだな」
トックリが顔を上げ、見下ろすクィントゥムに鋭い視線を向けた。
「だれにもわかりゃしねぇと思ってたってのに、とんだ誤算だったな。まさか……頭の切れる名探偵みたいな奴が、こんな辺鄙な村にいるなんて想定外だ」
「……」
クィントゥムは何も言わなかった。
けれどもターメリックは「そうだろう、そうだろう」と頷くだけでなく、つい一歩前に出て口を開いていた。
「クィントゥム君は、だれよりも頭がよくて物知りなんだ! お前たちになんか負けないんだぞ!」
……と、そこまで口にしてから、自分がとんでもなく格好悪いことに気づき、すごすごと元の場所に下がった。
そんなターメリックを見ていたトックリは、話す価値のない奴と判断したらしく、すぐにまたクィントゥムへと視線を戻した。
「頭がよくて物知りねぇ……おれのいちばん嫌いな人種だな」
「……」
「大量の知識を自慢して、仲間に褒められて……それで満足なんて、小さい人生だな」
「……」
「まあ、おれには自慢できる知識もなければ、褒めてくれる仲間もいねぇから、お前の気持ちなんざこれっぽっちもわかんねぇけどな!」
その叫びは、朝焼けの高い空に吸い込まれて消えていった。
蔑んでいるような羨んでいるような、そんな一言だとターメリックは思った。
……というか、ぼくが余計なこと言ったせいでクィントゥム君に嫌な思いさせちゃったかも。
謝っておかなきゃ。
ターメリックがクィントゥムの背中に声をかけようとした、そのとき。
ズズズズ……ズズンッ!
耳をつんざく凄まじい地響きが聞こえたかと思うと、次の瞬間、大地が大きく揺れ始めた。
村の広場には様子を見に来ていた村人たちも何人かいたが、その村人たちに向かってディッシャーが叫んでいた。
「地震だ! みんな、揺れが収まるまでその場に屈んでいなさい!」
立っているのもやっとの揺れだが、村人たちは落ち着いていて、すぐにディッシャーの指示に従っていた。
ターメリックたちもその場に屈んだが、そのとき村人たちの中から、こんな呟きが聞こえてきた。
「この間も同じように大きく揺れたっていうのに……」
この間……
それって、まさか……
ターメリックが気がついたときにはもう、揺れは収まっていた。
何か起こっていないだろうか……
ターメリックはあたりを見回してみたが、ひとりでいる人はもちろんいない。
村の広場は砂利で覆われている場所のため、ぽつんと咲いている花や木も見当たらない。
なんだ、心配しなくてもよかったかな。
ああでも、ここじゃないどこかで何か大変なことが起こっているかも……
ターメリックが、もっと遠くを見ようと背伸びをしていると、
「なんだよ、お前ら、地震くらいで……」
俯いていたトックリが、ボソボソと喋り始めた。
その声は、先ほどまでの威勢の良いものとは、まったくの別物だった。
きっと、下を向いているせいだと思っていたターメリックだったが、
「みんなで、ワイワイ騒ぎヤガッテ……」
トックリの言葉は、次第に暗い不協和音のように聞こえ始めたのである。
様子がおかしい……
でも、いったいどうしたんだろう……?
揺れが収まったため、村人たちもまた遠巻きに広場の様子を伺っている。
そして広場では、今まで後ろのほうにいたクランが、じっとトックリを観察していた。
もしかして、クラン君も……
ターメリックがトックリに視線を戻すと、暗い不協和音はますます耳障りになり、そしてついに、
「ヒトリで、イル奴の気持ちモ、考エロ……!」
トックリがそう叫んだ途端、彼の手首を縛っていた縄がするすると解けてしまった。
そして、いちばん近くにいたクィントゥムに飛び掛ったのである!
「クィントゥム君っ!!」
ターメリックは慌てて駆け寄ろうとしたものの、クランが光の剣を掲げるほうが少し早かった。
山裾から伸びた朝日を浴びて、剣が光線を放つ。
「マ、眩シイッ……!」
鋭い光を浴びて、トックリの動きが止まった。
その後ろから、ユラユラと怪しく揺らめく長い影が伸びている。
それは、先日クリスタニアで見た巨大ヒマワリの影と同じものだった。
ああ、やっぱり。
……って落ち着いてる場合じゃない!
ターメリックは腰に差していた真実の剣を抜くと、大きな影に向かって飛び出した。
「くらえぇーーーっ!」
影の中へ飛び込み、渾身の力で剣を振り下ろす。
「グオォォォ……!」
先ほどの地震と同じような、大地を揺るがす断末魔が響いた。
そして、大きな影の形は崩れていき、霧のように消えていった。
「……」
2回目ということもあって、それほど緊張はしなかったものの、剣を持つ両手は震えている。
武者震い……
いや、違うな……
たぶん、剣が重いんだ。
もっと体力つけなきゃなぁ。
「危ないところだったね」
振り向けば、クランが光の剣を腰に戻していた。
普段は眠そうな顔をしているのに、いざというときは頼りになる仲間である。
「ありがとう、クラン君。助かったよ」
ターメリックも剣を腰に戻した。
鏡のような剣身が、元の鞘に収まる。
「竜の王イゾリータの毒気だって、クラン君も気がついていたんだね」
「だって、あの大きな揺れは前と同じだったから。それよりイゾリータの封印、また少し破れたみたいだね」
そこに竜の王イゾリータがいるわけではないが、クランはあたりを見回した。
つづく
目の前に現れたクィントゥムを前に、トックリは渋々その場に座り直した。
そして、
「よそ者は関係ねぇだろ」
と唾を吐き捨てた。
その隣で、グイノミとオチョコが嘲笑を浮かべている。
「お前、よそ者だから知らねぇんだろぉ? この世界の食い物は、半分以上がこの国で作られてんだぞぉ」
「知っている。貴様に言われなくても、広大な土地と畑を見ればわかることだ。それがどうした」
「だから、もっとあたしたちに感謝しなさいって話でしょ。それに……たとえ盗みを働いたとしても、よそ者のあんたに怒られる筋合いなんて、これぽっちもないじゃないのよっ!」
「作物の箱詰め作業を手伝わずに盗みを働こうとしていたお前たちに文句を言う資格はない」
「……」
クィントゥムの言葉に、3人は目を丸くしていた。
どうして知っているんだ?
って、顔に書いてあるみたいだな。
ターメリックは、クィントゥムの後ろから3人組の様子を観察していた。
確かにクィントゥムの言う通り、オリーブの箱詰め作業を見学しているとき、スプーン村の村人であるグイノミは広場にいなかった。
しかし、ほかのふたりのことはクィントゥムも知らないはずだ。
それでも、クィントゥムが確信を持って口にした言葉は、彼らにとって図星であったらしい。
3人はぐうの音も出ないようで、返す言葉もなく俯いていた。
遠い山の端から、太陽が顔を出し始めた。
まだ低い位置から射し込む光に照らされて、広場に立つターメリックたちと、盗人3人組の影が長く伸びている。
……深夜のひと騒動が収まった後。
まだ空が暗いうちに、ナイフ村に住む健脚自慢の若者たち数人が、王都タジンへ向けて出発した。
そこで罪人がいることを報告すると、担当の者が村までやって来て、罪人を王都へ連行してくれるのだ。
ちなみに担当の者というのは、瞬間移動の魔法を極めし者のことで、罪人はその日のうちに王都へと連行される仕組みになっている。
連行された罪人は、王都の更生施設である『清掃請負所』へ送られ、そこで強制労働を強いられるが、窃盗の場合は30日ほどで解放される。
……と、ディッシャーが教えてくれた。
「よそ者……お前が、おれたちの仕業だって気づいたそうだな」
トックリが顔を上げ、見下ろすクィントゥムに鋭い視線を向けた。
「だれにもわかりゃしねぇと思ってたってのに、とんだ誤算だったな。まさか……頭の切れる名探偵みたいな奴が、こんな辺鄙な村にいるなんて想定外だ」
「……」
クィントゥムは何も言わなかった。
けれどもターメリックは「そうだろう、そうだろう」と頷くだけでなく、つい一歩前に出て口を開いていた。
「クィントゥム君は、だれよりも頭がよくて物知りなんだ! お前たちになんか負けないんだぞ!」
……と、そこまで口にしてから、自分がとんでもなく格好悪いことに気づき、すごすごと元の場所に下がった。
そんなターメリックを見ていたトックリは、話す価値のない奴と判断したらしく、すぐにまたクィントゥムへと視線を戻した。
「頭がよくて物知りねぇ……おれのいちばん嫌いな人種だな」
「……」
「大量の知識を自慢して、仲間に褒められて……それで満足なんて、小さい人生だな」
「……」
「まあ、おれには自慢できる知識もなければ、褒めてくれる仲間もいねぇから、お前の気持ちなんざこれっぽっちもわかんねぇけどな!」
その叫びは、朝焼けの高い空に吸い込まれて消えていった。
蔑んでいるような羨んでいるような、そんな一言だとターメリックは思った。
……というか、ぼくが余計なこと言ったせいでクィントゥム君に嫌な思いさせちゃったかも。
謝っておかなきゃ。
ターメリックがクィントゥムの背中に声をかけようとした、そのとき。
ズズズズ……ズズンッ!
耳をつんざく凄まじい地響きが聞こえたかと思うと、次の瞬間、大地が大きく揺れ始めた。
村の広場には様子を見に来ていた村人たちも何人かいたが、その村人たちに向かってディッシャーが叫んでいた。
「地震だ! みんな、揺れが収まるまでその場に屈んでいなさい!」
立っているのもやっとの揺れだが、村人たちは落ち着いていて、すぐにディッシャーの指示に従っていた。
ターメリックたちもその場に屈んだが、そのとき村人たちの中から、こんな呟きが聞こえてきた。
「この間も同じように大きく揺れたっていうのに……」
この間……
それって、まさか……
ターメリックが気がついたときにはもう、揺れは収まっていた。
何か起こっていないだろうか……
ターメリックはあたりを見回してみたが、ひとりでいる人はもちろんいない。
村の広場は砂利で覆われている場所のため、ぽつんと咲いている花や木も見当たらない。
なんだ、心配しなくてもよかったかな。
ああでも、ここじゃないどこかで何か大変なことが起こっているかも……
ターメリックが、もっと遠くを見ようと背伸びをしていると、
「なんだよ、お前ら、地震くらいで……」
俯いていたトックリが、ボソボソと喋り始めた。
その声は、先ほどまでの威勢の良いものとは、まったくの別物だった。
きっと、下を向いているせいだと思っていたターメリックだったが、
「みんなで、ワイワイ騒ぎヤガッテ……」
トックリの言葉は、次第に暗い不協和音のように聞こえ始めたのである。
様子がおかしい……
でも、いったいどうしたんだろう……?
揺れが収まったため、村人たちもまた遠巻きに広場の様子を伺っている。
そして広場では、今まで後ろのほうにいたクランが、じっとトックリを観察していた。
もしかして、クラン君も……
ターメリックがトックリに視線を戻すと、暗い不協和音はますます耳障りになり、そしてついに、
「ヒトリで、イル奴の気持ちモ、考エロ……!」
トックリがそう叫んだ途端、彼の手首を縛っていた縄がするすると解けてしまった。
そして、いちばん近くにいたクィントゥムに飛び掛ったのである!
「クィントゥム君っ!!」
ターメリックは慌てて駆け寄ろうとしたものの、クランが光の剣を掲げるほうが少し早かった。
山裾から伸びた朝日を浴びて、剣が光線を放つ。
「マ、眩シイッ……!」
鋭い光を浴びて、トックリの動きが止まった。
その後ろから、ユラユラと怪しく揺らめく長い影が伸びている。
それは、先日クリスタニアで見た巨大ヒマワリの影と同じものだった。
ああ、やっぱり。
……って落ち着いてる場合じゃない!
ターメリックは腰に差していた真実の剣を抜くと、大きな影に向かって飛び出した。
「くらえぇーーーっ!」
影の中へ飛び込み、渾身の力で剣を振り下ろす。
「グオォォォ……!」
先ほどの地震と同じような、大地を揺るがす断末魔が響いた。
そして、大きな影の形は崩れていき、霧のように消えていった。
「……」
2回目ということもあって、それほど緊張はしなかったものの、剣を持つ両手は震えている。
武者震い……
いや、違うな……
たぶん、剣が重いんだ。
もっと体力つけなきゃなぁ。
「危ないところだったね」
振り向けば、クランが光の剣を腰に戻していた。
普段は眠そうな顔をしているのに、いざというときは頼りになる仲間である。
「ありがとう、クラン君。助かったよ」
ターメリックも剣を腰に戻した。
鏡のような剣身が、元の鞘に収まる。
「竜の王イゾリータの毒気だって、クラン君も気がついていたんだね」
「だって、あの大きな揺れは前と同じだったから。それよりイゾリータの封印、また少し破れたみたいだね」
そこに竜の王イゾリータがいるわけではないが、クランはあたりを見回した。
つづく
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