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第6章 希望
第16話 意外な解決策
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◆◇◆◇◆?◆◇
腰掛けていた岩場から身を乗り出してみると、こちらに向かって駆けてくるクィントゥムの姿が見えた。
ノウェムが「クィン兄さん!」と手を振ると、クィントゥムは両手を振って飛び上がり、さらに速度を上げた。
いつもの沈着冷静なクィントゥムらしくない。
「……クィン兄さん、やけに張り切ってるな」
「張り切ってるというより、慌ててるんじゃない。まあ、確かに珍しいけど」
ノウェムとクランが岩場から飛び降りるのと、クィントゥムがふたりのもとへと到着したのは、ほぼ同時であった。
「クィン兄さん! どうしたんだ!?」
ノウェムが声をかけると、クィントゥムは肩で息をしながらも「すまなかった、ノウェム」と謝罪の言葉を述べ始めた。
「あのとき、私がするべきだったのは、君に賛同することではなかった。私は……考えるべきだったんだ。どうすれば君を一緒に連れて行けるか、どうしたら君が希望の剣を扱えるようになるか……それなのに、私は何も考えずに、君の言う通りにしようなんて軽はずみなことを……」
「クィン兄さん落ち着いてくれよ。兄さんは何も悪くない。オレが自分の気持ちを隠してあんなこと言ったから……」
「君が本当は私たちと一緒に行きたがっていることには、もちろん気づいていたよ。だからこそ余計に、私は自分を責めずにはいられないんだ」
「……」
クィントゥムの告白に、ノウェムは声もなく驚いていた。
そして、改めて自分の気持ちに気づいたのだった。
なんだよ、クィン兄さん知ってたのか。
もしかして、あのとき怒ってくれたフィオ姉さんも、心配そうな顔してたレードル姫様も、ここでボケてばかりいるクランも……
「みんな、知ってたんだな」
ノウェムの呟きに、クィントゥムは「当たり前だろう」と小さく笑った。
クランは、そんなクィントゥムに「でも」と声をかけた。
「ターメリックだけは、本気でノウェムが残りたいんだと思ってそうだけど」
「え?」
「あ、それオレも思った」
ノウェムはクランと顔を見合わせて、ニヤリと笑った。
クィン兄さん、まだまだターメリックのこと、わかってないな。
ノウェムが呆然とするクィントゥムを見ていると、
「クィントゥムー!」
そんな彼を呼ぶ声が、遠くから聞こえてきた。
振り向くと、館の裏から回って来たらしいフィオが全速力で走ってくるところだった。
その軽やかな身のこなしは、先ほど息を切らしていたクィントゥムと、天と地ほどの差がある。
フィオを追いかけて来たであろうレードル姫はというと、こちらに向かってのんびり歩いているようだ。
「あれ、フィオ姉さん……?」
ノウェムたちのもとへと到着したフィオは、クィントゥムに「ジョアキムさんに、ここにいるって聞いて来ました」と言ってから、頭を下げた。
「ごめんなさい、クィントゥム。あたし、クィントゥムに酷いこと言いましたよね。なんでも剣が決めると思ってるとか、勇気の剣のせいとか、希望の剣のせいとか……でも、アガタさんに教えてもらったんです。あたしたちが仲間でいられるのは、伝説の剣のおかげだって。だから謝って、もう一度話し合おうと思ったんです」
フィオはそれから、ノウェムにも頭を下げた。
「さっきはごめんなさい。イライラして、八つ当たりみたいなこと言っちゃって……」
「フィオ姉さんは悪くないよ。さっきもクィン兄さんに言ったけど、オレが自分の気持ちを素直に言わなかったせいなんだ。こっちこそ、ごめん」
ノウェムはペコリと頭を下げたが、隣にいたクィントゥムはフィオに深々と頭を垂れていた。
「私も、申し訳なかった。何も考えず、剣の意のままに操られていたようだ。反省している」
「そんなそんな! クィントゥムがそこまで謝ることじゃ……」
「いや、謝らせてほしい。これは私が……」
「違います! あたしが……」
クィントゥムとフィオは、お互いの謝罪を遮るように白熱していく。
クランとレードル姫が「まあまあふたりとも」と声をかけたところでようやく我に返ったふたりは、顔を見合わせて吹き出した。
「ふふっ……何やってるんでしょうね、あたしたち」
「まったくだ」
微笑むフィオと苦笑いを浮かべるクィントゥム。
それを見守っていたノウェムが「ふたりとも仲良しだなぁ」と間に入ろうとした瞬間、
「はっ!!」
クィントゥムが突然、目を見開いて叫んだ。
そして、穴が空くのではと思うほどの目力でノウェムを見据えると、
「まるで一件落着のような雰囲気になってしまっているが、我々は何も解決していない!」
「……あ、確かにそ」
「君はこんなところで海や空を眺めている場合じゃないんだ! 私は君に大事なことを伝えに来たというのに、今の今まですっかり忘れていた。すまなかった」
クィントゥムは目を丸くするノウェムに頭を下げたかと思うと、がばっと上体を起こして、
「今なら、まだ間に合う。希望の剣が君を見放す前に、何か希望に満ちたことを口に出して言うんだ。そうすれば、希望の剣は今度こそ君を選ぶ。剣が抜けなくて困ることはないだろう」
「え、えええ? クィン兄さん、それってどういう……」
困惑するノウェムに代わって、クランが口を開いた。
「クィントゥムさんが仲間になったとき、少しの間だけど魔法が使えなくなって困ったって話していたけど……もしかして、同じことが起こってるの」
その質問に、クィントゥムは「我が意を得たり」とばかりに大きく頷いた。
「ああ、そうだ。私の場合は、精神的な不安が叡智の剣に伝染したことが原因だったが、ノウェムも似たようなものだろう。おそらく……希望の剣は、名前のとおり『希な望み』を持つ者にしか抜けない剣なんだ」
「希な、望み……?」
「ノウェム、君には何か『希な望み』があるか?」
「……」
クィントゥムに尋ねられ、ノウェムは「そうだなぁ」と天を仰いだ。
何か考えているようにみえるが……
実は考えるフリであった。
そりの合わない父親から逃げるようにして家を出て、そのまま「自分探し」と称してクリスタニアに流れ着いた自分にとっての「希な望み」……
いやいや、そんなもの、あるわけないでしょーが!
「うーん……」
ノウェムは、ただひたすら呻くばかりであった。
★◇◆◇◆◇◆◇
……みんなのリーダーは、ぼくなのに。
どうして、何もできないんだろう。
こういうとき、何て言うんだっけ……
確か……そう、不甲斐ない!
……だったかな。
ここは、ピケノ=オエスシィ家の館に併設された、簡易型の会議室。
南に向いた窓を背に、ターメリックは椅子に腰掛けていた。
目の前の長机には、自らの影が長く伸びている。
そして、ロの字に置かれた机の向こう側では、第18代当主ベント・ピケノ=オエスシィと、外交担当補佐のクワトロが話し合っている。
議題は、スパイス帝国との今後の状況……
朝食後の成り行きで、ターメリックはふたりと一緒に会議室を訪れていたのだった。
「スパイス帝国との交渉が決裂したのは、クワトロのせいではないよ。それに、スパイス帝国が攻めてくるといったって、今すぐというわけじゃないだろう? 向こうだって、内乱が続いているんだから。ここみたいな小さな国とだって、戦争を始める余裕はないと思うな」
「旦那様、その油断が命取りになるかもしれないんですよ。こちらも、できるだけ戦争は避けたいんです。でも、向こうから攻撃を仕掛けられたら、ひとたまりもないんです。手遅れになる前に、自衛の作戦を考えないと……」
ベントとクワトロの会話を、ターメリックはよくわからないままに見守っていた。
つづく
腰掛けていた岩場から身を乗り出してみると、こちらに向かって駆けてくるクィントゥムの姿が見えた。
ノウェムが「クィン兄さん!」と手を振ると、クィントゥムは両手を振って飛び上がり、さらに速度を上げた。
いつもの沈着冷静なクィントゥムらしくない。
「……クィン兄さん、やけに張り切ってるな」
「張り切ってるというより、慌ててるんじゃない。まあ、確かに珍しいけど」
ノウェムとクランが岩場から飛び降りるのと、クィントゥムがふたりのもとへと到着したのは、ほぼ同時であった。
「クィン兄さん! どうしたんだ!?」
ノウェムが声をかけると、クィントゥムは肩で息をしながらも「すまなかった、ノウェム」と謝罪の言葉を述べ始めた。
「あのとき、私がするべきだったのは、君に賛同することではなかった。私は……考えるべきだったんだ。どうすれば君を一緒に連れて行けるか、どうしたら君が希望の剣を扱えるようになるか……それなのに、私は何も考えずに、君の言う通りにしようなんて軽はずみなことを……」
「クィン兄さん落ち着いてくれよ。兄さんは何も悪くない。オレが自分の気持ちを隠してあんなこと言ったから……」
「君が本当は私たちと一緒に行きたがっていることには、もちろん気づいていたよ。だからこそ余計に、私は自分を責めずにはいられないんだ」
「……」
クィントゥムの告白に、ノウェムは声もなく驚いていた。
そして、改めて自分の気持ちに気づいたのだった。
なんだよ、クィン兄さん知ってたのか。
もしかして、あのとき怒ってくれたフィオ姉さんも、心配そうな顔してたレードル姫様も、ここでボケてばかりいるクランも……
「みんな、知ってたんだな」
ノウェムの呟きに、クィントゥムは「当たり前だろう」と小さく笑った。
クランは、そんなクィントゥムに「でも」と声をかけた。
「ターメリックだけは、本気でノウェムが残りたいんだと思ってそうだけど」
「え?」
「あ、それオレも思った」
ノウェムはクランと顔を見合わせて、ニヤリと笑った。
クィン兄さん、まだまだターメリックのこと、わかってないな。
ノウェムが呆然とするクィントゥムを見ていると、
「クィントゥムー!」
そんな彼を呼ぶ声が、遠くから聞こえてきた。
振り向くと、館の裏から回って来たらしいフィオが全速力で走ってくるところだった。
その軽やかな身のこなしは、先ほど息を切らしていたクィントゥムと、天と地ほどの差がある。
フィオを追いかけて来たであろうレードル姫はというと、こちらに向かってのんびり歩いているようだ。
「あれ、フィオ姉さん……?」
ノウェムたちのもとへと到着したフィオは、クィントゥムに「ジョアキムさんに、ここにいるって聞いて来ました」と言ってから、頭を下げた。
「ごめんなさい、クィントゥム。あたし、クィントゥムに酷いこと言いましたよね。なんでも剣が決めると思ってるとか、勇気の剣のせいとか、希望の剣のせいとか……でも、アガタさんに教えてもらったんです。あたしたちが仲間でいられるのは、伝説の剣のおかげだって。だから謝って、もう一度話し合おうと思ったんです」
フィオはそれから、ノウェムにも頭を下げた。
「さっきはごめんなさい。イライラして、八つ当たりみたいなこと言っちゃって……」
「フィオ姉さんは悪くないよ。さっきもクィン兄さんに言ったけど、オレが自分の気持ちを素直に言わなかったせいなんだ。こっちこそ、ごめん」
ノウェムはペコリと頭を下げたが、隣にいたクィントゥムはフィオに深々と頭を垂れていた。
「私も、申し訳なかった。何も考えず、剣の意のままに操られていたようだ。反省している」
「そんなそんな! クィントゥムがそこまで謝ることじゃ……」
「いや、謝らせてほしい。これは私が……」
「違います! あたしが……」
クィントゥムとフィオは、お互いの謝罪を遮るように白熱していく。
クランとレードル姫が「まあまあふたりとも」と声をかけたところでようやく我に返ったふたりは、顔を見合わせて吹き出した。
「ふふっ……何やってるんでしょうね、あたしたち」
「まったくだ」
微笑むフィオと苦笑いを浮かべるクィントゥム。
それを見守っていたノウェムが「ふたりとも仲良しだなぁ」と間に入ろうとした瞬間、
「はっ!!」
クィントゥムが突然、目を見開いて叫んだ。
そして、穴が空くのではと思うほどの目力でノウェムを見据えると、
「まるで一件落着のような雰囲気になってしまっているが、我々は何も解決していない!」
「……あ、確かにそ」
「君はこんなところで海や空を眺めている場合じゃないんだ! 私は君に大事なことを伝えに来たというのに、今の今まですっかり忘れていた。すまなかった」
クィントゥムは目を丸くするノウェムに頭を下げたかと思うと、がばっと上体を起こして、
「今なら、まだ間に合う。希望の剣が君を見放す前に、何か希望に満ちたことを口に出して言うんだ。そうすれば、希望の剣は今度こそ君を選ぶ。剣が抜けなくて困ることはないだろう」
「え、えええ? クィン兄さん、それってどういう……」
困惑するノウェムに代わって、クランが口を開いた。
「クィントゥムさんが仲間になったとき、少しの間だけど魔法が使えなくなって困ったって話していたけど……もしかして、同じことが起こってるの」
その質問に、クィントゥムは「我が意を得たり」とばかりに大きく頷いた。
「ああ、そうだ。私の場合は、精神的な不安が叡智の剣に伝染したことが原因だったが、ノウェムも似たようなものだろう。おそらく……希望の剣は、名前のとおり『希な望み』を持つ者にしか抜けない剣なんだ」
「希な、望み……?」
「ノウェム、君には何か『希な望み』があるか?」
「……」
クィントゥムに尋ねられ、ノウェムは「そうだなぁ」と天を仰いだ。
何か考えているようにみえるが……
実は考えるフリであった。
そりの合わない父親から逃げるようにして家を出て、そのまま「自分探し」と称してクリスタニアに流れ着いた自分にとっての「希な望み」……
いやいや、そんなもの、あるわけないでしょーが!
「うーん……」
ノウェムは、ただひたすら呻くばかりであった。
★◇◆◇◆◇◆◇
……みんなのリーダーは、ぼくなのに。
どうして、何もできないんだろう。
こういうとき、何て言うんだっけ……
確か……そう、不甲斐ない!
……だったかな。
ここは、ピケノ=オエスシィ家の館に併設された、簡易型の会議室。
南に向いた窓を背に、ターメリックは椅子に腰掛けていた。
目の前の長机には、自らの影が長く伸びている。
そして、ロの字に置かれた机の向こう側では、第18代当主ベント・ピケノ=オエスシィと、外交担当補佐のクワトロが話し合っている。
議題は、スパイス帝国との今後の状況……
朝食後の成り行きで、ターメリックはふたりと一緒に会議室を訪れていたのだった。
「スパイス帝国との交渉が決裂したのは、クワトロのせいではないよ。それに、スパイス帝国が攻めてくるといったって、今すぐというわけじゃないだろう? 向こうだって、内乱が続いているんだから。ここみたいな小さな国とだって、戦争を始める余裕はないと思うな」
「旦那様、その油断が命取りになるかもしれないんですよ。こちらも、できるだけ戦争は避けたいんです。でも、向こうから攻撃を仕掛けられたら、ひとたまりもないんです。手遅れになる前に、自衛の作戦を考えないと……」
ベントとクワトロの会話を、ターメリックはよくわからないままに見守っていた。
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