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第零話 神話の終り、病の始まり
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いつもの公園。いつも通りの通学路。「おはよー」と声を掛けあいながら通り過ぎていくランドセルに背を向けて、彼はじっと足元を見つめていた。
視線の先に、死体があった。一目見て死んでいると分かる出血量。それと同時に、猫だと分かる位に綺麗な亡骸。
まだ乾ききっていない血が公園脇の雑木の土を赤黒く湿らせていく様子を、ただじっと。
やがて彼は、少しだけ目を伏せて制服の片膝を地面に落とす。
そっと手を伸ばして、小さな動物の頭に触れて。見開かれたままの目に掌で静かに蓋をして。
「……ごめん」
ぽつりと呟いた少年の唇は、微かに震えていた。
視線の先に、死体があった。一目見て死んでいると分かる出血量。それと同時に、猫だと分かる位に綺麗な亡骸。
まだ乾ききっていない血が公園脇の雑木の土を赤黒く湿らせていく様子を、ただじっと。
やがて彼は、少しだけ目を伏せて制服の片膝を地面に落とす。
そっと手を伸ばして、小さな動物の頭に触れて。見開かれたままの目に掌で静かに蓋をして。
「……ごめん」
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