クラスごと異世界転移したけど折角なので私は勇者をせずに冒険者になります!~死を撒き散らしながら~

ブラッドリリー

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獣王国編

獣王国の王様

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あれから沢山叫びまくった。それはもう声が枯れかけるくらいに。
多分100dBデシベル以上はあったと思う。

「で、気は済んだか?なら話をしたいのだか…。」
「「お話?」」
「そうだ。この半壊した俺様の城とそこにいる獣人の事でな。」
「おれぇ?」
「……ロモに何か用でも?」
「おい、そんなに警戒すんなよ!そうだなぁ…見てもらいたい物があるんだがちょいと付いてきてくれないか?」

見てもらいたい物かぁ…獣人達がこんな事するくらいだから相当な物なんだろうね。

「見てもらいたい物?何だそれ?美味しいのか?」
「多分美味しくないよロモ。」
「何話してんだ?それより着いたぞ、これが見せたい物だ。」

あれ?
この絵にいるのは




…ロモ?
え?何で?

「うわぁ俺そっくりだ!あれ?何でこんな所に俺の絵があるんだ?」
「本当にロモそっくりだね。髪と目の色が違うけどそれ以外は全部同じだよ。」
「あー、この絵はな獣王国ビアガスの初代国王様だ。建国者でもあり、俺様のひいひいひいひいお爺ちゃんでもある。大体1200年位前の事だ。人族に虐げられ奴隷の様に扱われ俺達獣人族は心身ともに疲れ切っていて絶滅の危機に陥っていた時に数人の獣人達が立ち上がった。獣人達はバラバラに散らばって生活していた仲間に呼びかけ人族から解放する為に戦った。沢山の犠牲が出た。しかし我々獣人族は遂に解放することに成功した!残った仲間達と共に村を作りそれはやがて街となり遂に国へとなった。その時に誰が王になるかで話し合いがあった。誰もが彼を王に選んだ。誰よりも強く優しくそして美しい彼を。それが初代国王ロイモネル・ビアガス様だ。」
「へぇ~そうなんだ。凄いね~。」
「何だその反応は!もっとなんかあるだろ普通!」
「え~?だって僕関係ないし?確かに良い話だけどだからと言って別に何かある訳じゃないし…ねぇ?」
「だな!そもそも俺元魔物だから正直どうでもいいかな。」
「…ハァ、まぁいい。つまりはこういう事だ。初代国王様にそっくりな獣人が人族の事をご主人様と言いあまつさえ(俺達から見たら)下手に出ているときた。それに怒って暴走した結果がこれだ。」
「大体予想通りだね。」
「だな。」
「これに関してはこちら側が完全に悪いからなぁ。何とも言えん。」
「まぁ安心してよ!修理費はこっちが全額出すし何かあったら出来る限りで手伝う…かもしれないから、ね?」
「いやそれだけでも十分だ。というか大丈夫なのか?そんなに金があるのか?」
「大丈夫大丈夫!お金なら腐るほどあるから!これでもSランク冒険者だし!」
「Sランク⁉︎もしお前がこんなんじゃなけりゃやばかったな。」
「ロモも実力だけならSランクだしね。寧ろあんだけ怒っていて半壊で済んだんだったら運が良い方だよ。良かったね!」
「……それを聞いた俺様の身にもなってくれ……。」


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