432 / 828
西国王小佐々純正と第三勢力-第2.5次信長包囲網と迫り来る陰-
京都大使館にて信長と純正と純久と、そして佐吉
しおりを挟む
元亀元年 十一月十五日 京都大使館
「そうか、そこまできたか。まったく、あの公方ときたら、こちらが何も言わぬのを良い事に」
と信長。
「どうされるのですか」
短く返事をする純正。
「こうなれば、事と次第によっては所司代を辞任されたほうが良いのではないでしょうか」
純久は現実的な対応を考える。しかし、義昭と険悪になれば辞任させられるかもしれない。そうなったら渡りに船である。
「……そろそろ、珈琲と紅茶、おかわりをお持ちしましょうか?」
普通ならあり得ないシチュエーションに、緊張するなり、言葉を失うなりして縮こまるはずである。しかし佐吉は落ち着き払っていて、淡々と言葉を発する。
「あ! やった! 一抜けです!」
かとおもうと、声変わりしていないかのような高い声を出して喜んでいる。
ノブ:「ぐ、ぐぬう」
純正:「おかわり!」
純久:「佐吉、少しは忖度というものを……」
テーブルの下に置いた囲炉裏を囲んでババ抜きをしているその4人とは、織田信長、小佐々純正、小佐々純久、石田佐吉である。
この状況でなぜ大使館でババ抜きをしているのか?
というと、やはり天下に名を残す人物というのは、常人には計り知れないものなのかもしれない。……?
信長はまだ長島の一揆を平定はしていなかったが、5つの城のうち4つは、砲撃や兵糧攻めで陥落させていた。残った長島城も時間の問題である。
柴田勝家をはじめとした重臣に指揮をまかせ、純正が上洛していると聞き、引き上げたのだ。浅井長政はというと、丹後を平定して小谷城へ帰還していた。
「さて、弾正忠殿。大事な長島を引き上げここにいるという事は、それなりに重要な用件なのでしょう?」
純正はお開きにしたトランプのカードをまとめ、珈琲を口にふくみながら信長に尋ねる。公式、非公式は何をもって区別するのかわからないが、4人とも略装だ。
ビロードのマントはハンガーに掛けられ、ラメの装飾が施されたベスト(仏:ジレ)、その下にはオーダーメイドのシャツを着ている。
前立ての部分にフリルのような装飾がある、よく見るあれだ。
一方の純正と純久は、完全に現代風である。
2人ともジャケットは脱いでいるがシャツは現代風で、ノータイだ。胸ポケットには白糸で、小佐々の家紋、七つ割平四つ目が刺繍されている。
さすがにボタンのような小さな加工は難しい。出来なくはないだろうが、かなり高価になるので略装では使わない。
小指の先ほどの大きさにあつらえた紐カフスのようなものを、もう一方の前立ての生地の穴に通して留める物だ。
ベルトは三重になっていて、三重目と二重目の間に脇差し用、二重目と一重目の間に大刀用の隙間をつくり、二振りの刀がクロスするように上手く作られている。
佐吉は刀の仕様がないだけで、同じだ。
大使館の職員は、館内の仕事の時はほとんどがこの格好である。機能性重視だ。ただし、参内したり公式に外出するときは和装となる。
「まあ、そんなところだ。お主とこれからの事を話したくての」
信長が話したい事とはなんだろう? そう思いながら純正は返事をする。
「これから、ですか。俺たちは西国の地固めを着々と進めるだけですね。中央とは、少し間をおきたいので」
純正が敬語を使っているのは、単に年齢が上で年長者を敬っているからにすぎない。
純正と信長は対等な同盟である。六角とは単なる親密な通商であり、徳川や浅井とは、信長の同盟相手なので準同盟といったところであろうか。
先日の室町御所参内の事を信長は知っている。信長も各地に忍びの者を放って情報収集をしているのだ。当然であろう。
「さようか。わしも鼻持ちならぬところはあるが、今はまだ様子を見ておる。長島の一揆はいずれ平定するとして、越前の朝倉に延暦寺や本願寺、それに根来や雑賀の動きもあるでな」
信長は、まだ、ギリギリ義昭と敵対する時期ではないと考えているようだ。
「そうですね。信玄も三河に侵入しているようですし、上杉とも和睦を結んでいる。上杉は越中にかかりきりでしょうから、しばらくは信濃に手は出さないでしょう」
信長が純正の顔を凝視する。
「信玄は駿河をほぼ平定して、興国寺城のあたりだけ北条の領国となっていますね。その代替わりした氏政とも盟約を結んでいますから、きっかけがあれば上洛を意図するかもしれません」
「おい、純正」
「な、なんですか」
「前々から思っていたのだが、おぬしのその諜報能力、わが織田と共にせぬか」
しまった! という顔をしている純正の横で、純久が、勘弁してくださいよ、という顔をする。純正に向けてなのか、信長に向けてなのかはわからない。
佐吉は聞き役にまわって空いたカップを下げ、新しい物を用意する。
「わが小佐々の忍びの情報を、弾正忠殿と共にせよ、と?」
「そうじゃ。無論われらがもらうばかりではないぞ、われらの有する情報も供する。そうすればより広く情報を集められるし、その確かさも増す。どうだ?」
正直なところ、信長との同盟は今後も続けていこうと純正は考えていた。しかし、得るものと出す物でいえば、どうにも出す物が多い気がしていたのだ。
最初こそ良かった。
大友にしても島津にしても、周辺の大名を牽制するためであった。さらに、大使館や中央での人脈や基盤づくりに、信長を利用させてもらったのは確かである。
しかしいつの頃からか、大使館や中央でのポジション、そして各地とのコネクションが確立されて以降、どうにも出す物が多い。
留学生しかり大砲しかりである。
情報量としては、織田の情報を貰って多少プラスになっても、こちらの出す情報が圧倒的に多いだろう。それが小佐々の領国益にかなうだろうか?
ちょっと真剣に考える時期にきていた。
通商においてもそうだ。
正直なところ、織田領内にあるものは、小佐々の領内にすでにある。嗜好品や贅沢品は別として、わざわざ買わなくても良いのだ。
そこを、様々な関税を調整してかけることで、織田にも利益が出るようにしている。御用商人四人衆からは、ちょくちょく不満がでているようだ。
織田領内との交易はうま味が少ない。いわゆる先進国と途上国の違いだろうか。いや、そうでもない。
途上国は基本的に第一次産業である農産物や鉱山資源、林業における木材や海産物などを輸出しているが、織田領内のそれは、小佐々領内にあるのだ。
あわせて、最初の情報の件だが、要するに安保条約のアメリカ側の気持ちって、こんな感じなんだろうか? と純正は思った。
しかし、共通の敵……がいないからな。
あ! そうだ! 純正は重要な事を思い出した。いや、思いついたのだ。
「いいでしょう。ただ、一つ条件がございます」
「ほう、なんじゃ?」
「弾正忠殿の領国で、今後増える土地も含みますが、土を採掘する事をお許しください。ただし、一切の銭は払いませぬ」
「土? 金や銀ではなく、ただの土か?」
「はい、土にございます(厳密にはただの土ではないが)」
「ふむ」
信長は考えている。
純正がやることであるから、ただの土ではないことはわかっている。京から関ヶ原への街道整備の際も、見た事のない材料で見事に道を固めていた。
しかし、それを知ったとして、今の織田にはどうすることもできない。宝の持ち腐れである。で、あれば十分に供し、後年その技術を教えて貰うしかない。
「あいわかった。その旨、免状を出そう」
純正が採掘しようと考えていたのは、耐火粘土である。
忠右衛門と秀政が完成させた、炭焼き窯と陶器の釜の原理を用いたビーハイブ炉であったが、耐久性にやや問題があったのだ。
2人は肥後の天草や、肥前各地で産出される陶石を原料にした陶土を使い、窯(炉)を完成させた。
それだけでもすごい事で、純正は2人に感謝していたのだが、それでも反射炉をつくる為の、耐火レンガを作るには至っていない。
どうしても、耐火粘土が必要だったのだ。
人件費や設備投資は必要だが、それは商人に出させる。
そして適正価格で買い取り、コークス炉の研究と開発に利用するのだ。純正は原料の問題を解決でき、商人は利益がでる。
純正はさらに、織田領国内と同盟国内への街道整備に信号、伝馬の宿場を整備する事を提案した。
同盟国に同等の軍事力は求めないが、少なくとも情報伝達で優位に立ち、自軍の行動に支障が出ないよう、整備を提案したのだ。
もちろん一朝一夕にできることではないが、こうして近隣諸国に対する織田、徳川、浅井の軍事力(戦闘力以外の)の底上げがなされたのであった。
「そうか、そこまできたか。まったく、あの公方ときたら、こちらが何も言わぬのを良い事に」
と信長。
「どうされるのですか」
短く返事をする純正。
「こうなれば、事と次第によっては所司代を辞任されたほうが良いのではないでしょうか」
純久は現実的な対応を考える。しかし、義昭と険悪になれば辞任させられるかもしれない。そうなったら渡りに船である。
「……そろそろ、珈琲と紅茶、おかわりをお持ちしましょうか?」
普通ならあり得ないシチュエーションに、緊張するなり、言葉を失うなりして縮こまるはずである。しかし佐吉は落ち着き払っていて、淡々と言葉を発する。
「あ! やった! 一抜けです!」
かとおもうと、声変わりしていないかのような高い声を出して喜んでいる。
ノブ:「ぐ、ぐぬう」
純正:「おかわり!」
純久:「佐吉、少しは忖度というものを……」
テーブルの下に置いた囲炉裏を囲んでババ抜きをしているその4人とは、織田信長、小佐々純正、小佐々純久、石田佐吉である。
この状況でなぜ大使館でババ抜きをしているのか?
というと、やはり天下に名を残す人物というのは、常人には計り知れないものなのかもしれない。……?
信長はまだ長島の一揆を平定はしていなかったが、5つの城のうち4つは、砲撃や兵糧攻めで陥落させていた。残った長島城も時間の問題である。
柴田勝家をはじめとした重臣に指揮をまかせ、純正が上洛していると聞き、引き上げたのだ。浅井長政はというと、丹後を平定して小谷城へ帰還していた。
「さて、弾正忠殿。大事な長島を引き上げここにいるという事は、それなりに重要な用件なのでしょう?」
純正はお開きにしたトランプのカードをまとめ、珈琲を口にふくみながら信長に尋ねる。公式、非公式は何をもって区別するのかわからないが、4人とも略装だ。
ビロードのマントはハンガーに掛けられ、ラメの装飾が施されたベスト(仏:ジレ)、その下にはオーダーメイドのシャツを着ている。
前立ての部分にフリルのような装飾がある、よく見るあれだ。
一方の純正と純久は、完全に現代風である。
2人ともジャケットは脱いでいるがシャツは現代風で、ノータイだ。胸ポケットには白糸で、小佐々の家紋、七つ割平四つ目が刺繍されている。
さすがにボタンのような小さな加工は難しい。出来なくはないだろうが、かなり高価になるので略装では使わない。
小指の先ほどの大きさにあつらえた紐カフスのようなものを、もう一方の前立ての生地の穴に通して留める物だ。
ベルトは三重になっていて、三重目と二重目の間に脇差し用、二重目と一重目の間に大刀用の隙間をつくり、二振りの刀がクロスするように上手く作られている。
佐吉は刀の仕様がないだけで、同じだ。
大使館の職員は、館内の仕事の時はほとんどがこの格好である。機能性重視だ。ただし、参内したり公式に外出するときは和装となる。
「まあ、そんなところだ。お主とこれからの事を話したくての」
信長が話したい事とはなんだろう? そう思いながら純正は返事をする。
「これから、ですか。俺たちは西国の地固めを着々と進めるだけですね。中央とは、少し間をおきたいので」
純正が敬語を使っているのは、単に年齢が上で年長者を敬っているからにすぎない。
純正と信長は対等な同盟である。六角とは単なる親密な通商であり、徳川や浅井とは、信長の同盟相手なので準同盟といったところであろうか。
先日の室町御所参内の事を信長は知っている。信長も各地に忍びの者を放って情報収集をしているのだ。当然であろう。
「さようか。わしも鼻持ちならぬところはあるが、今はまだ様子を見ておる。長島の一揆はいずれ平定するとして、越前の朝倉に延暦寺や本願寺、それに根来や雑賀の動きもあるでな」
信長は、まだ、ギリギリ義昭と敵対する時期ではないと考えているようだ。
「そうですね。信玄も三河に侵入しているようですし、上杉とも和睦を結んでいる。上杉は越中にかかりきりでしょうから、しばらくは信濃に手は出さないでしょう」
信長が純正の顔を凝視する。
「信玄は駿河をほぼ平定して、興国寺城のあたりだけ北条の領国となっていますね。その代替わりした氏政とも盟約を結んでいますから、きっかけがあれば上洛を意図するかもしれません」
「おい、純正」
「な、なんですか」
「前々から思っていたのだが、おぬしのその諜報能力、わが織田と共にせぬか」
しまった! という顔をしている純正の横で、純久が、勘弁してくださいよ、という顔をする。純正に向けてなのか、信長に向けてなのかはわからない。
佐吉は聞き役にまわって空いたカップを下げ、新しい物を用意する。
「わが小佐々の忍びの情報を、弾正忠殿と共にせよ、と?」
「そうじゃ。無論われらがもらうばかりではないぞ、われらの有する情報も供する。そうすればより広く情報を集められるし、その確かさも増す。どうだ?」
正直なところ、信長との同盟は今後も続けていこうと純正は考えていた。しかし、得るものと出す物でいえば、どうにも出す物が多い気がしていたのだ。
最初こそ良かった。
大友にしても島津にしても、周辺の大名を牽制するためであった。さらに、大使館や中央での人脈や基盤づくりに、信長を利用させてもらったのは確かである。
しかしいつの頃からか、大使館や中央でのポジション、そして各地とのコネクションが確立されて以降、どうにも出す物が多い。
留学生しかり大砲しかりである。
情報量としては、織田の情報を貰って多少プラスになっても、こちらの出す情報が圧倒的に多いだろう。それが小佐々の領国益にかなうだろうか?
ちょっと真剣に考える時期にきていた。
通商においてもそうだ。
正直なところ、織田領内にあるものは、小佐々の領内にすでにある。嗜好品や贅沢品は別として、わざわざ買わなくても良いのだ。
そこを、様々な関税を調整してかけることで、織田にも利益が出るようにしている。御用商人四人衆からは、ちょくちょく不満がでているようだ。
織田領内との交易はうま味が少ない。いわゆる先進国と途上国の違いだろうか。いや、そうでもない。
途上国は基本的に第一次産業である農産物や鉱山資源、林業における木材や海産物などを輸出しているが、織田領内のそれは、小佐々領内にあるのだ。
あわせて、最初の情報の件だが、要するに安保条約のアメリカ側の気持ちって、こんな感じなんだろうか? と純正は思った。
しかし、共通の敵……がいないからな。
あ! そうだ! 純正は重要な事を思い出した。いや、思いついたのだ。
「いいでしょう。ただ、一つ条件がございます」
「ほう、なんじゃ?」
「弾正忠殿の領国で、今後増える土地も含みますが、土を採掘する事をお許しください。ただし、一切の銭は払いませぬ」
「土? 金や銀ではなく、ただの土か?」
「はい、土にございます(厳密にはただの土ではないが)」
「ふむ」
信長は考えている。
純正がやることであるから、ただの土ではないことはわかっている。京から関ヶ原への街道整備の際も、見た事のない材料で見事に道を固めていた。
しかし、それを知ったとして、今の織田にはどうすることもできない。宝の持ち腐れである。で、あれば十分に供し、後年その技術を教えて貰うしかない。
「あいわかった。その旨、免状を出そう」
純正が採掘しようと考えていたのは、耐火粘土である。
忠右衛門と秀政が完成させた、炭焼き窯と陶器の釜の原理を用いたビーハイブ炉であったが、耐久性にやや問題があったのだ。
2人は肥後の天草や、肥前各地で産出される陶石を原料にした陶土を使い、窯(炉)を完成させた。
それだけでもすごい事で、純正は2人に感謝していたのだが、それでも反射炉をつくる為の、耐火レンガを作るには至っていない。
どうしても、耐火粘土が必要だったのだ。
人件費や設備投資は必要だが、それは商人に出させる。
そして適正価格で買い取り、コークス炉の研究と開発に利用するのだ。純正は原料の問題を解決でき、商人は利益がでる。
純正はさらに、織田領国内と同盟国内への街道整備に信号、伝馬の宿場を整備する事を提案した。
同盟国に同等の軍事力は求めないが、少なくとも情報伝達で優位に立ち、自軍の行動に支障が出ないよう、整備を提案したのだ。
もちろん一朝一夕にできることではないが、こうして近隣諸国に対する織田、徳川、浅井の軍事力(戦闘力以外の)の底上げがなされたのであった。
12
あなたにおすすめの小説
神典日月神示 真実の物語
蔵屋
歴史・時代
私は二人の方々の神憑りについて、今から25年前にその真実を知りました。
この方たちのお名前は
大本開祖•出口なお(でぐちなお)、
神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)です。
この日月神示(ひつきしんじ)または日尽神示(ひつくしんじ)は、神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)に「国常立尊(国之常立神)という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物のことです。
昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。
その神示を纏めた書類です。
私はこの日月神示(ひつきしんじ)に出会い、研究し始めてもう25年になります。
日月神示が降ろされた場所は麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。日月神示の最初の第一帖と第二帖は第二次世界大戦中の昭和19年6月10日に、この神社の社務所で岡本天明が神憑りに合い自動書記さされたのです。
殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。
本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。
日月神示は、その難解さから、書記した天明自身も当初は、ほとんど読むことが出来なかったが、仲間の神典研究家や霊能者達の協力などで少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻である岡本三典(1917年〈大正6年〉11月9日 ~2009年〈平成21年〉6月23日)の努力により、現在では一部を除きかなりの部分が解読されたと言われているます。しかし、一方では神示の中に「この筆示は8通りに読めるのであるぞ」と書かれていることもあり、解読法の一つに成功したという認識が関係者の間では一般的です。
そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。
なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。
日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。
この小説は真実の物語です。
「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」
どうぞ、お楽しみ下さい。
『神知りて 人の幸せ 願う
神のつたへし 愛善の道』
歌人 蔵屋日唱
勘当された少年と不思議な少女
レイシール
ファンタジー
15歳を迎えた日、ランティスは父親から勘当を言い渡された。
理由は外れスキルを持ってるから…
眼の色が違うだけで気味が悪いと周りから避けられてる少女。
そんな2人が出会って…
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
ゲームコインをザクザク現金化。還暦オジ、田舎で世界を攻略中
あ、まん。
ファンタジー
仕事一筋40年。
結婚もせずに会社に尽くしてきた二瓶豆丸。
定年を迎え、静かな余生を求めて山奥へ移住する。
だが、突如世界が“数値化”され、現実がゲームのように変貌。
唯一の趣味だった15年続けた積みゲー「モリモリ」が、 なぜか現実世界とリンクし始める。
化け物が徘徊する世界で出会ったひとりの少女、滝川歩茶。
彼女を守るため、豆丸は“積みゲー”スキルを駆使して立ち上がる。
現金化されるコイン、召喚されるゲームキャラたち、 そして迫りくる謎の敵――。
これは、還暦オジが挑む、〝人生最後の積みゲー〟であり〝世界最後の攻略戦〟である。
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
ダンジョン学園サブカル同好会の日常
くずもち
ファンタジー
ダンジョンを攻略する人材を育成する学校、竜桜学園に入学した主人公綿貫 鐘太郎(ワタヌキ カネタロウ)はサブカル同好会に所属し、気の合う仲間達とまったりと平和な日常を過ごしていた。しかしそんな心地のいい時間は長くは続かなかった。
まったく貢献度のない同好会が部室を持っているのはどうなのか?と生徒会から同好会解散を打診されたのだ。
しかしそれは困るワタヌキ達は部室と同好会を守るため、ある条件を持ちかけた。
一週間以内に学園のため、学園に貢献できる成果を提出することになったワタヌキは秘策として同好会のメンバーに彼の秘密を打ちあけることにした。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
織田信長 -尾州払暁-
藪から犬
歴史・時代
織田信長は、戦国の世における天下統一の先駆者として一般に強くイメージされますが、当然ながら、生まれついてそうであるわけはありません。
守護代・織田大和守家の家来(傍流)である弾正忠家の家督を継承してから、およそ14年間を尾張(現・愛知県西部)の平定に費やしています。そして、そのほとんどが一族間での骨肉の争いであり、一歩踏み外せば死に直結するような、四面楚歌の道のりでした。
織田信長という人間を考えるとき、この彼の青春時代というのは非常に色濃く映ります。
そこで、本作では、天文16年(1547年)~永禄3年(1560年)までの13年間の織田信長の足跡を小説としてじっくりとなぞってみようと思いたった次第です。
毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる