皇太子から婚約破棄を言い渡されたので国の果ての塔で隠居生活を楽しもうと思っていたのですが…どうして私は魔王に口説かれているのでしょうか?

高井繭来

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その後

2次元・2,5次元・3次元 その3

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「目の保養だわ!!」

「ユラ姉ちゃん鼻息鼻息!」

 ステージにずらりと並ぶ美少年たち。
 この少年たちを今から選別していくのだ。
 何と言う高揚感。
 美少年をより取り見取り。
 あんな事させたり、こんな事言わせたり♡

「どうせならミュージカルせずにこの子ら絡ませたいわぁ」

「ミヤハルちゃん、出ちゃいけない本音が出てる!」

「はっ、ウチとしたもんが!」

 仕方ない。
 ミヤハルは発酵歴数億年である。
 男を見たら勝手にカップリングを想像していまう病に罹っているのだ。
 ついでに勝手に受け攻め判定をする病にも罹っている。

「右左右右左右左…………」

「ミヤハルちゃん落ち着いてぇっ!!」

「右?左?」

「リコちゃんはそのまま無垢で居てね!!」

 ユラの魂の叫びであった。

「で、何でオウマ君が居るの?」

「え、俺テニヌ好きだし♪美形集めてるって聞いたし、来るっきゃねーでしょん?」

「自分の顔面に自信ありか…爆ぜろ………」

「ユラ様俺にだけ冷たくない!?」

 よよよ、とオウマが泣きまねをする。
 ユラはもうオウマを相手にしていない。
 本当にオウマには塩対応である。
 女体化したオウマが自分より胸が大きかったのを根に持っている訳では無い。
 決して違う。
 確かに女体化したオウマは可愛かった。
 胸も大きかった。
 キャピキャピした感が若さを主張していた。
 ユラがババァ臭いと言っている訳では無い。
 決して無い。
 確かにユラは数億歳の喪女だが………。

 これ以上書いたら何か良くない事が起きそうなので止めておこう。
 書き手は自分の作ったキャラでも怒りを買わない事にしているのだ。

「書き手メタ発言はよーないでー」

 はい、気を付けます(*- -)(*_ _)ペコリ

「で、何でエントと魔王迄おる訳?」

「ハルを男の集団に入れたくなかった」

「リコリスに惚れる男が居たら成敗すべく来た」

「物騒な兄弟よね、ミヤハルちゃんが育てたせいかしら?」

「俺は温厚ですよユラ様~」

「Eカップは話しかけるな!」

「え、何で俺が女体化した時の胸のサイズ知ってんすか?」

「見れば分かるわよ普通!」

 いや、普通は分からない。
 そんなに怒らなくてもBあるから良いではないか。
 何処ぞの元聖女なんてまな板だ。
 だがミヤハルと共にいた期間が長すぎてバストへの感覚が既に狂っているのだ。
 ユラ…いや、コンプレックスを拗らせた女とは恐ろしいものである……。

「ちなみにFのエント君も敵だから」

「魔王は敵なん?」

「魔王君とリコちゃんは許す!」

「ウチは?」

「絶許!!」

「酷いなぁ、ま、エントたちは審査員側に混ざりぃ」

「「「了解」」」

 流石に同時にミヤハルに育てられただけあって息がピッタリな3人である。

 それよりはよオーディションせい………。
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