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オマケは御使い様になりました
【魔術師長様の恋煩い事情4】
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フィルドの生理現象も収まり、2人は竜車乗り場まで来ていた。
昼食を食べて2時間ほどたっているので深海は小腹が空いたのを感じた。
なのでフィルドに露店の食べ物でも摘まないか聞いたのだが、凄い勢いで却下された。
(別にたかる気があった訳じゃ無いんだが、そう思われたかな?)
(買い食いするの凄い激しく拒否しちゃった…フカミちゃんにケチな男と思われてないかな…でも本当なら美味しく串焼き食べてるフカミちゃんの笑顔も見たいけど、今回だけはダメダメ!本気でフカミちゃんを喜ばせたいんだから!)
ちょっぴりお互い相手の心象を気にしてしまう。
嫌われたくないからであって。
それは互いに好意を持っているからに他ならない。
まぁ深海のものは恋愛感情と言うには未成熟すぎるが、ライクの意味であっても深海はかなりフィルドが好きなのだ。
フィルドさえ頑張ればライクがラブになる日も遠くないだろう。
多分。
乗り場で10分ほど待つと竜車が到着した。
ドラゴンと言ってもファンタジーに出てくるようながっしりしたドラゴンではなく、東洋の竜のようなドラゴンだった。
ドラゴン〇ールの神龍みたいと言ったら分かりやすいだろうか?
とにかくゴジ〇みたいなガッチリした体型ではなく、長い体を持ったドラゴンだった。
頭から幾分か離れたところに鞍が付いている。
鞍の数からして御者を入れて数人しか乗れないようだ。
これで採算があるのかと深海は思ったが、そんな心配は皆無だった。
「はい、おっちゃん。金貨60枚ね♪」
フィルドが財布から金貨をドバッ、と出した。
金貨1枚は日本円にすると1万円ほどだ。
日本円で1フライト1人当たり30万円だ。
それは乗る人数がいなくてもやっていける訳だ。
そしてこの竜車にはソレだけの金額を祓う価値があるのだろう。
深海は金貨の山につばを飲み込んだ。
これだけあれば、どれだけ高級なお菓子が作れるだろうかと。
一般庶民なのだ。
勘弁してやって欲しい。
そしてフィルドの財布は金貨60枚をポイ、と払える余裕がある。
流石は宮廷魔術師長。
給料が小姓の深海とは大違いだ。
深海もそれなりに稼いでいる方ではあるのだが、1ヵ月の給料の桁が1つか、下手したら2つは違いそうである。
食いしん坊の甘えたなのに本当は優秀なんだよなぁ、と深海は思った。
「フカミちゃん前乗りな♪景色が最高だよ♬」
「では遠慮なく」
鞍に乗る。
意外と安定性が良い。
当たり前である。
空を飛ぶのだ。
乗り物の中でなのよりも安定していないと困るであろう。
深海が乗り込んだら後ろの席にフィルドも乗り込んだ。
深海の背にフィルドの胸が当たる。
(フィルド様って何で魔術師なのにこんなに筋肉質なんだ?胸板ヤバい!超羨ましい!!)
(うわ~フカミちゃんが近い。お姫様抱っこも良いけどラッコ抱っこも良いかも~♬シャンプーの良い匂いがする♪)
ハイテンションの2人を乗せて、ドラゴンが浮かび上がった。
そしてぐんぐん上昇して行くと、ジェットコースターも真っ青なスピードで空を駆けていく。
「うわぁぁ、スゴ!ハヤッ!楽しぃぃぃぃぃぃっ!」
「フカミちゃん風よけの魔術居る?」
「だが断る、ですよ!こんな刺激的なの台無しにしたら勿体ない!!」
フィルドの方に顔を向けた深海の表情は、子供が初めて甘いものを食べた時のように目をキラキラさせて、頬を上気させていた。
「何か俺と飛んだ時より楽しそうじゃない?」
「俺昔からジェットコースターとかアトラクションに目がなくて!刺激が強ければ強いほど楽しいんです!!でもフィルド様と浮くのも好きですよ!!」
「初フライト貰ってて良かったぁ、嫉妬でドラゴン殺さずにすんだやぁ」
前髪で見えないがフィルドの瞳には剣呑な光が宿っていた。
この男かなりのヤンデレかもしれない。
「何か言いました?風で声が届きにくくて!」
「ん~ん、フカミちゃんが楽しそうで良かったな~て♪」
「はい、楽しいです!フィルド様有難うございます!!」
深海が無邪気な満面の笑みを浮かべる。
そんなに気に入ったなら定期的に乗せてあげよう、とフィルドは思った。
1回1人金貨30枚はフィルドにとってははした金らしい。
好意を持った異性に財布の紐を緩める者は多々いれど、財布ごと深海に渡してしましそうなフィルドの愛情は周囲が思っているより遙かに重いのかも知れない。
フィルドがそんな思い感情を己に抱いているなんて気づきもせず、深海は竜車でのフライトを楽しむのであった。
昼食を食べて2時間ほどたっているので深海は小腹が空いたのを感じた。
なのでフィルドに露店の食べ物でも摘まないか聞いたのだが、凄い勢いで却下された。
(別にたかる気があった訳じゃ無いんだが、そう思われたかな?)
(買い食いするの凄い激しく拒否しちゃった…フカミちゃんにケチな男と思われてないかな…でも本当なら美味しく串焼き食べてるフカミちゃんの笑顔も見たいけど、今回だけはダメダメ!本気でフカミちゃんを喜ばせたいんだから!)
ちょっぴりお互い相手の心象を気にしてしまう。
嫌われたくないからであって。
それは互いに好意を持っているからに他ならない。
まぁ深海のものは恋愛感情と言うには未成熟すぎるが、ライクの意味であっても深海はかなりフィルドが好きなのだ。
フィルドさえ頑張ればライクがラブになる日も遠くないだろう。
多分。
乗り場で10分ほど待つと竜車が到着した。
ドラゴンと言ってもファンタジーに出てくるようながっしりしたドラゴンではなく、東洋の竜のようなドラゴンだった。
ドラゴン〇ールの神龍みたいと言ったら分かりやすいだろうか?
とにかくゴジ〇みたいなガッチリした体型ではなく、長い体を持ったドラゴンだった。
頭から幾分か離れたところに鞍が付いている。
鞍の数からして御者を入れて数人しか乗れないようだ。
これで採算があるのかと深海は思ったが、そんな心配は皆無だった。
「はい、おっちゃん。金貨60枚ね♪」
フィルドが財布から金貨をドバッ、と出した。
金貨1枚は日本円にすると1万円ほどだ。
日本円で1フライト1人当たり30万円だ。
それは乗る人数がいなくてもやっていける訳だ。
そしてこの竜車にはソレだけの金額を祓う価値があるのだろう。
深海は金貨の山につばを飲み込んだ。
これだけあれば、どれだけ高級なお菓子が作れるだろうかと。
一般庶民なのだ。
勘弁してやって欲しい。
そしてフィルドの財布は金貨60枚をポイ、と払える余裕がある。
流石は宮廷魔術師長。
給料が小姓の深海とは大違いだ。
深海もそれなりに稼いでいる方ではあるのだが、1ヵ月の給料の桁が1つか、下手したら2つは違いそうである。
食いしん坊の甘えたなのに本当は優秀なんだよなぁ、と深海は思った。
「フカミちゃん前乗りな♪景色が最高だよ♬」
「では遠慮なく」
鞍に乗る。
意外と安定性が良い。
当たり前である。
空を飛ぶのだ。
乗り物の中でなのよりも安定していないと困るであろう。
深海が乗り込んだら後ろの席にフィルドも乗り込んだ。
深海の背にフィルドの胸が当たる。
(フィルド様って何で魔術師なのにこんなに筋肉質なんだ?胸板ヤバい!超羨ましい!!)
(うわ~フカミちゃんが近い。お姫様抱っこも良いけどラッコ抱っこも良いかも~♬シャンプーの良い匂いがする♪)
ハイテンションの2人を乗せて、ドラゴンが浮かび上がった。
そしてぐんぐん上昇して行くと、ジェットコースターも真っ青なスピードで空を駆けていく。
「うわぁぁ、スゴ!ハヤッ!楽しぃぃぃぃぃぃっ!」
「フカミちゃん風よけの魔術居る?」
「だが断る、ですよ!こんな刺激的なの台無しにしたら勿体ない!!」
フィルドの方に顔を向けた深海の表情は、子供が初めて甘いものを食べた時のように目をキラキラさせて、頬を上気させていた。
「何か俺と飛んだ時より楽しそうじゃない?」
「俺昔からジェットコースターとかアトラクションに目がなくて!刺激が強ければ強いほど楽しいんです!!でもフィルド様と浮くのも好きですよ!!」
「初フライト貰ってて良かったぁ、嫉妬でドラゴン殺さずにすんだやぁ」
前髪で見えないがフィルドの瞳には剣呑な光が宿っていた。
この男かなりのヤンデレかもしれない。
「何か言いました?風で声が届きにくくて!」
「ん~ん、フカミちゃんが楽しそうで良かったな~て♪」
「はい、楽しいです!フィルド様有難うございます!!」
深海が無邪気な満面の笑みを浮かべる。
そんなに気に入ったなら定期的に乗せてあげよう、とフィルドは思った。
1回1人金貨30枚はフィルドにとってははした金らしい。
好意を持った異性に財布の紐を緩める者は多々いれど、財布ごと深海に渡してしましそうなフィルドの愛情は周囲が思っているより遙かに重いのかも知れない。
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